福井利佐blog

切り絵アーティストの日々

札幌巡回展3日目

2008年05月22日 | 過去のBLOG記事

5月11日。札幌3日目です。だいぶ日が照っていい陽気になってきました。

今日は12時からと15時からのセミナーがあるため、
午前中だけ少し美術館に行く事にしました。

札幌芸術の森美術館です。
9時45分から開館ということで、それに間に合うように
学芸員の今井さんがホテルに車でお迎えに来て下さいました。
早々とホテルをチェックアウトして移動です。
こちらの美術館は7.5ヘクタールの野外美術館もあるということで、
お天気の今日は、かなりの鑑賞日和。

車で行きすがら、今井さんが色々説明して下さいました。
市内に流れる豊平川にも鮭が昇ってくる事や、
校庭のど真ん中に大きな木がある高校。巨大な涅槃像が建設中な様子。
空気もおいしくて快適なドライブを楽しみました。

そして「芸術の森」に到着。現在「イタリア美術とナポレオン」を開催中。
担当者である今井さんがわかりやすくポイントで説明して下さいました。
ナポレオン一族がよくわかりました。
とても貴重な資料も展示されているので見応えありますよ。
朝早くでしたが結構な人がいらしていました。
そして、時間もないので野外美術館へ移動。

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前を歩く今井さん。この日お休みだというのに、
前日個展のオープニングにいらして下さったご縁で、朝からアテンドしてくださいました。
前の晩は打ち上げで遅くなってしまいました。みんなやさしいなあ。どうです、この環境。
何だか空も青いし、草木も白樺とかだから緑が明るい色です。
右の先に展示が少しみえます。


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こちらの木々も実は作品。中に北斗七星をイメージしたものがあります。


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そして、見たかったアイヌの彫刻家、砂澤ビッキさんの「四つの風」です。
かっこいいですねー。丸太4本が悠々とたたずんでおります。
しかもこの作品、鳥などが住み着き空洞に近い状態になっているそうで、
立っている事が不思議なくらいなんですって。
ビッキさんの「トーテムポールのように朽ち果てて大地に帰るもの。」
という意向からそのままにしてあります。ここでは冬は大雪に見舞われて、
重みでつぶれてしまう物もあるらしいのですが、そんな中この作品は立ち続けています。
いいもの見ました。今井さんありがとうございます。


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広大な敷地の中には、野外劇場、アートホール、多数の施設があります。
彫刻のアトリエとしてレンタルルームもあります。写真のように焼き釜もあります。
実に気持ちのいい空間で、子ども達が芝生を滑って遊んでいたり、
犬を連れた散歩の方もたくさんいらっしゃいました。
フリーマーケットやレゲエやジャズのフェスティバルなど、
近所に住む方々にとっても楽しめる場になっています。


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野外彫刻内を流れる小川におたまじゃくしを発見しました。今井さんと私と旦那で
「撮れたー!」などと写真を撮影しはしゃいじゃいました。かわいかったです。


2時間足らずでは、本当にかいつまむ程度にしか見れなくて残念でした。
またゆっくりきて、すべての展示をのんびりと見て回りたいです。
「こどもアトリエ」も建設中で楽しみです。ここは冬になると、
「かんじき」を貸してくれて展示を見て回れます。
また「そり」などもでき、雪で足場が高くなるので、
意外なアングルから彫刻がみれるのが楽しみです。いいなあ。

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さてさて、お仕事。ギャラリー近くでプレセミナー的なものが企画されていました。
札幌のクリエイター志望の、若い方々の作品を見て、御指南するというものです。
私ごときで恐れ多いのですが、可能な範囲でアドバイスさせていただきました。
みなさんそれぞれに、まず作家に見せるという向上心がある事が素晴らしいですよね。
立体あり、シルク、油、CGありでいろいろな表現方法がされていました。
自分の学生の頃を思い出しました。1人1人面談していろいろお話をしていきました。
それぞれにみんな器用にできていると思いました。その中でいかに
強い個性を打ち出していくことができるか否かだと思います。頑張って下さい。


