いくやの斬鉄日記

オープンソースからハイスクールフリート、The Beatlesまで何でもありの自称エンターテインメント日記。

Ubuntu Weekly Recipe 第448回 知っておくべきLibreOfficeの便利な機能 全般編

2016年11月30日 22時02分15秒 | Ubuntu
Ubuntu Weekly Recipe 第448回 知っておくべきLibreOfficeの便利な機能 全般編

ようやくここまでたどり着きました。もともと書くつもりだったのはこれとWriter/Calc/Draw&Impress編だったのですが、やはりテーマに沿ったものを最初に書いたほうがいいなと思ったのでそうしたのです。
全般編は前後編に分かれるのかなと目論んでいたものの、結局は1回に収まりました。
というわけで、ずっと書いてきたLibreOfficeの話題もあと3回でおしまいですが、Writer編はまだ何を書いたらいいのかわかっていない状態です(ぉぃ

ちなみにHiDPIの項目を書くために
Diginnos DG-NP09D 8.9インチ WUXGA(1920x1200) バッテリー内蔵 モバイルモニター
クリエーター情報なし
サードウェーブデジノス

を買いましたが、フルHD程度の解像度ではあんまり意味はなかったですね。もちろん普通に使うのでいいのですけど。

実は記事の内容は先日OSC広島で喋ったこととだいたい同じですが、こっちはもう少し5.3について触れていました。そもそもImpressも5.3 Beta1相当のバイナリで行いましたしね。

次回の私担当分のRecipeは、今のところはLibreOfficeではない話題にするつもりですが、まだ調査していないのでなんとも言えません。
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オープンソースカンファレンス2016 Hiroshimaに参加します

2016年11月25日 18時44分00秒 | Ubuntu
オープンソースカンファレンス2016 Hiroshimaに参加します。

ブースはUbuntu Japanese Teamですが、セミナーはLibreOfficeです。
LibreOfficeにあってApache OpenOfficeにない便利な機能を紹介します。ベータリリース間近の5.3の情報もあるかも?

立地も結構いいところにあるので(とはいえ広島に行くのも初めてなので全然わかっていませんが)、お近くにお住まいの方はお越しいただければと思います。

LibreOffice Kaigiは懐の都合で断念、Ubuntuオフラインミーティングはそもそも参加予定なしということで、公の場で喋るのは今年最後です。まぁ来年喋ることを約束するものではないのですが……。
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「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」を買った

2016年11月10日 23時34分21秒 | Ubuntu
ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ
クリエーター情報なし
任天堂


もともとはそんなに急いで買う気はなかったのですけど、発表された直後から予約殺到で締め切られていたのが多かったので、慌ててソフマップで押さえました。そして本日受領しました。

ファミコンを買ってもらったのは小学6年生のときなので、四半世紀ほど前でしょうか。ちょっと遅めですね。

目的は熱血行進曲で、こればかりやっていますが(スーパーマリオもやりましたけどね。下手ですけど)、やはり昔のようにはいきません。もっと練習が必要です。最後にやったのは20年くらい前でしょうか……。
ジャンプの方法を忘れているのに(AB同時押し)、格闘の人間魚雷で方向転換するタイミングは覚えていたりするので、人間の記憶力というのは不思議なものです。

ちなみにACアダプターは購入せず、Raspberry Pi3用に購入したものを使用しています。

ソースコードをざっと見てみたところ、SDLが入っていたのでエミュレーターで使ってるんでしょうか。エミュレーター自体は任天堂製のようですね。そらそうか。
Linuxにubootにbusyboxとか、おなじみの構成のようです。

コントローラーを外付けできたり(ちと小さいので)、ゲームを追加したりできればもっとよかったんですけど。前面のコントローラーとか増設したりする端子にUSBポートがあってもいいですよねぇ。
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Ubuntu Weekly Recipe 第445回 LibreOffice Writerで構造化したドキュメントを執筆する

2016年11月09日 21時22分02秒 | Ubuntu
Ubuntu Weekly Recipe 第445回 LibreOffice Writerで構造化したドキュメントを執筆する

私はownCloudで原稿を管理しているのですが、提出の段階になって(執筆は数日前に終わっていて)原稿がなくなっていることに気づいて焦りました。
Web画面にアクセスしてみたらゴミ箱にあったので救われましたが……やっぱりgitで管理したほうがいいかな……。
それが今回最大の裏話です。

原稿を書き始めたのは先月からで、Writerこそ使っていないものの(今はMarkdownで原稿を書いています)ここにあるとおり見出しを先に付け、その後検証してから執筆をしています。執筆は断続的に行ったので統一感が弱いかも知れませんが、まぁどのあたりが切れ目だったかはわからないでしょう。そうだといいな。

