東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

西脇市議会広報編集特別委員会研修視察(その1-永平寺町議会)

2015-07-25 04:55:34 | 市議会活動
 7月22日・23日の2日間、西脇市議会広報編集特別委員会の研修で、福井県永平寺町と滋賀県甲賀市へ行ってきました。2日間とも、学ぶことが多かった研修で喜んでいます。
 22日に訪問した永平寺町議会は、川崎議長、長岡副議長(広報委員長)、樂間委員、江守委員が迎えていただき、川崎議長自らがパワーポイントを使って詳しく説明していただきました。



 永平寺町は、平成18年2月に2町1村が合併して誕生しました。永平寺町議会は、「開かれた議会、行動する議会、提案する議会」を3つの柱に、真の二元代表制の確立を目指しています。そのため、町民とのパイプを太くするため、広報広聴活動に大きな努力を行われています。
 広聴活動の注視的なものとして、年2回の「議会と語ろう会」を開催しています。合併後、議会として旧町村の課題を聴こうと、平成20年11月の「区長と議会との懇談会」を旧町村3会場で行ったことが始まりでした。その後、平成23年5月には「議会報告会」として小学校区7会場で行いました。ただ、決まったことを報告するのでは意味がないとの意見を踏まえ、平成23年11月から「議会と語ろう会」という名称に変え、テーマを決めて参加者と話し合うように進化されていっています。議員個人の意見も聞きたいとの要望も受け、議員は『個人的見解』と前置きし自由に発言できるようにされています。また、小学校区単位7会場であったのが、町内すべての90集落センターに順次(12会場づつ)出向いて開催するように工夫されています。現在は、会場も、各集落センターに出向き、集落センター12会場で行っています。集客についても様々な取り組みがされ、班単位で議員がビラ配りも行っておられます。



 また、広報活動では、「読んでもらえる議会だよりから、読みたくなる議会だよりへ」を合言葉に広報作りを頑張られています。特徴的なことは、特集ページを2ページ組まれています。最新の39号では、『防災豪雨災害準備は!』と『教育委員会制度、こう変わる』の特集でした。裏面には、頑張る町民、団体を紹介しています。議案の賛否討論の掲載や議員の本会議・委員会等への出席表や行政チャンネル番組表を掲載しています。
 また、情報伝達のスピード化を図るため、町議会のHP(ホームページ)とFB(フェイスブック)を立ち上げられています。私たちの視察も、早速、FBで紹介されていました。広報広聴活動を補佐してくれている元デザイナーの嘱託職員の存在も、大きいように感じました。



 到着が早かったため、本会議場や委員会室を見学させていただきました。今年、本会議場のある3階までエレベーターが、設置されたそうです。建物は古いですが、永平寺町議会は、議長を先頭に町民の目線で考えながら動き、日々進化していく議会を創られているように感じました。
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