４月２２日・Ⅱ

今日も松阪からの密航者コンビはやって来た。
因数分解は終了した。
ただし弟だけだ、姉ちゃんはもう少し時間がかかるようだ。

この密航者たちの中学は中部中。
去年の中３の前期中間試験を手に入れ、仔細に見やる。
簡単な問題だ。
ことに理科と数学は軽い。
地道に式の展開や因数分解の調練を続けていけば80点には届く。
目標は先生方を驚愕させることにある。
少なくとも３学期期末の点数の倍は取ってもらう。
郁の顔がちらつく。

遠足で昨日休んだ面々が姿を見せてのセンター英語の1997年度６番。
これがなんと悠佑（高田Ⅱ類）が５問中４問正解・・・勘やね。
しかし、勘でも結構。
クイズ感覚でセンターを解く。
大切なのはその後なのだ。

俺の古典と漢文の生徒は瞭（津高３年）とさつき（津高２年）の二人だけ。
聞けば遠足だから今夜は来ないと言う。
落ちるな・・・と思う。
今日はしんどいから休もうか・・・その思考が浪人なのだ。

４月２２日・Ⅰ

今日は育伸社の吉田の竜ちゃんが、本部の柳部長と連れだって訪問。
柳さんからは首都圏の高校入試の実情をいろいろと伺った。
あの千葉高校が中高一貫制に踏み切ったとか。
三重県では中高一貫の気配もあるにはあったが、今は無風状態。
そして、かつて業者テストの撲滅のアドバルーンを最初に掲げた埼玉県が、今度は内申書だけの推薦入試の撲滅に取り組み始めたという。
さらに首都圏では独自入試を謳う都立高校が増大したが、優秀な生徒を私立高校に取られて実質的には実力が下がっているとか。
センター試験の傾向が公立入試に影響を与えることでは意見が一致。
万が一、津高や津西が独自入試に参入するなら、お手本は首都圏の都立の問題となろう。
その意味では処理能力が問われる。
なにしろ英文の量なんぞ、現行の三重県公立入試問題のほぼ倍である。
いかに速く正確に・・・まるでセンター試験やん。
久しぶりに外気に触れた気がして刺激になった。
柳さん、感謝します。
竜ちゃん、一日も早く刺激溢れる情報満載でウチの塾を訪れるようになってや。


午後の英語は2006年度の立命館大学文系後期。
イースター島のモアイ像のなぞに迫っている。
これなんか、中２の教科書『ニューホライズン』の、UNIT2の後に読ませればおもしろいんだろうが・・・。

クラブがなかったとかで、幸紀がかなり早い時間から来ている。
そして颯挺（はやて）も姿を見せる。
この二人の課題はほぼ同じ・・・勉強する癖をつけることだ。