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急いでお昼を食べました。味噌ラーメンです。味噌が白いです。美味しかったなあ。
もしかして札幌でラーメン食べたの初めてかもしれないですね。


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そして、15時から本番のセミナーという名のトークショー。
多くの方にお集りいただきました。ありがとうございます。
台とかに乗ればよかったですね。
後ろの方はかなり見えなかったと思います。すみません。


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企画者の猪熊さんとお話しています。実際に自分の作品を目の前にして、
それぞれの制作秘話をお話しする事ができました。
こういうのいいですね。今回はセミナーが開けるだけの場所に恵まれました。
ワークショップとかやっても楽しそうです。


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多くの方に画集をご購入いただきました。ありがとうございます。サイン中。


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質問コーナーでは札幌の方の熱心さが伝わり熱いトークの時間になりました。
時間がかなり押してしまって、トークの最後に
「セミナーが終わってからでもいいのでご質問下さい。」などと言いつつ、
全く時間がなくなり急いで帰り支度になってしまいました。
上着を着た状態で、来て下さった方とお話中。実はこのお話ししている方も
切り絵をなさっていて、とても素晴らしい作品を作られていました。
スープカレー屋さんの店長さんでお忙しい中、お休みを取って来て下さいました。
日曜日に休んだのは初めてだとのこと!恐縮です。
毎日、仕事の後コツコツと作られてるそうです。下書きなどもほとんどせず、
100円カッターで思い描く物を切っていくそうです。それはすごい!
下書きなしとは信じ難い緻密さです。通称「MEGねえさん」と呼ばれていました。
ご活躍期待しています。


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空港にて、最後の札幌食は鮨。閉店間際にさらっと食べて(またアスパラも食べた。)
最終便で東京へ帰りました。本当に食が充実した日々でした。


まさに駆け足の札幌滞在だったので、予定を次々とこなすためには食の充実は大きいです。
空気もおいしいし、北海道はいいですね。4回行っていますが、いつも駆け足です。
札幌以外行った事ありません。もっと北海道の醍醐味を味わいたいですね。
いつになるだろうか…。

今回ご協力頂いたみなさま、本当にありがとうございました。
4年前の個展がこうして実を結ぶ形でできた事を本当に喜ばしく感じます。
ひとえに皆様のおかげでです。ありがとうございました。philチームもお疲れさまでした。

ひき続きよろしくお願いいたします。

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展示は5月24日までです。よろしくおねがいします。

* * * *

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札幌巡回展2日目

2008年05月21日 | 過去のBLOG記事

5月10日。天気は晴れですが、やはり寒いです。
夕方からオープニングがあるので、それまでに設営を完全にしないと!

昨日の足りない物を、マネージャーの増賀さんが
午前中からハンズに買い出しに行ってくれました。その間に、昨日問題になっていた
「たらちね」の原画展示の配列をあらためて見直しました。

おしゃれなギャラリーなので、おしゃれなボサノバなどの曲が流れていて、
みんな夢うつつな状態でいまいち配置がピンときません。
そこで、音楽を変える事を提案したら70~80年代の洋楽ヒット曲が
たたみかけるように流れてきました。選曲の意外さに驚きつつ、
「懐かしいー!」と言いながらテンションが上がって来た市川さんと旦那。

おかげでそこからはさっきまで悩んでモタモタしていたのが
信じられないくらいのスピードで一気に設営完成しました!
ヴァン・ヘイレンの「ジャンプ」が流れたときなど、
危うくジャンプしそうな勢いでした(笑)。
後で、何のCDだったのかギャラリーのスタッフの方に聞いたら「R35」でした。
なるほど。本当にR35達が敏感に反応していました。「R35」ってすごい(笑)。

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大きさや色のもの、配列が一番悩まされたこちらの壁が無事完了。
ライトは控えめにしたので、浅草のときよりも色つきものの影が美しくみえると思います。


