まりっぺのお気楽読書

読書感想文と家系図のブログ。
ゆる~い気持ちでお読み下さい。

イングランド王ヘンリー8世愛妾 メアリー

2010-07-19 22:53:17 | 王の寵姫・愛妾
謎多き女流詩人
メアリー&マーガレット・シェルトン


生年不詳~1560/愛妾 1535

謎多きメアリーとマーガレットの姉妹はジョージ・シェルトン卿の娘です。
母親はアンメアリーのブーリン姉妹の父トマスの妹アンです。

どうしてふたりをセットで書いているかご説明しますね。

         

実は、メアリーとマーガレットのうち、どちらかがヘンリー8世の愛妾と言われたのですが
どちらか定かではありません。

最初はマーガレットとされていましたが、その後の歴史家の研究でメアリーでは?と
言われるようになりました。
メアリーはアンの女官を務めていましたのでね。
それどころか、マーガレットは実在していないんじゃないの?という説もあるそうです。

これは16世紀に使われた紛らわしい文字に原因があって
サインのMaryがMargに見えたんじゃ? ということらしいです。

かりにメアリーが愛妾になったとしますね。
ふたりの関係は、1535年に始まり半年間で終わりました。

メアリーは女官のかたわら詩人でもありまして、詩人の会に属していました。
その会にはトマス・クレア、サリー、トマス・ワイアットも参加していて
メアリーはいろいろな方とロマンスがあったみたいです
恋多き女性…ですね。

メアリーは4人目のお妃候補に名前があがったことがあります。
というと、1537年から1540年の間なので、ヘンリー8世の愛再燃ということでしょうか?

ヘンリー8世ってさ、そばにいる人なら誰でもいいって人だったみたいですね。
一度別れたなんて関係ない! 今好きなんだよ~!! という感じか…

しかしメアリーはいとこのアンソニー・ヘヴェニンガム卿と結婚し
死別後1557年に領主のフィリップ・アップルヤードと再婚しました。

ヘンリー8世の4人目の妃アン・オブ・クレーヴス
5人目の妃キャサリン・ハワードは痛い目にあっていますのでね、
選ばれなくて正解だったかも…

(参考文献 Wikipedia英語版)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする