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JRAの重賞を本格データ解析、語呂解析、直感解析で当たり馬券を予想するおじさんたちのブログ

10月31日(日)は、至高の番組、天皇賞・秋

2010年10月28日 06時40分56秒 | 競馬予想
格の違い、個体の違い、近走の違いが勝ち負けを決める 一番人気は7連対。大きく連を外した馬は支持率20.5%のセイウンスカイ(99年)が5着、16.2%のテイエムオーシャン(16.2%)が12着、20.7%のスイーブトウショウ(06年)が5着と、この三頭を除き、すべて連対をしている。連対馬の中で支持率が最も低かった馬は04年のゼンノロブロイで23.2%だった。これ以下の支持率であれば破嵐の傾向が高いと思って良いだろう。なぜ、支持されながらも勝ち負けにならなかったのか。馬に実力がなかったのである。その実力とはG1戦線で勝ち負けになっているかということ、2000m戦をきちんと走りきることができるかということ、上がり時計は34秒台の脚色を持っているか、その上で近走の戦績がどうであったかということになる。今回は毎日王冠で惜敗したウォッカをどう評価するかということで買い目が変わってくるだろう。下馬評では終わったというが、56キロになれば鬼に金棒ということも言われている。結果はまもなく訪れる。諸兄の判断は如何に。 . . . 本文を読む

10月30日(土)は、スワンステークス

2010年10月28日 06時39分56秒 | 競馬予想
この十年間で一番人気は2連対 勝ち負けになった一番人気は99年のブラックホークと05年のサイドワインダーの二頭。課題となるのは1200m戦から1ファロンの距離が延びたところでどのような走りができるかというところ。流れの軸となるのはスプリンターズSにある。前走がスプリンターズSの場合、7連対はしているものの、連対率は7/44で僅かに15.9%。G2戦なのかと思いたくなるような内容となっている。これは偏にマイルCSとの流れの名残だろう。しかし、馬が大型化して、専門化してきた傾向が強い中で、スプリンターズSに出走する馬が必ずしもここで勝ち負けになるという可能性が低くなっていることに他ならない。敢えて連係性を考えるのであれば、距離短縮組からの流れを考えるべきで、距離延長組から考えるべきではないのかも知れない。その点については個体差があるために何とも言えないところだが、近走で、1400m戦以上を走っているその内容を考えて勝ち負けを決めるべきかも知れない。 . . . 本文を読む

10月24日(日)は、菊花賞

2010年10月18日 13時45分50秒 | 競馬予想
2400m戦以上の実績があれば有利 単に考えれば、ダービーでの好走実績、最近では神戸新聞杯での好走実績があれば、この番組でも好走できる可能性は広がる。しかし、距離実績がない中での勝ち負けは皆無である。距離が長くなればなるほど、紛れが無くなり、実績が問われることになる。ならば、なぜ、一番人気が戴冠することができないのか。マイルハーフで一つの壁があり、それを越えられる馬がダービーで勝ち負けになる。この3000m戦は更にもう一つの壁となるのである。それを越えるための条件が父系のスタミナ、いわゆる血統である。その血脈に裏付けられた実績がないとこの番組では勝ち負けにならない。もうひとつは展開にある。最初の1000mが61秒から63秒と、実にゆっくりとした流れで、次の1000mが極端に速くなることもあるが60秒を切るか切らないか、そして、最後の1000mが59秒を切るぐらいか。ファロンタイムを揺さぶる馬もいれば、流れに任せる馬もいる。足に掛かる負荷は同じだが、疲弊度が違う。それが最後の3Fで足を活かせるか否かの差になる。母系のスタミナである。この差が戴冠できるかできないかの差となるのである。実績が乏しい三歳馬だけに、その差を見極めるのは難しい。やはり、消去法で考えることが一番だろう。 . . . 本文を読む

10月23日(土)は、富士ステークス

2010年10月18日 13時44分35秒 | 競馬予想
マイル戦だからこその紛れがある 一番人気が勝てない理由がどこにあるのか。ひとつは力量が混濁しているから、押し出されるようにして一番人気となってしまうところがある。メイショウラムセスは16.3%、アドマイヤマックスは34.6%の単勝支持率。どちらも一番人気で1着となった。この差は何か。私の言うところがお判りいただけると思う。では、なぜ、そのようなことが起きるのか。上がり馬と実力馬の交差点であるからかも知れない。私はこの時期まで、夏に活躍した馬が活躍し続けるのは無理だと考えている。疲労が蓄積するからだ。つまり、実力本位の番組が増えることになるのである。その端境となるのがこの時期であり、象徴的なのがこの番組であると考える。しかし、G3戦である。58キロ、57キロを背負うとこの番組では勝ち負けになりにくい。56キロが11頭と自斤量よりやや軽めのところで勝ち負けになっている。それらのことを併せて考えることが必要となる番組だ。 . . . 本文を読む

10月17日(日)のメイン、秋華賞

2010年10月15日 05時56分42秒 | 競馬予想
圧倒的にローズSなのだが、求められるものは どうしても瞬発力となってしまう。競走下手が思い切って走るものだから、どうしても前々の競馬になりやすく、京都の内回り特有のファロンタイムが速くなる傾向に嵌っていく。若駒だからしょうがない。まるで「子供がやったんだから」という台詞と一緒だ。 ローズSとの連係性が高く、27頭中17頭がステップとして乗り越えてきた番組だ。しかも、11頭が勝ち負けになって、この番組に繋いでいる。しかし、それは単勝支持率とは連係しておらず、昨年のトールポピーのように流れに乗れないと最悪の結果を招くことになる。逆にオークスからの連対馬が二頭しかいない。これは明らかに求められているのは瞬発力で、桜花賞と繋がる傾向が高いことが窺える。桜花賞馬は4連対。今年はブエナビスタの三冠達成となるかというところが争点だ。独擅場となることが予想される。が、競馬には絶対はない。果たしてどうか。 . . . 本文を読む

