いくやの斬鉄日記

オープンソースからハイスクールフリート、The Beatlesまで何でもありの自称エンターテインメント日記。

Ubuntu 13.04リリース!

2013年04月26日 14時52分44秒 | Ubuntu
リリースノート
リリースノートの翻訳が完了しました。私もちょこっとお手伝いしました。インストール前に必ずご一読ください。

Ubuntu Weekly Topics 2013年4月25日号 Ubuntu 13.04 Raring Ringtailのリリースとアップグレード時の注意,UWN#313
こちらももちろん必読です。

今回からUbuntu GNOMEもリリースされています。試してみる場合はUbuntu Weekly Recipe 第270回 Ubuntu 13.04とGNOMEに目を通しておくといいと思います。

Ubuntu 12.04の[スタートアップ・ディスクの作成]でUSBメモリーにイメージをコピーしようとすると失敗してしまいました。「シャットダウン時に、全ての変更を破棄する」を選択するとうまく行きました。バグ報告はこれでしょうか。DUPかな。

ほかにもなにか気づいたことがあったら追記します。

追記:
あ、忘れてた。日本語Remixは製作中です。ibus-mozcがデフォルトになる予定です。いや、予定も何もないか。

追記:
13.04からCinnamonが使えるようになりました。
sudo apt-get install cinnamon muffin
でインストールして、lightdmからCinnamonを選択してください。lightdmは再起動しないとダメかもしれません。
ubuntu-defaults-builderでUbuntu Cinnamon Remixも作れるはずですよ。たぶん。
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Fcitxのテストのお願い その3

2013年04月18日 01時47分24秒 | Ubuntu
Fcitxのテストのお願い その2

というわけで(?)、パッケージを更新しました。インストール方法はその2を見てね(手抜き

fcitx…翻訳の更新
fcitx-anthy…Microsoft IMEキーバインドの修正
fcitx-configtool…翻訳の更新
mozc…このパッチを適用してuse_libprotobuf=1を再び使用・2つパッチを適用して今日現在最新のmasterに追随

が変更点です。
変更点があまり多くないのは、現在fcitxが新バージョンをリリースするべく開発中だからです。
例の問題は把握していますが、しばし見逃してくだせぇ……。

fcitx-anthyや翻訳周りを重点的に確認し、なにかあったらご連絡いただければと思います。

追記(4/20):
昨日Mozcをアップデートしました。アイコンが見やすくなりました。内部的にはいろいろいじっていますが、目に見える変化はそれだけですね。
あと、“Fcitx Team PPA” teamに参加することになりました。こちらでは主として日本語関連パッケージをメンテナンスしていきます。って、少なくとも当面はオレオレPPAのコピーになるとは思うのですけどね。

追記(4/21):
fcitx-anthyの既定のキーバインド(たぶん)で候補ウィンドウ表示時に上下矢印キーが効かないという報告をいただいたので、そのバグを修正してもらいました。そして、そのパッチを当てたパッケージをアップロードしました。現在は問題なく使用できているはずです。ってか、ATOKキーバインドにはないので私は気づかなかったという。Microsoft IMEキーバインドでも同様に上下矢印キーが使用できます。
コメント (8)
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4TB HDD買っちゃったよーん

2013年04月17日 21時43分35秒 | PC
Seagate DESKTOP HDD 3.5インチ SATA3.0 4TB 64MBキャッシュ 5900rpm ST4000DM000
クリエーター情報なし
Seagate


うちの外付けHDDやらNASやらが軒並みHDD使用率100%近くまで行ったりとか、内蔵HDDも80%超えてるとか、ReadyNASも1TBぐらいしか空き容量がないとかで、完全ににっちもさっちも行かない状態になってしまいました。
その問題を一気に解決するため、でかいデータを置くために4TB HDDを購入しました。円安になってからHDD購入するのは初めてです。
でかいデータは合計3TBぐらいなので、3TB HDDだと埋まってしまうのです。4TB HDDなら当面は安心です。当面は。
当たり前ですが、なにせでかいのでrsyncにもすげー時間がかかります。
HDDに空きができたら、今一度データの管理方法を考えないとダメですね。
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Ubuntu Weekly Recipe 第270回 Ubuntu 13.04とGNOME

2013年04月17日 21時31分11秒 | Ubuntu
Ubuntu Weekly Recipe 第270回 Ubuntu 13.04とGNOME

13.04はいろいろお伝えすることがあるなーと思ったので、Recipeにしてみました。
AppIndicator Supportは超便利で、知らないともったいないですよね。
自分でいうのも何ですが、GNOMEと真姫ちゃんへの愛にあふれる原稿になりました。愛してるばんざーい!

