福井利佐blog

切り絵アーティストの日々

事後報告

2008年03月28日 | 過去のBLOG記事

事後報告になってしまいましたが、先週土曜日、TBS系の朝の番組 「知っとこ!」 で
『紙』 の特集の中で紹介して頂きました。 (artgeneニュース
収録時、たまたま個展を見に来て下さっていた電気グルーヴピエール瀧さんにも
急遽ご出演していただいたのですが、本当にたまたまのタイミングだったのに、
どうしても仕込みに見えておもしろかったです。



この日はギャラリーに対する問い合わせがすごいことになり、
ギャラリー自体にも推定400人くらいの人が足を運んで下さったそうです。ありがとうございます。
朝の早い時間に出たのですが、結構観ていらっしゃる方って多いのだなあと感じました。
私も午後にかけつけたのですが、みなさん真剣に作品に見入って下さっていたので、
カフェの方でおとなしくしていました (笑)。



ちなみに瀧さんはこの日、スペースシャワーTVのアワードにご出演のため
武道館でリハーサルをしていたのですが、夕方の本番までに時間があったからと
わざわざ来て下さいました。ありがとうございます。
電気グルーヴさんは今年、8年ぶりとなるオリジナルアルバムの制作で ”鬼いそがしい” 最中でした。
本当に、瀧さんのお心遣いありがとうございました。




他にも、桐野夏生さんにも来て頂き、本当に嬉しい限りです。
この日は雨で、人が少なかったのでみなさんでギャラリーのカフェでお茶をして
楽しい時間を過ごしました。この時のお茶メンバーは、
私、週刊文春の波多野さん (只今の連載担当の方です)、桐野さん、この日桐野さんが
ご一緒だったのが週刊新潮の方々という、ミラクルメンバーでした (笑)。
みなさんギャラリーの土蔵という建物に興味津々でした。
ギャラリーの2階には天井に作った方の銘が入っているのですが、気づかなかったといって、
もう一度観に行かれていました。




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天井の梁。
三代目竹屋 (材木屋さんの名前) 長四郎、妻い勢、倅小二郎と入っています。すごい!




そして、もう1件の事後報告は、3月24日 (月) に、TOKYO FMの 「Tapestry」 という番組に
生出演させていただきました。DJの西任さんやディレクターの松浦さんにも
お忙しい中ギャラリーに事前に足を運んで下さりありがとうございました。
少しの時間ですが、楽しい時間を過ごさせていただきました。
西任さんの落ちついて、しかもかわいらしい話し方が素敵でした。




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本番前




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本番中。
このブースの中にいます。



さらに事後報告ついでに、個展の設営様子ものせてみます。


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設営1日目。ギャラリー入り口の展示。
KI RI GA」 のメインビジュアルです。
ここが決まればすべてが決まりそうだったので、何よりもここから始めました。
左は前回の個展でもお願いした山崎さん (通称いんちょう)。
フリーで内装や設営などをしてくれる方です。
いんちょうの人柄から場の雰囲気も和むし、毎回とっても助かっています。




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映像作品の原画を選定しつつ、構成しなおしています。
こちらの花はアクリルに挟んで浮いているように展示するため、周りの紙を切っています。
私はこの日の朝まで新作の方に取り組んでいたので、とりあえず、ずーーーと切っています。




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連続画像はなるべく1枚の中で構成出来るよう、
原画の切り絵アイテムを紙からはがす作業です。
あまりに数が多かったので、人海戦術です。
フィルの企画デザインの方でお手伝いをして下さっている成橋さん (左) もかり出されました。
手先が器用な方で、とても助かりました。ありがとうございました。




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設営1日目は、170点ある 「たらちね」 の原画の中から何とか40点に絞り、
アクリルフレームに額装したところで深夜になり終了。電車はとっくに無かったのですが、
車できたのでみんなで楽しく帰りました。 (運転はいんちょうにお任せ。)




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設営2日目 (レセプション前日)。フレームのテグス取り付け作業。
指紋がつかないよう、手袋をつけたりはずしたりと手間がかかります。
左から、マネージャーの増賀さん、フィルの市川さん、奥がいんちょう。
原画+αで45点あります。時間がないので黙々と行っています。




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テグスをみんなで取り付けてもらってる間、私は次の日締め切りの週刊文春の挿絵を
蔵の中で制作させていただきました。(午前中に自宅で下絵を描いてきた。)
この日徹夜になる可能性があり、間に合わないのは危険なので
efさんから机をお借りして制作させていただきました。


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その間にも、テグス作業と分担して1階の設営に入ります。
私はこの隅で切り絵をしながら、指示出しをしています。
その後、無事に納品作品を終了し、設営に集中するのですが、案の定徹夜作業になりました。
ここからは写真も撮ってる余裕も無く明け方まで頑張りました。

