森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

ありがとう ☆

2009-11-19 01:04:20 | 梢は歌う(日記)
しばらくお休みしていましたが、また再開いたします。
お休みの間も変わらずに訪問してくださったり、心配もしていただいたりで、皆様本当にありがとうございました。


その間、私はずっとメソメソしていたわけではありません。確かに、三日ぐらいは本当にしょんぼりしていたと思います。でもふつうの生活が始まれば、私の毎日はいつものようにバタバタと過ぎていきました。そんな生活の中で、14年間家族でいてくれたココに、しばしの沈黙で喪に服そうと思いました。
PC自体も閉じてしまいたかったのですが、タイミングも悪く他の事情により、そうは行かない状況にあったので、時にはやっぱりお友達のブログを読んだりしていました。

中途半端な感じだなと思いましたが、それでも精一杯の私流だったかもしれません。
でも余計な心配をおかけしました。申し訳ないと思いつつ、その優しい言葉が嬉しくて励まされました。
14年間はやっぱり長くて、思い出がたくさんあります。いろいろな事を思い出しながら、時にはウルウルしています。今みたいな真夜中とかね。

だけどその思い出を大切に覚えていようと思います。あまり良い思い出ではない事だってありますが、それも含めて。


お休みの間は、日常の雑用に追われていましたが、その他には映画ばかり見ていました。今月は5本映画館で見ています。後一本見る予定です。
一ヶ月の間に、こんなに映画を見たことがありません。
どこかの扉が閉じれば、また別の扉が開く、そんなイメージを感じてしまいました。

ただ、「家中をピカピカにする」と言う扉だけは開かなかったみたいですね。そろそろ、その扉もこじ開けなくてはいけない季節がやってきたようです。

だけど再開したこのブログが「お掃除・お片づけブログ」にはなる事はないとは思いますが、またいろいろおしゃべりしていきたいと思います。

よろしくお願いいたします。




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疲れました。

2009-11-05 00:49:43 | 家族スナップ

 

「ギネ」と言うドラマを見ていましたら、
「昨日帰る時には元気だったのに、いったい夕べ何があったのか。」と言うセリフがありました。

私は急に切なくなって・・・・

 

昨日は、友人と「マイケル・ジャクソンTHIS IS IT」を観てきました。感想はまだ書いていませんが、二時間泣きっぱなしという感じでした。素晴らしかったです。
でもふと、いったい彼に何があったのかと、そんな思いが心をよぎった時、私の思考は一瞬違う所に飛んで行き、違うものの為に涙がこぼれてしまいました。

 

今、私はこのブログでは「ある日・・」と言う最後まで書いたら全体が見えてくると言う、心情日記を書いています。と言っても今の段階では、とてもそうは見えませんが。おとといの夜、その〆の記事を書き始めた所、ふと犬のココちゃんの話を書かなくてはいけない様な気がして、中断しました。その後ずっと彼女の事を思っていました。

それが虫の知らせだったかも知れません。

昨日の朝、彼女は突然死んでしまいました。前日の夜まで、あんなに元気でいたのに・・・

私は号泣し、でも泣いたかと思うと、普通の顔をしておしゃべりをし、そして一人になると、またサメザメと泣き、またヘラヘラとしていました。その繰り返し。

昨日の私、今日の私、心の底から疲れました。

「ある日・・」の続きはそのココちゃんが教えてくれた事から書きたいと思います。でもそのココちゃんの想い出も、またいつか語らせてくださいね。

本当は自慢の我が家のワンコでした。

「バイバイ」とか「アリガトウ」とか、今の私、ぜんぜん言う気分になれません。
本当に、疲れました・・・

だからしばらく、このブログの更新もお休みします。
とかいっても書いて気持ちの整理整頓をするのが好きなので、すぐに復活だと思います。

コメント (4)
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もしも三日前のアンパンマンが来たら

2009-11-03 10:40:10 | 家族スナップ

「ある日・・4」なので、「ある日・・3」の続きです。

別のある朝、ラッタ君が
「だめだ、腹が減って死にそうだ。」とリビングにやってきました。
「トーストなら焼いてあげる。」と私。

でも本当はラッタタはパンが基本的に好きではないのです。
「美味しいんだよ、こんがりパンにマーガリンを塗って。」

またラッタッチはマーガリンは毒と思い込んでいるので、嫌な顔をします。でも死にそうなので妥協です。ムシャムシャ美味しそうに食べながら彼は例の如くのたまいます。

「アンパンマンでさあ、『ああ、だめだ。腹が減って死にそうだ。』って言う時に『さあ、僕の顔を食べたまえ』って飛んできたのが、アンパンマンやカレーパンマンならいいけれど、食パンマンだったら、ちと凹むな。」

