いくやの斬鉄日記

オープンソースからハイスクールフリート、The Beatlesまで何でもありの自称エンターテインメント日記。

今年行ったところ

2016年12月31日 20時48分17秒 | 日記
01月31日 平等院鳳凰堂
どうして行ったんだっけ……。


06月04日 あじさい撮影(藤森神社)
この時期だとあじさいは咲き始めなのですが、どうしてもスケジュールが合わずにこの日になりました。
これは藤森神社で撮影したものです。


06月19日 小樽旅行
書きました

06月26日 地下鉄博物館
Ubuntuオフラインミーティングの前に行きました。


07月31日 宇治伏見旅行
OSC京都の翌日です。関東軍とか萌えますね……。いやこの頃はよく知らなかったのですけど。


08月27日 名古屋市立博物館
夏休みでなければもっと別の博物館に行きたかったところですが、ここはここで面白かったです。これは戦時中の回覧板ですが、実に恐ろしいことが書いてありますね。


09月18日 横須賀旅行
当日の朝行くのを決めたのですが、本当に行ってよかったです。これは三笠の主砲です。来年また行けるかしら。


11月26日 呉旅行(大和ミュージアム)
念願の大和ミュージアムに行けました。ほかにも観るところはいろいろあるので、また行きたいです。



12月23日 靖国神社
アングル的にはお気に入りですが暗すぎて残念な写真になってしまいました……。


12月24日 大洗・大子町旅行
非常に短い時間ではありましたが、旧上岡小学校に行けて本当によかったです。



来年はひとまず舞鶴と佐世保に行き、鎮守府をコンプリートしたいです。
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今年観た映画&行ったイベント

2016年12月31日 20時05分50秒 | アニメ
映画はこんな感じです。中にはOVAの上映もありますがそれはさておき。

01月17日 ガラスの花と壊す世界
02月23日 ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!
03月01日 ガールズ&パンツァー劇場版
03月03日 劇場版selector destruted WIXOSS
03月20日 劇場版探偵オペラミルキィホームズ
04月30日 劇場版響け! ユーフォニアム
05月01日 劇場版響け! ユーフォニアム
05月01日 劇場版響け! ユーフォニアム
06月02日 ガールズ&パンツァー劇場版
08月05日 シン・ゴジラ
08月12日 劇場版響け! ユーフォニアム
08月14日 シン・ゴジラ
09月02日 君の名は
09月21日 聲の形
09月24日 劇場版響け! ユーフォニアム
09月30日 君の名は
10月07日 シン・ゴジラ
11月12日 きんいろモザイク Pritty Days
12月03日 この世界の片隅に
12月03日 劇場版艦これ

劇場版ガルパンは去年も2回観ているので、合計4回です。
ユーフォに関しては以前書きました。8月12日は塚口サンサン劇場、9月24日は宇治市文化センターで観ました。宇治市文化センターで宇治市文化センターが出てくる映画を観るのは、特別に感慨深かったです。

ガラスの花と壊す世界は舞台挨拶回で、初めて種田梨沙さん、佐倉綾音さん、茅野愛衣さん、花守ゆみりさんのお姿を拝見しました。

イベントはこんな感じです。

06月04日 響け! ユーフォニアム 今年も! 宇治でお祭りフェスティバル
09月21日 NANA MIZUKI LIVE PARK 2016
10月01日 響け! ユーフォニアム 公式吹奏楽コンサート

イベントを減らして映画に行くようにしたので、こんなもんだと思います。どれも記憶に残るいいイベントでした。

来年は劇場版艦これもう1回と、ポッピンQを観に行きたいと考えています。
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『ハイスクールフリート』にハマった話

2016年12月31日 16時23分04秒 | アニメ
ハイスクール・フリート 1(完全生産限定版) [Blu-ray]
クリエーター情報なし
アニプレックス

ハイスクール・フリート 2(完全生産限定版) [Blu-ray]
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アニプレックス

ハイスクール・フリート 3(完全生産限定版) [Blu-ray]
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ハイスクール・フリート 4(完全生産限定版) [Blu-ray]
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アニプレックス

ハイスクール・フリート 5(完全生産限定版) [Blu-ray]
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アニプレックス

ハイスクール・フリート 6(完全生産限定版) [Blu-ray]
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アニプレックス