すべてのドキュメントは構造化されるべきというのはかなり本音だったりしますが、このあたりはHTMLの影響が大きい気がしますね。最初CSSというものを知ったときには感心したので。
この記事を読んでちょっとでも構造化してみようと思っていただけたら本望です。もちろんそれはWriterでなくてもいいです。構造化することが大切であり、何を使うかは大した問題ではないですからね。

LibreOfficeの各モジュールの解説は今回で終わりで、次からはいよいよ本当にやりたかったLibreOfficeにあってApache OpenOfficeにない便利な機能(個別機能)の紹介をしようと思います。具体的にどういう配分にするかはまだ決めていませんけど。
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日経Linux 12月号で執筆しました

2016年11月08日 22時29分39秒 | Ubuntu
日経Linux(リナックス)2016年12月号
クリエーター情報なし
日経BP社


日経Linux 2016年12月号の第2特集Part1の執筆を担当しました。
Ubuntu 16.10は今更言うまでもなくあまり変更点は多くないので、6ページとか無理ですよあっはっは―とお話していったんは4ページに減らしてもらったのですが、技術的に嘘にならない範囲でストーリー仕立てにしてわかりやすく解説したら6ページになっちゃいました。
netplanは最初の第一歩という感じでソースコードも充分読めるレベルなので目を通してみましたけど、あーこれは頭のいい人の仕業だなと思いました。フロントエンドのプログラムであるところのnetplanコマンドはPythonで、残りはC言語です。今後発展しても個人的にはあまり厄介になる機会はなさそうですけど、まー便利さを感じる機会もあるのではないかと思います。

あとは総論とPart3のチェックもしています。意見が取り入れられたところもあり、スルーされたところもありという感じです。Plankはランチャーではなくドックだと思うんですよね……。

水野さんの連載である『Linuxステップアップ講座』はVirtualBoxネタということで、こちらもいろいろとツッコミを入れました。紙幅の都合上共有フォルダー機能の紹介がないのが残念なところではありました。Vine Linuxは日本語で開発者とコミュニケーションが取れるとのことですが、現在のVineの開発者って(以下自粛)。

岡地編集長の編集後記によると「ズルい」が流行語だそうですが、世間に疎すぎてどのあたりで流行っているのかさっぱりわかりません。最近は日露戦争と太平洋戦争関連の本を読み漁ったり、映画を観たりしていますからね……。鎮守府制覇したい……。

あれ、何の話でしたっけ。兎にも角にもよろしくお願いします!
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Ubuntu 16.04 + Fcitx + RStudio 1.0で日本語を入力する方法

2016年11月02日 23時20分32秒 | Ubuntu
注意: この記事の内容はRStudio 1.0.143までが対象です。RStudio 1.0.153以降の記事はこちらです。



RStudio 1.0リリースおめでとうございます!

Ubuntu 14.04 + Fcitx + RStudio 0.99で日本語を入力する方法は本当にUbuntu 14.04でしか使えなかったので、今回あらためて調査してみました。
相変わらずQtのバージョンが5.4.0と低すぎるので、Ubuntu 16.04にインストールしてFcitxを使用しようとすると、RStudioをUbuntu 16.04のQtでビルドし直すか、fcitx-qt5をQt 5.4.0でビルドするかの方法しかなく、正直前者のほうが簡単のような気がしますが、リリース頻度を考えると現実的ではありません。というわけで後者のアプローチで挑戦してみました。

御託はいいという方のために、まずはインストール方法の紹介からです。プラットフォームはUbuntu 16.04の64bit版で、Rstudioのバージョンは1.0.44です。バージョンが異なる場合は適宜読み替えてください。

1. RStudioをダウンロード
ダウンロードページからダウンロードしてください。

2. インストール
Ubuntu 16.04ではaptコマンドを使えばローカルにあるパッケージのインストールができるので、この機能を使用します。

$ cd (ダウンロードフォルダー)
$ sudo apt install ./rstudio-1.0.44-amd64.deb

前に試したときと比べて大量の追加パッケージが必要になっているのが興味深いです。それだけ機能が増えているということでしょうか。

3. fcitx-qt5をダウンロード&展開&インストール
めんどいのでwgetで取得します。

$ wget http://ikuya.info/tmp/fcitx-qt5-rstudio.tar.gz
$ tar xf fcitx-qt5-rstudio.tar.gz
$ cd fcitx-qt5-rstudio
$ sudo apt install ./fcitx-frontend-qt5-rstudio_1.0.5-1_amd64.deb ./libfcitx-qt5-1-rstudio_1.0.5-1_amd64.deb

