ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ




富士登山オフィシャルサイト(富士山における適正利用推進協議会)

2024年の富士山における安全対策について(2024.03.11)
  ‐ 山小屋宿泊を伴わない夜間の登山はやめてください -

 富士山に安全に登山いただくため、2024年から富士山の各登山道では、下記対応を実施予定です。
 登山計画を立てる際は、十分ご確認下さい。
 また、山岳団体、旅行会社並びに山岳用品店等の富士登山に関わる方々におかれましては、
 登山者への周知や広報にご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。

 【山梨県(吉田ルート)】
 ※山小屋宿泊者等以外は夜間の登山をすることができません。
 ◆通行の規制
  吉田ルート五合目の登山道にゲートを設け、山小屋宿泊の予約がある人等を除いて以下の通行の規制等を行います。
  ・午後4時~翌日午前3時の時間帯には登下山道を閉鎖いたします。
  ・登山者が一日当たり4,000人を超える場合にも登下山道を閉鎖いたします。
  通行規制に関する情報は、SNSや麓の富士北麓駐車場等で随時発信する予定です。
 ◆ゲート通過者から、登下山道の使用料として1人・1回につき2,000円をご負担いただきます。
 (※従前実施している富士山保全協力金1,000円(任意の寄附金)と合わせて、一人あたり最大3,000円のご負担となります。)
 ◆山中における危険行為やマナー違反を防止するため、県の任命する富士登山適正化指導員の指示に従ってください。
 ◆登山に対する知識及び経験が十分でない方は、登山ガイドなどの同行をお願いします。

 【静岡県(須走ルート、御殿場ルート、富士宮ルート)】
 ◆午後4時以降、現地で山小屋宿泊予約の確認を実施します。
 ◆DXを活用した入山管理に向けた社会実験
  ・Webによる登山計画等の事前登録を試行します。
  ・静岡県側の3ルートから登山を計画されている方は、登山前のWebシステムへの登録に御協力をお願いします。
  (※WebシステムのURLは、6月下旬頃に公開の予定です)【これは引用者が赤字設定しました。】
 ◆富士山保全協力金
  世界の宝富士山を未来に向けて守っていくために、
  基本1人1,000円の御協力をお願いします。
 ◆ルールやマナーを守って、安全に登山してください。
  <安全登山の心得> 教えて!富士登山!ーまる太先生が伝授する安全登山の心得ー(YouTube 世界遺産 富士山とことんガイド)

お問い合わせ先
【山梨県】
  観光文化・スポーツ部 世界遺産富士山課
  電話:055-223-1315
【静岡県】
  スポーツ・文化観光部 富士山世界遺産課
  電話:054-221-3746

【2024年度の登山道の公式開通について、この組織サイトでの発表を確認して追録したいと思います。】
環境省 関東地方環境事務所 が 富士山登山者数 を確認しているのを知りました・・・トピックス
2023年09月19日 2023年夏期の富士山登山者数について(お知らせ)
 環境省では、富士山の登山者数の経年変化を把握し、国立公園の適正な利用の推進に資するため、2005年から4つの登山道(吉田ルート、須走ルート、御殿場ルート、富士宮ルート)のそれぞれ八合目付近に赤外線カウンターを設置し、登山者数調査を実施しています。
 富士山八合目における2023年の開山日(※1)から9月10日までの全登山道合計の登山者数は、約22万1千人でした。
 なお、コロナ禍前である2019年の約23万6千人(※2)と比較すると、今年は94%となります。
 (※1)7月1日:吉田ルート
     7月10日:須走ルート、御殿場ルート、富士宮ルート
 (※2)2019年は、須走ルート、御殿場ルートで数日間の欠測あり
【以下、引用は略します。】

山梨県では「富士登山適正化指導員」、静岡県では「DXを活用した入山管理」これは「デジタルトランスフォーメーション」活用を意味すると思いますが、両県を理解するために学習しようと思います。そしてお参りだけしてきた富士山にいつかは・・・と思い始めたのもネットのお蔭か、ありがたいものです。


