事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

真田丸 第四十六回「砲弾」

2016-11-20 | 大河ドラマ

第四十五回「完封」はこちら

前回の視聴率は15.2%とほぼ動かず。裏の日テレは絶好調。この秋は日曜夜の日テレバラエティ軍団を他局が総力をあげて崩すんじゃなかったのか。

時節柄、次の大河、その次の大河、次の次の大河ドラマまで新聞の芸能欄を賑わせている。

まあ、再来年の「西郷どん」は原作者が敬遠したい人だし、堤真一が蹴った主役を鈴木亮平がゲットしたのは結構なことだが、わたしの期待した木村拓哉ではなかったので(笑)スルー確定。

2019年がなんとなんと宮藤官九郎でオリンピックを描くという驚天動地の発表まであった。まあ、宮藤以外なら五輪礼賛大河じゃなあとやはりスルーするかも。でも五輪と同時に東京という存在を東北人の宮藤が描くというコンセプトはいいじゃないですか。出る出ないと話題になっている能年玲奈(あ、『のん』でしたね)の起用はぜひ実現してほしい。

問題は来年ですよね。「おんな城主 直虎」。どうすっかなあ、また戦国か。微妙。でも脚本は森下佳子さんだしなあ……え、昇太が今川義元で徳川家康が阿部サダヲなの?しかも「花神」の浅丘ルリ子さんをわざわざ起用してくれたか!見ます!

先週の真田丸で、その題材となる井伊家への言及があったのをわたしはさっぱり気づきませんでした。「なんとか官兵衛」(byきりちゃん)といい、三谷幸喜の大河好き爆発。というか、「古畑任三郎」でも他の脚本家へのエールはけっこう送られてましたね。

さて「砲弾」。とても有名なエピソード。歴史知らずのわたしでも知ってたんだから。大坂城めがけて家康の砲撃が劇的な効果を……な話は来週。わたしがうれしかったのは幸村と叔父、信尹の邂逅だ。幸村に「(暗殺や密謀に明け暮れた)おれのようになるな」と命じた彼にとって、いまの幸村はとても誇らしい存在なのだろう。もちろん幸村は叔父の薫陶をうけて、秀頼を現実主義者としてリードしている。ま、それだけだと視聴者のフラストレーションはたまるので、塙団右衛門と無茶な行動を(笑)。

淀君の行動がめちゃめちゃなのは、城とともに滅んでいきたいという欲求と、落城というトラウマとの相克なのはよくわかる。その解説をはいだしょうこに言わせるあたりが渋い。

「この人は……淀君の妹?ということは淀君はしょうこお姉さんのお姉さん?

嫁よ、ナイスつっこみ。何度も挫折しているようだけれど今度こそ視聴率は16%超えと予想。

第四十七回「反撃」につづく

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