しかし、完成せず朝方とりあえず帰宅しました。
2階の40点が金具が足りなかったり、吊っているため、連続した物がどうしても
左右がガタガタしてしまい、どうしたものかと思いながらレセプション当日、
時間までに何とかしなければと悶々としていました。
しかし、私が文春の納品を済ませ、向かおうとすると、「全てが解決した。」 との連絡。
どうやらいんちょうの機転で、今回フレームを頼んだアクリル屋さんに連結するアクリルを
朝一で頼んで作ってもらい、午前中には届いたとのこと。
いんちょうは貫徹のまま金具も買いに行ってくれ全てが完了との事!本当にほっとしました。
いんちょうありがとう!プロ魂を感じました。

そして今回は浅草ということで、私はアクリルフレームを近所の蔵前にある名貴堂さんという
老舗のアクリル屋さん (もともとはブリキ屋さんだったそうです。) にお願いしていたので、
全てがものすごく運がよかったというか、浅草の下町人情を感じました。
名貴堂さんも本当に迅速な対応ありがとうございました。




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そして、設営中ずっとギャラリーefのIzumiさんやIzumiさんのお母様の
お手製ご飯をいただきました!感動!
設営チームともども家族のように一つの大きい机を囲んでご飯を食べました。
徹夜になってしまった時にも、深夜にピザを焼いてくれて、
みんな半死みたいになっている時に (笑) 生き返りました。
本当に本当にありがとうございました。



ギャラリーの山口さん、Izumiさんの弟さんもボーイスカウトで鍛えたテグス結びでの
ご協力してくださり、大勢の方の力をお借りしました。本当にありがとうございました。



この後、おかげさまで涼しい顔してレセプションを迎える運びとなりました (笑)。



個展は4月13日まで、まだまだ開催中ー!





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オープニング報告

2008年03月19日 | 過去のBLOG記事

3月13日の個展オープニングの様子です。



19時、スタートしました。大勢の方が来て下さいました。
19時前にも、予定が入って来れなくなった方が事前に来てくれました。ありがとうございます。




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ピンクの服を着ているのが私。テーマは 「パー子」 (笑)。
後ろのタペストリーは職人さんに頼んでいたサンプル。展示に間に合いました。赤が新色です。
こちらは受注生産になります。




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ギャラリーの外からの様子。
こちらのギャラリーef さんは一見普通のカフェですが、奥が土蔵になっています。
そちらが展示場所です。140歳の土蔵です。




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2階の映像作品展示場所。朱赤の漆の床が艶やかです。
原画の切り絵は40点の展示ですが、実際は170アイテムあるので、厳選するのに悩みました。
色付きの3点はこの展示のために制作しました。



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「たらちね原画集&DVD」 も間に合いましたが、本当にレセプションの時間までに
刷り上がった分だけとなり、刷りたてホヤホヤでした。
しかも25冊しかありませんでした (笑)。
かまわぬさんで制作した 「KI RI GA」 オリジナルの手ぬぐいも無事納品されました。



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この日、私が配っていたお菓子です。「福」 の字クッキーです。
パティシエ笠尾さん (SWEETCH) と試行錯誤の上に作りました。
時期的に 「梅」 が終わったので 「桜」 にしました。和風の素材が希望だったため花は 「紅芋」、
葉は 「抹茶」 と 「よもぎ」 味になりました。後ろにチョコをコーティングしていただいて、
かなり美味しい事になっていました。しかし、私が篭に入れながら配っていたのですが、
ついつい話し込み全員には配り切れませんでした。すみません。
後日、訪れた方にもお配りさせていただきました。



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20時頃。ギャラリーのIZUMIさん (右のピンクのカーディガンの方) の言葉がけで
OKIさんのライブが蔵の中でスタートしました。
室内が暗いため、画像がぶれています。




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樺太アイヌの楽器トンコリの演奏です。
今回展示した映像作品で使用した音源はOKIさんにお願いした楽曲です。
通常の琴よりも、もっと野性的な音が出るところが魅力です。
OKIさん本当にありがとうございました。




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OKIさんと談笑中の私 (パー子)。



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お花もたくさんいただきました。中島さんから。素敵すぎです。



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作家の桐野夏生さんから。
こちらのお花のコーディネイトはお花屋さんに私のイメージを伝えてアレンジしていただいたそうです。
全体的に紫でとても素敵でした。一際妖しさを放っていました。
写真がうまく撮れてなくて素敵さが伝わらないですね。ごめんなさい。




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その他にも、全ての方のお名前を書きたいくらいたくさんいただきました。
この階段以外にも本当にたくさんの方からいただきました。
ありがとうございました。嬉しい限りです。



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身内から。頑張りすぎてギャラリーに入らないため、外に飾らせていただきました (笑)。
でも前回の4年前の個展では、こんなにもたくさんのお花をいただかなかったので、
この身内のビッグな花にどんなに励まされた事か。福井家ありがとう!




今回の展示は4年ぶりとなる個展という事もあるのですが、
現物展示ならではの色々な事にチャレンジしたいと思いました。
まず、展示する箱つまりギャラリーの空間との融合です。
会場となる建物は140年前に建てられた土蔵で、浅草を焼け野原と化した東京大空襲、
関東大震災を生き抜いてきた文化庁登録有形文化財です。
建物の存在感がすごくて、太い梁が何本も立ち並ぶ天井や壁は、
なめてかかったらとんでもなく痛手を負うであろうと感じました。
2階の梁には建立した方の筆書きがあります。しかし、あえて挑みたいと思いました。
それを味方につけるもどうするも私次第です。展示し甲斐を感じました。
次に、紙を切り抜くという事から生まれる影の使い方です。
また、表と裏どちらも見せる事ができるという点です。
これらは切り絵という手法を使いながら、私がやれていなかったことです。
今回はわずかばかりですが、これらを試す事が少しできたのではないかと思いました。



土蔵、切り絵、トンコリ、と古き良き物を継承しつつ新しい風で現代に再生させる。
そんな3つが融合した時間だったなあとオープニングを振り返りました。





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個展オープン

2008年03月17日 | 過去のBLOG記事

3月13日、無事に、浅草Gallery ef さんにて 「福井利佐 KI RI GA展」 オープンしました。



レセプションには大勢の方に来て頂き大変嬉しく思っています。
お花を頂いた関係者の方々、友人、家族、ありがとうございました。



3日間ほとんど徹夜で設営してくれた 「いんちょう」 こと山崎さん、成橋さん、増賀さん、市川さん、
ギャラリーefのいずみさん、山口さん本当にありがとうございました。



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アイヌの楽器トンコリ演奏をしに駆けつけてくれたOKIさん (from 旭川)、
素敵な音色でした。ありがとうございました。



「たらちね」 原画集&DVDも無事間に合いました。
出版社のボーンデジタルさんもありがとうございました。



詳しくはまた追って書こうと思っています。



とりあえず。



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利佐ワールドへようこそ (笑)。



個展は4月13日まです。



是非、浅草に遊びに来がてら見に来て下さいね。





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個展準備

2008年03月04日 | 過去のBLOG記事

あっという間に3月ですね。
近くの公園も梅が咲いていて、何だか 「春」 を感じてきました。



ここは色々な梅が咲いていますが、やはり枝垂れ梅が一番趣きがあります。



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私は3月14日からの個展に向けて準備中です。
(3/13は19:00からオープニングレセプションがあります。)



久々の個展なので 「せっかくだから」 という言葉のもとに色々な事をしようとしています。
前回の 「作品の展示のみ」 と比べると、まず販売ものが結構でてきました。



初の作品集である 「KI RI GA」 も販売しますが、今回の個展に向けてもう1冊出版する予定です。
このブログでも制作の経過中を御伝えしていた (2005年~2006年) 映像作品の、原画集&DVDです。
先日、ギリギリでしたが無事入稿したので、多分個展に間に合うと思います (笑)。
連日、深夜作業&休日出勤になってしまった関係者の皆様お疲れさまでした。



もともと、このブログも映像を制作していたので始めました。制作期間は長くなりそうなので、
多分人前に出る事はなくなるだろうと思い、こっそりその様子をお伝えして行こうかなあと思って
始めたのがきっかけです。しかしこうして原画集の本を制作してみると、
ブログ用に記録写真などを残していたからとても助かりました。



てぬぐいも作ってみました。「かまわぬ」 さんでただ今制作中です。「KI RI GA」 オリジナルです。



他にも、間に合えば型染めのタペストリーとかも予定しています。間に合うかなあ。手作業なんです。
型染めは数年前に地元静岡の職人さんと試作してみたものの、お蔵入りしてしまった物です。
型がまだ保管されているということだったので掘り返してみることにしました。



個展に向けて数ヶ月前から、いろいろ進めていましたがようやく色々な手配が完了しつつあります。

しかし、私の新作のみが未だ制作中です。が、がんばります (汗)!



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私が作業中につき、再び愛犬グラムさんのゲージを組み立てさせていただきました (涙)。
不満顔のグラム。



個展に合わせて、色々な所で取材して頂きました。
そして、現在発売が相次いでいるのでお知らせしておきます。


「GOETHE (ゲーテ)」 4月号 幻冬社
「モダン・インテリア」 No.11 spring 2008 (株)クラスティーナインターファニチャー
「BRUTUS」 3/15号 マガジンハウス
( 「BRUTUS」 に記載された私のプロフィール中で、発売する本の説明に間違いがありました。
次回発売予定の ”DVD付の映像原画集” と、昨年11月発売の作品集 「KI RI GA」は別のものです!)


そして、個展の告知を載せていただいた各紙の皆様ありがとうございます。




さらに・・・。


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こちらの2枚の写真は3月8日発売の 「Milk」 撮影時からです。
2003年にパリで発行されたマガジン 「Milk」 の日本版です。
私の切り絵を使って、不思議な世界を作らせていただきました。
モデルの子達もすっごいかわいくて楽しい撮影でした。こうご期待!






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