Ubuntu Weekly Recipe 第637回 GPD MicroPCにUbuntu 20.04 LTS版をインストールする

Ubuntu Weekly Recipe 第637回　GPD MicroPCにUbuntu 20.04 LTS版をインストールする

GPD MicroPC[正規代理店 株式会社天空オリジナル特典セット]（6インチ/Win10/Celeron N4100/8GB/128GB S... IT ProのためのUMPC、ポケットに入る440gの高性能PC　【主な仕様】Windows 10 Pro/Intel Celeron N4100/... GPDダイレクト

確か購入したのは去年の12月でした。SD3月号ではUbuntu MATE 19.10をインストールした記事が掲載されました。

ソフトウェアデザイン 2020年3月号 北山 晋吾 技術評論社

ただ、やっぱりUbuntuがいいなぁと思って、フォーマットするのも忍びないし別途SSDを購入することにしました。

Transcend SSD M.2 2242 256GB SATA III 6Gb/s 3D TLC NAND DDR3 DRAMキャッシュ搭載 5年保証 TS256GMTS... 製品特徴:SATA-III 6Gb/sインターフェースとDDR3 DRAMキャッシュを搭載し高速パフォーマンスを実現 トランセンドジャパン

ここで本文にも書いたとおりバラすにはギターピックがいいとのことで、しばらく作業が止まりました。
いよいよ使いたくなったのでいろいろと考えた結果、バック・クロージャーを使用することを思いついた、というわけです。
何らかの理由でGPD MicroPCを30台くらいバラしたい場合は、

まつうら工業 袋の口止め 便利クロージャー 4色アソート 100ピース 質量(g):38 まつうら工業

を買えばいいようです。いっぱいパンを食べるのも大変ですしね。マジか。

あとはかなりの活躍で、日経Linuxの記事を書くためのFlatpak/SnapテストPCとして使用し、もちろん帯広にも持って帰りました。
ひととおり書き終わった後に、より活躍するためには何が必要かと考え、ハイバネートとかさせてみるといいんじゃないかと思って検証してみたものの、全く一筋縄には行きませんでした。
結局3つくらいの記事を参考にしつつオリジナルの要素を突っ込んでなんとかした感じです。

メインのノートPC（レッツノート）を持っていくほどではないけど、なんか持っていきたいという場合にはこれが便利だなと思います。

LibreOffice日本語チームを脱退しました。

今日はOpenOffice.orgのソースコードが公開されて20周年の記念日です。
それとは無関係に本日LibreOffice日本語チームを脱退しました。

元々熱心に活動していたわけではなく、特にここ数ヶ月は活動実績は全くありませんが、LibreOfficeがより一層の飛躍をするためにはより多くのことをする必要があると考えますが、それは私にできるかと問われると無理だなと思ったのが直接的な理由です。
翻訳(Weblate)のアカウントも削除したので、翻訳をコミットすることはできなくなりました。今後翻訳を行う場合は、提案のみとなります。

LibreOfficeの記事は今後も多少は書いたりすることはあるでしょうが、それ以外は特に何かをする予定はなく、完全撤退だと思っていただければいいかなと思います。
空いた時間で何をするかは未定ですが、しばらくは流しの翻訳家業をやりたいと考えているものの、そこまでたどり着くのに今後数カ月はかかりそうです。
日経Linuxに記事を書いたアプリで英語のままのものとかは優先度が高いですが、Nextcloud（プラグインも含む）も対象の一つではあります。

ではでは、今後ともよろしくお願いします。

日経Linux 2020年11月号 第2特集に記事を執筆しました。

日経Linux（リナックス） 2020年11月号 [雑誌] 日経Linux 日経BP

特2はSnapとFlatpakの記事ということで、冒頭の総論2ページと個別のアプリ6つを執筆しました。
検証中は確かにFlatpakの自動アップデートが動作しなかったのですが、今日は実環境でLibreOfficeのバージョンが上がったりしました。挙動がよくわかりません。

特1のサーバーはローカルサーバーに置くものとインターネットに置くものと両方が紹介されていてバランスがよく、見どころが多いです。
セキュリティ的にもしっかりしているので、VPSにインストールする的な内容があってもよかったかも知れません。VirtualBoxで素振りするのは大事ですが。私もそうしていますし。
付録DVDは別冊付録を5冊、合計500ページの大盤振る舞いで、読み応えもたっぷりです。本誌PDFから本誌部分を抜いたものらしく、本誌の目次も見えてしまっていますが……（あるある）。
Clonezillaは役に立つので毎号つけてもいいのではと思いますね。もっとも私は最近Gpartedでパーティションのコピーをやってしまうのであまり使っていませんが……。

個人的な話をすると、先月父が亡くなり、10日間ほど故郷に滞在していました。
本誌とまだ出ていない1本とRecipe 第635回はそんな中で書かれた記事だったりします。まぁRecipeは2/3くらい書いて寝かせていたものなのですが……。
本誌は量が多かった分少し締切を延ばしてもらい、余裕はあったのですが、そんなこんなでバッファを食いつぶして書けたのはわりと遅くになってからでした。
父が苦しんでいる病院から徒歩10分のホテルで記事を書いたのは忘れられなさそうです。そして翌日亡くなりました。
それがどの記事なのかの名言は避けますが、そんな状況で書いた記事でもあるので、より一層多くの方に読んでいただきたいなと思うわけです。