福井利佐blog

切り絵アーティストの日々

京都にて(観光編)

2008年11月27日 | 過去のBLOG記事

京都滞在中、観光は期待していなかったのですが、
思ったよりも時間がとれて観光ができました。
その様子です。


まず2日目のお昼に、近くに歌舞伎の南座があったので、
そこの隣の「松葉」さんで「にしん蕎麦」を食しました。


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海苔のようにどんぶりの左側に出ているのがにしん。
蕎麦の下に入っちゃってます。
美味しかったー。お魚大好き。


京都に来たら、どうしても河井寛次郎記念館に行きたかったので、
調べてみるとSferaから徒歩圏内。
増賀さんとプラプラと京都の町並みをみながら、
歩いて向かう事にしました。


途中、恵美須神社を発見。個展の成功を祈願してきました。
他にも寄りたい所多数でしたが、時間が限られているため
目的地の河井寛次郎記念館を堪能するために心を鬼にして断念。


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桶屋さんも。美しい。
ここの通りは畳屋さんなどもあり、
職人街という感じでした。
Sferaのある場所は骨董屋さんが多かったです。


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わーい。目的地の河井寛次郎記念館。
思わず、増賀さんと交代交代に記念撮影。


入り口は何て事ない町家の並び風なのですが、
奥がすごい!素敵すぎて感激です。
噂の「登り窯」を堪能。来れてよかったー。
作業しやすいように工夫されたアトリエが
河井さんの徹底ぶりを物語っています。


私も、アトリエと言えるような空間がほしい所です。
私の実家近所に、同じく民藝のメンバーである
芹沢銈介さんの美術館と自宅の移築が一部だけあるのですが、
同じような物をコレクションしながら
やはり独自の世界観が表れていておもしろかったです。
私はこの後ギャラリーに戻っても、
「河井寛次郎記念館がよかった。」ばかり言っていました(笑)。


お次の観光は京都の3日目です。


泊まっているホテルに近かったのもあったのですが、
増賀さんが歴史好き(特に幕末)ということが判明し、
江戸時代から明治へという大政奉還を迎えた場
である「二条城」へ行く事にしました。
お寺系に興味はあったのですが、
二条城はノーマークでした。
しかし増賀さんの話を聞くと、
「歴史的な場所に立ち会わなければ!」と興奮(←単純)。
朝一で向かいました。


しかし、予備知識不足でした。
思った以上に敷地が大きくて、
外堀をみた瞬間、午後の予定までに見終えるのか不安がよぎりました。


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こちらは、二条城の門。豪華!さすが家康が築城し、
江戸時代の真っ盛りを生き抜いただけあります。


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門を抜けるとほらね、ありえない敷地。
二の丸御殿でございます。


お部屋が33室もあるのですが、
どこも狩野派の素晴らしい障壁画でした。
そして、廊下はあのうぐいす張り。
鳴ってましたよー。


東京で淋派展をやっているのだから
全てがあった訳ではないと思いますが、
いろいろな絵の中で私としては
こじんまりとした老中のお部屋にある、
鴨とかのいる四季が描かれた障壁画が一番趣があってよかったです。
あと、30センチの太さの板を両面異なる絵で透かし彫りとか、
いちいち凄かったです。
しかし、室内は障壁画以外はからっぽです。
調度品などは一切無く、ちょっと寂れた御殿風。
大政奉還の様子をお人形で再現してあるのですが、
徳川慶喜が”廃墟の殿”って感じでうら悲しさ倍増です(笑)。


重要文化財級の障壁画の本物は
付属の収蔵館に入っているみたいで、
そこはお休みでした。


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そして、素晴らしいお庭へ。
小堀遠州が手掛けた池泉回遊式庭園だそうです。
滝など流れていて優雅な事この上ないです。


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屋根瓦。
マーガレットみたいな西洋のお花風。かわいい。


そして、案の定、時間が無くなり、本丸御殿はまたの機会に。
特別期間以外は公開していないそうなのですが、
こちらは本当の本丸御殿ではなく、
皇女和宮が住まっていた旧桂宮廷を移築した物らしいのです。
篤姫ブームですからねー。
それはそれで多くの方が訪れるでしょうね。


