正さん日記

世の中思いにつれて

民進党系3党は、同一会派より、先ず理念を基に再々編が必要

2017-12-30 11:59:52 | 政治

 政府・与党が無風状態で年を越しそうな中で、野党の民進党系3党がすっきりしない年越しとなりそうだ。

 民進党に残った参議員と先の衆議院選挙を無所属で当選した議員らが、立憲民主党と希望の党へ同一会派形成を呼び掛けているが、立憲はNO、希望の党内も意見が分かれているとのことだ。

 同一会派を呼び掛けている民進党の中でも、岡田克也元代表などは気乗りしないようだ。上手くいかない最大の理由は、憲法改正と安全保障など理念に相違があることのようだ。

 立憲民主党の枝野幸男代表は、憲法改正など根本的に考え方が違う党とは同調できないと返事は明確だ。希望の党の中でも、細野豪志氏ら憲法改正派は反対の姿勢であり、呼びかけ側の民進党の中でも岡田氏らは、理念が合わない同士の会派形成に消極的らしい。

 このように民進系3党の同一会派形成が難しいのは当然と言えば当然だ。もともと民進党内で、憲法改正、安全保障法制等考え方の違いで、希望の党、立憲民主党に分かれ、乗り遅れた参議員と無所属で当選した僅かの衆議員が民進党に残っている形だ。まだ、分裂のほとぼりが冷めない時に同一会派にまとまる分けがない。

 それよりも、民進党、希望の党の中で憲法改正、安全保障容認派は希望の党、反対派は立憲民主党と再再編した方がすっきりするのではなかろうか。

 その上で、野党同士、政策で一致したものについては共闘する方式にした方が、国民には分かりやすいのではなかろうか。「関連:10月26日

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