無駄か・有益か？

何かをする時に、それが無駄か
有益か常に考えている訳ではない。
どんな事が、いつ自分にとって
為になるのかと言えば、今すぐ
必要な事以外に、時期は分からない。
それが、ごく普通の流れである。

引き出しを多く持っているか
どうかと言うのが、経験値であり
幾つかの選択肢の中から、どれを
選ぶべきか考える手段になる。

だから一見、時間が掛かって
何の役に立つのか？　その時点で
分からなくても、取り組む事で
自分の武器に変わる事がある。

最初から有益だと思う事は
大抵の場合、誰でも分かるような
種類のものだ。そこで差が付く
訳でもなく、効率ばかりを重視
する傾向が今の世の中は高いが・・・

頭でっかちな人間よりも何事も
トライする事で自分なりの考え方
独自の視点を持って物事を捉える
事が出来るようになって行く。
誰でも真似が出来ないオリジナルは
どんな場面や状況であっても強い。

無駄から有益な物に替える。
その力があれば、人とは違う道を
上手く渡って行けるだろう。

有益だからするのではなく
自分の血肉になると思って
どんな事でも取り組めば、それが
やがて実を結ぶ結果に繋がる
可能性を秘めているから。

日々の生活でコスパを声高に
言う声が強いけれど、物事の
視点は、たった1つではないと
いう事を知っておいた方がいい。