いそいで、次の場所へ。
お次は祇園でお食事です。
町家の細い長い道をはいって
「味舌」という懐石料理屋さんへ。


実は、漫画家のひうらさとるさんとお食事なのです。
ひうらさんは増賀さんのお知り合いで、
何度か会った事はあるのですが
あまりゆっくりお話した事がありませんでした。
しかし、またしても
偶然に実家の大阪に帰られるという事で
会食する運びになったのです。わーい。(増賀力?渡辺潤平
前日も、ひうらさんはお母様と一緒に個展にいらしてくださったのですが、
会えなくて、私はこの日会うのを楽しみにしていました。


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「味舌」さんにて。美しいですねー。
もちろんお味も美味しかったのですが、
ひうらさんと増賀さんと私でおしゃべりが止まらなくて、
お店の方から「そろそろお店が一旦閉まりますので・・・。」
と伝えられ、「はっ!」と一堂時計をみたら15時を過ぎていました(笑)。
お昼の時間は終了していました。すみません。


そのまま、八坂神社を通り、円山公園へ。


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紅葉が徐々に始まっていました。


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すかさず、ひうらさんと記念撮影。
かわいい方なんです。
このあと、増賀さんとも。
ひうらさんの手にはi-phoneが。
私たちは観光下調べができていなかったので、
年長者にも関わらずひうらさんにi-phoneナビをお願いしてしまって
その通りについていくばかりでした(笑)。
まかせっきりですみません。


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そして、円山公園を抜けると知恩院へ。
この時点で16時を過ぎていたので、入る事はできませんでしたが
外からでも荘厳な様子がわかります。
これ、門なんです。
世界最大級の木造門らしいです。すごい・・・。


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この自販機、ちょっとわかりづらいのですが、
全て「知恩院のお茶」って書かれています。
これしか販売していませんでした。


この後、結局しゃべり足らなくて3人で喫茶店にはいり、
また喋りまくりました。
あー楽しかった。
ひうらさん、本当にありがとうございました。


京都の3日間は雨が心配されましたが、
幸い私が移動の時間にはあまり降られる事も無く、
快適に過ごせました。
着いた日は暑いとさえ感じたのですが、
3日目にはやはり寒くて、
東京との違いを感じました。


京都は知れば知る程楽しいし、奥深いですねー。
京都について知っている人と来ると楽しいですね。(←他力本願)
今回は、観光もできたし食も含め大満足な京都滞在になりました。
展示期間中にまた行けたらと思います。


* * * *


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京都2日目

2008年11月26日 | 過去のBLOG記事

京都の2日目、個展オープンです。
オープニングは夕方なので、
それまでに最終仕上げをします。
久々にゆっくり寝れたのと、
朝から関西系の番組「なるトモ!」(もうトモじゃないけどね。)
を見れてご機嫌な私。


お店が開店した直後のまだ人が少ない時間に伺い、最終チェック。
キャプションを含め、文字情報の確認です。


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映像がゆったりと見れるように椅子がセッティングされていました。
前日は私たちの設営に付き合い、みなさん遅かったはず。
スタッフさんの心配りに感謝です。


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最終確認中。増賀さんがパソコンでまとめてくれています。
私は横で本を読んでいるのではなく、
自分の画集で履歴の照合をしています。画集って便利!


すべて終了し一旦外にでかけましたが、
ずっと販売用のタペストリーの設置場所が気にかかり、
オープニング直前で変更。ごめんなさい。


お花が届きだし、いよいよオープンです。
全くお花とか届かないと思っていたので、
送って下さった皆さんの温かさに感動です。


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3月の個展会場、浅草のギャラリーefさんから。
efさんの心配りは本当に素晴らしいです。
私の作品イメージを花屋さんに伝えて
アレンジしていただいた物だそうです。
素敵です。


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恒例の福井家から。
毎回頑張りすぎてギャラリーに迷惑をかけるくらい大きいので、
控えめにしてもらいました(笑)。
福井家を含め、親戚一同の名前も入っていました。
まとめすぎじゃない? でも、ありがとうございます。
最初、母親から意味の分からない「11月末くらいに送る」
という提案をいただいたのですが、
却下してオープニングにしてもらいました。


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他にもいただきました。ありがとうございます。
こちらの入り口の個展タイトル「KI RI GA」は、
まさかの自らカッティングです。
京都の画材屋さんでカッティングシートを購入。
業者に頼むより、全然早いしね。

