福井利佐blog

切り絵アーティストの日々

「Kiss」(講談社)

2010年05月29日 | 過去のBLOG記事

毎月10日と25日発売のコミック「Kiss」(講談社)をご存知ですかー?

私、ちょこっとですが漫画に登場しました!

こちら!5月25日発売の「Kiss」です。


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なんと、あの綾瀬はるかさん主演のドラマ
「ホタルノヒカリ」のテレビ化第2弾で話題の
原作者「ひうらさとる」先生の作品です。

「ヒゲの妊婦(43)」です。

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こちらの作品は、ひうら先生が43歳で
初の妊娠&ご出産された経験に基づく実話です。
今回のお話は妊婦仲間についてです。

私とひうら先生はほとんど同時期の妊婦で、出産も1週間違いとなりました。
お互い元気な妊婦で、直前までバリバリお仕事していたのを覚えています。

特にひうら先生は、妊娠後期に漫画家生活25周年記念パーティーやら
個展やら、単行本3冊同時発売と、加速度が増していました。

ひうら先生の秘書的お手伝いをしている増賀さんが、私のマネージャーでもあり、
増賀さんを通していろいろな情報が行き交っていました。

臨月前くらいには、お宅にお邪魔して、みんなで夕飯を囲んで、
増賀ドッキリパーティーのビデオを囲んで談笑して、
今思えば大人だけの楽しい時間だったなあとよい思いでです。

現在も、子どもが同じ月齢の女の子ということで、親交させていただいています。
お互い仕事と子育てに奮闘する日々を送っています。

そんな中、毎月「ヒゲの妊婦(43)」を楽しみにしています。
次回が待ち遠しいです。

近々こちらの「Kiss」で、いよいよ本格的な新作の漫画連載が始まるようで、
仕事も完全復帰モードです。

すばらしい!応援しています。
こちらも楽しみです!

みなさまも是非ご購読あれ!


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2010年 和の会公演

2010年05月20日 | 過去のBLOG記事

ご報告がまたしても遅くなりました。
今年の宝生流「和の会」第3回能楽公演が4月23日に行われました。

今回、私の原画作品は、今回の演目「小鍛冶」にちなんで
太刀と一緒に展示させていただきました。

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キラリーン!

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東京にある刀鍛冶屋さん吉原義一さんのものです。

私の作品はこちら。

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今回もいい感じに額装できてよかったです。

前回と同じような雰囲気をもたせつつ、違う素材の額装にしました。
チラシで使われた部分より、実際はもう少し髪の毛など長めに制作してあります。

前日の設営の様子です。

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見守る私。

今回は、なんせ本物の刀を展示するっていうんでかなりの緊張が走りました。
本当におっかなびっくりで。
ライティングするのは、本当に大変でした。

展示する前に磨ぎ粉をトントン・・・とうつ吉原さん。

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さらにピッカピカのギラギラになります。

あまりの太刀の迫力に、みんな一歩ひいた状態で見学。

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どんどん集まってきて、かなり吉原さんを取り囲みました。

私の展示をして、ライティングをして最後の最後に太刀を展示です。

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太刀を触るのは吉原さんのみなので、みんなでただただ傍観・・・・。

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手前のびびりな背中が私。

いやあ刀って本物はすごいですね。
昔のお侍さんて、よく刀で人が切れるもんだなーと思っていましたが、
これは切れます!簡単に切れますよ!
凄いわー!

てな感じで無事に設営ができて、公演日。

客席の様子。

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前回もそうでしたが、予約席はわりと満席に近くて、当日席にはわりと余裕があります。
ぎりぎりにも告知すべきでした。
1年に1回なのでもったいない。

当日のみお目見えする、ポスター版。

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見て下さっていますねー。

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前回同様、和の会どらやき!