今年一番面白かったアニメになりました。円盤買って繰り返し観ています。
やっぱり世界観が魅力的です。世界観をよりよく知るためには、円盤の購入が必須です。ちなみにサントラも結構好きです。
コメンタリーもキャストとスタッフといい感じのバランスになっていました。

ハイスクール・フリート ファンブック
クリエーター情報なし
KADOKAWA

はいふり (1) (MFコミックス アライブシリーズ)
クリエーター情報なし
KADOKAWA/メディアファクトリー

ハイスクール・フリート いんたーばるっ (MF文庫J)
クリエーター情報なし
KADOKAWA/メディアファクトリー

ハイスクール・フリート ローレライの乙女たち 1 (MFコミックス アライブシリーズ)
クリエーター情報なし
KADOKAWA

ハイスクール・フリート いんたーばるっ 2 (MF文庫J)
クリエーター情報なし
KADOKAWA


もちろんこのあたりもチェック済みです。ファンブックはちょっと迷いましたけど(逆に言えばちょっとしか迷わなかったのですが)、買って正解でした。

日本海軍のことを知らなくても、知るようになってからも実に魅力的なアニメで、今後とも機会を見ては繰り返し観たいアニメになりました。
あ、誰にも聞かれていませんが副長が好きです。
コメント (2)
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たまにはアニメについて語ろうか (2016Q4)

2016年12月31日 15時41分30秒 | アニメ
今期に放送したアニメで、最終回まで観たもの(あるいはその予定)についてピックアップします。すなわち継続中のものは除きます。順番は適当です。

○Vivid Strike!
まさかの物理的に殴り合うアニメでした。よくここまでやったなーという回もありましたが、総じて面白かったと思います。

○終末のイゼッタ
今期一番面白かったですけど、敵と同じ力で強くなるというのはあまり好みの展開ではありませんでした。

○おくさまが生徒会長!+!
もうちょっと安ければ円盤買ってるのに……。

○WWWW.WORKING!!
最初のうちはフーンという感じで観てましたけど、人間関係が出来上がってから俄然面白くなりましたね。それにしてもハッピーエンドすぎるだろ。

○装神少女まとい
ラストバトルは熱かったし、総じて面白かったです。親子もののアニメって最近減りましたよねぇ。

○ラブライブ! サンシャイン!!(再)
やっぱり面白かったですなぁ。あ、沼津には行ってません。

○ステラのまほう
まーこんなもんでしょうか。このタイミングで新キャラ投入かよと思ったのですが、最終回に繋がるいいタイミングでした。

○てーきゅう8期
相変わらずのテンションで面白かったです。

○魔法少女なんてもういいですから。 セカンドシーズン
社畜お父さんの出番がもっと多かったら文句がなかったのに……。円盤買うかどうかはちょっと悩みます。

○あにトレ!XX〜ひとつ屋根の下で〜
最終回まさかの夢オチというのは一本取られましたね。

○えとたま(再)
白組がシンゴジラで儲けたお金を使ってスポンサーになったのでしょうか。知らんけど。
りえしょんのハイテンションが印象的ですが、モーたんもなかなかですよねぇ。

○響け! ユーフォニアム2
期待どおりの作品でした。久美子麗奈ものかと思いきや、久美子あすかものだったのですね。
京アニ作品の卒業式回はいつもなぜこんなにいいのか。

○フリップフラッパーズ
なんというかとても不思議なアニメでしたが、前半と後半で全然違うようにしたのは成功だったのではないかと思います。
ぜひともまた観たいアニメです。

○ガーリッシュナンバー
いろんな意味で声優さんってすごいなぁと思ったアニメでした。ちー様の声があんな感じでなければ、たぶん腹が立って仕方なかったと思うのですけど、かなりマイルドになっていて面白く感じたのですから、たいしたものです。

○ブレイブウィッチーズ
最終回を除いて、貼った伏線を回収するというオーソドックスなアニメでとても面白かったです。正直なところ、このアニメのどのあたりが気に入らないのかさっぱりわかりませんでした。

○ハイキュー!! 烏野高校VS白鳥沢学園高校
とても熱くて面白かったのですけど、鳥飼コーチのことがどうしても頭をよぎってしまい……。この場を借りて謹んで哀悼の意を表します。

