2008年6月22日にJ-CASTニュース : ネット選挙運動解禁すべきか 自民党には根深い不信感という記事を読みました。
『 「ネット選挙解禁について、誹謗・中傷問題は大丈夫なのか、という声が強く上がりました。その結果、解禁は保留ということになり、今後さらに検討するということです」、自民党の選挙制度調査会が2008年6月18日にまとめた報告書について、同党政調会の職員は、J-CASTニュースの取材に対し、こう説明した。』 と書かれています。
これに対して、『誹謗・中傷を嫌がる声があるようですが、ネットが普及した今は、双方向性に耐えられない政治家はいられない時代になっています』 という ITジャーナリストの佐々木俊尚さんのコメントも記載されていました。
私はまだよくわかりませんが、「誹謗」・「中傷」という用語の定義を明確に知りたいと思います。それは法律用語であったり、日常語であったり色々な解釈がありそうな気がしています。もうひとつ「名誉毀損」という用語もありますが、これについても私は知識が足りません、法律は苦手です(^_^;)
このあたりの問題は、ちょうど23日の今朝で3回の連載が終わった記事、「学校裏サイト」管理人に聞く--これは(下)から(上・中・下)をたどれます--などを政治家の方々もお読みになると良いと思いました。
(下)の冒頭に、『先生や親が、あまりインターネットを身近に思っていないから、恐怖が増幅していると思います。子どものほうが使いこなしているじゃないか。それをちゃんと教育できる体制ができれば……良くなるのかな。』とありました。「先生や親」を「政治家」に置き換えてみたらいかがでしょうか(^o^)
私としてはこの記事中で交わされる会話の言葉遣い、文体などは世代の違いを感じますが、そのまま素直に読むとかなりきちんとした内容が発言されていると感じます。
インターネットが未だ無い時代に悪書と悪所に漬かりながら青春時代を過ごし(^_^;) いくらか大人になってからパソコン通信に馴染み、そこで今のインターネット掲示板と同様な個人攻撃的なやりとりを見ながら育った(育てられた)私としては、蒸留水だけを与えられて育った人は弱いと思っています。だからと言って汚染された水をそれと知らずに飲み続けるのもいけない、と言うか、汚染されていることを察知する嗅覚を養うにインターネットはとてもよいツールなのです。なにしろ玉石混淆ですから。
インターネットは今や空気や水と同じようなものだと感じますので、水も空気も安全もタダでは無いの同様にインターネットの扱い方もしっかり考えていきたいと思っています。
『党内のワーキングチームでは06年5月30日、ホームページに限って解禁を認める最終報告をまとめた。調査会では、これをたたき台にネット選挙全般について解禁すべきか議論したが、結局、慎重派に押された形となった。』(J-CASTニュース)、
自民党の報告書が公開されているなら後で確認したいと思います。