ちなみにfcitx-qt5-rstudio.tar.gzのsha256は84375fba843257d2f91af646e5196bba9f6dcfb79170c543646d7c9840c9a94fです。

4. RStudioを起動する
Fcitxが起動することを確認してください。

なお、fcitx-qt5-rstudio.tar.gzにはソースコードも含まれています。ここからビルドする方法を紹介します。
ビルドする場合は、別途仮想マシンなりコンテナなりに環境を作ることを強く強くオススメします。

1. Qtを取得する
Qtをダウンロードするシェルスクリプトを読めば取得方法はすぐにわかりますが、今回は64bit版を例にします。

$ wget https://s3.amazonaws.com/rstudio-buildtools/QtSDK-5.4.0-x86_64.tar.gz

2. 展開する
別にどこでもいいんですけど、今回は/opt以下にしました。

$ sudo tar xf QtSDK-5.4.0-x86_64.tar.gz -C /opt

3. fcitx-qt5をダウンロード&展開
めんどいのでwgetで取得します。

$ wget http://ikuya.info/tmp/fcitx-qt5-rstudio.tar.gz
$ tar xf fcitx-qt5-rstudio.tar.gz
$ cd fcitx-qt5-rstudio

ちなみにfcitx-qt5-rstudio.tar.gzのsha256は84375fba843257d2f91af646e5196bba9f6dcfb79170c543646d7c9840c9a94fです。

4. ビルドに必要なパッケージをインストールする
これでいいはずですが検証していません。

$ sudo apt install build-essential
$ sudo apt build-dep fcitx-qt5

5. ビルドする

$ dpkg-buildpackage -r -uc -b

6. 必要なパッケージをコピーする
インストールするパッケージはfcitx-frontend-qt5-rstudio_1.0.5-1_amd64.debとlibfcitx-qt5-1-rstudio_1.0.5-1_amd64.debだけです。これ以外は絶対にインストールしないでください。

想定される質問とその答え:

Q. RStudioをアンインストールしたいんですが
A. 事前にfcitx-frontend-qt5-rstudioとlibfcitx-qt5-1-rstudioをアンインストールするのが望ましいですが、別に忘れていても大丈夫なはずです。自動的に削除対象になるはずですがならなかったらごめんなさい。

Q. Ubuntu XX.XX版のパッケージは公開しないのですか?
A. しません。必要であればご自分でビルドしてください。ビルドするQtのバージョンが上がったら再検証を行いますので教えてくれると嬉しいです。

Q. Ubuntu 16.10でインストールできますか?
A. 確認していませんがたぶんできないと思います。

Q. XXで挙動がおかしいのですが
A. わかりませんごめんなさい。

Q. ビルドできないのですが?
A. 記述ミスであればご連絡いただければ修正します。私にやってほしいという場合はメールにてご相談ください。Amazonギフト券1000円分くらいでお引き受けできるのではないかと思います。

ちなみに変更点は以下のとおりです。
diff -urN fcitx-qt5-1.0.5/debian/control fcitx-qt5-1.0.5-rstudio/debian/control
--- fcitx-qt5-1.0.5/debian/control	2015-10-30 18:38:17.000000000 +0900
+++ fcitx-qt5-1.0.5-rstudio/debian/control	2016-11-02 18:58:13.248813895 +0900
@@ -8,19 +8,17 @@
                extra-cmake-modules (>= 1.4.0),
                fcitx-libs-dev (>= 1:4.2.8),
                intltool,
-               pkg-config,
-               qtbase5-dev,
-               qtbase5-private-dev
+               pkg-config
 Standards-Version: 3.9.6
 Homepage: http://www.fcitx-im.org
 Vcs-Git: git://anonscm.debian.org/pkg-ime/fcitx-qt5.git
 Vcs-Browser: http://anonscm.debian.org/gitweb/?p=pkg-ime/fcitx-qt5.git
 
-Package: fcitx-frontend-qt5
+Package: fcitx-frontend-qt5-rstudio
 Architecture: any
 Multi-Arch: same
 Pre-Depends: ${misc:Pre-Depends}
-Depends: fcitx-module-dbus, ${misc:Depends}, ${shlibs:Depends}
+Depends: fcitx-module-dbus, ${misc:Depends}, ${shlibs:Depends}, rstudio, libfcitx-qt5-1-rstudio
 Description: Free Chinese Input Toy of X - Qt5 IM Module frontend
  Fcitx is the Free Chinese Input Toy of X, which was initially designed
  for Chinese users, and used XIM protocol. Now it has already evolved
@@ -45,7 +43,7 @@
 Description: transitional dummy package
  This is a transitional dummy package. It can safely be removed.
 
