とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

感謝出来る心

2011年08月14日 | 教育
人間、
自分ひとりで生きているわけではありません・・・。

常に、誰かと触れ合って、
常に、誰かに迷惑をかけて、
常に、誰かに気にしてもらって、
常に、誰かに心配をかけて、
常に、誰かに助けられて、
etc、、、etc、、、

そうやって生きているわけです。

自分のまわりに存在してくれている、
その誰か、誰か、誰か、、、という大切な人達があっての自分、、、

ですから、
それらにしっかりと気付いて、
感謝出来る心を持って生きていけたら良いなあ・・・と思います。

自分の事しか見えず、
自分の事しか考えられないというのは、
とても寂しく悲しい事ですね。
今は気付かないで気楽に過ぎていったとしても、
必ずどこかでしっぺ返しがくるものなのだろうと思います。

人から受けた親切や思いやりには、
素直に感謝をして、
その感謝した気持ちを何等かのかたちで返していける人間でありたいものです。

それが「幸せ」を引き寄せるひとつでもありますね。

自分のことしか考えられない人間に成り下がることなく、
自分のまわりの人達に心から「感謝」をして、
自分のことと同じように周りの人達のことも、
しっかりと思いやりをもって考えられるような、
人徳の高い人間になれるように、真摯に努力していきたいものですね・・・。

ーby事務長ー

とくおかレディースクリニック

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昨晩の「さいかち学級」から思い出した事・・・

2011年01月25日 | 教育
昨晩は、
ふと目にした番組のお話を書かせて頂きました。
子供と先生のお話です・・・。

子供・・・それに準じてふと思い出しました。
夫の転勤話(その当時の夫は2~4年毎に転勤がありました)が出てから、
自分がお世話になった会社に迷惑がかからないように考慮した上で、
会社側との穏便な相談の末に、退職の時期を決めて、
それから暫くしてから、長年勤めていた航空会社を退職しました。
なのに、、なのに、、、
夫の転勤先は、結局のところ、
私の通勤先であった羽田空港により近い場所になった(仙台が有力だったはずなのに)・・・
という皮肉な結果となりました。
働く事が大好きな私は、
あれこれ考えた末に、子供英語教室を開く事としました。

最初の教室は世田谷の下馬教室で、下は幼稚園年少組さんから上は中学生まで教える事とし、
授業時間以外にも、生活の中の結構な時間を、子供達が喜ぶ教材作りにあてました。
世田谷教室が順調にいったので、その後に川崎にもひとつお教室を持ちました。

いろいろなお子様方、いろいろなお母様方と触れ合える貴重な毎日でした。

悪気はないけど、とことんお友達を苛め抜く子もいれば、、、
ひたすら優しくて、一歩間違えば、常に苛めの対象になってしまうついてない子もいました、、、。

川崎教室の新小学一年生クラスで、
「俺は俺様なんだぞ!!」という乱暴で気が強く意地悪な男の子=D君がいまして、
その子のターゲットが、気が弱く大人しい男の子=S君でした。
毎週、気が弱く大人しい男の子=S君が泣かされて辛い思いをさせられていました。
ひとつの救いは、
陰で行う陰湿な苛めではなく、誰がいてもいつでもどこでもやってしまう「やんちゃ」な苛め。
D君に対しては「男の子なんだから、やられてもやり返してこない優しい子に手を出すな!!足を出すな!!」
S君に対しては「男の子なんだから、やられて泣くな!!悔しかったら言い返せ!やり返せ!!負けるな!!」
と、相反した事を言い続け、相手を思い遣り(D君にとっては相手を受け入れ)仲良くなる為の話(説教?)をしました。
そのうちにD君も考え、S君も受け入れ、お互いにとって良い方向になり、最後には仲良しさんになれました。

子供は言われた事を、まるでスポンジが水を吸収するように受け入れてくれます。
大人は、自分に都合の良い事だけを受け入れようとします・・・、
そこだけは、子供時代に戻り、より良い自分を形成していけたら素敵ですね!!

英語教室で教えていた当時の子供達も、皆、立派な社会人となりました。
有難い事にずっと音信ありで今日に至ります。
意地悪していたD君は、小学校の先生になって、弱く可愛い子供達の教育にあたっています。
優しく弱かったS君は、海洋大学に進学して、卒業後は「海の男」で活躍しています。

自分の一回しかない人生をどのようにしていくのが良いのか?を自分自身で気付いて、
その気付きを大切にして進んでいけるようにしたいものです。

それにしても、
子供って、とてもピュアです。
それに比べると、
大人って、自分の価値感に拘り過ぎている・・・
あまりにも拘り過ぎてしまって、成功に進むどころか、失敗に向かっていってしまうのでは困ります。
自分自身も気を付けていかなくてはいけないと思います。

キーワードは、「素直さ」・・・なのかもしれません。

ーby事務長ー
とくおかレディースクリニック

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我慢しなくていい・・・頑張らなくていい・・・

2011年01月24日 | 教育
NHKの『プロフェッショナル』という番組を途中から観ました。
とても素晴らしい内容だったので、
最初から観ておけば良かったと思う程に感動するドキュメンタリーでした。

場所は、昭和大学病院の小児科病棟にある病院学級=”さいかち学級”。
人物は、そこでお仕事をしている人間味溢れる素晴らしい教師と、入院している子供達。

入院という辛い生活の中での心温まる触れ合いと教育・・・素晴らしいお話でした。
そこで、院内学級の先生が子供達に伝えます。。。
『我慢しなくていい・・・頑張らなくていい・・・』。。。
病気や手術で我慢するしかない子供達であり頑張り続けなくてはならない子供達ですから、、、
病気や手術以外では、ホッコリさせてあげたい・のんびりさせてあげたいという思いです。

そして、入院生活後に復帰していく小学校や中学校には、
そのような辛い気持ちを理解しようともしない・・・
理解したくともなかなか理解出来ない級友がわんさかと沢山いる・・・。

何だか、
先の見えない不妊治療を頑張り続けている方達と・・・、
そんな経験なしにきている・・・悪気も罪もなく
そのような辛い気持ちをうまく理解出来ない方達と・・・、
・・・に、重なる部分があるかもしれない、、、と思いながら観ておりました。

退院が決まった子が、ふと、
「まだ、”さいかち学級”にいたいな・・・。学校に戻りたくないな・・・。」と、
不安な思いが溢れる本音をもらした姿に涙が出ました。

人生は、本当に「山あり谷あり」です。
いつまでも”さいかち学級”に居続ける事は出来ないし・・・、
でも、
経験者にしか解らない痛みや辛さなど知る由もないような人達から、
意地悪されたり軽くあしらわれたりするような荒波に翻弄され続けるなんて辛いだけだし・・・。

ですが・・・、
生きていかなくてはいけないというこの現実は、
いつもぬるま湯ではあってはいけないし・・・、
いつも冷え切った水であってもいけない・・・。

生きていかないといけない現世においては、
ぬるま湯も冷水も、
きちんと使い分けていけるようにして、強く生き抜かないといけませんね。

それでも・・・、心に響きました。
「我慢しなくていい・・・頑張らなくていい・・・」
そう言ってくれる信頼出来る人がいるからこそ、
人間というものは、
必要に応じて、
我慢もしていけるのでしょうし、頑張ってもいけるのでしょうね。。。

ーby事務長ー
とくおかレディースクリニック
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