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皮がもっちもちで本当に美味しい!
当日はお茶のサービスがあります。

この日は小雨で肌寒かったので、温まりました。


今回の公演と配役。

◎連 吟「八 島」(やしま)
和久 荘太郎
高橋 憲正 ほか

◎舞囃子「船弁慶」(ふなべんけい)
シテ : 辰巳 孝弥
笛 : 藤田 貴寛
小鼓 : 住駒 充彦
大鼓 : 佃 良太郎
太鼓 : 小寺 真佐人
地謡 : 大友 順 ほか

◎狂 言「悪 坊」(あくぼう)
シテ : 山本 則秀
アド : 山本 則孝
アド : 山本 則重

◎仕 舞「土 蜘」(つちぐも)
シテ : 辰巳 大二郎
頼光 : 川瀬 隆士

◎能「小鍛冶」(こかじ)
シテ : 宝生 和英
ワキ : 森 常太郎
ワキツレ : 舘田 善博
間狂言 : 山本 則重
地頭 : 武田 孝史 ほか


今回は、「小鍛冶」のアクロバティックな演目にちなんで、
他も力強い演目が続きました。
どれもとてもよかったです。
小鼓の音は気持ちがよいです。

「土蜘」では、シャッとクモの糸を出すのが、緊張と美しさが混じっていて爽快です。

そして、今回の「小鍛冶」はとても見応えがありました。
能面も3面登場するのもいいです。

稲荷大明神の神徳によって名刀を作るという筋から、
狐の精霊がでてきて刀制作を手伝ってくれたりと神秘的なお話です。
狐の精霊っていうことで、家元はぴょんぴょんと飛び跳ねていたんですねー。
おもしろい。

カタログの方に、太刀の展示にご協力頂いた吉原さんのお話があるのですが、
今回の主人公「小鍛冶」三条宗近は実際にいた可能性は高いそうです。
正宗の方があやしいとか。

現存する刀も、本物と言い伝えられていてもひどい状態のものがあったりと
信憑性を疑うものも少なくないそうですが、宗近のものは東京国立博物館に
「三日月宗近」(国宝)も保存してあり、
日本刀の歴史では最初期の刀鍛冶としてちゃんと実在した人物だそうです。

その他にも、刀鍛冶の資質や手法のお話をされていてとても興味深いです。

演目が「小鍛冶」ということで、現代にもそのお話が通じている
現実があるというのは、すごいことですね。
室町時代のお話ですから。

今回は、現代とリンクできたのがよかったです。
ぐんと身近に感じる事ができました。

次回も楽しみです。
毎回、カタログに能の基礎知識や演目の時代背景などミニ情報も満載で、
初めての人にもとてもわかりやすい公演になっていると思います。

恒例になってきた、和の会スタッフの記念撮影。
昭和女子大の学生さんがお手伝いに加わってくださっていて、活気があります。

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最後に家元のお言葉。

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「和の会」は彼の会ですからね。
この数日前にお父様が亡くなられ、真の家元となり、
気持ちも新たにより一層しっかりされた感があります。

今回は、かなり一人稽古を頑張ったそうです。
その成果はでていたと思いますよ。

次回は来年です。
「何の演目にしましょうねー。」とお話しました。

私も毎回制作するのが楽しみですし、家元の成長も楽しみです。

「和の会」ではワークショップも積極的に行っているので、興味のある方はどうそ!
http://www.hosho-wanokai.com/





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from イタリア

2010年05月14日 | 過去のBLOG記事

ゴールデンウィークが終わりましたね。
みなさまはいかが御過ごしになられましたか?

私のゴールデンウィークは、娘のロタウィルスにはじまり、
私のロタウィルスで終わりました。
休み空けの病院は混んでいましたー。
はじめてこんなことで点滴を受けました。

いやはや大変でした。
おかげさまで、2人とも回復しています。


まずは・・・。
婦人画報!
6月号が発売されました。

今週の表紙は高島礼子さん!

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お美しくて、チャーミングで本当に素敵な方です。
紫のコートをとってもエレガントに着こなして下さっています。

そんなコートのイメージから「つばめ」です。

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今回は、撮影時から編集長とも不思議に
「つばめが飛んでる感じが・・・。」などと言っていて、
イメージがぴったりと当てはまっていたのです。

発売される頃、本当につばめがひゅんひゅん
飛んでいるのを見かけたりして、嬉しく思いました。


少し前になりますが、別冊文藝春秋の5月号も発売されています。
桐野夏生さんの小説「アポカルプシス」の扉絵です。

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ついに、マヤが東一とご対面!
目が離せません。
頑張れマヤ!


