グローバル・ナビ by 杉山哲夫

海外資産運用コンサルタントのつぶやき

4営業日の米市場 変動幅拡大、しかし原油関連は持続するか疑問

2016年02月21日 | 金融市場
世界の株式市場は2週間に及んだ下降展開から反発しました、日本市場の+6.8% 、香港ハンセン +5.3%、中国上海の+3.1%,ドイツDAXの+4.8% 、フランス CACの+5.7% 、イタリー MIB  +2.2% と週間での反発が要因です、その中で金曜日の米市場では金融関連特に銀行銘柄が売りを浴びてネガテブな展開でしたが: 今週は月曜日が米市場は休日であり事実上は4営業日でした、原油価格のOPEC &NONOPECの話し合いにて1月の生産量に凍結するとの報により価格が売りポジションの解消と買い戻しもあり$31.74に戻り多少は市場の不透明性がこの原油要因で下降していた市場に一息入れたところですがこのセンチメントが次週に持続できるかは疑問です:この間日本円が114.80銭をテスト後再度112.63銭のえんだkになり注意が肝要な展開です: ドル指数は96.63 -32で終了しています、週間としては+0.7%です: 週刊4営業日の動向は下記となります:

週初め   週末      変化   年初来
DJIA 15973.84 16391.99 +418.15 +2.6% -5.9%
NASD 4337.51 4504.43 +166.92 +3.8% -10.0%
S&P500 1864.78 1917.78 +53.00 +2.8% -6.2%
R2000 971.83 1010.01 +38.18 +3.9% -11.1%

下にある1ヶ月と1年間の変化率と比較すると週間の変動幅の大きさVIX《恐怖指数》があまり参考にならないことが良く観測できます:


アジア地区
指標 数値 増減 変化 1ヶ月 1年間
NIKKEI 225 15,967.17 -229.63 -1.42% -5.85% -12.90% 2/19/2016
TOPIX 1,291.82 -19.38 -1.48% -5.99% -13.90% 2/19/2016
HANG SENG 19,285.50 -77.58 -0.40% 1.07% -22.34% 2/19/2016
CSI 300 3,051.59 -2.11 -0.07% -1.99% -13.36% 2/19/2016

欧州地区
指標 数値 増減 変化 1ヶ月 1年間
FTSE 100 5,950.23 -21.72 -0.36% 0.85% -13.95% 2/19/2016
DAX 9,388.05 -75.59 -0.80% -3.86% -15.05% 2/19/2016
CAC 40 4,223.04 -16.72 -0.39% -2.62% -12.58% 2/19/2016

アメリカ地区
指標 数値 増減 変化 1ヶ月 1年間
DJIA 16,391.99 -21.44 -0.13% 1.85% -9.64% 2/19/2016
S&P 500 1,917.78 -0.05 0.00% 0.57% -9.12% 2/19/2016
NASDAQ 4,504.43 16.89 0.38% -1.89% -9.11% 2/19/2016



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