生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

冬至

2018-12-20 05:03:35 | 日々の暮らし
太陽が最も南に位置し、夜が長く昼が一番短くなる日を冬至(とうじ)といいます。

今年は12月22日(土)です。

この日を「一陽来福」といい、この日を境に再び日照時間が長くなって行くことから、逆境や不運などよくない事が続いた後は幸運が向いて来るという意味の言葉に用いられて来ました。

私もよくこの言葉をお手本に使っています。

冬至にカボチャを食べると脳卒中にならないとか、無病息災を願って柚子湯に入る風習があります。

私は農家の友から沢山頂いた柚子を焼酎に入れて飲んでいます。

みな様にも無病息災

一陽来福となりますように祈願しています。

合掌
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

愛を結ぶ籠

2018-12-20 03:31:29 | 日々の暮らし
朝まだ暗い6時頃犬の散歩に出掛けます。
南の空に光輝く星があります。

たぶん金星だと思います。
古代の人はこの金星を頼りに旅をしたようです。

道先案内の星なのです。
私も金星のように成りたいものです。


さて、古代の万葉集を見ると、当時の人はよく野山に、花や草を摘みにいってました。

摘んだ花を入れる籠を
花筺(はながたみ)と
呼んでいました。

室町時代の能舞台にもありました。

越(こし)の国(今の新潟県)に住む皇子が
都へ行く事になりました。

別れを告げる恋人に、

「必ず迎えをよこすから」と約束と自分を

思い出すようにと

「花筺」を渡します。

しかし、いつまでたっても皇子からの連絡がないので、

女性は都へと上り、帝(みかど)に「花筺」を見せたのです。

そして、二人は結ばれたというロマンチックな物語です。

「花筺」は愛を結ぶ籠

なのです。

願いが叶う籠が

皆様にも届きますように。

合掌
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする