上砂理佳のうぐいす日記

「夏への扉」展では暑い中、たくさんの方にお越しいただき誠にありがとうございました!★

三春の★

2014-05-11 | うぐいすよもやま日記


ちょっと曇り気味だけど、ウチの姉撮影の「三春の滝桜」です。有名ですね。
4月16日と平日でしたが、沢山の人が訪れていたようです。
人間のサイズからすると、桜の木がでかい!

私は仕事で行けませんでしたが、姉夫婦+母は「福島桜めぐり」ドライブを楽しんできたよう。
姉は放射能の測定もしてました。
送られてきた写真は、ほとんどがしだれの桜で、巨木ばかりで見事。
今後、桜の花になにか、異変は起こるのでしょうか。
そうだとしたら余りに悲しい。
何百年、千年、と、地元の人が大切にしてきたから、見事な花を咲かせてくれるのに。
ってか桜の花に異変があるとしたら、当然、人間にも影響はあるわけで。

放射能ってなんだろう。
目に見えて汚いものは何もなく、音も無ければにおいも無い。
計器で計ってはじめて「汚染されてる」と解るものに、翻弄されてる人間って、滑稽で情けない。
一番問題なのは、人の心情がかき乱され、疑心暗鬼になること。
「放射能は危険」「いやこれだけの値なら大丈夫」「鼻血が出たらしいよ(うわさ)」「福島へ行くなんて」「福島へ行っても別に大丈夫」…何が真実なのか解らず、何を信じたらいいのかも解らない。
放射能をめぐって意見が対立し、目に見えない敵と戦ううちに、大事なことを見失ってしまう。

でも、現実として、今年も美しい桜は咲いた。
母は「放射能がどうこう言うたかて、このトシの私に何の影響あるねん!」と語るのみ★
コメント
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