○レガリア
放送は先月で終わっていますが。古き良きアニメを現代に焼きまわしたという感じで私は好きでしたけど。

○競女!!!!!!!!
兵庫県が舞台のアニメなのに、サンテレビでやってないので配信で観ました。
お馬鹿なアニメに全身全霊をかけて挑むのは尊敬の念を抱く以外にないですね。

最終回まで放送していないもの:
○機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
独立U局だったらしれっと元旦にやったのでしょうけど……。

○うどんの国の金色毛鞠
うどん屋になる話じゃなかったのですね……。

○ろんぐらいだぁす!
もう10話完結でいい気もしました。

○ユーリ!!! on ICE
まだ6話までしかやってないとか遅れすぎですから……。
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Ubuntu Weekly Recipe 第451回 Raspberry Pi 3にUbuntu 16.04 LTSをインストールする(Raspbianカーネル編)

2016年12月21日 23時18分22秒 | Ubuntu
Ubuntu Weekly Recipe 第451回 Raspberry Pi 3にUbuntu 16.04 LTSをインストールする(Raspbianカーネル編)

今回の見所はraspi-configでしょう。これは便利です。
私はRaspbianユーザーではないので知らなかったのですが、これもRaspberry PiでUnity 7を動かそうと思って試行錯誤していた時に見つけました。
本当はパスワードの変更もしたかったのですが、どうもRaspbian用のユーザー(確か"pi")専用だったので、断念しました。普通にpasswdコマンド使ってください。

無線LANアダプターは
I-O DATA Wi-Fi 無線LAN 子機 11n/g/b 300Mbps アンテナ型 WN-G300UA
クリエーター情報なし
アイ・オー・データ機器


I-O DATA Wi-Fi 無線LAN 子機 11n/g/b 150Mbps USBアダプター型 ブラック WN-G150UMK
クリエーター情報なし
アイ・オー・データ

ですが、raspi-configを使用しない場合は第450回のおまじないを実行すると安定して動作するようになるはずです。

私が担当し、今年公開される記事はこれが最後です。今は来年公開される記事を書いています。まぁあれですね。
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Ubuntuで動作するRStudio用fcitx-qt5をビルドする方法 完全版

2016年12月17日 01時26分25秒 | RStudio
この投稿はRStudio Advent Calendar 2016 17日目の記事です。

Ubuntu 16.04 + Fcitx + RStudio 1.0で日本語を入力する方法で簡単なビルド方法を書きましたが、もう少し詳細に解説を加えながらビルドする方法をお伝えします。

1. Qtを取得する
Qtをダウンロードするシェルスクリプトを読めば取得方法はすぐにわかりますが、今回は64bit版を例にします。

$ wget https://s3.amazonaws.com/rstudio-buildtools/QtSDK-5.4.0-x86_64.tar.gz

2. 展開する
別にどこでもいいんですけど、今回は/opt以下にしました。

$ sudo tar xf QtSDK-5.4.0-x86_64.tar.gz -C /opt

3. fcitx-qt5のソースコードをダウンロード

$ sudo apt source fcitx-qt5

4. ビルドに必要なパッケージをインストールする
これでいいはずですが検証していません。ついでにカレントフォルダーを移動します。

$ sudo apt install build-essential
$ sudo apt build-dep fcitx-qt5
$ cd fcitx-qt5-(バージョン)

5. debian/以下のファイルを変更する

5.1 debian/contorl
diff -urN fcitx-qt5-1.0.5/debian/control fcitx-qt5-1.0.5-rstudio/debian/control
--- fcitx-qt5-1.0.5/debian/control	2015-10-30 18:38:17.000000000 +0900
+++ fcitx-qt5-1.0.5-rstudio/debian/control	2016-11-02 18:58:13.248813895 +0900
@@ -8,19 +8,17 @@
                extra-cmake-modules (>= 1.4.0),
                fcitx-libs-dev (>= 1:4.2.8),
                intltool,
-               pkg-config,
-               qtbase5-dev,
-               qtbase5-private-dev
+               pkg-config
 Standards-Version: 3.9.6
 Homepage: http://www.fcitx-im.org
 Vcs-Git: git://anonscm.debian.org/pkg-ime/fcitx-qt5.git
 Vcs-Browser: http://anonscm.debian.org/gitweb/?p=pkg-ime/fcitx-qt5.git
 
