マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「アナトミー2」

2011-12-08 09:56:46 | ドイツ映画&ドラマ

Anatomie2 2003年 ドイツ作品

 

監督 ステファン・ルッツォヴィッキー

主演 バーナビー・メッチェラート ハイケ・マカッシュ ヴォータン・ヴィルケ・メーリング ヘルバート・クナウプ ローマン・キンツカ フランカ・ポテンテ アウグスト・ディール 

 

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
パーティー会場に白スーツの男が現れる。彼は異常なまでの汗をかき、誰かを捜している様子だった。神経束移植のカリスマ医師、ラルース博士は、その男ベニーを見て動揺する。
そして、舞台に上がり彼が挨拶を始めると、ベニーはメスを取り出し、目の前で自分の体を切り刻み自殺するのだった。

研修医のヨアヒムは、ベルリンの大病院へ勤務する事になった。
田舎から出て来た彼は、寮に入り、そこにいた看護師でフィリピン人のリーと友人になる。ある日、リーの友人の子供が、鼻血が止まらないと内緒で診断を任されるヨアヒム。緊急の手術が必要だと判断した彼は、第17手術室を無断で使い彼女を助けるのだった。だが、それはラルース博士の研究室だった。博士は怒るどころか彼に一緒にある事を研究しないかとチームに誘う。
難病に苦しむ弟を1日でも早く直したい彼は、博士の誘いを受けるのだった。

 

勝手な感想(自分の思い込み多々)
ベノが出演した映画「アナトミー」。
その時から続偏があるのを知っていたが、何せホラー映画だったので、見る気はまったくなかったのだ。しかし、そこにディール君が出演していると知り、再び勇気を出して借りて見たのだ。

メイキングで監督が言っていた通り、続偏といえども違う作品に仕上がっていた。
以前は生きている人間を死体に~だったが、今度は生身の人間を使用して~だった。主人公も学生から研修医へ、女性から男性へと変わっていたのだ。
題名が同じでなければ、続偏なんて思えない感じだった。
あ~続偏なんだ~と実感したのは、ポテンテの演じた同じ役柄、パウラ・ハニングが医師として登場することだけ。
彼女はあのまま、あの人達を追いかけているという設定だったからだ。
(出番少なかったけどね)

それでは、目的のディール君はと言いますと。
日本のDVDの表紙を飾っているから

よっぽど重要人物か主人公かと思ったら、
オープニングに自殺するベニーだった。
事件解決への重要人物といえばそうだが、出演はこのオープニングと事件推理の回想シーンのみ。
え?嘘だろ?という出演シーンだった。

いや~もたいない。あんな名演技なのに、あれだけなんて・・・。(>_<)
びっくりしたと同時にガックリしたのは言うまでもない。


主人公ヨハヒムを演じた俳優さんはあの「スパニッシュ・アパートメント」のドイツ人の同居人だった。
どっかで見たかな?と思えたが、あまり覚えてなかったのだ。(~_~;)

研究チームの研修医達も見知っている顔ばかり。

「ラブ・アクチュアリー」のハイケ・マカッシュ。
23年の沈黙」のヴォータン・ヴィルケ・メーリング。
「異常犯罪捜査班」のヘルバート・クナウプ(この方は博士役)。
コブラ11でゲスト出演したローマン・キンツカ。
「ギガンティック」のフランク・ゲーリング。

主役以外は有名俳優さんを器用したとの事(監督談)なので、その点でも納得だったけどね。


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