10月17日(日)も二番組、先ずは府中牝馬ステークス

2010年10月15日 05時55分24秒 | 競馬予想
1800m戦での勝ち鞍実績が問われる 一番人気が7連対、二番、三番人気が4連対ずつ、ワイド連対を含んだ27頭中、上位人気15頭の連対率は55.5%となる。そこそこ信頼できる数字だろう。以前の府中1800m戦であれば、2角のコーナーがきつく。枠順での不利有利があったが、改修されてからその傾向が治まってきている。が、根本的には同じところもある。東京コース実績と距離実績。この二点が勝ち負けの鍵を握る。ここをどう考えるかでその勝敗が変わるだろう。 . . . 本文を読む

10月16日(土)の二番組目は、デイリー杯2歳ステークス

2010年10月15日 05時53分58秒 | 競馬予想
連対馬20頭中13頭はデビュー戦勝ち このような実績を持ってこの番組に臨んでくる馬が、ここで勝ち負けになるための条件としては如何に調教されているかということに他ならない。では、どう調教されているかが鍵となる。一辺倒の競馬しかできない走りでは覚束ない。しかし、優れた末脚を発揮しての逃げ脚であれば拾う価値はある。多くは、好位から抜け出して、上がり34秒台後半から35秒台前半でまとめることができる馬が調教ができている状態である。このような勝ち方でなければならないのである。瞬発力は一瞬の矯め脚が活かせるだけでは本来はダメなのである。思ったところでその脚が使えるかというところが鍵となる。これが、まず、能力を確かめるべきデータの見方だ。また、大切なのは距離実績だ。短距離戦から2ファロン延びて勝ち負けになるかというのは素質次第である。距離短縮となれば好材料だろう。これらの点を考えながら今回の予想を組み立ててみたい。 . . . 本文を読む

10月16日(土)は二番組、先ずは東京ハイジャンプ

2010年10月15日 05時51分09秒 | 競馬予想
過去五年の連対馬実績は60.4キロ 恵量だから走れるのかという距離ではなくなっている。3300mとなると、簡単に勝たせて貰えないのである。昨年こそ十番人気のクルワザードが3着に食い込んだため、三連複は25,270円、三連単に至っては142,080円という高配当となった。が、基本的には距離実績があり、東京コース実績があることが問われるのである。その上で僅かながらも斤量差がどう影響するかというところが鍵となる。上り調子の馬であれば2キロ減は好材料だし、下り気味であれば2キロ増は立派なハンデだ。しかしながら、トップハンデの戦績は奮わない。その点だけはきちんと頭に入れて予想を立てるようにしないとならないだろう。 ※2009年は東京オータムジャンプで施行 . . . 本文を読む

10月10日(日)二番組目は、京都大賞典

2010年10月09日 12時02分41秒 | 競馬予想
名実ともに成長した馬がこの番組に勝つ 一番人気は七連対の好実績。上位人気陣は15/27頭で、55.5%の連対実績を誇る。この番組に限らないが、距離が長くなると、実績上位の力がある馬が勝ち負けになりやすい。2400m戦の実績があるかないかとでは大違い。四歳ぐらいではまだ覚束ない。これが五歳になると確実に成長点と一体化しているために、その力を正当に評価できるようになる。単純にすれば四歳馬なら人気を支える実力が必要で、五歳馬ならば近走の戦績の裏付けだけで考えられる。僅か一年だが、その完成度の違いは大きいのである。この先には2000m戦の最高峰である天皇賞・秋が待っている。そのタフな番組で勝ち負けになれるような実力がないとこの番組では当然勝ち負けにならない。夏の上がり馬と評された実力、そのメッキが落ちる馬もいる。疲れが貯まって、ここからは一段と難しくなるのである。それを尻目に三ヶ月の休み明けで参戦してくる馬が勝つ。真の実力とはそのようなものかも知れない。 . . . 本文を読む

10月10日(日)は二番組、先ずは毎日王冠

2010年10月09日 12時01分47秒 | 競馬予想
地力と実力が一体となって勝ち星を生む 一昨年は俗世にも劣らず、馬たちにもインフルエンザが流行した。そのために帰厩が遅れて、春のG1戦線からの直行組が著しく減った。夏もしっかりと力を付けるために走っていた馬たちが多かったのである。結果としてはチョウサン、アグネスアークという人気薄の馬が台頭し、一番人気を背負ったダイワメジャーが3着となった。今年はこのようなことがないため、例年通り、春のG1以来でも問題なし、という考え方で見通しを付けたい。即ち、G1戴冠馬を中心に、どこまで仕上がっているかをきちんと押さえて、その上で、夏の上がり馬とされる馬たちの実力を評価するという考え方だ。東京コースは実績がないと難しいところもある。馬齢的には四歳、五歳が本格化してくることもあり、この番組もその通りの結果となっている。この番組はきちんと走れる馬が勝つのである。 . . . 本文を読む

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