「カレーパンマンは、超人気者と言う設定らしいよ。」
「だろうな。」
「でもドキンちゃんは食パンマン様命でしょ。・・・・・ああ、だから食パンってかびやすいのか。」とショウモナイ事を・・・

 子供に人気のアンパンマンって言うのは、アンパーンチとかの必殺技を持っているみたいだけれど、基本的には、寂しい人や弱っている人、困っている人の所に飛んで行き、自分の顔を食べさせ元気を出させると言うヒーローだったと思います。

要するに励ます事によって自己解決をさせると言うわけで、自分の変わりに敵をやっつけてくれると言う他力本願と言うわけではない様な気がします。考えてみると、もともとの発想には素晴らしいものがあったのですね。

♪ 愛と勇気だけが友達さ~

この歌を聴くと、私は微妙な本当に微かではありますが、寂しさを感じるのです。「だけ」と言う限定の言葉が、その気持ちを誘発するのかと思います。アンパンマンと言うキャラクターの歴史は結構古くて、若い時に「詩とメルヘン」と言う本の中で、夕日を背にポツンと立っている彼を見た様な気がします。誰かを助け癒しても、そのヒーロー自身は孤独。

本来はそんな夕日のガンマンみたいなキャラだったのかも。

そんなキャラだった(かどうかは不明ですが)アンパンマンがブレイクして、さらにとんでもないファミリーを築き上げ、アンパンマンワールドを作り上げていった事は、知らない人の方が少ないかもしれませんね。
でもそんな事で私が思い浮かべる事は、横溝正史と共に歳イッテからブレイクして大金が入ってきてもショウモナイよねえと言い合っていたと言うエピソード。
これは私にとっては、とっても印象深いお話。いろいろ考える所があります。

 ついでですが、劇団金子のK君が多摩美時代に架空畳のY君を主役(別に彼らは名前を書いてもいいような気もするのですが、一応・・)に、「フォグ・オブ・ア・チムニー」と言うお芝居を作っていましたが、モチーフに使っていました。「愛と勇気だけ・・」の歌詞に微妙な寂しさを感じるのは、多分に彼のお芝居からの影響だと思います、たぶん。←こう言うところがおばちゃんモード?
一応その記事は→こちら

なんだか「小公女」より、熱く語ってしまいました。

「あたしが昔、君達に「アンパンマン」の本を読んであげて、一番印象に残ったのがジャムおじさんの『アンパンマンや、お前は食べ物なんだから、汚い所にいってはいけないよ。』と言うセリフだったわ。」と、私はラッタ君に言いました。アンパンマンは顔が汚れると、ヘナヘナになってしまうのです。

「『お前は食べ物』ってセリフも凄いな。でも、『さあ、コレを食べたまえ』って、あの手のイメージでちぎられても、かなり大きくて『ええ~、こんなに』って思っちゃう。」

「あっ、今気が付いた。『アンパンマン、あんこ入っていないよ。』『じゃあ、もっと真ん中から』って、・・・あんまり想像したくないかも・・」

「しかも焼きたてアンパンマンが来てくれたら、やっぱり嬉しいけれど、毎日平穏で、アンパンマンの顔を取り替えなくてすんだ場合、三日前のアンパンマンが来て、
『さあ、僕の顔を食べたまえ。』って言われてもなぁ。『えっ、ウーむ』とか言っちゃいそう。『アッ、いいです。』とか言いたいけれど、側でアンパンマンがあの顔でニコニコしているかと思うと、食べないわけにはいかないし・・・ああ、微妙だ。」

「平気よ。アンパンなんて三日ぐらい、何の問題もないから。」

って、真面目に答えるなって・・・。

 

ちなみに本当の「アンパンマン」は、毎朝ジャムおじさんが美味しいパンを焼きます。あなたが困っていたり、寂しくて一人涙するとき、飛んできてくれるアンパンマンは焼きたての美味しいアンパンマンで、食べればお腹も満たされて、元気もヤル気も出てくると言うものですね。


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天地人44回「哀しみの花嫁」

2009-11-02 00:38:54 | ドラマ (大河)
 予告編の時、左上に「あと3回」って出ました。これってやっぱり、未だに大河は12月までやると思っている方への、気遣いなのかと思ってしまいました・・・が、笑っちゃいました。(『残り3回』だったかも。まあ、どうでもいいです。細かい事はね。)

「あと3回」しかないよ~と言っているのか、「あと3回」だから頑張れと言っているのか!!

