上砂理佳のうぐいす日記

「夏への扉」展では暑い中、たくさんの方にお越しいただき誠にありがとうございました!★

失望と混沌と

2005-03-26 | 04-05 コンペとショー
え~、ジョニー・ウィアー選手、公式HPのジャーナル3月23日付でアップ。これです。(下ほのうになっているが?)
世界選手権のお話・・・正直言ってジョニーの失望が伝わってきます。
ビミョーな所は解りませんが、4回転も跳んでメダルも取って(ホンネは何色希望だったのか?gold?)ロシアのスポーツシーンに足跡を残したかった…しかしながら現実はこの順位。去年より1コあがったけど、アメリカ3枠取れたけど、それがナンボのモンじゃい!…というところでしょうか。自分自身の誇りは保てたけど、競技者としての落胆は隠せない、のがアリアリ。

怪我の顛末はおおむねマスコミ報道されてた通りみたいですが、予選のウォームアップ終わった段階でもう「やっとれん。家に帰るぜ」モードだったのか(笑)。私、タラソワ&プリシラ両コーチは「棄権」を強く勧めてたのかな?と思ってたんですが、そうではなかったみたい。「自分を信じなさい」と説得したっつう事は、イコール「痛くても滑れ!」よね。スパルタ(!)…ま、ワールドだから仕方ないか。死んでも滑るのか(泣)。
私の推測では、プリシラさんは「棄権させよかしらモード」、タラソワさんが「根性出せ!モード」だったのでは。タラソワさんの性格と数々の厳しい戦歴からすると、ね(今回、タラソワさんはジョニーに全く関与しなかったのかな、と思ったらそうではなかったのね。大ちゃんにも何かアドバイスはあったんでしょうか?)。
注射を打った事はかえって良くなかったのかな。それは様々で仕方ない…。
今回は、今だかつてないハードな経験だったようですが、まだショックで混沌としてるように思えます。
「大会そのものは楽しんだけれど、自分のスケートの暗雲のお陰で“日本晴れ”とはいかない。」
…そりゃそうだよね。4位は「敗北の4位」なのか。やっぱり。

失望の色濃いのがツライですが、本戦・EXを通してロシア観客に受け入れられた事は、唯一喜ばしかったといえましょうか。
時代を感じるなー。アメリカ選手にロシアが喝采を送るなんて、ひところでは考えられなかった。ロシア人コーチはアメリカ選手のメダルに貢献し、シャラポワはアメリカで成功し…このクロスオーバーぶりは凄い。ひょっとしてジョニーの「ロシア大好き」は、今のアメリカの「若いモン」の最先端スタイルかも?

とかなんとか言って「マーシャルの試合、出るよ。4回転も跳ぶぜ」モードなんですが…本気~?
「(FS直前の)ウォームアップでクワドを決めた事で、ステップを一つ上がった」と言ってますが。確かにそう言えるわね。足の痛さや原因はなんも記述が無い。謎。 
まだ本人にとって「今季の試合」は終わってない、ということでしょうか。
コメント
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