オープンと同時にお客様が続々と来て下さいました。


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上賀茂神社の権禰宜(ごんねぎ)村松さんです。
ご足労いただき、ありがとうございます!
こちらの作品はこれからのプロジェクトで
上賀茂神社のために制作した物です。
画像では拝見されていたようですが、
実物をみて感動して下さり、私も安心しました。よかったです。


上賀茂神社からは宮司さんからも電報をいただき、
大変ありがとうございました。
プロジェクトがうまく進む事を願います。
他にもこのプロジェクトに関わる皆様がご来場下さりました。
お花やおみやげもありがとうございました。
ひき続きよろしくおねがいします。


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こちらは、マネージャーの増賀さんパワーにより(笑)、
東京から偶然にも京都に来ていたコピーライターの渡辺潤平さんご夫婦。
潤平さんがライトアップでお顔が反射しまくりですみません。
来て頂けて嬉しかったです。ありがとうございました。


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ちょうど1年前、関西の番組撮影でお世話になった土持さん。
当時は番組のディレクションをされていましたが、
今は転職されたようです。
それでも古巣のテレビ局の知り合いの方に、
今回の個展を紹介してくださったりと大変お世話になりました。
あの時、打ち合わせしていた「たらちね」本も無事完成したのでご報告。
また会えると思わなかったので、本当に嬉しいです。
またお会い出来たらと思います。


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この方はイラストレーターのカンバラクニエさん。
素敵な作品を描かれています。
初めてお目にかかりましたが、とっても素敵なお方。
カンバラさんの絵は、『週刊文春』つながりで見させていただいています。
大宮エリーさんのコラムにイラストを提供されています。
文春話しで盛り上がりました。
近所に住んでいるそうで、自転車で来て頂いたとか。
嬉しいですねー。カンバラさんも身長が高くて、私より高いんです。
お忙しい中、ありがとうございます。


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展示を手伝っていただいた谷山さん。
谷山さんはもともとはパナソニックの方で、
私は仕事をご一緒させていただきました。
今はフリーランスでお仕事をされているのですが、
地元が京都でつい最近まで近くに住んでいたそうなんです。
東京を拠点に移したばかりだったのに、
京都に来たいからという理由でお手伝いにきてくださいました。
本当に男手は助かりました。
「たらちね」原画の展示も谷山さんのおかげで無事に展示出来ました。
本当にお疲れさまでした。
そして、ありがとうございました。


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今回、Sferaで展示の担当をしていただいた四柳さん。
いろいろありがとうございました。
Sferaのスタッフの方々は、
みなさん清楚で気持ちのいい方達ばかりです。
私の土臭い作品が、場を荒らしているんじゃないかと不安でしたが(笑)、
みなさんのサポートのおかげで私の作品もうまくまとまりました。
ありがとうございました。


そして、素晴らしい季節のお料理の数々。
味はもちろん見た目の美しさも、さすが京都。
さすがSfera。感激です。


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銀杏。


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お寿司。


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胡麻豆腐。


他にもごちそうが並び、私も今回は食べる事ができました。
というか、絶対に食べたかったので食べました(笑)。


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最後の締めの挨拶です。
私が歌を歌ってるかのようなポーズですが、
歌ってはいません(笑)。
多分「こんな素敵な場所で・・。」といった事を喋っている場面だと思います。
本当にみなさまのおかげです。
私が想像していたよりも多くの方にお越しいただき感激でした。
関西はまったく知り合いがいないとか言っていましたが、いましたねー(笑)。
失礼しました。ありがとうございました。


そして、左の黒い服の男性がSfera代表の真城さん。
お世話になりました。展示させて頂き本当にありがとうございました。
右のハンチングの方がフィルの市川さん。
お疲れさまです。毎度々々、本当にありがとうございます。
この写真を撮ってくれている増賀さんにも感謝です。
ありがとうございました。


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オープニングを無事に終えて、打ち上げ~!


谷山さんがお知り合いだという「枝魯枝魯(ぎろぎろ)」さんで、
これまた美味なお料理をいただきました。


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美しい。料理が美味しいと本当に幸せですね。


というわけで、気づいたらこの日も深夜2時に・・・。
またまた遅くにホテルに戻り、ぐっすり寝ました。


* * * *


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週刊文春連載

2008年11月25日 | 過去のBLOG記事

1年以上に渡り、「週刊文春」(文藝春秋社発行)内の桐野夏生さんの連載小説
「ポリティコン」の挿絵を担当させていただいたのですが、この度最終回を迎えました。



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最終回の号。11月27日号です。



私の担当している切り絵は2点。




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メインはこちら。ページを大きく使わせて頂いています。



タイトルも切りましたねえ。
桐野さんと文春の担当波多野さん、文春のデザイナーの方達とやりとりしながら
タイトルデザインを最初に決めました。連載中、ずっと使う要のイメージですからね。



今回は、最終回ということでちょっと感傷的な場面。
主人公の東一(といち)が鳥海山を眺めているシーンです。
連載している間、あまり風景のシーンは切りませんでしたが、
最終回はこれしかないなあという気持ちでした。



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次ぎのページにも小さめの物が入っています。
この写真、私の影がばっちり入ってますね(笑)。



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そうです。遂に最終回なんです!



お話を頂いたときは、週刊連載の挿絵なんて本当にできるのだろうかと
不安ばかりでしたが、無事にやりきることができ、安堵しています。
1年間のお話の予定でしたが、少し延びて1年3ヶ月の連載になりました。
実質やりとりはもっと前からだったので1年半くらいかかったでしょうか。



毎回、悩みに悩みました。
一度も「今回は楽勝だった。」と思う事はありませんでした。
毎週お話が届いて読んで、明瞭に切りたいシーンが思い浮かぶ時もあれば、
まるっきり見えない時もあったり、読者側の立場になって考えてみたり、
毎回試行錯誤の連続でした。



桐野さんのファンは本当にたくさんいらっしゃるし、
文春の愛読者も考えられないくらい多くて、
週刊という回転の速い媒体の中で
いかに目のこえた読者を惹きつけられるかが大きな課題でした。
そして、あくまでも桐野さんの作品なのだから
失礼があってはならないと緊張しっぱなしでした。



連載が始まって半年が過ぎたくらいに、
文春チームと忘年会的なお食事会があり、
そこで初めて桐野さんや文春の方達に「いいよ!」と声をかけていただき、
少し安心したのを覚えています。
その後、一緒に取材旅行に連れて行ってもらったりして、
みんなで作り上げている感じがしました。
極めつけは、桐野さんの谷崎潤一郎賞受賞でした。
授賞式に行ってみて「THE 文学界!」という世界を味わい圧倒されました。
そして、そこで多数の出版社の方に
「あの絵をあなたが!」という驚きと共にお褒めの言葉を頂き、嬉しい反面
「こんなに多くの方が見ていられるのだから益々がんばらねば!」と
気合いを入れ直したものでした。
桐野さんからも「もう終わるなんて何だか寂しいわね。」なんておっしゃて頂き、
私もちょっと「終わるのか・・・。」と感傷的になってみたり・・・。



1年半っていろいろありました。
週刊連載をしたら他に何も出来なくなるだろうと思っていたにも関わらず、
N.Yの合同展に参加したり、作品集を2冊もだしたり、
個展をしたり、北海道や京都に巡回したりと、
多分連載する以前よりも激しく活動しました。



しかし桐野さんはもっとお忙しくて、仕事に切れ目がないし
(週刊誌の前は新聞に連載されていました。この後も別誌で週刊誌の連載のようです。)、
ポリティコン連載中も月刊誌や他の雑誌で連載を同時進行されていて、
文春の取材旅行だけでなく他の小説の取材旅行で海外に行かれたりと、
すごいパワーウーマンっぷりなんです。
そしてお美しくて、気さくで明るい方なのです。
私も桐野さんのように、年齢を重ねてもなお輝いていられるよう、頑張りたいです。



今回、私がやりきることができたのも担当の波多野さんをはじめ、
マネージャーの増賀さん、フィルの市川さん、週刊文春のデザイナーの皆様、
文春の大沼さん、吉田さん、そして桐野さんのおかげです。
大変でしたが、学ぶ事が多かったです。
いい経験になりました。本当にありがとうございました。



というわけで、週刊誌はひとまず終了。
しかし、桐野さんの創造の世界は止まりません。詳しくはまた!