-Package: fcitx-frontend-qt5
+Package: fcitx-frontend-qt5-rstudio
 Architecture: any
 Multi-Arch: same
 Pre-Depends: ${misc:Pre-Depends}
-Depends: fcitx-module-dbus, ${misc:Depends}, ${shlibs:Depends}
+Depends: fcitx-module-dbus, ${misc:Depends}, ${shlibs:Depends}, rstudio, libfcitx-qt5-1-rstudio
 Description: Free Chinese Input Toy of X - Qt5 IM Module frontend
  Fcitx is the Free Chinese Input Toy of X, which was initially designed
  for Chinese users, and used XIM protocol. Now it has already evolved
@@ -45,7 +43,7 @@
 Description: transitional dummy package
  This is a transitional dummy package. It can safely be removed.
 
-Package: libfcitx-qt5-1
+Package: libfcitx-qt5-1-rstudio
 Architecture: any
 Multi-Arch: same
 Pre-Depends: ${misc:Pre-Depends}

今回は吊るしのQtは使用しないので、ビルドに必要な依存関係(Build-dep)から外しています。あっても大して問題があるわけではありません。どうせ使いませんし。
また、パッケージ名はオリジナルと被らないようにfcitx-frontend-qt5-rstudioとlibfcitx-qt5-1-rstudioに変更し、前者のDependsをいじってrstudioそのものと後者に依存させています。
とはいえ、ここは本当はもう少しいじらないとダメなところのような気もします。後者から前者に依存させるとか。
まぁ今回はそんなに厳密にやらんでもいいでしょう。

5.2 debian/fcitx-frontend-qt5-rstudio.install
diff -urN fcitx-qt5-1.0.5/debian/fcitx-frontend-qt5-rstudio.install fcitx-qt5-1.0.5-rstudio/debian/fcitx-frontend-qt5-rstudio.install
--- fcitx-qt5-1.0.5/debian/fcitx-frontend-qt5-rstudio.install	1970-01-01 09:00:00.000000000 +0900
+++ fcitx-qt5-1.0.5-rstudio/debian/fcitx-frontend-qt5-rstudio.install	2016-11-02 18:28:49.644966838 +0900
@@ -0,0 +1 @@
+opt/Qt5.4.0/5.4/gcc_64/plugins/platforminputcontexts/libfcitxplatforminputcontextplugin.so usr/lib/rstudio/bin/plugins/platforminputcontexts/

パッケージ名.install(生成されるパッケージが単一の場合はただのinstall)には、パッケージに含めるファイルを記載します。
スペースで区切り、前はファイルの在り処、後はインストールしたいフォルダーです。
先頭に"/"を入れないのがコツです。
元のフォルダーにはこんなものはないので(そらそうだ)、ファイルスタンプはおかしなことになります。

5.3 debian/ libfcitx-qt5-1-rstudio.install
diff -urN fcitx-qt5-1.0.5/debian/fcitx-frontend-qt5.install fcitx-qt5-1.0.5-rstudio/debian/fcitx-frontend-qt5.install
--- fcitx-qt5-1.0.5/debian/fcitx-frontend-qt5.install	2015-10-30 18:38:17.000000000 +0900
+++ fcitx-qt5-1.0.5-rstudio/debian/fcitx-frontend-qt5.install	1970-01-01 09:00:00.000000000 +0900
@@ -1 +0,0 @@
-usr/lib/*/qt5

ファイル名を変更したのでなくなっています。

5.4 debian/ibfcitx-qt5-1-rstudio.install
diff -urN fcitx-qt5-1.0.5/debian/libfcitx-qt5-1-rstudio.install fcitx-qt5-1.0.5-rstudio/debian/libfcitx-qt5-1-rstudio.install
--- fcitx-qt5-1.0.5/debian/libfcitx-qt5-1-rstudio.install	1970-01-01 09:00:00.000000000 +0900
+++ fcitx-qt5-1.0.5-rstudio/debian/libfcitx-qt5-1-rstudio.install	2016-11-02 18:50:49.061389459 +0900
@@ -0,0 +1 @@
+usr/lib/*/libFcitxQt5*.so.* usr/lib/rstudio/bin/

