いくやの斬鉄日記

オープンソースからハイスクールフリート、The Beatlesまで何でもありの自称エンターテインメント日記。

Vine Linux 3.2 を少しだけいじる

2005年10月08日 17時45分01秒 | GNU/Linux
Vine Linux

あらかじめお断りしておきますが、私はVineを常用しているわけではないので、間違ったことを書いているかもしれません。
uimをビルドするのはたぶんあまり推奨されませんので、自己責任でどうぞ。

・ uimとAnthyを使う
Vine 3.2では、Vine Plusにあるuimを使うよりもVine Seed Plusにあるソースをビルドした方が何かといい感じです。
1. ひとまずanthyをインストールしておく
# apt-get install anthy
2. ビルドに必要なパッケージをインストールする
# apt-get build-dep uim
3. srpmをダウンロードする
4. ビルドする
$ rpmbuild --rebuild uim-0.4.9.1-0vl1.src.rpm
5. しばらく待つ
6. 終わったら、$HOME/rpm/RPMS/i386以下にrpmができているので、インストールする
# rpm -ivh uim-0.4.9.1-0vl1.i386.rpm uim-applet-0.4.9.1-0vl1.i386.rpm uim-xim-0.4.9.1-0vl1.i386.rpm
7. /usr/share/vine/imelib を編集する
ようするに、"uim-anthy"になっているところを"uim"に変更します
--- imelib.orig 2005-10-08 17:06:01.000000000 +0900
+++ imelib 2005-10-08 17:07:15.000000000 +0900
@@ -446,8 +446,8 @@

setAnthy(){
startUimXim
- XMODIFIERS="@im=uim-anthy"
- GTK_IM_MODULE=uim-anthy
+ XMODIFIERS="@im=uim"
+ GTK_IM_MODULE=uim
checkKinput2Mod && kinput2ctl stop
checkStart uim-xim
return 0
8. 一度ログアウトし、再ログインする
9. 画面上のパネルを右クリックし、[パネルに追加]-[ユーティリティ]-[uimアプレット]でアプレットを表示する
10. GEditかなにかを起動して、Shift+スペースで入力をonにする
11. 必要に応じてVine Seed PlusにあるAnthyをビルドしてもいいかもしれません

・ Sambaを見られるようにする
1. gnome-vfs2-extrasをインストールする
# apt-get install gnome-vfs2-extras
2. 一度ログアウトし、再ログインする
3. [アプリケーション]-[ネットワーク・サーバ]を開く

・OpenOffice.org 2.0 RC2(かな?)をインストールする
1. ダウンロードする
2. 解凍する
3. できたディレクトリの中に入って、さらにRPMディレクトリに移動
4. 全部インストールする
5. desktop-integrationディレクトリに移動して、freedesktopなんちゃらをインストールする
6. 一度ログアウトし、再ログインする
7. メニューに「オフィス」というのが増えている
8. Java VMがあるとなおよい
9. 手抜きすぎ。すみません…。
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2 コメント

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Unknown (かず)
2005-10-09 13:39:07
imelib については、VineSeed の vutils-*.noarch.rpm をそのまま持ってきても良いと思います。
返信する
ありがとうございます。 (いくや)
2005-10-09 21:57:15
そちらのほうがはるかにスマートですね。

おそらくSCIMにも対応しているでしょうし。
返信する

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