勢い込んで奈良に行こうと思い立ったものの、こんな日に限ってヤボ用が割り込んでくる。
結局は塾周辺をうろうろしながらピンポイントだったはずの金曜日は終わっていく。
昼前から4時間ほどを保護者と過ごす。
昼飯に誘われたところがポルタの前にある寿司屋。
昔の店舗だった頃にケンカしたことがある。
それ以来避けていたが、店主は息子さんに代わっている。
この息子さん、親父が成美小学校の教諭だったときの教え子。
愛嬌がある。
愛嬌・・・これに勝るものなし。
しかし愛嬌がありすぎても困り者。
昼食をともにした保護者の息子だ。
愛嬌のない者から無用の反感を招きやすい。
これからの起こりうる可能性を思いつくままに話す。
いつしか勉強ではなく、中学生活のしのぎ方、すなわち内申の取り方を教えることが必要悪になってしまった。
塾に戻ると清美(三重高選抜2年)から早速質問・・・仮定法だ。
明日は英語か。
ここ最近の塾の風物詩、英単語の口頭試問の試験を受けている風景をあちこちで見ているはずだ。
先輩のいいところは見習ってほしい。
同時によくないところは見習わないでほしい。
よくないところ・・・英語を高2終了時までに終えなかったこと。
高3にまで英語を持ち込んだら最後、正真正銘の地獄が始まる。
香保(松阪高校3年)を除く高3、今は地獄の待っただ中。
今日は一人一人諮問試験。
一挙に仕上げに入る。
仕上げといってもセンターレベルだが・・・。
問題はその場で渡す。
設問はいつも通り、180項目。
これを8分、ミス20以内で合格。
龍神(17期生・慶応大学法学部4年)が高2の頃に苦しんだ試験形式。
その龍神の授業は明日から始まる。
その意味では今夜の試験は龍神の露払い。
さて、ここ10日ほどの付け焼刃、果たしてどれほど効果があったのか・・・今夜分かる。
クリックのほう、ほんまに頼んます。
ほんまのほんまです。