そして、以前にもブログでイタリアの友人の
来日を書かせていただいたのですが・・・。

今回はベビーを連れての来日です!
私の娘と同級生なのです。

私の大学の友人がイタリア人の男性と結婚したのですが、
私が妊娠してそのことをメールなどでやりとりしていたら、
あちらも妊娠が発覚。

イタリアというお国柄の妊婦をとりまく状況やらを
毎回楽しく聞かせていただいていました。

しかし日本はいろいろな面で手厚くていいですね。
イタリアは出産後3日で退院なので、結構ハードです。

友人が心配していたのは、両親学級で
「出産の時にあまりの痛さから、立ち会いの旦那に
向かって暴言を吐くので、旦那様はそれを真に受けないように!」
と言われた事(笑)。

それはイタリア人女性だからなのか、
日本でもそんなことがあるのか?と
自分もそうなるのでは?と心配していました。

実際には、そんなことも言えないくらいに痛くて
気を失いかけ系だったみたいです。

それを見ていた旦那の方がトラウマになったとか・・・(笑)。

助産士の友人に聞くと、日本でもいろいろあるみたいですね。
本当に出産は三者三様ですからね。


さてさて、友人は桜の季節に間に合うようにと
出産後2ヶ月で来日と言う強行日程!

この時、すでに実家の山口県で1週間程過ごし、
飛行機で東京に戻ってきたばかりでした。

慣れない外国での出産で、彼女は相当お疲れだったようで
実家ではほとんど寝ていたそうです。
そうですよねー。
2ヶ月ってハードだわ。

イタリア人のお父さんと、日本人のお母さんを両親にもつ娘さん。

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かわいい!

今のところ、お父さんに似ているらしく、
目の色もブルーというか緑というか素敵な色でした。

旦那様のご家族は、日本人の血が入るという事で
オリエンタルな顔の子が産まれてくる!と
すごく期待していたようなんですが、
現在はかなりイタリア~ンな容姿です。

ただ、イタリアにいるとすごく日本人ぽく見えるらしく、
日本にいるとイタリアンに見えるので、
生まれながらに無国籍な感じだそうです。

そして、モンゴリアンな彼女は蒙古斑があるわけなのですが、
もちろん家の娘もあるのですが、
これはモンゴリアン以外にはないことなので、
イタリアでは気をつけないと
幼児虐待の痣だと思われてしまうそうなんです。

なかなか、意外なとこが違っていて人種って不思議ですなー。


この日はおそばを食べたのですが、
お箸も上手に使いこなす旦那様のミケーレ。
しかし、ヨーロッパでは音を出して食べるのがNGなので、
おそばは結構緊張するらしいのです(笑)。

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彼は大道芸人で、とってもユニークで器用な方なのです。

ヨーロッパを拠点に子ども相手にお仕事をしているので、
とっさの発言が小学生レベルでおもしろいのです。

昨年は、手帳で有名なモレスキン(MOLESKINE)のCMにも出演していました。
ミケーレのMOLESKINEのコマーシャル映像。

http://www.youtube.com/watch?
v=nHf7etYKtKU&feature=PlayList&p=DDE28652CE2C3316&index=2

http://www.youtube.com/watch?v=UYBycGbB4WU
http://www.youtube.com/watch?v=Hwbkbld9nis&feature=related

首のすわっていない2ヶ月の赤ちゃんなのです。

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あかちゃんの入っているスリングにはこのバッヂ!
「パッと出た!」(笑)

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家の娘がグズグズしだしてくると、あやしてくれるのです。

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ミケーレは次回の公演の道具を調達するためにハンズを下調べ。

イタリアにはない素材達に活き活きしていました。
ミケーレは大道芸や手品は一通りできるのですが、
特にオーケストラにみたてたシャボン玉のパフォーマンスを得意としています。

病院で病気の子ども達を励ますクラウン(Clown)ドクターでもあるのです。
ヨーロッパを拠点としたスイスのテオドア(THEODORA)財団のメンバーなのです。

ミケーレのパフォーマンス。
とっても素敵なパフォーマンスなのです。
(友人のいずみちゃん撮影)

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たのしそー!
ぜひ日本にもきてパフォーマンスしてほしい!