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(株)インプロバイドの方達が壁のパテ埋めをしくれています。


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こちらは『幽玄美of能』シリーズの展示。手前は「あじさい」。
季節を意識しました。札幌で初公開の作品です。私が大学出たての年に、
アルバイトで働いていた日本料理屋で展示させていただいた作品です。
あの頃は、バイトの帰りに港区の図書館によって資料を探したりしてました。懐かしい。


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左の「ヘビクイワシ」も札幌のみの展示になります。
この作品はスペースシャワーTVの酉年の年賀状用に制作された物です。
3年くらい前でしょうか。


今回、札幌のみの展示が新たに加わりました。ショップに展示してある
「January-February」(インコ)、「あじさい」「ヘビクイワシ」の3点です。
実は喜ばしい事なのですが、浅草の展示でほとんどの作品が売れてしまい、
札幌で販売のできる作品が限られてしまったのです。しかも、事前に、
画集の中から「あの作品は売っていないのか?」などの問い合わせがありました。

前回、4年前の個展でも札幌の方に結構買って頂いたので、申し訳ないなあと思い、
今回の他の作品との趣旨の合う作品を増やさせていただきました。
浅草の展示のときも「たらちね」の原画の方はまだ残っているし、
値段も低いのでそちらをお勧めしたりしたのですが、
みなさん「せっかく買うなら。」という気持ちから大物の方を希望されるんですねー。
嬉しいことです。ありがとうございます。

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そして、設営が完了したので昼ご飯。北海道といえばスープカレーです。
私、実は初めて食べます。辛さが10段階くらい選べましたが、
私はとりあえず一番辛くないのにしました。本当にスープなんですね。
飲めます。野菜もゴロっと入っていて美味しい事この上なかったです。


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残りの細々とした作業が残っているため、市川さんを始めスタッフは作業に戻りました。
夕方のレセプションまで私の強い希望で
アイヌ文化交流センター「札幌ピリカコタン」へ行く事になりました。
アテンドは昨日もお世話になった、高田さん。車をだして頂きました。


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展示の様子。ここでは触れるし写真撮影もOKということで、
実物が手に取れて感触を確かめられます。
奥の青いジャンパーの方がスタッフの方でわかりやすく説明してくれます。


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文様。同じアイヌでも住んでいる地域で文様が違うそうです。魔除けの意味もあります。


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鹿の膀胱。水筒や氷嚢などの役割です。熊や牛などより大きいそうです。


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アイヌの民族楽器トンコリ。すべての部位が女性の体になぞられています。


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野外の展示も。「チセ」とよばれる住居です。


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中にも入れて、イベントでここで料理をしたり体験するよう実際に使われています。
外見よりも広く感じます。床の間的な祭壇の空間もあります。


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熊を入れておく檻です。


時間がなかったので、全部をさらっと見る事しかできませんが、
とってもよかったです。高田さんありがとうございました。


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そしてオープニングがはじまります。このギャラリーはビルに入っているので、
ビルの入り口に素敵なポスターが登場しました。


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オープニングの様子。4年前、私がライブカットという無茶なパフォーマンスをした時に
撮影をしてくださった小池さん(左)。4時間くらいかかってしまい、
腕も痛くなり大変な事になりました。もうしません。


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大勢の方がきてくださいました。ありがとうございます。


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この日は特別に DJの方に音を流して頂きました。
hiroki onodera(NERVE)さんとsen'oryuta(provo/synapse)。売れっ子さんたちです。


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釣り下がっています。


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サインとか。


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お花やお手紙もいただきました。ありがとうございます。


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2004年の「平和の旗」プロジェクトでお世話になった上遠野先生もいらっしゃいました。
小田井さんもありがとうございました。私が札幌に呼ばれたはじめての企画展であり、
OKIさんとの出会いの場にもなりました。上遠野先生は彫刻家であり、
札幌市立高等専門学校の教授でもあります。ここの学校の生徒さん達はがんばっております。
今回の企画を担当してくれた猪熊さんも卒業生だし、
お手伝いしてくれたインターンの子達もそうです。先生がすばらしいからだと思います。


