とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

「ラミケン処置」とは

2022年01月19日 | 不妊
皆さん、こんにちは。
スタッフBです!

先日は「ゾンデ診」について書かせて頂きました。

本日は「子宮頸管拡張」についてご説明致します。

体外受精に進み、最初に「ゾンデ診」という検査を行います。
そのゾンデ診によって、子宮の屈曲が強かったり、子宮の入口(頸管)が狭いと判断された場合には、
ラミケンという医療器具を使用して子宮頸管を拡張する必要があります。

受精卵を子宮に戻す胚移植を行う際には、細いカテーテルを用いて子宮内に受精卵を戻します。
その際にカテーテルが子宮内にスムーズに入るように移植前に必要な前処置です。

この前処置に使用するのがラミケンといって、
高分子材料からできている医療用のスポンジのようなものです。
子宮頸管に挿入すると、水分を含んで徐々に膨らんでいき、子宮頸管を拡張することができます。

移植前に拡張することによって、移植時にカテーテルがスムーズに入りやすくなります。

このラミケン処置は、通常移植周期の生理の出血がなくなった頃に行っていきます。
挿入時には生理痛のような鈍痛が伴う場合もありますが、徐々に落ち着いていきます。
挿入後も、お手洗いに行かれたり普段通り過ごして頂いて構いません。
個人差はありますが、挿入してから約2時間前後で抜去します。

抜去後は出血が続くこともありますが、
ラミケン処置によるものであり、心配いりません。

一人ひとりの状態をみた上で、移植前にラミケン処置が必要、となった場合には、
事前にしっかりとご説明をさせて頂いております。

少しでもご不明な点や不安なことがございましたら、
いつでもスタッフにお声がけください。







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子宝メッセージ 令和4年1月19日

2022年01月19日 | Weblog
当院の体外受精・顕微授精を乗り越えられた方々からの『子宝アンケート』を着順に掲載させて頂きます。

今現在、子宝ご希望で頑張っておられる皆様の励ましになれば幸いです。


Q1:不妊治療を続けていて辛かった事は何でしたか?
   
   お金を費やしたからといって、必ず結果が得られる治療ではないこと。
   費やしたお金と時間をカウントしながら、どこまで治療にコミットしたいのかをよく考えていました。

Q2:辛さを乗り越える為に、どのように対処されましたか?

   自分の中である程度タイムリミットを決めて、そこまでは全力で治療すると決めていました。
   ひとつのプロジェクトだと考えて、仕事のように淡々と取り組むことで、客観性を保てたと思います。

Q3:子宝という結果を手にする為に、努力された事・工夫された事はありますか?

   コロナの影響もあり、在宅勤務が出来たことが治療を前進させることに大きく役立ったと思います。
   よくパソコンを持ち込んで、待合室で仕事をしていました。
   あとはべたに鍼灸(週1回)、サプリメント、筋トレ、食事の見直しなど。

Q4:不妊治療中での気分転換はどのようにされましたか?

   Twitterの妊活アカウントをよく見ていました。
   情報交換が活発で、非常に勉強になりました。
   また、妊娠後はNGになるお酒や生ものを、今が最後だと思って楽しんでいました。
  
Q5:とくおかレディースクリニックを選んで良かったと思われる点は何でしょうか?
   
   (限りある)時間を無駄にせず、極力最短で治療する方針。

Q6:不妊治療を頑張っておられる方々に向けて、励ましのメッセージをお願い致します。

   子供がいる人生も、子供がいない人生も、どちらも素晴らしいです。

Q7:お子様が授かった今現在のご様子をお知らせ頂けましたらお願い致します。

   どんどん大きくなる我が子を見て、あの胚がこんなに大きく、、、と感慨に浸っています
   妊娠中から授乳中の今もなおアルコール摂取できないので、今は卒乳を楽しみにしています。

 
(いただいた原文、そのまま掲載しております)

励ましメッセージ、まことに有難うございました
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