ちなみにNautilusのスクリーンショットは3パターン撮影していて、
1. もともとNexus 7に入っていたTARI TARIのサントラ
2. ヤマグチノボル氏追悼で、ゼロの使い魔のベスト
3. 今回使ったラブライブ! のサントラ
です。
けっこう悩みましたが、結局3にしました。完全にアホですね。
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最新版hototパッケージのPPA

2013年04月14日 20時34分05秒 | Ubuntu
最新版hototの需要が結構ありそうだったので、パッケージを公開しました。
ココからどうぞ。Debian experimentalのものをリビルドしただけです。
Ubuntu 12.10/13.04用です。12.04ではビルドが通りませんでした。パッチ歓迎です。
これは話題の(?)API 1.1に対応しているので、今後も安心です。
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ラブライブ! (Love Live! School Idol Project) 1 (初回限定版) [Blu-ray]

2013年04月11日 23時52分21秒 | ラブライブ!
ラブライブ! (Love Live! School Idol Project) 1 (初回限定版) [Blu-ray]
クリエーター情報なし
バンダイビジュアル


いろいろ考えたのですが、結局買ってしまいました。
地デジのクソ画質だとビットレートが低すぎてだいぶイラッ☆としてましたけど、さすがBDはその点バッチリです。
B-CAS採用を含めて地デジのスペックを決めた人たちは地獄の業火に投げ込まれてください、マジで。

あらためて1話を見てみると、μ'sのメンバー全員出てきているのですね。そして、最初と最後に踊りだしたりしてよくわからない。海未が弓道しているところは実は後の伏線になっている。
いろいろな発見があります。
もうひとつ重大な発見として、BDには英語字幕があるのですけど、これがまた読めないくらい早い。私もさんざん字幕は読んできましたけど、早すぎて読めないなんてことは今までありませんでした。
特に穂乃果のセリフは超早いです。そういやみんな早口ですし、間もあまりありません。
なるほどこのあたりが作品の魅力に繋がっていそうです。
というのも、私自身まだこの作品のどこが面白いのかがいまいち説明できないんですよ。なので、今後も研究を継続するためにBDを買い続けなければいけません。
……ダメだこいつ、早く何とかしないと……。
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Notes of School idol days (『ラブライブ!』のサウンドトラック)

2013年04月09日 23時05分30秒 | ラブライブ!
Notes of School idol days
クリエーター情報なし
ランティス


愛してるばんざーい! (挨拶
最近家で作業しているときはベストアルバムをBGMにしているのですが、『愛してるばんざーい!』がすごく気に入りました。
そして先週金曜日から土曜日にかけて1~13話まで見返してみたのですが、1話で真姫ちゃんがピアノで歌ってるのが実は『愛してるばんざーい!』だったと。
こりゃサントラを手に入れなきゃいけないよね、というわけで買ってきました。

よかった。よかったよぉつД`)・゜・。・゜゜・*:.。..。.:*・゜

……ダメだこいつ、早く何とかしないと……。

それにしてもTARI TARIにガルパンに、ランティスのサントラを買い過ぎである。
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TVアニメ TARI TARI ドラマCD 旅立ちの歌

2013年04月09日 22時55分14秒 | アニメ
TVアニメ TARI TARI ドラマCD 旅立ちの歌
クリエーター情報なし
ランティス


最近は『ラブライブ!』に取り憑かれてニントモカントモな毎日を送っていますが、『ヤマト』『ガルガンティア』『俺ガイル』の3本で何とか抜け出せそうです。あ、まだ『超電磁砲』と『俺妹』2期も始まっていないので、物量作戦で何とかなりそうですね。
……はっ、そんなことはどうでもよくって、やっぱりTARI TARIは大好きです。なのでこのドラマCDも購入しました。

内容は音楽劇全部と、白祭終了後から卒業式の直前までの話で、もちろん紗羽の進路のシーンも出てきます。
サイドストーリーとはいえ14話までの放送だったら入っていた内容でしょうし、全TARI TARIファン必聴ですよ。
ラストの合唱はピアノのみですが、グッときました。TARI TARIの楽曲ですよねー。
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『Ubuntu Server 実践バイブル』のPDF版が販売開始!

2013年04月08日 22時56分54秒 | Ubuntu
Ubuntu Server 実践バイブル 現場で即運用に役立つサービス設定のノウハウ
吉田 史
アスキー・メディアワークス
発行日: 2013-04-08
対応フォーマット: PDF


というわけで、販売が開始されました。
紙版よりも安く、PDFで、窓から投げ捨てたくなるようなDRMはなし、ということで、非常にお買い得です。クレジットカードは必須ですが。
AndroidタブレットやiPadを日々持ち歩いているような方には特にオススメです。スマフォとかでも読めるとは思いますけど。
コメント (2)
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Input Methodの変遷に思いを馳せる