5.1に準じますが、RStudioのフォルダーに入れていることがわかるかと思います。

5.5 debian/libfcitx-qt5-1.install
diff -urN fcitx-qt5-1.0.5/debian/libfcitx-qt5-1.install fcitx-qt5-1.0.5-rstudio/debian/libfcitx-qt5-1.install
--- fcitx-qt5-1.0.5/debian/libfcitx-qt5-1.install	2015-10-30 18:38:17.000000000 +0900
+++ fcitx-qt5-1.0.5-rstudio/debian/libfcitx-qt5-1.install	1970-01-01 09:00:00.000000000 +0900
@@ -1 +0,0 @@
-usr/lib/*/libFcitxQt5*.so.*

5.3と同じです。

5.6 debian/rules
diff -urN fcitx-qt5-1.0.5/debian/rules fcitx-qt5-1.0.5-rstudio/debian/rules
--- fcitx-qt5-1.0.5/debian/rules	2015-10-30 18:38:17.000000000 +0900
+++ fcitx-qt5-1.0.5-rstudio/debian/rules	2016-11-02 18:14:55.890254321 +0900
@@ -9,5 +9,9 @@
 %:
 	dh $@ --parallel --fail-missing
 
+override_dh_auto_configure:
+	dh_auto_configure -- \
+	-DCMAKE_PREFIX_PATH=/opt/Qt5.4.0/5.4/gcc_64/
+
 override_dh_strip:
 	dh_strip --dbg-package=libfcitx-qt5-dbg

ここが最大のポイントです。fcitx-qt5はcmakeでビルドできるようになっていますが、このようなオプションをつければもともとのconfigureオプションに"CMAKE_PREFIX_PATH"を追加することができます。
それにより、吊るしのQt5を使わなくなるという按配です。

6. ビルドする
依存関係に問題がなく、また上記の修正を適切に施していればパッケージがビルドできます。

$ dpkg-buildpackage -r -uc -b

7. RStudioを動作させるUbuntuに生成したパッケージをインストールする
インストールするパッケージはfcitx-frontend-qt5-rstudio_1.0.5-1_amd64.debとlibfcitx-qt5-1-rstudio_1.0.5-1_amd64.debだけです。これ以外は絶対にインストールしないでください。

というわけで、やっていることは
・ もとのパッケージ名と被らないように変更
・ インストールするパスをRStudioに合わせて変更
・ RStudioと同じバージョンのQtでビルドできるように変更
のたった3つで、パッケージングの知識があれば全く難しくないことであることがお分かりいただけたと思います。もちろんRStudioユーザーにその手のことが詳しい人なんてなかなかいないでしょうから、このようにRStudio Advent Calendar 2016に参加したというわけですが。

ちなみにRStudioそのものを吊るしのQt(とPandoc)でビルドしたいという場合は、Vine Linuxのリポジトリにあるsrpmが参考になると思います。
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最近軍歌・戦時歌謡をよく聴いている話

2016年12月14日 21時50分49秒 | 日記
最近戦史関連の本をよく読んでおり、書いていませんが戦争映画も2本ほど観て、今度は軍歌に手を出してみたら、これがなかなかいいのです。

中村桜オススメのみりそん!
クリエーター情報なし
キングレコード

実にへんてこな企画アルバムですが、これがなかなかいいのです。これに「露営の歌」が入っていたら、有名どころはほぼ網羅できるのではないかというくらい。
音源は全てステレオなので、戦後、もっと言えば1960年代(?)に再録音したものと思われます。要するに戦後なので、若干マイルドに聞こえるのかも知れません。
ちなみに中村桜さんは『ガルパン』だけじゃなくて『はいふり』にも出演されていますね。万里小路さんちょっとキャラ立ちすぎだと思うのです。

決定盤 軍歌戦時歌謡大全集(上) ~若鷲の歌~
クリエーター情報なし
日本コロムビア

こっちはガチのやつで、おそらくSPレコードの音源を再録音しているものと思われ、ノイズとかもそのまま聞くことができます。
当時のマスターなんて残っていないでしょうね……というかSPレコードにマスターという概念があるのかどうかも知りませんけど。私は1960年代のレコーディング事情しか知らんので。
流石にこれはBGMにするにはちょっといたたまれないです。ただ、歴史的価値は凄まじいですね。さすが日本コロムビアや……。