-Package: libfcitx-qt5-1
+Package: libfcitx-qt5-1-rstudio
 Architecture: any
 Multi-Arch: same
 Pre-Depends: ${misc:Pre-Depends}
diff -urN fcitx-qt5-1.0.5/debian/fcitx-frontend-qt5-rstudio.install fcitx-qt5-1.0.5-rstudio/debian/fcitx-frontend-qt5-rstudio.install
--- fcitx-qt5-1.0.5/debian/fcitx-frontend-qt5-rstudio.install	1970-01-01 09:00:00.000000000 +0900
+++ fcitx-qt5-1.0.5-rstudio/debian/fcitx-frontend-qt5-rstudio.install	2016-11-02 18:28:49.644966838 +0900
@@ -0,0 +1 @@
+opt/Qt5.4.0/5.4/gcc_64/plugins/platforminputcontexts/libfcitxplatforminputcontextplugin.so usr/lib/rstudio/bin/plugins/platforminputcontexts/
diff -urN fcitx-qt5-1.0.5/debian/fcitx-frontend-qt5.install fcitx-qt5-1.0.5-rstudio/debian/fcitx-frontend-qt5.install
--- fcitx-qt5-1.0.5/debian/fcitx-frontend-qt5.install	2015-10-30 18:38:17.000000000 +0900
+++ fcitx-qt5-1.0.5-rstudio/debian/fcitx-frontend-qt5.install	1970-01-01 09:00:00.000000000 +0900
@@ -1 +0,0 @@
-usr/lib/*/qt5
diff -urN fcitx-qt5-1.0.5/debian/libfcitx-qt5-1-rstudio.install fcitx-qt5-1.0.5-rstudio/debian/libfcitx-qt5-1-rstudio.install
--- fcitx-qt5-1.0.5/debian/libfcitx-qt5-1-rstudio.install	1970-01-01 09:00:00.000000000 +0900
+++ fcitx-qt5-1.0.5-rstudio/debian/libfcitx-qt5-1-rstudio.install	2016-11-02 18:50:49.061389459 +0900
@@ -0,0 +1 @@
+usr/lib/*/libFcitxQt5*.so.* usr/lib/rstudio/bin/
diff -urN fcitx-qt5-1.0.5/debian/libfcitx-qt5-1.install fcitx-qt5-1.0.5-rstudio/debian/libfcitx-qt5-1.install
--- fcitx-qt5-1.0.5/debian/libfcitx-qt5-1.install	2015-10-30 18:38:17.000000000 +0900
+++ fcitx-qt5-1.0.5-rstudio/debian/libfcitx-qt5-1.install	1970-01-01 09:00:00.000000000 +0900
@@ -1 +0,0 @@
-usr/lib/*/libFcitxQt5*.so.*
diff -urN fcitx-qt5-1.0.5/debian/rules fcitx-qt5-1.0.5-rstudio/debian/rules
--- fcitx-qt5-1.0.5/debian/rules	2015-10-30 18:38:17.000000000 +0900
+++ fcitx-qt5-1.0.5-rstudio/debian/rules	2016-11-02 18:14:55.890254321 +0900
@@ -9,5 +9,9 @@
 %:
 	dh $@ --parallel --fail-missing
 
+override_dh_auto_configure:
+	dh_auto_configure -- \
+	-DCMAKE_PREFIX_PATH=/opt/Qt5.4.0/5.4/gcc_64/
+
 override_dh_strip:
 	dh_strip --dbg-package=libfcitx-qt5-dbg

ポイントはdebian/rulesに追加した4行で、それ以外は正直どうでもいいです。パッケージにしたほうが管理しやすいかなと思うので体裁を整えているだけです。

ここから下は読まなくてもいいですが、私は統計のことは全く知りませんし、買った本もどっか行ってしまって発掘せねばと思っていますし、RStudioも自分では全く使わないのですが、このように入れ込む理由としては、この手のものは最近いろいろ登場しているらしいですが、やはりオープンソースであるものが望ましいと思うのです。正確さを期すためにソースまでたどって検証できるものに普及してほしいのです。
そして、そういうものはできればオープンソースなOSで使ってほしいとも思います。立場的にもその筆頭はUbuntuになるわけですが、Qtのバージョンが低すぎてFcitxが使えないというのであれば、それは私がなんとかするのが一番手っ取り早いのではなかろうかということなのです。前からこの方法で行けるのではないかという目星はつけていたのですが、実際にやってみるとやはり想定していなかったことはありまして、cmakeの知識がなさすぎて困りました。
RStudio Serverを使えばQtのことを気にしなくてもいいらしいので、そちらでもいいですし、やはりデスクトップでも使いたい場合はこの方法を試してもらい、存分にオープンソースなOS、特にUbuntu上でRStudioを使ってほしいです。
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