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NHK 無人機の戦争~拡散する新たな“兵器” (2024年3月19日)
 大地に吹く風に虫の羽音のようなプロペラ音が入り混じる。
 空に浮かぶラジコンヘリのような無人機は宅配便の荷物の代わりに円筒形の爆弾を運んでいた。
 生活の場で、物流の場で人の営みを助ける無人機はウクライナの大地で殺人兵器と化していた。
 史上かつてないほど大規模に戦場に投入され、現代の戦闘の様相を変えた。
 その「無人機の戦争」は今、各国の戦略に影響を及ぼし始めている。
(国際部 山下涼太 髙塚奈緒 / アジア総局 鈴木陽平 / 社会部 須田唯嗣 山崎啓)

NHKの本文は以下のような長文の記事です。読み終えて理解するのに時間が掛かるので、とりいえずブログに書いておきました。
“有効性を証明した”
 画面中央の照準のような印は遠方を走る戦車を捉えていた。上空からの映像はみるみるうちに戦車に迫り、衝突の瞬間、ノイズ画面に切り替わった。
 ウクライナの戦場で撮影された無人機の自爆攻撃の瞬間だ。
【部分引用です】
16.8倍
 兵力で圧倒するロシアも無人機をいっそう重視する姿勢をみせている。
 イラン製を大量に投入していると指摘されているが、国産の生産も拡大。
 2023年12月、ショイグ国防相はプーチン大統領を前に無人機の生産が侵攻当初(2022年2月)の16.8倍になったと胸を張った。
【部分引用です】
強まる需要
 国際問題の分析で知られるアメリカの外交問題評議会は1月、「ウクライナでの”無人機戦争”は紛争のあり方を変えた」と題したコラムを発表。
 ウクライナ軍の活用実態から「小型化し、殺傷力を増し、操作が容易であることから誰でも利用できる無人機は戦場で優位性があることを示した」と指摘した。
 明らかになった無人機の「有効性」は各国の軍事戦略に影響を及ぼし、小型無人機の導入を急ぐ国が相次いでいる。
【部分引用です】
研究本部
 各国が競い合うように進める無人機の導入。防衛省・自衛隊も使用を拡大していく方針を打ち出している。東京・目黒区。東横線中目黒駅から目黒川沿いに歩くと、校舎のような建物が並ぶ一角に行きあたる。
 陸上自衛隊教育訓練研究本部。
 研究本部では2024年度にも実動での検証を開始し、2027年度までの導入を目指すという。
【部分引用です】
レプリケーター計画
 “無人機先進国”のアメリカも小型無人機の導入を加速させている。
 2023年8月。ヒックス国防副長官は首都ワシントンで開かれた催しで、無人機を巡る新たな計画を明らかにし、各国の注目を集めた。
【部分引用です】 
無人機の戦争
 「無人機の戦争」が現実になった世界。
 それは人類にどのような結果をもたらすのか。
 アメリカは兵士の犠牲を最小限に抑える狙いから中東での対テロ作戦などで無人機を活用してきたが、2021年にアフガニスタンの首都カブールで実施した無人機による空爆が誤爆と判明。市民が巻き込まれて犠牲になる事例は後を絶たない。安全な場所から遠隔で人を殺傷する行為は兵士の精神を蝕むしばんでいるという報告もある。
【部分引用です】
このNHK記事で「無人機の戦争」を初めて知りました。感謝しています。
 二十代の頃は戦争映画も見ていましたが、自分で仕事を始めてから映画を見る余裕も無く、映画案内の記事すら読むことも無かったです。
 無人機についてはネットを確認して学習しておこうと思います。
【防衛省・自衛隊】・・・【掲載記事ご案内】


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2024/3/21 10:00 富士山登山鉄道は必要か? 敷設構想で山梨県と富士吉田市の対立激化、反対団体も発足へ(産経新聞)
 富士山の山梨県側の麓から5合目までを結ぶ富士山登山鉄道構想を巡り、旗振り役の山梨県と、反対する地元の富士吉田市の対立が激化している。同市の堀内茂市長は近く発足する登山鉄道反対の市民団体に相談役として参画する考えを示しているが、長崎幸太郎知事は「反対は富士吉田市だけ。ほかの周辺自治体は賛同している」と繰り返し、互いに譲る気配はない。