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その猪熊さん。4年前の個展のときもいらして下さったそうです。
その時はまだ学生さんだったということなのですが、今や立派に企画を運営されています。
今回は4年前の個展の時に来てくれた方も多く、とても嬉しく感じました。
高田さんもその一人です。前回観客として見に来て下さった方達が、
関係者として今回の私の個展を支えてくれたのです。本当に嬉しいです。感謝しています。


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DJの音が一旦止み、「たらちね」の映像が流れた後、
生け花のパフォーマンスが始まりました。M8M FLOWER の小倉隼人さんです。


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お皿がのせられ水が注がれます。


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事前に編んできた木のオブジェを設置します。


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そこに百合を生けて、できあがりです。素敵。かっこいいです。ちゃんと
「たらちね」を見た上で考えて来てくださったパフォーマンスです。ありがたいです。


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この日はスタッフの方みんなお団子ヘアに白シャツで揃えていました。


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小倉さん。パフォーマンスは色々な所でやっているらしく、
トークなんかも落ち着いていらっしゃいます。
やはり「たらちね」の中にも登場する「百合」が気になったようです。
聖母マリアの象徴だったり、「純潔」という花言葉だったりする事が
お話の中の「母」を意味しています。しかも明日が「母の日」だったということもあり、
絶妙のタイミングでした。花屋の小倉さんはこの後徹夜だったみたいで申し訳ないですが…。
お疲れさまでした。


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お花も展示に加わりさらに素敵な空間になりました。


この後、東京・中目黒にある卓球バーの札幌支店へ打ち上げに行きました。
札幌在住の切り絵を作られている方2人が参加されて、
いろいろな切り絵への動機や制作方法をお話ししました。
みなさん頑張られていてとても刺激になりました。

最終日へつづく…。


* * * *

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札幌巡回展1日目

2008年05月20日 | 過去のBLOG記事

5月9日、札幌に降り立ちました。さ、寒い…。
一応、上に着るものを1枚持って来てはいたものの予想以上の寒さにみんな無言…。
旭川の方は雪が降ったとか。

あまりの寒さにテンションが下がった私のテンションを上げるべく、
着いて早々ご飯に行く事になりました!

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でました!うにいくら丼!時間は3時くらいだったでしょうか?
私は実はこの日は3食めでしたが、あまりの美味しさに完食。


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あら汁!美味しい!あたたかいー!


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アスパラ。みずみずしい!美味しいです。
いつも北海道に来るとアスパラなどの野菜類の美味しさに感激です。


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すっかりテンションが上がり、いよいよ設営開始。会場のHOUKUSEN GALLERY ivory。
前日入りしていた市川さん(phil代表)が、額のねじを閉めておいてくれました。
こちらは「たらちね」コーナー。奥のモニターが映像用。


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「KI RI GA」コーナーの方。このアクリルに挟んだ2点をどう展示すべきか。
この時はまだ思案中。


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天井から吊るすことになり、テグス取付中。はしごの上が私。
作品を押さえている白いハンチングの人物は、
一瞬市川さんかと思いきや札幌の高田さん。
お家が個人美術館(関口雄揮記念美術館)をしていて
そこの副館長をしていらっしゃる方なのですが、
人手が足りないという市川さんからの連絡で急遽ヘルプで入ってくれました。
右は旦那様。男性はこの3人。
とりあえず男手が欲しかったので本当に助かりました。ありがとうございました。


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設営中に電話でラジオの生インタビューに出演。
今回の企画者である(株)インプロバイドの猪熊さんが、
スタジオで一生懸命、今回の企画につい説明してくれています。
それをじっと聞きながら出番を待っています。なるほどねー。ラジオでよく
「電話がつないであるので呼んでみます。」という感じのものはこうなっていたのですねー。


