今週の株価動向

　　指数　　　　週初　　　　　　　週末　　　　　　　　　　　　　変化　　　　　　　年初来

ダウ　　　　　　１３２７５．２０　　　　１３１５７．９７　　　　－１１７．２３　　－０．９　　＋７．７％

ナスダツク　　　３０７６．５９　　　　　３０６９．７９　　　　　－６．８０　　　－０．２　　＋１７．８％

Ｓ＆Ｐ５００　　　１４１８．１６　　　　　１４１１．１３　　　　　－７．０３　　　－０．５　　＋１２．２％

Ｒ２０００　　　　　８１９．８９　　　　　　８０９．１９　　　　　－１０．７０　　－１．３％　　＋９．２％

年初来の数値をみれば米国株式市場は堅調に推移しているように見えますが週間単位で分析すれば必ずしも健全な展開とはいえません、大きな要因の一つには米国内の問題よりも欧州の財政問題が余りにも複雑でありＰＩＩＧＳの先行きに依然として不透明感が存在するからです、資金援助の最低条件である財政規律の提案を受け入れるにも延期を申し出るなどドイツ等は政府はともかくドイツ国内では大きな批判が出ています、長い年月を経て実現した単一通貨ユーロ圏はなんとしても継続したい意向がドイツ、フランスにはあり、ある意味では弱みとも言えます、しかしこの先ドイツは（ただ乗り）だけは認めないとおもわれます、米国内ではいよいよ大統領選挙まで３ヶ月です、どのような公約を打ち出すか注目しなければなりません、日本の政治環境を含めて余り明るい展望は持てないのではと観測します