2013年04月08日 00時16分31秒 | 言語入力機構
なんでまたInput Methodが変わるようなことになっているんだ、一体何が起きているんだ、というのは、まぁ当然出てくる感想ではなかろうかと思います。
とはいえ、UbuntuでSCIMが使えるようになったのは6.06からで(その前にあったのは私の非公式パッケージ)、SCIMからIBusに変わったのが9.10からなので、Ubuntuの歴史9年間を考えるとそんなにコロコロ、ってわけでもないと思います。いや、どうなんでしょう。自信なくなってきました(ぉぃ

もうちょっと大きな流れで見てみると、
kinput2→SCIM→IBus(→Fcitx?)という変遷かと思います。Fedoraは確かKinput2→IIIMF→SCIM→IBusという流れですね。
よくよく考えてみると、これってその時々のニーズに応じた変更になっていることがわかるのです。
それを記憶ベースで書き出してみます。あくまで記憶なので間違ってたらごめんなさい。

Kinput2→SCIMはどんなメリットがあったのかというと、まずは1つのInput Methodで複数の変換エンジンを瞬時に変更できましたし、そればかりか言語をまたいだ変更も可能でした。GTK+(とQt)にImmoduleという仕組みが導入され、1つのInput Methodで複数(って2つしかないけど)のImmoduleをサポートする必要もありました。当時の時点で多言語化に優れていたのがSCIMで、これが選択されたと記憶しています。

SCIMは確かに優れていましたが、SCIMと変換エンジンを繋ぐIMEngineを書くのにC++が必要だったこと、C++で書かれていたからlibstdc++のバージョンに依存していたこと(のちにscim-bridgeで解決)、SCIMが落ちたらアプリまで落ちちゃうなど、いろいろな問題がありました。作者さんもTurbolinux→Novell→Googleと転職してアクティビティが下がったというのも原因の一つかもしれません。

IIIMFの作者とSCIMの作者で新しくimbusというのを作ろうとしたものの、コミュニケーション不足やらそもそも構想が壮大すぎるやらでさっぱり進まなかったので、その構想を手っ取り早く実装したのがIBusと、私は理解しています。設定ツールやらIMEngineやらいろいろなものを独立したプロセスにして、プロセス間通信を使用するとか、そのあたりです。あとは全体をPythonで書いてC++の知識がなくてもIMEngineを書けるようにしたとか、SCIMから着実に改良しています。もっとも、パフォーマンスの問題でコアはC言語で書きなおされましたが。IBusの作者さんも、元はRed HatでしたがGoogleに転職しています。

IIIMFは少なくともLinuxディストリビューションでは主流になることはありませんでしたけど、Solarisではよく使われましたし、ATOKでも使用していました(います、ですね。現在進行形です)。あ、SolarisでもATOK使えるし同じじゃん。
これが主流にならなかったのは、たぶん大きすぎ複雑すぎたのが原因じゃなかろうかと思います。セキュリティの問題もありましたけど、のちに修正されています。まぁそれが遅すぎたというのはあると思いますけど。あとはパッケージャー泣かせでもありました。

uimは確かに主流にはならなかったですけど、息は長いですし、Debianではデフォルトですし、筋が良かったのは間違いありません。そもそもメンテナーが何人も(5人?)交代して10年以上継続しているInput Methodってこれしかないわけです。これはすごいことです。主流になれなかったのは中国語対応が弱かったからでしょうか。SCIMもIBusもFcitxも作者は中国人ですね。

Fcitxに関しては、どう評価すればいいのかよくわからない、というのが本音です。というのも、私が中国語を知らないのでIBusと比較してどういうメリットがあるのかわからないのです。
Input Methodとしては、IBusよりもSCIMに近いというか、IBusとSCIMの中間というか、若干戻った感じもします。IMEngine(という言い方をするのかは知りませんが)はC++ですし。
とにかく細かな設定ができるのがFcitxの特徴だと思います。ただ、最初にそれを見たときはあまりに設定項目が多すぎて困ったし、実際自分で使う気にはなりませんでした。twitterでつぶやいたら作者さんもそうだよね、でも最新版ではまた変わってるから試してみてって言われたので、実際試してみたらわりといい感じだと思いました。今は当時よりもさらに項目が減っていますが(減っているというか隠してあるだけですけど)、このぐらいならいいと思います。
Fcitxが注目されたのは、やはりIBus 1.5の失策によるものという感は否めません。IBusも最初GNOMEと統合すると聞いたときはいい事だと思ったのですが、あんなに機能を削られるとは思いませんでした。シンプルというのと機能を削るのはイコールではない気がします。LinusもGNOMEに関して似たようなことで怒っていましたよね。それでもGNOMEは概ね正しい方向で進化しているとは思いますけど、なんであんなにフォークされまくるんでしょうか。

なんだかうざい昔語りになってしまいましたが、Input Methodの変更にはそれなりのメリットがあったのだよ、というお話でした。
コメント (3)
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