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出番になって喋っているのですが、
いまいち聞こえにくくて色んな所に移動してしゃべっています。


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浅草の展示では設営3日&最終日は徹夜になったのに、
札幌では1日しか設営日がなかったので心配でしたが、
インプロバイドのスタッフさんやインターンのみなさん、
高田さんのおかげで、ほぼ完成です。よかった。


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浅草では、影の演出でみせていた「KI RI GA Ⅱ」は、目線の高さでの展示になりました。
「KI RI GA」ともども彫刻のような展示になり、おもしろくなりました。


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さらに寄ってみました。いいですね。


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なんと福井利佐ショップが登場!すばらしい!


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去年出版した2冊の本をはじめ、作品の販売を行っています。
右のインコの図柄の作品は、札幌のみで販売です。


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てぬぐいは2枚重ねると「KI RI GA」の絵になります。
浅草店で売れまくったので、新たに札幌用に追加注文しました。
赤の丸のなかから手が出ているかのような展示になりました。


という訳でギャラリーの終了時間22時になったので一先ず設営終了。
残すは「たらちね」の原画展示が少し残っていますが、明日の朝に持ち越しです。

手伝っていただいたスタッフやphilチーム、札幌デザイン会社チームなど
札幌に来たときのいつものメンバーで食事へ繰り出しました。
私は4食目でしたが、これまた何でも美味しくて幸せでしたねー。
この後、philチームの他のメンバーは毎回恒例、ジンギスカンを食べに「だるま」へ。

お肉が苦手な私は一人ホテルに帰って、ゆっくり湯船につかりいつのまにか寝ていました。
寒さにびっくりして起きて、急いでベッドに移動しバタンキューでした。

つづく…。

* * * *

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NHKラジオビタミン

2008年05月19日 | 過去のBLOG記事

札幌、HOKUSEN Gallery ivory(札幌市中央区南2条西2)での個展が無事オープンしました。
といっても先週の話で、5月24日(土)で終了です。札幌にお住まいの方など是非!

そして、さかのぼる事5月8日。
告知させて頂いたNHKラジオ第一放送「ラジオビタミン」に出演させて頂きました。
MCのNHKアナウンサー村上信夫さんと、元「うたのおねえさん」こと
神崎ゆう子さんのお話がとってもおもしろくて、
朝からリスナーに「ビタミンをお届け!」って感じの明るくさわやかで楽しい番組です。

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出演前に録音スタジオの前で、以前出演させて頂いた番組「きらり10代」の
ディレクター松島さんがいらして談笑中。
松島さんが個展にいらしてくださったということで、
個展会場の「ギャラリーef」のお話を身振り手振りでする私(右)。松島さん(左)。


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切っている音をお届けしたいという村上さん(後ろのグレーのジャケット方)の
発案で、事前にどんな感じか音チェック。


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さあさあ本番です。手前右が神崎さんです。
後ろで立っている方が今回のディレクター若林さん。


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本番ではかなりいい音が録れたみたいでよかったです。


ゲストコーナーは私にしては最長の約1時間でしたが、あっと言う間でした。
ラジオ出演にして初めて念願の選曲をする事ができました!やりたかったんですよね。

私がリクエストしたのは、中島美嘉さんのCDジャケのお仕事をしたお話にあわせて、
アルバム「MUSIC」から「LEGEND」。

2曲目は、制作した映像『たらちね』のお話にあわせて、
映像に音をつけていただいたOKIさんのアルバム「DUB AINU DELUXE」から
「サンヌピスタ・ダブ」を選曲させていただきました。

中島さんの方は、事前の打ち合わせの際すんなり決まったのですが、
もう一曲はOKIさんのにすると決めながら、どの曲にするか悩みました。
かけたい曲がたくさんあるからです。結局、私の映像で使わさせて頂いた曲にしました。

多分、NHKに置いていないだろうという事で持参しました。
リスナーのみなさんに美しいトンコリの音が届きましたでしょうか?

