トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

クロスジホソサジヨコバイ

2011-01-16 | 虫類


昨日は小正月 今日は薮入り 早いもので正月も半分過ぎてしまった

ヤツデの葉裏に小さな5mmほどの虫を見つけた
メスの成虫と幼虫だ なんだか綺麗な色で可愛い

クロスジホソサジヨコバイ 漢字で書くと多分「黒筋細匙横這」かな?
長い名前なので漢字の方が分かりやすい

ホソサジヨコバイは顔が細くてスプーンのようなヨコバイなのでこう呼ばれて居る
そこに更に黒い筋が入っているのでクロスジホソサジヨコバイ
上側に黒い点々があり目のように見えるが擬態で目は下の方にある

上の写真は成虫でメス オスは赤い模様が無い
下の写真は幼虫 未だ模様も無い


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ゴマダラチョウの幼虫

2011-01-15 | 虫類


この寒い時期虫たちも生き延びるに大変でどうしてるだろう

大きなエノキの木の下に吹き寄せられた枯葉に幼虫がしがみついていた
食樹(エノキなど)の根元の落ち葉で越冬する
かなりピンボケ写真だ ご勘弁下さい

成虫の写真は昨年の6月頃だったか代々木公園で目の前の枯れ草に突然現れて止まったもの・・チョッと興奮したのを覚えている

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タヒバリ

2011-01-14 | 野鳥


ヒバリに似た色彩で刈り入れ後の田んぼなどで多く見かけるのでタヒバリ

冬鳥として全国に渡来する 体長16cmの小鳥
地上を歩き回り昆虫や草の実などを食べる
そういえばこの鳥が木の上にいるところを見たことが無い

オオヒシクイが居る田んぼの脇に居た
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関東のオオヒシクイ

2011-01-13 | 野鳥


オオヒシクイは新潟や宮城辺りに多く飛来して冬を越すが 関東にだって毎年越冬しにやってくる
関東では唯一のオオヒシクイの越冬を茨城へ見に行ってきた

昨年は59羽だったが今年は62羽来ているそうだ
国の天然記念物に指定されている

ヒシの実を好んで食べるのでヒシクイ
ここでの食べ物は2番穂や落穂 野草の実など

日本には体の大きいオオヒシクイとそれより小さいヒシクイの2亜種が来ている
体長90cm 羽を広げると180cmもある大型の鳥

「警戒心の強い鳥なので近寄らないで下さい」と看板があり 遠くて写真がぼんやりなので 先月宮城での写真を下に追加します


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テイカカズラ

2011-01-12 | 樹木 草花


8月も終わりの頃にテイカカズラの実が成っていた
2個の実が逆さV字方にぶら下がる



年が明けて見てみるとやっと実が裂開して種が顔を出していた
随分長い間裂開もせずぶら下がっていたものだ
フワフワした毛が付いていて風に乗って軽く飛びそうな種だった



5月の終わり頃に咲いていたテイカカズラの花

名前の由来がロマンチック
式子内親王に焦がれた藤原定家が 内親王の死後も忘れられずに 蔦になって墓石に絡みついた (謡曲「定家」)

キョウチクトウの仲間で有毒だが 葉や茎を乾燥し煎じて解熱強壮の薬効あり
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カクレミノの実と花と葉

2011-01-11 | 樹木 草花


カクレミノの実がすっかり熟してぶら下がっていた
ヒヨドリなどが好んで食べるので排泄された種があちこちで芽を出す



8月頃の花



葉は下の方は黄色くなって落葉する
常緑樹だって黄葉し落葉する

葉が切れ込みの無いもの(グー) 一つあるもの(チョキ) 二つ有るもの(パー)でグーチョキパーの木と勝手に呼んでいる
カクレミノの名前は葉を隠れ蓑に見立てたもの

夏から秋にかけて樹皮に傷をつけると出る白い汁(黄漆)を家具の塗料に使う
中々優れものの木である
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ベニヤマボウシの狂い咲き

2011-01-10 | 樹木 草花


ヤマボウシは普通は白いのだが これはベニ色でベニヤマボウシ
加えて何と狂い咲き 普通は5月頃から咲くのだがこの寒空に咲いて頑張っていた

花びらのように見えるのは総苞片で 中心の丸いのが花 小さな花が20個程密集して付いている

ヤマボウシの名の由来は 中心の花序を僧兵の頭に 総苞片を頭巾に見立てたと言う説がある
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アジサイの葉痕

2011-01-09 | 樹木 草花




庭のアジサイをポケッと見ていたら 結構面白い形の葉痕が有った
羊顔に狐顔といったところか

中に白っぽい点が3個見える
これは維管束で元は養分水分の通り路だったもの

この時期は葉痕や冬芽などを見ていると面白い形に出会ってニンマリすることがある
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マガモのペアリング

