西脇市高齢者大学『学年の歩みと学生文集』

　西脇市高齢者大学は、今年で開学４０周年を迎えました。そのため、毎年発行されている『学年の歩みと学生文集』は、開学４０周年記念号として発行されています。



　西脇市高齢者大学は、寿学園本科・同研究科、萩ヵ瀬学園、黒田庄学園に分かれています。高齢者の方々が、生涯学び続け心豊かに生き抜くことを目標に、①先ずは健康、②学び続けよう、③地域社会に恩返ししようを実践目標にかかがられています。
　月１回の定期講座（午前は教養講座、午後は専門講座）を原則に実施しています。また、趣味の講座、ボランティアの講座も定期的に行われています。今年の学生数は、男子６１名、女子４２５名、合計４８６名です。圧倒的に女性の方が、多い状況です。
　開学４０周年記念号には、特別寄稿が掲載されてあります。『黒田庄いきいき学園での思い出』と題して、黒田庄学園OBの田中照夫さんも寄稿されていました。田中さんは、私が黒田庄町長の時、黒田庄いきいき学園運営委員長として活発に活動していただきました。私も、年１回、黒田庄町政の今年の課題、黒田庄の歴史、合併問題等について、話させていただく機会も作ってくださいました。また、学習院大学の川嶋辰彦教授に来ていだき、講演していただく機会も作られました。懐かしい想いで、拝読させていただきました。
　開学４０周年記念事業として、大学旗の新調、記念誌の発行、記念品の配布、吊り下げ式スクリーンの設置、東日本大震災への寄付を行われています。
　西脇市高齢者大学が、西脇市の高齢者方々が学び続ける灯台として、ますます輝いて活動されることを期待しています。