リニア中央新幹線の建設工事をめぐる事件を受けて県リニア推進課は、JR東海に事実関係を問い合わせていますが「捜査中なので答えられない」と回答されているということです。
そのうえで「県内の多くの自治体が関係するプロジェクトで県民が開業を心待ちにしているので工事に遅れが出ては困る」と懸念を伝えているということです。
NHK甲府が県庁職員から聞いた通りの文言を記載したのかどうか不明です。
山梨県リニア推進課 はこの記事に書かれた内容について、NHKが伝えた内容の正誤を指摘し、山梨県庁の真意を、分かり易く、明確に、県民はもとより全国民に伝えるべきと思います。
リニア事業には入札不正があるのか無いのか、東京地検特捜部の動きはマスコミが連日伝えています。関心をもつ国民も多いと思います。
JR東海に「工事に遅れが出ては困る」と伝えたと報じられた山梨県政のスタンスを国民はどのように理解するでしょうか。 NHK記事を一読して私が感じたことは「やまなし、オワッタ」
リニア推進課がこの報道をダンマリで過ごすようなら、リニアで地域活性化など言うもおこがましいと私は思います。
【追記】特捜部は偽計業務妨害容疑で捜査を始めたのですが、公正取引委員会が加わって 鹿島と清水建設を捜索 リニア工事で独禁法違反容疑(日本経済新聞 2017/12/18)
鹿島と清水 捜索 リニア受注調整か 独禁法違反疑い(東京新聞 2017年12月18日 夕刊)が報じられました。
「談合は必要悪」な地域では「工事の遅れは困る」と語るのみ(報道記録)(リニア中央新幹線の情報 2017年12月19日)