とく得BOX 軍歌 戦時歌謡
クリエーター情報なし
キングレコード

5枚組で、4枚は再録音、1枚はSPレコードからの再録音というバランスの良さです。価格も安いので手を出しやすく、また聞きやすいのですが、「中村桜オススメのみりそん!」と重複も多いです。まぁ同じキングレコードですしね。とはいえ、同じ楽曲でも別のアレンジ・歌手というのも多く、そういうのはことごとく「中村桜オススメのみりそん!」に収録されているバージョンのほうができがいいです。なんでやねん。

『この世界の片隅に』を観ても、軍歌・戦時歌謡は非常にポピュラーだったことがわかりますし、当時の世相が少しだけわかったりします。
戦争末期の頃の歌を聞いていると、そんなに貧窮する前に終結させたれよと忸怩たる思いもするわけですけどね。もちろんおいそれと終戦するわけには行かなかったこともよくわかっていますが。
「石と兵隊」とか、これ当時は美談だったと聞いてただひたすら驚くわけですよ……。
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Ubuntu Weekly Recipe 第450回 Raspberry Pi 3にUbuntuをインストールする(Ubuntuカーネル編)

2016年12月14日 21時18分11秒 | Ubuntu
Ubuntu Weekly Recipe 第450回 Raspberry Pi 3にUbuntuをインストールする(Ubuntuカーネル編)

公開されてからUbuntuのバージョンを入れ忘れていたことに気づきました……。本文中にもあるように来週に続くので、どうするかちょっと相談してみます。

もともとはRaspberry Pi 3でUnity 7を動かすという記事にするつもりだったのですが、今回の方法でも次回の方法でもできず、イメージをビルドしてようやく動かしてみたものの、不安定で全く使い物にならなかったので、はてさてどうしようか、いやいや途中経過でも充分に価値があるのではないかと思ってこういう記事になりました。

正直なところ来週のほうが見どころが多いのですけど、今回の目玉は無線LANのところに書いたワンライナーですね。Raspberry Pi 3の無線LANは遅いので効果はないのですが、ものによっては安定して高速に通信できるようになりました。
Raspberry Pi 3をお使いでなくても、Ubuntuで無線LANの速度が安定しないな―という場合は試してみてください。
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この2ヶ月くらいで読んだ戦史関連の本

2016年12月08日 00時00分00秒 | 日記
日本時間で75年前の本日に日本軍が真珠湾を攻撃し、大東亜戦争(太平洋戦争)が始まったということで、ここ2ヶ月ぐらいで読んだ戦史関連の本を列挙しておきます。順不同です。
もちろん買ってまだ読んでいない本も結構ありますので、引き続き読もうと思います。とはいえそろそろペースを落とさないとラノベが積まれる一方で……。

歴史読本2012年1月号電子特別版「日米開戦への道」<歴史読本>
クリエーター情報なし
KADOKAWA / 中経出版


歴史読本2015年夏号電子特別版「特集 太平洋戦争 1347日の激闘」<歴史読本>
クリエーター情報なし
KADOKAWA / 中経出版


戦艦大和 復元プロジェクト (角川oneテーマ21)
クリエーター情報なし
KADOKAWA / 角川書店

↑正確にいえばこれは戦史の本ではありませんが、大和ミュージアムに行く前に読んでおきたかったのです。

海戦からみた日露戦争 (角川oneテーマ21)
クリエーター情報なし
角川書店(角川グループパブリッシング)


海戦からみた太平洋戦争 (角川oneテーマ21)
クリエーター情報なし
角川書店(角川グループパブリッシング)


失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)
クリエーター情報なし
中央公論社

↑戦史の本ではありませんが、なるほどこれは名著ですわ。

連合艦隊の使い方 (漫画でわかる)
クリエーター情報なし
笠倉出版社


オールカラーでわかりやすい!太平洋戦争
クリエーター情報なし
西東社

↑最初にこれを読むべきでしたな……。

決定版 日本のいちばん長い日 (文春文庫)
クリエーター情報なし
文藝春秋

↑再読

昭和16年夏の敗戦 (中公文庫)
クリエーター情報なし
中央公論新社


日本海軍がよくわかる事典―その組織、機能から兵器、生活まで (PHP文庫)
クリエーター情報なし
PHP研究所
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