ラジオやテレビに出ると、懐かしい人から連絡が来るもので、
この日も高校の後輩からお便りがきました。
元気にしているようで嬉しく思いました。
私の事を褒めてくれる内容のお便りだったので「いい後輩だな。」と思いました(笑)。

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出演時間終了後、神崎さんと談笑中。
こどもの時の私のひねくれ具合をお話しています(笑)。


多分小さい頃に、親が絵を褒めてくれて、
嬉しくてずっと絵を描く事が好きになったんだと思うのですが、
物心ついた頃には照れくさかったのか、
はたまた適当な言動の多い母親に不信感を抱いたのか(笑)、
褒め言葉を素直に喜ばない子になっていました。

そのくせ、親がちょっとでもけなしたりすると激怒りするという
とっても我がままな、素直でない子でした。
あんまり子育ての参考にならなかったと思います。すみません。
神崎さんみたいな素敵で陽気なお母さんだったら、毎日がとっても楽しそうです。

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みなさんと記念撮影をパチリ。左から村上アナウンサー。
私の中学2年生のときの作品を持っています。真ん中が私。菊の作品を持っています。
右の神崎さんは「切り絵」という言葉の語源とも言われる、
滝平二郎さんの名作「モチモチの木」の絵本を手にしています。


本当に楽しい時間がすごせました。
村上さん、神崎さん、若林さん、スタッフのみなさん、ありがとうございました。

この日の私は実は長い一日でした。
午前中締め切りの物があり朝まで制作→ラジオ出演→
帰宅後別件の下書き制作→次の日札幌に発つ準備。
と、まあいつもの事といえばいつもの事なのですが、
時々わけがわからなくなったりしますね(笑)。
ただ今、個展開催期間中につきフル稼働で頑張っております。

札幌編につづく…。

* * * *

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旬の物

2008年05月13日 | 過去のBLOG記事

ゴールデンウィークもあっという間に過ぎましたね。
私みたいな稼業にはあまり連休とか関係のないことなのですが、
ささやかに「端午の節句」を味わってみました。

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柏もち。草餅、餡、味噌の三種です。柏の臭いがすがすがしいですよね。


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粽!中身は草餅かと思っていたのですが
(草餅のを食べた事があります。)、道明寺でした。
桜の葉がない、白い道明寺という感じで、とても素朴な味わいでした。
きなこがつけれるようになっていました。和菓子屋さんに行ったら、
5月のアイテムで和菓子がきれいに並んでいてたくさん買いたくなりましたが、
食べきれないので我慢してみました。青梅の練り物は買いました。
緑色の物が増えて「新緑!」という印象です。


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そして、春といえば筍。母が上京したので、
父が山から採って来た物を持って来てくれました。


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そして、こちらは「たらの芽」と「こしあぶら」の天ぷら。父が山で採集した物です。
美味しすぎです。旬の物は体にすっと入ってくるというか、
染み渡るという感じがします。体も欲しているんですね。

筍、たらの芽、こしあぶらはこの時期の毎年恒例で
父が山菜採りをするので美味しくいただいています。

数年前は私も同行していたのですが、最近はまったく同行できずに残念です。
しかし、この山菜採りは中々、熾烈な争いです。たらの芽など、
本当に芽が出た直後でないと、すぐにトゲトゲで堅くなり
食べれなくなってしまうので、山菜採りに山に入る面々は必死です。
採りにくそうな高い所も多少の無理をしてしまいます。
他の山菜採りメンバーなんかと遭ってしまうと先を越されやしないかと冷や冷やします。
でも、くれぐれも採り過ぎに注意です。採り始めると楽しいし嬉しくて
たくさん採ってしまうのですが、みなさんの食べれる量を考えてくださいね。
(↑みなさんと言いながら父に言っています。)

