東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

『藤井家女三人展』

2010-05-05 14:41:12 | 文化・スポーツ
 旧来住家住宅では、5月2日より、『藤井家女三人展』が開催されています。黒田庄町大門の藤井さんの祖母・嫁・孫娘の三人展です。
祖母のふみ子さんは書を、お嫁さんの敦子さんは七宝焼きを、孫娘の千誠さんは植物画というように、女三人のそれぞれの個性が表れている作品展です。また、家族の絆を感じる作品展でもあります。
私が旧来住邸を訪ねたときには、お嫁さんの敦子さんと孫娘の千誠さんがおられました。敦子さんの七宝焼きの体験教室がちょうど終わったところでした。敦子さんは、故丸岡美彩先生から指導を受け、その意志を継がれて、七宝焼き教室を続けられています。千誠さんは、子どもの頃から絵を描くのが大好きで、就職した今も、時間が有れば、絵を描き続けています。東はりまフォルクスガーデンで、黒澤正治先生から、植物画の指導を受けておられるそうです。
 祖母のふみ子さんは、若い頃から書に嗜み、高砂まで習いにいかれたほどの熱心に取り組まれたそうです。ふみ子さんの作品は、年季を感じさせる素晴らしい書です。
 藤井家には、3人の他、敦子さんのご主人建(たつる)さんと長女千陽さんがおられます。2人とも、写真が趣味だそうです。いつの日か、書・七宝焼き・植物画・写真の藤井家五人展が開催される日を楽しみにしています。

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「『綿の花』をいっしょに咲かせませんか」

2010-05-05 14:39:44 | 産業・労働・雇用
 播州織工房館では、西脇産の綿を材料にした作品展が、連休中開かれています。「西脇アイシテイルプロジェクト」(アイプロ)のメンバーから誘われていたのですが、やっと5月4日の午後に伺うことができました。
 アイプロのメンバーは、若者の感覚で、播州織の良さを作品作りを通して、アピールしてくれています。代表の小野さんをはじめ、アイプロの皆さんと話していると、私も元気をもらいます。



 播州織工房館を訪ねると、市内で栽培された綿花で糸を紡ぎ、生地をつくり、その生地でつくられた作品が展示されています。綿花の持つ「暖かさ」「柔らかさ」を感じる作品です。



 市内の綿花は、「大地のぬくもりコットンボール銀行」の皆さんが、10年前から栽培されているとのことでした。コットンボール銀行のことは、私も高田井町の遠藤さんから聞いたことがあります。




 作品展の横に、「『綿の花』をいっしょに咲かせませんか」というチラシが置いてありました。上比延町の山上章三氏所有の農地で、5月8日に種まきをし、10月17日の綿の採り入れ(予定)まで、1年を通じて綿の栽培を楽しみませんかという呼びかけです。途中、草刈りや手入れがありますが、綿の天ぷらを食べたり、綿の花見をしたりと、楽しい催しもあります。
 「地産地消」の言葉の通り、西脇市で栽培した綿花を用いて、糸を紡ぎ、生地をつくり、作品を制作するという一貫性が定着すれば、力強いブランド力を発揮すると思います。
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