復路も快調に飛ばす

奥さんを中川駅まで送り、『ぎゅーとら』で弁当を買い塾に戻る。しかし食べる暇がないままに午後が過ぎていく。

望美（高田文理２年）に音読。

千里は501～1000の第一回試験・・・いじわるな設問も多々、それをクリアしてミス８に持ち込む。かなりの精度になりつつある。これで安心して数学と物理に戦線を広げることができる。

玄太（24期生・三重大学医学部２年）から連絡・・・インフルエンザにかかったそうな、え！え！え！え！　アカンがな。

晶穂（津東３年）と廊下で出あう、「日本史は？」　「なんとか83点」　予想以上に手こずっていた日本史の得点が動き出した。

 

中３は学年末試験の準備に入っている。

2015-01-10 12:23:54

親父ではなく奥さんの見送りである。

疑似センター試験開始

試験開始は午前９時半だが、試験の監督官から受験用の注意がある。これが長い、それに何度も同じことを言われるために受験生は閉口する。しかし監督官の経験がある塾関係者・・・北野ドクター（築地の大きな病院）やら大西君（岡山れいめい塾塾頭）などは同じようなコメントを口にする。

「壇上から見ていると、試験の種類・・・数ⅠAとか数ⅡBとかにマークしてない生徒が分かるんですよ。直接、その生徒に指摘するわけにはいかない。だから、その生徒に向って何度も同じことを言う・・・必ず、もう一度見直してマークされているかどうかを確認しましょう、って。でも、気付いてくれないんですよ。結局、その生徒は０点・・・浪人ですよね」

過去に一人、ウチの塾生でマークをし忘れた生徒がいる・・・６期生の秀樹（ヒューマンオート）だ。マークをし忘れた・・・その瞬間に浪人決定なのだ。

 

試験が始まる20分ほど前から、監督官の注意に替えて晶穂（津東３年）にはそんな話をしていく。

午前９時半、１限目の倫理開始。

 

晶穂は三重大学以外は受けないつもりらしい。高校のほうからはいろいろ言われているようだが俺はそれでいいと思っている。高校の心配は分かる・・・浪人させたくないのだろう。しかし長い人生、１年の回り道は回り道にもならない。さらに晶穂には下には弟たちが３人、家庭は大変なのだ。ゆえに通える国公立・・・これが晶穂の進学条件。それに見合う大学は三重大学。ウチの娘たちと同じだ。経済的に恵まれている家庭なら滑り止めなんぞと余裕をかませるが、すべての家がそうではないのだ。

俺としても、今の晶穂には滑り止めを受ける時間がもったいないというのが正直な感想。今は１分でも１秒でも時間が欲しい。滑り止めを受けている経済的な余裕に加え、時間的な余裕がない。

さすがの俺でも浪人のことを考えないでもない。しかし親父である智洋（３期生・日産部品）の晶穂に対する評価・・・「先生、あいつは男前やで」　晶穂の塾への密航時に親父が俺に吐いたコメント。確かに３年前の滑り止めのなかった高校入試で一切ぶれなかった晶穂を見て俺もまたよく分かったつもり。ゆえにここは退路を排しての勝負、男前に期待しようか。

センター試験まであと７日

昨夜の諮問試験・・・トップは千里（津西２年）が1～500をミス７で往路終了。

続いて潤奈（津東２年）、知愛（津高２年）

そして再び喬之（三重進学２年）が諮問試験に臨む。

ずっと俺は廊下・・・いやはや昨夜は寒かったね。

 

今日は高３がセンター試験と同じ時間割でZ会パックを実施。

晶穂（津東３年）がつぶやく。「早いですね、センター試験まであと１週間・・・」　「受験生は当たり前のことを何度も言うねえ」と俺。晶穂は地歴公民の２教科からスタート・・・午前９時半出走だ。

 

30期生との作戦会議

今日の最も大切な時間・・・来年へ向けての作戦会議、30期生の初の会合である。

来年のコード番号１の優里と３の明日菜の初遭遇でもある。当然、お互いがその存在を知ってはいたはずだが話したのは今日が初めてのはず。これから俺は忙しくなる。高３のセンター試験から始まり、中３の高校入試へと続く。視線は中２の上を素通りして受験生たちに向く。ゆえに来年の主役たちの要の二人に状況をよく把握しておいてほしいのだ。

そんな二人にはどうしても数学を先行してもらう必要があるので、後は諒（21期生・三重大学工学部物理工４年）に頼む・・・丸投げである。

そして俺はセンター試験までにそれなりの形を作る必要がある高２の諮問試験に入る。まずは喬之（三重進学２年）からだ。

ミスはある・・・しかし、中学からの懸念だった発音がかなり是正されている。電子辞書の効用だ。つまりは家でやりこんでいる気配はする。

なお、明日から幸祐（津東２年）は中学生の教室に移行。

 

今しがた、明日の諮問試験のプリントを打ち終える。健気に頑張っている俺に何とぞクリックでの励ましをお願いします。