筍は、知人の所有する山から許可を得て採っているようです。
毎年、美味しい山の幸を頂くためにも節度を守って頂きたいなあと常々思っています。

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そして、ゴールデンウィーク中に、イタリアから
友人が一時帰国したとの事で会ってきました。
右の女性が大学の同級生いずみちゃんです。左はイタリア人の旦那様ミケーレ。

いずみちゃんは大学卒業後、カメラを専攻していたので
某大手化粧品メーカーのスタジオマンになったのですが、
本格的にポエットリーリーディングを始めだしてから1~2年後退職し、
その後旅に出てしまったため音信不通に。

ずっと心配していたのですが2年前くらいに突然連絡をもらい、
現在イタリアにいることが発覚しました。
アーティストとしていろいろな活動をしているようです。
でもほとんど住所のない生活でしたが、今回ミケーレと結婚することで
ようやく安住の地を手にしたようです。ひとまずよかったよかった。

しかし、旅に出た彼女の話を聞くと色々な人がいるなあと感心します。
彼女は自転車で日本をグルグルしていたみたいなのですが、
日本全国の至る所でわりとそういう方がいるみたいなんです。
シーズン物の日雇い労働をして稼いでは旅に出て、を繰り返す人達です。

彼女も長野の高原でレタスの収穫に参加したり、
北海道の利尻島で利尻昆布を干してみたり、沖縄のさとうきび採りに行ってみたり、
行く先々で何となく遭うメンバーがつながってきていたので、
「狭いなあー。」と感じ、海外へ行ったそうです。

イタリアもそうした旅の一貫だったのですが、
いろいろとやることができて居着いたようです。それでも秋には日本に帰って稼いで、
正月越したらまたイタリアに戻るみたいな生活をしていました。
帰国する時は全て一旦引き払ってくるので、
「お気に入りの茶碗の一つも持てない。」と言っていたのが印象的でした。
イタリアに骨を埋める気は無いらしいので、
常に世界に動けるスタンスで活動していくんですって。
すばらしいし、うらやましい。
私にはできない事だと思うので。すごいバイタリティーです。

彼女の作品はこちら

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そして、旦那様のミケーレは大道芸人。日本は初来日です。
ユニクロで全て揃えたという事で、今日もユニクロTシャツ。
カメラを向けたらおどけてキメポーズです。ミケーレはクラウン(Clown)ドクターという、
病院で不安を抱える子ども達をユーモアで励ますお仕事をしています。
スイスのTHEODORA財団 に所属していて主にヨーロッパで活動しています。

日本でもよくみかけるピエロなどの慰問訪問という物よりは、
もっとメンタル面をサポートするお仕事です。
お医者様ではないのですが、サポートすべく訓練をしています。

日本にはまだこのシステムは発達していませんが
(最近少しだけとりあげられていました)、
「せっかく奥さんが日本人だから日本でも何か子どものお役に立てればなぁ」
なんて話していました。

私の勝手なイメージですが、イタリア人の男性とは
みんな伊達男系なイメージがありましたが(ごめんなさい)、
ミケーレにはまったくそれがなく、本当に気取らないかわいらしい男性でした。
ケーキを食べるときもヒョイとフォークを手の中に隠してみたり、
ユーモアが身に付いている感じです。

彼のパフォーマンスはシャボン玉が主らしいのですが、
やはりジャグラーなどいろいろできます。
日本にはとびきりのシャボン玉のおもちゃがあるだろうと
非常にわくわくしていたようですが、東京を離れていたいずみちゃんのアテンドで
おもちゃ屋に行けてなかったので、博品館をお勧めしておきました。

久々に友人の元気な姿に会え、嬉しい報告もあり楽しい再会でした。
大学を卒業してからも続く間柄というのは本当に限られてくるのですが、
「何故か気が合う」という面々とはどんなに遠くに離れても
また会う事ができるのだなあと嬉しく思いました。

今度は私がイタリアに遊びに行きたいと思いました。




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