私も、今回の原画達128枚を何らかの形でお見せ出来ればと思います。




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さて連載を終え、早速でかけたのは「国立能楽堂」。
ただいま、住友コレクションを3期に渡り公開しております。能面好きにはたまりません。
只今第2期の展示に入っています。第3期も絶対見に行きます!もう一回行こうかな(笑)。



* * * *


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挿絵
桐野夏生小説

一日密着
年内仕事
オープニング報告
事後報告
山形取材旅行
桐野さん受賞





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京都にて1日目

2008年11月21日 | 過去のBLOG記事

京都の個展オープンまでの様子です。


着いた当日設営が始まりました。
設営はこの1日しかありません。


私は前日、SOSEKI展の確認や、
当日が文春締め切りと毎度の事ですが、
バタバタと京都入りしました。
明日は、午前中から普通にオープン。
早くしなければ!


作品は、前日入りしてくれていたフィルの市川さんと
Sferaスタッフの四柳さんが梱包を解いてくれていたので、
それを見て、壁をどうするか(入り口の壁が移動出来ます。)決め、
どの壁にどの作品を置くか、私がどんどん決めて作品を置いて行きます。


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それを、市川さん、マネージャーの増賀さん、
手伝いに来て下さった谷山さんが壁に設置していきます。


作品の多さに、Sfera代表真城さんも心配顔です。


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何といっても問題はこの方たち。
「たらちね」の原画です。


今までの展示2カ所(浅草・札幌)では
吊って展示していましたが、
すべて壁かけに変更です。
机に立てかけていた作品も含め、全て構成し直しです。


ここまで、順調に配置を決めてきた私ですが、
急に「うーん」と悩みだしました。
しかし、時間は押し迫っています。
一つ法則ができれば全てが決まるので、
何とかその法則をみつけだし配置を決めました。


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前日トラブっていたモニターも、
新たな物が届きセッティング。


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こちらの作品も、上にカーテンレールを発見して
こちら位置に展示を決めました。


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他の作品は全て設置して、
残るは「たらちね」原画のみ。
ここからが長かったです。
そう、ちょうどこの写真のように、
最初の5、6点からが長かったですねー(笑)。


しかし、この後手伝いに来て下さった
大阪在住のスタイリスト平部美香さんの出現によって、
空気が変わり進みだしました。
本当に助かりました、
ありがとうございます。


終了予定の時間をとっくに過ぎ、
23時は過ぎていたでしょうか。
大半をこの「たらちね」セッティングに時間を費やしました。


私は、ギャラリー入り口のタイトルを作るため、
画材屋さんに行ったり切ったりして、
後はひたすら「あーでもない。こーでもない。」と
展示確認の口出し専門になりました。


そして、何とか終了。
日をまたがないで終われたのでよかったです。
見守っていた、代表真城さんも、
本当に安堵したようです。
ご心配をおかけしました。


設営完了の様子。


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個々の作品はこちらに。


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モニターも無事に設置。
モニターチーム長森さんも本当にお疲れさまです。


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問題の壁も、ほらね!


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毎回、展示順序が変わってしまうため
キャプションもやりなおし。
最後に増賀さんがリストアップしてくれています。


この日は、帰る頃に雨が降り出しました。
どうりで、京都は寒いとばかり思っていたのですが、
着いた時に生暖かいというか暑いくらいで拍子抜けしました。


「お腹減ったー。ご飯食べる場所どうしよう・・・。雨だし・・・。」
と思っていたら、
何とこのSferaビルディング、上の階にレストランがあるということで、
そちらで夕飯をいただきました。美味しかったー!生き返りました。
代表の真城さん、四柳さん、ありがとうございます。


深夜2時くらいでしたでしょうか。
そのままホテルにチェックインしました。


2日目に続く。


* * * *


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Sfera in ミッドタウン

2008年11月20日 | 過去のBLOG記事

只今、京都のSfera(すふぇら)という
インテリア雑貨屋さんのなかにあるギャラリーで
「KI RI GA」展を展示させて頂いているのですが、
こちらのSferaさんは東京のミッドタウン内にも店舗を展開しています。


ミッドタウンの方はギャラリースペースはないのですが、
京都展とリンクした形で、少し私の作品を飾ることになりました。


基本的に新作は京都での「KI RI GA」展へ展示しているので、
こちらは以前作った小さめな物で構成した物が4点展示してあります。


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こちらはお店の入り口。サントリー美術館のある階にあります。


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入り口に、「KI RI GA」の京都展のDMを置いて下さっています。