全国規模の署名活動も
 「反対しているのは富士吉田市だけと知事はいうが、(多くの反対意見がある)現実を知ってもらうことが大事だ」

 堀内氏は4日の定例記者会見で、登山鉄道反対の市民団体の狙いを説明した。団体発足のきっかけは山小屋や登山ガイド、5合目の売店、神社などの地元関係者や周辺自治体など15団体が参加し、富士山の課題について議論した2月16日の意見交換会だ。

 県の登山鉄道の担当者も出席していたが、堀内氏は「自然を守ることや(富士山の地質などから)鉄道は構造上難しいことなどを理由に、反対論が大勢だった」と指摘する。

 反対の立場の市民らは、インターネットを使った全国規模のアピールや署名活動などで、県への反対要望書提出につなげる考えで、堀内氏は「業界団体や県外からの参画も促したい」と意気込む。

「世界遺産」剝奪の危機
 これに対し、長崎氏は富士吉田市を含め、富士河口湖町、山中湖村など富士北麓地域の自治体で登山鉄道の地元説明会を昨年11月から順次開催してきた。「10年前の富士山の世界遺産登録は条件付きだ。当時、多すぎる来訪者などが問題視され、改善が求められたが、この10年間に来訪者は倍増した。世界遺産登録剝奪の危機を感じる」として、来訪者コントロールが急務と訴える。

 現在の山梨県側のメイン登山ルートである「富士スバルライン」は「道路法上、自動車やバスを制限できない」(長崎氏)とされる。スバルライン上に軌道を敷き、5合目までの移動を次世代型路面電車(LRT)にすることで、来訪者数をコントロールする考えだ。

アンケートでも舌戦
 富士吉田市は昨年10月から今年1月まで全国を対象に構想の賛否を聞くWEBアンケートを実施。1万4182人が回答し、構想に「賛成」と「どちらかといえば賛成」の合計が37%だったのに対し「反対」「どちらかといえば反対」は計63%で、反対が上回った。

 長崎氏がアンケートについて「反対の意思を明示した上で行われ、回答を誘導するもの。公平公正ではない」とし、「組織票の存在も懸念され、数字に意味はない」と切り捨てると、堀内氏は「反対の声に耳を傾けない知事の姿勢がはっきりした。回答者に失礼だ」と反発した。

 一方、県は各地元説明会終了後にとった参加者アンケートの集計結果を公表。構想への理解が「深まった」「少し深まった」の合計が64・6%に上り、長崎氏は「説明会は十分意義があった」とするが、堀内氏は「理解するかどうかの質問で、構想に反対する方向で理解が深まったのかもしれない」と皮肉る。

 推進、反対双方の自治体トップが繰り広げる〝舌戦〟が過熱する上、当初県が今月末までに示すとした開業時期や事業費の試算のめどが立たない状況に陥るなど、構想を巡る議論の決着は不透明な状況だ。

富士山登山鉄道構想
 富士山の麓と5合目を結ぶ有料道路の富士スバルライン上に軌道を敷き、次世代型路面電車(LRT)を運行させる。距離は25~28キロで、景観を重視するため、架線を使わない地下からの給電方式を検討している。一般車両の通行を禁止して、来訪者コントロールを図るほか、雪に強い特性を生かし、年間を通じて運行させる考え。

~記者の独り言~ 富士山登山鉄道は、スバルライン上に軌道を敷くことで、新たな開発や自然破壊を最小限にできる面などは評価できる。一方で、架線レスのLRTがスバルラインの急勾配を登り降りできるかなど技術的な課題が多く残され、現時点の構想では完成時期などを提示できていない。時間軸が明確でない中で、構想の賛否の議論は時期尚早に思う。それだけに対立だけがクローズアップされてしまっている感が強い。(平尾孝)


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