2011-01-08 | 野鳥


1月はカモ達の求愛の最盛期 もうペアーになっているマガモがいた

池では複数のカモが一緒にいてオスは綺麗な羽を目一杯美しく見せ 羽を広げたり首を伸ばしたり反ったり色々な求愛ポーズをしてメスの気を引きます
言ってみれば合コンです

他の種類のカモも一緒に合コンしているので 間違えないようにオスの羽色はかなり違っているし求愛の仕方も種によってかなり違うのだが ときたまトンパチなのが居て違う種がペアーを組んでしまう事もある
マガモとカルガモ(マルガモと呼んでいる)マガモとオナガカモ トモエガモとオナガカモ等等

カモは1シーズン限りの婚姻関係で毎年結婚離婚を繰り返します
毎年結婚するので春になって相手を探すのでは子育てが間に合わないので 冬のうちに相手を決めてから渡りをして春先に北の方の繁殖地で子育てをします

12月に番っているマガモをみて冬に向かって卵を産んでどうするんだ と心配した事がありますが 冬の間は未だメスの体が出来てなくて受精はしないそうです

余計な心配をしなくても自然は上手く出来ているものだ

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オシドリ

2011-01-07 | 野鳥


都心でオシドリを見ようと思ったら明治神宮か井の頭公園へ行くと大概会える
期待に違わず今回も10羽以上のオシドリに会えた

カモの仲間では繁殖時期オスは概ね色鮮やかなのだがオシドリの鮮やかさはダントツだ
後ろにピンと立っているオレンジ色の羽は別名銀杏羽 三列風切りが変化したもの

ほとんどのカモはペアーは繁殖時期だけで来年は違う相手とペアリングする
鴛鴦(オシドリのこと)の契り等と結婚式などで言うが考えもの

子育てはカモでは珍しく樹洞を使って行い 雛に孵ると親は雛に給餌しないので 翌日は巣から出て水辺に浮かぶ
時には高さ10mの洞から飛び降りる 下が柔らかい草地を選んでいるようだが 時には怪我をする雛も居ると思うがどうだろう

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ヤマガラ

2011-01-06 | 野鳥


ヤマガラは神社仏閣の森のような常緑広葉樹を好むため 鎮守の森や雑木林の減少と共に首都圏では激減して 23区内で生き続けてこられたのは ここ明治神宮の森だけであったという 最近は首都圏でも回復の兆しがあるらしい

人に慣れやすく非常に賢い
今はもう無くなってしまったのか ヤマガラのおみくじ引きも昔語り
子供の頃大好きで何度も見た

鳥かごを開けると前にある3つ4つの止まり木をチョンチョンと渡って神社を模した模型の前で扉を左右に開け 中からおみくじを咥えて持って来る ご褒美に好物の麻の実をもらえる

昆虫以外ではシイやエゴノキなどの実を好んで食べ 地面の中に貯食したりする
隠した所は場所を覚えると言うよりも近くの何らかの目印を覚えているらしい

体長は14cmでスズメ大 鳥には珍しくペアーの2匹は生きてる限りずっと離れないとも言われ絆のかたい鳥

大好きな鳥の一つであったがこうして書くとますます好きになる
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初詣のルリビタキ

2011-01-05 | 野鳥


明治神宮へ初詣 兼初探鳥(こちらが主かも)

ルリビタキが目の前に出てくれた 神のお引き合わせに違いない
色の綺麗なオスだった

オオルリ コルリと併せて瑠璃三鳥と言うが 都市周辺ではあまり人を恐れないルリビタキに時折出会う 人気上昇中の鳥

体長14cmでスズメ大 メスは例によって地味色で尾だけが青い

ルリビタキの青色の羽は2年目の秋の換羽でも青くはならない
メスと同じ色でオスの縄張りに入り込み メスに近づこうと言う作戦 と言う人が居るがどうだろうか
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アオジ

2011-01-04 | 野鳥


この時期アオジは都心の公園などでも良く出会う
メジロやシジュウカラ等の都市鳥に比べるとやや一般的ではない様に思う

今頃は下草や藪からの中に居てチッと一声ずつ区切って聞こえる

サイズは16cmでスズメより少し大きい
本州の中部以北で繁殖しているが渡りをする固体も居る



藪の中に逃げ込んでいたアオジも春になると木の枝の目立つところで良い声で囀る
チッチョンツピーチローチチロジー(写真は5月のもの)
メスがやって来て番になるとメスのガードをする
これはメスの身を守るより浮気しないように守っているらしい

こういうことは小鳥の世界では割合多いようだ
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シロハラ

2011-01-03 | 野鳥


林の木陰にシロハラを見つけた

木の実も食べるが 落ち葉をガサガサ掻き回して昆虫などを捕らえて食べる
中国大陸からやってくる冬鳥
ゴールデンウィークの頃に北へ帰るが それほど北方へは行かず 日本海を越えたらすぐ繁殖地
広島県の中国山地では夏でも居て繁殖している

体長24cm ツグミの仲間
昨シーズンはあちこちでよく出会って多かったが今年はどうだろう
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富士山

2011-01-02 | 旅行


富士山を見ているとほんとに心が広がって細かい事にクヨクヨしなくなる

降るほどの星を見ているのと同じような気分だ

誰も富士山は好きのようでチラリとでも見られると歓声が上がる

サー頑張るぞ~~

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