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中に入ると、素敵なディスプレイの中に何気なく展示されています。


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こちらにも。懐かしのウサギが!
こちらは私の動物作品の原点となった作品です。


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こちらにも。


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そして、こちらは上で紹介した作品とは少し趣が違うので、
壁で隔てた裏側にしっとりと置いてあります。
下のテーブルや食器とマッチしていますね。
菊は今がシーズンなので季節物をいれたいなと思いました。


ギャラリースペースではないので、
Sferaの商品の展示空間に合うかどうかとても不安でしたが、
そこはセンスのいいディスプレイ担当のスタッフの方が
うまく構成してくださいました。
本当にありがとうございました。


Sferaで取り扱っている商品は
厳選された職人さんのものばかりで、かなり私好み。
買いたいものばかりでしたが、この日は荷物が多かったので断念。
また行こうっと!


ミッドタウンにいらっしゃったら是非お立ち寄り下さい。


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そのまま、クリスマスイルミネーションを横目に21_21デザインサイトへ。
吉岡徳仁さんデレクションの「Second Nature」でした。
一人でうっとりと時間を過ごしました。
癒しの展示&空間でした。
いいな、ミッドタウン。かなり好きです。


そして、告知した通り、成田久さんとトークしてきました。
成田さんは今回の個展の期間中、毎週誰かとトークするという荒技を企画。
私は4回あるうちの3回目に出させていただきました。


成田さんの展示風景の写真がなくて残念。


こちらの展示空間は吉祥寺にある民家をリノベーションしたギャラリーになっており、
その2階を成田久さんこと久(きゅう)ちゃんのにみたてた展示「寝室」になっています。
久ちゃんのお部屋は今まで制作した物が置いてあるので、
それと近いように今まで制作したものがまとめて見れる状態になっています。


資生堂のアートディレクターという超ハードなお仕事にも関わらず、
自身の個展も凄いスピードで展開しているので、全てを把握していなかったのですが、
今回で「なるほど」という感じに全容が把握出来ました。


さてさて、トークショー。1階のカフェスペースです。


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こちらは何となく打ち合わせ中。
一瞬手と手を取り合っているように見えますね(笑)。
「がんばろ!」という図でしょうか(笑)。


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始まりました。久ちゃんが、私との大学時代のエピソードをお話中。
壁には私の初期作品が投影されています。


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こちらは、久ちゃんの資生堂入社1年目のお仕事、
銀座の宝塚劇場の緞帳をデザインしたもの。
1年目にしてすごい大役です。
今回はこちらの緞帳はお仕事が終わり、次の緞帳に変わったという事で、
形見分けで一部が寝室展のカーペーットになっています。
鮮やかな色で、何年も使われていたとは思えない程状態が良いです。


とうことで、お互いの制作秘話を展開しながらお話は進み、
最後の大半は久ちゃんの髪型のお話しになり楽しくトークショーを終えました。
雨の中、駅から遠い道のりを来て下さった皆様ありがとうございました。
少人数しか入れない事もあるのですが、
会場自体が温かい雰囲気で、
聞きに来て下さった方達と一体になったように楽しくお話し出来ました。
それもこれも久ちゃんの人柄とマンパワーによるものだと思います。
参加させて頂いてありがとうございました。


この後、久ちゃんと私のマネージャーの増賀さんと
吉祥寺の沖縄料理で打ち上げ。
NHKの大河ドラマ話で大盛り上がりでした。
私はあまりドラマは見ないのですが、
二人の話を聞いていると見たくなりますね。
京都もまた行きたい。(←こればっかり)


というわけで、久ちゃんの展示もまだまだ続きます。
来週のトークショーは、
こちらのギャラリーOngoingのキュレーター小川希さんとです。
こちらでトークショーは最後。展示は24日までです。
どうぞどうぞ、行ってみて下さい。


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先週発売のマガジンハウス『BRUTUS』に、
タイアップ広告で放送作家、脚本家の小山薫堂さんにお茶会に招かれました。
どうぞ御覧あれ。
今回のテーマである「映画」とは一切関係のないページですが(笑)。


マガジンハウスつながりでいえば、11/19発売の『anan』も出ます。
後ろの方にある、「photo diary」のコーナーです。
ざっくりと私の1~2週間あたりの過ごし方を紹介しています。
こちらも見てみてください。


* * * *


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