goo blog サービス終了のお知らせ 

ICT工夫

全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ

福島原発最悪の事態に備える

2011-03-28 13:33:00 | 原発震災

この記事の続編?として、核をもって核を制す、福島原発最期の決断を書きました。2011.04.03 06:20


2011年3月28日 《THE JOURNAL》編集部 特別番組・あえて最悪のシナリオとその対処法を考える、今回の番組は特別編成のため、無料で放送とのこと、リンク先で開くページに PART1 64分、PART2 178分 の録画があります。

あえて想定する「最悪の事態」では何が起き、そしてわれわれはどのようにその事態に備え、対処していくことができるのか。専門家とともに議論した。
出演 : 飯田哲也氏(NPO環境エネルギー政策研究所所長)、小出裕章氏(京都大学原子炉実験所助教)、矢ヶ崎克馬氏(琉球大学名誉教授)、松井英介氏(元岐阜大学医学部助教授)、青木理(ジャーナリスト)、宮台真司(社会学者、首都大学東京教授)、神保哲生(ビデオニュース・ドットコム代表)

恐るべき想定が現実にならないことを祈るばかりです。これに直面した国民は、過去と現在の政権に対しても、経済界や学界に対しても、言いたいことはいくらでもあるでしょうが、ここに至っていまさら何を言ってもはじまらないと思います。論理的、科学的に導かれる見解が出された時、同じように論理的、科学的な検証で反論することをしない、できない人々に多数の力を与え、それに由ることで自分も生活を維持してきた事を悔いるしかないでしょう。

私はこれまでICTに関してはいろいろ書いてきたのですが、それはすぐに命に危険が及ぶものでは無いし、一定の範囲で個々人が選択でき対処もできるものです。私は対処法を確認したい人の為に自分が分かったことは記事を書きましたし、これからも書きます。行政は私が書くようなページを見る事はありませんから、問題はちゃんとした専門家のアドバイスで対処できるでしょう、私には関係ありません。

しかし、原発事故はそれとは違います。問題をきちんと勉強し直して、残された歳月が少ない私より、ずっと長生きするはずの親戚の子供達と親達に話をして、身を守るすべを伝えたいと思っています。彼等に次の日本を任せるため 、「後に続く者を信ず」 と言うしかないのです。
幸いなことに、この二三年で少なくともネット界では論理に対して論理で応える状況が増えています。原発事故がなんとか終息し、日本が真に国民主権の確立した社会に生まれ変わって次世代に引き継げることを願っています。生き残った者の責任は大きいと思っています。

放射線の専門家に自重を求める 武田邦彦 (中部大学) 平成23年3月26日 『わたくしたち原子力の専門家は、原子力や放射線の正しい利用を進めるために、国際的な勧告や放射線障害防止に関する法律を厳しく守ることを進めてきました。決してレントゲンや CT スキャン等だけを参考にして安全性を議論してきたのではありません。また、1年間の被曝量で規制値を決めても、それは1年間ずっと続く場合だけではなく、規制値を超える場合には、危険があると考えて良いということだったのです。』
「安全な原子力推進派」 は異端? 私のスタンス 武田邦彦 (中部大学)
【緊急メッセージ】地震・大津波と炉心溶融にいたる原発事故は何度も警告してきた 日本共産党 吉井英勝
放射能汚染列島ニッポン、本当の恐怖はこれから 福島とともに心配な浜岡原発、今後も事故が相次ぐ危険性 2011.03.25(Fri) 広瀬 隆
「福島原発・重大事故」から学ばない人たち 2011年03月23日 保坂展人
東電のカネに汚染した東大に騙されるな!・・・オープンナレッジを加速するユーザ参加型ビジネスメディア :: INSIGHT NOW! に掲載の記事
◇ 首相官邸-各省等の放射線モニタリングデータの公表状況について、リンク集です


◇ 2011年3月29日 《THE JOURNAL》編集部 東電:計画という名の無計画、安全という名の手抜き『静岡県御前崎の浜岡原発は、計画発表当初から、東海大地震の予想される震源域の真ん中に乗っかっているような立地に強い不安が指摘され、反対運動が今なお続いているが、その浜岡原発について中部電力は、非常用電源を敷地内の高台に設置し、またすでに運転終了となっている1号機・2号機についても「9メートルの津波に対処できる堤防を2~3年かけて建設する」との方針を明らかにした。』

原発がどんなものか知ってほしい 故・平井憲夫
◇ 京都大学 原子力安全研究グループ-福島事故、スリーマイル島事故、チェルノブイリ事故 関連資料 (メンバー : 今中哲二、海老澤徹、川野真治、小出裕章、小林圭二)
2011年東北地方太平洋沖地震による「原発震災」について 石橋克彦(神戸大学名誉教授) 「原発震災」という概念を提唱した方
原子力資料情報室(CNIC) - Citizens' Nuclear Information Center--Twitter CNICJapan
放射能雲はどこに流れているか 岩見一太  2011年3月25日
放射能雲はどこに流れているか(2) 岩見一太 2011年3月31日
原発事故報道と戦前の新聞 高田昌幸  2011年3月30日
福島原発 「東電の罪」と「原子力ロビー」(仏ル・モンド紙報道)  (日本時間27日7時45分)
原子力発電所及び原発関連施設--核分裂生成物 (人体への影響が書かれています)
◇ 東京電力-福島第一原子力発電所トップページ
--福島第一原子力発電所 設備の概要
--沿革
マスコミに載らない海外記事


1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
「会社はコスト優先」 原発の元技術者ら ネット... (ictkofu)
2011-04-03 04:13:25
「会社はコスト優先」 原発の元技術者ら ネットで自己批判-北海道新聞[暮らし・話題 2011.03.23
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/280370.html
東京電力福島原発を造った大手重電の元技術者たちが事故発生以来、インターネット放送などで自己批判と原発政策の告発を続けている。

1979年の米国スリーマイル原発事故などで、格納容器内が異常に高圧になるとわかり、放射能物質ごと大気に放出する弁を付ける事になった。 「フランスは、内圧が上がりにくく、放射能物質が漏れにくい巨大なフィルター付き格納容器を造った。われわれも必要、と議論したが、会社は不採用。コストだなと思った」-後藤政志さん(元東芝)

60年代、国内に技術がなく、津波を想定しない米国の設計図をコピーして第1原発を設計した-「高台に建てたり、防水構造にしたりしていれば。想像力が足りなかった」-小倉志郎さん(元東芝)

「格納容器内が8気圧になった時、普通は4気圧などと流していた。普通は約1気圧で、4気圧とは事故に備えた設計値だ。8気圧なら異常事態なのに、パニックにしないという配慮が多すぎる」
今回「政府や公共放送が危機を正しく国民に伝えていない」と感じている-4号機の設計にかかわった元日立グループ社員で科学ライターの田中三彦さん
http://www.amazon.co.jp/%E7%94%B0%E4%B8%AD-%E4%B8%89%E5%BD%A6/e/B001I7I164
Amazon 作品一覧


返信する