ふうふう、とにかくあと3回だから頑張りましょう・・・(汗)

そんな事言っていますが、実はまた思わず泣いてしまいました。だって、お松は健気ではないですか。時間さえあれば、勝吉と心通わせ良い夫婦になれたように思います。
「夫婦になれて幸せだった。」と言い残したお松でしたが、夫婦として何も良い事はなかったのにと切なく感じてしまいました。

きっとお松にとって、夫を思い小袖を縫い上げている事は幸せな時間だったのでしょう。まるで、相手の気持ちの見返りを求めずに、徹夜でマフラーを編んでいる女子中学生のようです。
って、今時の中学生にそんな感覚、分かるかしら?


ちょっと、此処数回の天地人を見ていると、このドラマは配分を間違えてしまったのじゃないかと思います。終わりに向かって急速に進んでいる、この内容をもっと丁寧にやれば良かったのにと、時々思ってしまいます。このドラマに信長は必要だったのかしら。そんなことを言っても意味のないことですね。なんたって「あと3回」なのですから。

でもオマケのように語られた、お梅の死はなんじゃらほいとか思ってしまうのですよね。
竹松の「生きて、生きて父上の母上のお側にいなければ・・・」と言うシーンは良かったです。体の弱い竹松にそのような決意をさせた今回の悲しい別れでした。

歴史的に大事な流れはありました。将軍職を秀忠に譲ると言う徳川世襲の大事。「大坂の陣」に向けての布石の回でした。同時に進行する治水の話。伊達政宗に相談に行くこととか、勝吉の心を取り込んで行く様子とか、上手くまとまっていました。いろいろ感想はあるのですが、なにぶん11月は早く寝ることを目標にしようと思いましたので、そこのところは適当です。
要するに国政より地方行政に力を入れ、その力に長けた者も必要かと思いました。

「地方行政キャンペーン」には是非カネタンを・・・。

何か壊れてきたので、もう寝ます。

でも、「泣いた」と書きましたが、不満です!
日も浅く形ばかりの夫と言えども「夫婦になれて幸せ」と言っているのですから、手ぐらい握ってあげて欲しかったです。遠慮がちにでも後ろに控えて座っていて欲しかったです。廊下で通りすがりの様子見みたいなのは如何なものか。

小袖に涙しても、「せめてもの救いです。」とは言いがたいものがあって、「届かないよ、君の思いは」と冷たく言ってしまいたくなります。

上手く纏めてあっても、確かに「取扱注意」の大河ですね。
コメント (2)
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「奇跡の人」

2009-11-01 17:40:17 | 観劇・コンサート日記

10月31日、シアターコクーンにて。

アニー・サリヴァンを鈴木杏。ヘレン・ケラーを高畑充希。

体当たり演技で、本当に泣かされました。
(普通に観ていましたが、そう言えば、平手打ちの時、本当の音がしていた?)

ところで私、このお芝居を見ていてある経験をしました。感動する時「ジーン」と言う言葉を使うでしょ。ある場面でジーンと感動した時、本当に体の一部がジーンと痺れたのです。そういう事って、本当にあるのですね。それとも健康的に何かまずかったとか・・・。

31日は土曜日と言う事もあって、お子様とご一緒と言う、羨ましいお母様たちが多数いました。まさに子供から大人まで感動出来る、あまりにも有名なお話だと思います。

「奇跡の人」と言うと、美内すずえの「ガラスの仮面」の中で、マヤと亜弓がヘレン対決をすると言う非常に面白いエピソードを思い出す方もいらっしゃるのではないでしょうか。井戸での奇跡の瞬間をどう表現するのか、本当に面白かったです。