娘にも見せたいものです。


むっちむちな娘と、2ヶ月のほかほかの赤ちゃん。
(赤ちゃんの髪の毛はミケーレが撚るのでキューピーになっています。)

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家の娘、大きくなったなあー。

今回、友人のいずみちゃんの写真がないのですが・・・。
実は、やはり産後2か月の旅はハードで、
会っている時に体調を崩してしまい、
新宿の某デパートの素敵な医務室でお休み中でした。

ミケーレは「デパートの中に病院がある!」と驚いていました。
日本って本当に行き届いているわー。


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本当にさようなら歌舞伎座

2010年05月03日 | 過去のBLOG記事

いよいよ4月をもって建て替えに入る歌舞伎座へ行って参りました。

母がチケットをとってくれて一緒に行ってきました。
チケットが取れて本当によかったです。

歌舞伎座さよなら公演「御名残四月大歌舞伎」

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この日は雨でした。

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カウントダウンの電光掲示板がありました。

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もちろん隣の歌舞伎茶屋も含めてすべて建て替え。
建築内容の看板がでていました。

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舞台。歌舞伎色の幕でした。

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現在の建物は登録有形文化財なんですよね。

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ロビーには溢れんばかりの胡蝶蘭。

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数々の巨匠による名画もずらり。

2階から。

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ロビーには、過去の役者さんや歌舞伎座に貢献した方の胸像があります。
朝倉彫塑美術館の朝倉文夫先生の作品です。

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歌舞伎座には日本を代表する芸術家の作品が一堂に集まっています。
4月30日の閉場式の看板がでていました。

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手描きの看板。

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いつもは「午前の部」と「午後の部」の2部構成ですが、
さよなら公演中はその間に「昼の部」が入った3部構成。
少しでも多くの方に来て頂ければという感じでしょうか。

私は、「午前」と「昼」の2つを見ました。
「夜の部」は演目も「助六」で見たいところですが、
娘を主人に預けてきたので、そういうわけにはいきません。

私が見たのは
第一部
「御名残木挽闇爭(おなごりこびこのだんまり)」
「熊谷陣屋」
「連獅子」

第二部
「寺子屋」
「三人吉三巴白波(さんにんきちさともえのしらなみ)」
「藤娘」

どれも素晴らしかったです。


「御名残木挽闇爭(おなごりこびこのだんまり)」は、
豪華なキャストと豪華な衣装の人達が暗闇で右往左往する感じが
おもしろかったです。


「熊谷陣屋」と「寺子屋」が両方、身代わり首実験のお話で
なんとも切ないお話でした。

「寺子屋」はたくさんの子ども達もでてきてかわいかったです。
それとは対照的に、悲しいお話なんですけどね。

「連獅子」は中村勘三郎親子で、獅子の子が2匹の親子3匹で
あの長い赤と白の髪の毛を回す、圧巻の演技でした。
「連獅子」で、大丈夫?ってな具合に頭を回した中村勘三郎さんですが、
昼の部の「寺子屋」ではすぐに女将さん役ででてきて、本当に超人技です。

「三人吉三巴白波(さんにんきちさともえのしらなみ)」は、
尾上菊五郎、市川團十朗、中村吉右衛門と
豪華キャストの演目で愉快なお話です。

とくに團十朗さんは台詞回しがいいですね。声といい気持ちがよいです。

最後の「藤娘」は、舞台も衣装も艶やか!
藤の精の藤十郎さんも名前からして藤尽くしで、舞いも素晴らしかったです。

いやー、本当に素晴らしかった。
あっという間でした。

長いかと思いましたが、そのまま夜の部まで見れると思えるくらいあっという間でした。
全ての役者さんを尊敬します。

この建物で最後に見れてよかったです。

日の出やさんのお弁当を、幕間にいただきました。

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歌舞伎座が立て替え中の3年間は日の出やさんなど、
近場のお店屋さんはどうなさるんでしょうねえ?
オフィス街だから、ふつうに売れるのだろうか。
この日は、一番食べたかったお弁当は売り切れていたので、
機会があったらまたお弁当だけでも買いにきたいものです。

見終わって出てくると、3階の桟敷席のお客さんが
雨の中、列をなしていました。外国の方などが多かったです。
日本にきたら見ておきたいですよね。

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御名残惜しいですが、いた仕方なし。
バリアフリーでもっと多くの方がみれるようになるのであれば、
次ぎの建物に期待します。

本当にさよーならー!

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