4月25日(日)の二番組目は、アンタレスステークス

明らかに外枠は不利だが、それは知っての参戦
初めてこのコースを見るというのは招待外国馬ぐらいで、外枠を引いてしまったという厩舎であっても、それはそれ、それに見合う走り方をして合わせるものである。出負けするという言葉があるが、それで勝ち負けに響くような馬では根本的に勝ち負けにならない。ダート重賞はマーチＳ以来の、ほぼ一ヶ月ぶり。その間にどこまで調整ができたかが楽しみであることと同時に、巻き返しを図ることができる馬がどのくらいいるのかというダート馬の底上げを見るための番組として私は割り切っている。基本的には前々の競馬ができることが必須条件で、後ろから差して勝ち負けになるのは相当の脚質がないと無理。昨年は上位人気陣の1-2-3であったが、一昨年は5-10-12番人気が連を繋いだ。一番人気が連対を果たしたのは４回、二番人気は３連対、三番人気は３連対。上位人気陣の不甲斐なさが露呈している。つまりは、人気ではなく勢いであるという番組として考えて良いだろう。

Written on 2009