「ガラスの仮面」の事を思い出していましたら、なんとパンフの中にその美内すずえのインタビューがあって、ちょっと嬉しかったです。余談ですが、その中に、あの作品はちゃんと権利関係の手続きをして、出来上がったものだったのですね。このインタビューの中で驚いた事は、「ガラスの仮面」が完結したら、マヤと亜弓に、今度はアニー対決をさせると言う外伝の構想を語っていたことです。だいたい、あの漫画、完結なんかするのでしょうか。

ところで今度の作品では、奇跡の瞬間をどんな風に表現していたのか・・・

それはネタバレ、書けません。(いつもネタバレで書いてるジャンと言われそう・汗)

実は、私は「奇跡の人」については、いろいろと話したいことが山のようにあるので、それは切り崩して、少しずつ書いていきたいと思います。でも今このブログの中で、自分勝手に書きかけと思っていることがいくつかあるので、かなり間は空きそうですが。

なので横道逸れることを、グッと我慢して、お芝居の感想のみをネタバレなしで(と言ってもストーリーはあまりにも有名ですね)書きたいと思います。

鈴木杏がアニーをやると知ってから、絶対に観ようと決めていました。20歳のサリヴァンの若さと直向きさがストレートに伝わってきました。

高畑充希の若さも同様。出口のない闇の世界の住人の苦しみが伝わってきました。

母のケイト・ケラー役は、七瀬なつみ。この方にも泣かされました。ホンワカムードの彼女のイメージがありましたが、強い母の愛を感じました。それゆえに迷う母の姿に共鳴しました。

父親役に佐藤B作。あまりのはまり役に何も言うことがないです。

ちょっと得したように感じたのはジェイムズ・ケラー役の中尾明慶。何かを通して何かを学ぶ。結構大切な役どころでした。

泣き虫なので泣くとは予想していましたが、かなり号泣モードでした。

今でも、ヘレンに「お母さん」「お父さん」と呼んでもらった二人の気持ちを思うと、ジーンと目頭が熱くなります。

8日まで。当日券ありです。
古典といえば古典ですが、何年たっても色褪せないものが確かにそこにはあると思ってしまいました。 お薦めです。

コメント (2)
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昨日はハロウィーン

2009-11-01 01:11:40 | 梢は歌う(日記)

 

 私はクリスチャンではないからクリスマスには、あまり興味がないんです。これは本当。でも妖怪好きなので、なぜかハロウィーンは好きなんですよね。

飾りつけなんかも可愛いし。

それなのに今年は燃えなかったな。

今マンションの外壁のリフォーム中なので、ベランダのプランタなどが玄関等に所狭しと並んでいるせいもあるかと思うのです。

でもアップしたようなケーキなんかを見てしまうと、ちょっと見逃せません。

  

器で買ってしまったようなものですね。中はかぼちゃのムース。美味しかったですよ。もちろん期間限定です。

これは木曜日にお友達の家で、一緒におやつと思って買ったのです。ハロウィーンの昨日の夕方には完売で売ってなかったのが残念でした。と言っても、このケーキが欲しいのは私ぐらいなもので、家族が喜んだとは思えませんが。

おとといの夕方、ラッタ君がチョコレートケーキが食べたいからコンビニに行こうとしているので、一日待ったら私が買ってくる予定だと言いました。だって、昨日はラッタ君の誕生日だったのですから。彼はタイミング良く、ケーキが食べたくなったわけですね。

別のお店で子供達にはチョコレートケーキ、夫と私にはショートケーキを買いました。画像はナシですが。(だけど果山のケーキは美味しかった~。
しばらくはケーキはこのお店で買うことにしようかな・・・。)

ところで、昨日は渋谷まで「奇跡の人」を観に行きました。感想は別記事で書く予定ですが、さすが渋谷、原宿、代々木と、外人さんの多い事。私の住んでいる町にも、大学があるので、普通に外人さんをお見かけするのですが、なんか数が凄くて圧倒されます。そんな時私って、本当におのぼりさんって感じがしてしまうのですよ。

しかも昨日はハロウィーンなものだから、仮装している人も結構見かけました。最初、その事をうっかり忘れていて、本当に頭から血を流している人が電車に乗ってきたと思ってドキリとしてしまいました。

 

やっぱり街を歩くのって楽しいですね。雑誌をめくるような楽しさが、そこにはあるようなそんな気がしてしまいました、


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