予告登板通りに

大西君（研究者）が登場・・・安堵のため息が教室から漏れる・・・計測したらかなり温暖化をすすめるやめしれぬ。

和司ちゃん、大西君が「和司ちゃんにおもろい話を二つ三つもってきたけどな」やってさ。

 

祥（17期生）は机で格闘している。・・・「中学の時にお世話になった時は、人生でこんなに勉強するのはこれが最後や・・・そう思って勉強したんですけど、またこんなになっちゃって・・・」　それでも集中力が続いている。

中１の英語の試験が佳境に入った。ルールは英作文のプリントを４枚、２回続けてミス０・・・というのが今回のイベントを企画した喬之のルール。このミス０がなかなか稼働せず、一昨日になりミス０を１に変更。これで皆が稼働し始める。芽生・淳嵩・駿が１回目をクリアー、そして今、淳嵩が２回目に臨んでいる。

 

 

17期生のそれぞれ

和司ちゃん（８期生・三重銀行）の授業が終わる頃に沙耶加（17期生・小学校教諭）が登場、さらに祥（17期生）も・・・。和司ちゃんに金融について話を聞きたがっていた龍神（17期生・慶応大学法学部４年）を連れて『ありがとう』へ。

晴れて教諭となった沙耶加を真ん中にしてのショット。これでお父さんとお母さんもひと安心・・・あとは結婚やろな。前列左右の俺と和司ちゃんを除く３人は17期生のタメ・・・とは到底思えんよな。

近くの『ハッピー・ブックス』で教職試験用の問題集や参考書を買い込む・・・４冊、そのなかの２冊には「36日完成！」とあるが・・・。

 

塾に戻るといろんなお客さんが来られててんてこ舞い。祥はさっそく勉強を開始・・・「この８年間サッカーばっかやってた子ですから」とは、祥のお母さん。とりあえずは机に座るところからやね。祥のお母さんにいただいたケーキを生徒に配っているのは沙耶加先生・・・すんませんな。

 

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日本史の授業始まる

昨夜は宏樹（10期生・薬剤師）の入社祝いのような飲み会があったとかで、日付が変わった頃にやって来る。「結婚式やったんか」と素で言っちまったほどに正装・・・市民病院てそんなんやったか？

「いやあ、もう飲めへん」と言いながら塾の冷蔵庫から缶ビールを引っ張り出す・・・だんだん甚ちゃんに似てきたな。

 

かなり飲んだのか二日酔いで目覚める。人の気配・・・中１の智惠がいる。しばらくすると和司ちゃんがやって来る、新学期初の日本史の授業・・・生徒は真悠（高田Ⅱ類３年）一人だが。

充電期間が長かったからか、和司ちゃん恐るべき武器を繰り出す。それが・・・

日本地図に右上のつぶみたいなのは、小さなタイル・・・1cm四方のタイルを３つ張り合わせたものがたくさん。その一つひとつに源平合戦に登場する人の名前が書かれている。ご丁寧に平氏方は淡い桃色のタイル、源氏方は淡い青色。

これは南北朝や戦国時代にも応用が効く・・・いや江戸時代の大名配置や幕末の動乱までも対応できる。

和司ちゃんから塾関連の人事異動について伝えてくれる・・・「富永（７期生）さん、４月付けで東京赴任です」　「そりゃよかった、東京で青春を過ごしたアイツにすりゃ嬉しいやろね」　「・・・結婚してみえますから大変でしょうが」　「さすが妻帯者、よく気がつく」　無言の和司ちゃん、また俺が地雷を踏んだのか・・・。

 

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