TAKE-LOG 竹ログ

竹島クラフトセンター、 刺し子織りの整経が始まった

竹島クラフトセンターの手織教室でただ一人の男子のIwakooさん

先週は刺し子織りの基本組織を織って刺し子織りの基本を学んでいただきました。

今回は難易度を数段上げて柄を織り出す勉強です。

アシュフォードの整経台を使って経糸の整経が始まりました。

基本中の基本の作業で これが無ければ織物は出来ません、

業整経を業者に依頼出來る教室もありますが、

竹島クラフトセンターでは初級者でも整経から始めていただきます。

この整経の技術も古代から改良に改良を重ねて

合理的な技術の改良の末に 今に至っています。

和式整形台も整経技法もありますが

今回はアシュフォードの整経台を使っています。

写真のピントが合っている所の交差している部分で綾(アヤ)をとっています。

綾は経糸の整経では一番重要な部分です。

沢山の糸の一本一本を識別する唯一の装置で

”死んでも綾を離すな!”

(私も何度か綾を崩して死ぬ思いを味わった)

数百本の太さが違う糸が整然と奇数偶数と並んで、

織物設計図通りに準備が進んでいきます。

 

今回は色は白一色ですが刺し子織りなので

ベースを織る細い糸と刺し子になる太い糸が

規則正しく並べられて一本の狂いもないようにセットされていきます。

 

デザインと設計図、組織図、が全ての作業の基本です。

織物の構成と作業が理解出来るよう説明されて進んでいます。

 

私で出来るかしら?と思案しながら始まりますが

知らず知らずのうちに出来てしまうのです。

 

一連の作業は次の作品制作の基本に繋がるように進みます。

知らず知らずのうちに会得出来た達成感は登山にも似ていて

私でもやれた!登れた!は楽しいものです。

 

Iwakooさんは3時間で整経作業を終えてしまいました。


蒲郡市の観光の中心地竹島海岸竣成苑内にある竹島クラフトセンターの主人が投稿するブログです。

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