ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

気にされないことが楽でした。

2023-09-17 10:41:50 | 思うこと

少し前ですが、中学校を卒業して今年は50年目に入るということで(年齢わかりますね笑)

それを記念して、先生方にもお声をかけ、学年全体の「同窓会」を開催すると連絡が入りました。

 

「はい!是非!」ということで参加の旨を伝えました。

 

中学3年生の時のクラスは、卒業後、2~3年に一度くらいのペースでクラス会をやってきました。

もう参加する人はほぼほぼ決まっていて、クラス会というより、仲間同士がたまに会う的な会になっていました。

ここ数年はもう開催されていなかったと思いますが。

 

これまで、クラス会に参加して、びっくりしたのは、人間って変わるんだなぁ~ということ。

もちろん、そのままのイメージの人の方が多いのですが。

 

クラスの誰もが声を聞いたことがないくらい、大人しくていつも下を向いていたような女子が、中学生の男のお子さんをクラス会に連れてきて、皆と歓談していたんです。その時、彼女の笑顔を初めてみました。

 

あとひとり、小さくてガリガリでちょっと貧相な印象を受ける男子がいたのですが、180㎝くらいの高身長の、胸板が厚いイケメンになっていたんです。そして同じように、皆と楽しそうに歓談している。なんかもうパーフェクト

皆も「ほんとに〇〇君?」と、信じられないようで、昔のイメージとのギャップにびっくりしていました。

本人が中学生の時は貧困家庭で食べるものも困っていた家庭だった。楽しいと思えることがなかった・・・とその時に言っていました。

皆も初めてそのことを聞き「そうだったんだぁ~知らなかった~」と。

今は大手企業にお勤めで、経済的に安定しているだろうし、当時の苦しかった時代から抜け出せたので、こうして明るく話せるようになったんだろうなと思いました。

 

あと、クラス会の幹事さん。今回の「同窓会」の幹事も引き受けてくれていますが、

在学当時、目立つ存在ではなかったのです。

クラスの主要メンバーと仲良くはしていましたが、その中で一番大人しかったと思います。

クラスの中で先頭を切って何かをしたという記憶はないので、わからないものだなと思ったりします。

 

あと、私ですが・・・

 

小学生の時の通信簿のコメント欄に「おとなしすぎる」と何回か書かれたことがあります。

積極的に手をあげたり、行動したり・・・ということはほぼ皆無で、そこから逃れたいオーラをたくさん発していたと思います

 

なので、いつも、自分とは真逆のクラスの中心的な存在を意識し、「ああ、なれたらいいなぁ~」と羨ましそうに、指をくわえてみているような女の子でした。

それでも地味にいつもひとりか2人は友達がいて、遊んでいたりはしていたんですけどね。

 

でも、誰とでも仲良く遊ぶというタイプではなかったので、先生のコメントもあり、母が心配していたのです。

確かに、私は幼稚園の時から鍵っ子で、夏休みなど、母は仕事で家にいなかったので、ひとりで家で留守番していることも多かったので、心配だったとは思いますが・・・

 

ある日、当時、一番仲が良かった友達が遊びに来た時に、私のいないところで「〇〇はあまり友達がいないので仲良くしてあげてね」とか言っていたそうな。

その友達が教えてくれました

 

なんかそういうのが、凄く、凄く、嫌でした。

おとなしい、友達が少ない・・・というレッテルを貼られ、

それは、よくない的な価値観を突きつけてくる。

 

そういう目で見られると、自己肯定感が下がり、自分にダメ出しをしてしまう。

かえってそこから抜け出せなくなるのです。

 

だから、そういうことを何も言わない、そろばん塾の先生が一番好きでした(笑)

 

 

今は友達に全く困っていません。

いろんな方と楽しく交流させてもらっています。

おとなしくはないと思います笑

快活でもないですが笑笑

 

もう自分とは真逆のその場の中心的な存在を羨むような私ではないです。

こんな私でいいと思ってくれる友達が一番です。

あの時の自分はなんだったんだろうな・・とも思います。

 

人間って変わっていくんです。

 

この子はこうだから・・・と決めつけはよくないですよね。

必要以上に心配することも、この子はこうだとの決めつけになってしまうので。

 

そもそも、おとなしいのがいけないの?

直さなければならないの?って思ってしまいます。

 

気にされないことが、私は一番楽でよかったです。

 

 

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