事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

うまい店ピンポイント 2017年春休み篇 龍上海米沢店

2017-03-23 | 食・レシピ

熊文篇はこちら

置賜に来ることはめったにないので、せっかくだからと龍上海本店をめざすことにする。わたしは2回行ったことがあって、行列必至の味に納得だったので。

妻と娘を乗せて米沢から赤湯へ30分……のはずが

「お父さん、あたしのスマホがない!」

娘がとんでもないことを。うわ、さっきおみやげを買った米沢駅かな。あるいはアパートか。

まずはアパートへ。ない。でも妻はあきらめきれずにもう一度部屋をチェックし……なんということでしょう。すっからかんになったクロゼットにちょこんと置いてあったとか。

ふううう。ということで赤湯本店はギブアップして、引き返す途中で見つけた龍上海米沢店へ。まあ、これはこれで。

にしても龍上海は拡大路線を突っ走っていて、東根店や鶴岡店は大盛況。酒田に進出する噂は立ち消えになったようで残念。どういうわけか山形駅前店は破門あつかいなのが難しい業界事情をうかがわせる。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

うまい店ピンポイント 2017年春休み篇 熊文

2017-03-22 | 食・レシピ

さあやってまいりました、給食のない季節恒例のうまい店ピンポイント(特に)ラーメン篇。2017年春休みのトップバッターは、なんと米沢の熊文

むかしの同僚との会話。

「おれも酒田のラーメンは大好きだけどさ」

「うん」

「福島から帰ってくるときに、米沢でラーメン食ったんだ」

「ほお」

「そんときに、“くまぶん”って店に入ったの。これがさあ、すげーうまいんだ。山形県でいちばんだと思った。ここにはさすがに酒田も負けたと」

「……くまぶん?」

わたしはしっかりとその名前を心に刻みつけたのでした。で、行って来ましたよ妻と娘といっしょに。娘のスマホがナビ。

大行列を覚悟していたら、ちょうど駐車場から一台出てスルリと入場。テーブルもひとつあいていてラッキー。店内は置賜弁の嵐。さあいただきましょう。

うまし!うましうまし

これから娘は米沢で暮らすことになるので、近所にこんな名店があるのはほんとうに幸運なことだと思いました。親としても安心。安心安全の街米沢。

龍上海米沢店篇につづく

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

SPEC

2017-03-20 | テレビ番組

 

なぜ今ごろSPEC?

話は簡単で、TVシリーズはとっくのむかしに見ていたものの、劇場版をディスカスしてようやくほぼコンプリートしたからです。

TVのほうは、特に前半が好調で、さすが「ケイゾク2」として企画されただけのことはあった。わたし、大好きでしたからあのドラマ。

ところが、ケイゾクのしんどいほうのDNAもきっちり継続していて、後半はいつ果てるとも知らない策謀陰謀の連続。特に劇場版は大風呂敷の広げすぎ(笑)。

しかしこのシリーズは、「ケイゾク」が中谷美紀を“まわりから罵倒され続けることでなお光り輝くヒロイン”として魅力的に描いたように、戸田恵梨香を、明らかに女優として化けさせた。

なにしろ彼女は、「デスノート」の、あのミサミサだったわけで(笑)、ホリプロの後押しがあったとは言え、演技が上手とか下手とか以前の存在だったのに。

そこを、“ヤンキー言葉で上司や同僚に逆らいながら、鋭い推理を見せる”なんて奇矯なキャラをきっちり演じるまでに育て上げたのだから、堤幸彦の演出手腕ってたいしたものなのでは?

ケイゾクで野口五郎がすばらしかったように、こちらでは加瀬亮がまさかのマッチョ系で笑わせてくれもしたし。「トリック」で仲間由紀恵を貧乳で貧乏なマジシャンという汚れキャラをやらせた人だからそれくらい簡単なのかな。

ただし、残念ながら堤幸彦は近ごろ不振が続いていて、去年も「真田十勇士」(松竹)は当たらず「神の舌を持つ男」(TBS)は低視聴率で、劇場版は当然のように記録的な不入り。

その不調をギャグにできるのもこの人の強みだけど、堤さん、そろそろしゃれにならないところまで来ているんじゃ……

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

おんな城主直虎 第11回 さらば愛しき人よ

2017-03-19 | 大河ドラマ

第10回「走れ竜宮小僧」はこちら

前回の視聴率は12.5%と予想よりも下回った。

というか、裏がWBCだったんですね。大好きなプロ野球を近ごろ観ることができないのは色々と事情があるんだけど、日本の活躍は素直にうれしい。侍ジャパンってイメージの押しつけはちょっとしんどいにしても、超オールスター軍団のなかで、貧打で有名な巨人の小林が(チームメイトにヒットを打つたびに揶揄されながら)成長しているのは頼もしい。彼に足りないのは自信だもの。

さて、今回のタイトルは「さらば愛しき人よ」。フィリップ・マーロウですか、大鹿マロイが出てくるんですか!とミステリファンはうれしくなる。

愛しき女、ではなくて愛しき“人”なのは、村上春樹が「さよなら、愛しい人」で喝破したように、Lovelyとは実は……そこまで森下さんが計算していたかは別ですが。

残念なことに、とても重要な回だったのに脚本も演出もとっちらかっていて、登場人物みんなが「自分が悪い」とは言うものの、こちらは目をシロクロ、な巻。

例によって魚民にみんな集まり、むかしはよかったなー、でもオトナになったからそうはいかないんだよな、という展開なのはわかる。でもそこをもう一歩進めて「だからどうした」と傲然と開き直る手合いがいてもいいのに、政次は父親へのコンプレックスむき出しだし、直親は国を率いることと、妻と初恋の人の両方にいい顔をすることを並列させている。例によって罪な男。ここらで次郎法師がさすがの側面を見せないでどうする。

救いは井伊直政になるガキの好演で、そうだよこういう計算のない演技がほしかったんだとつくづく。ぶにゅ、と顔を親に押しつけるあたりが可愛い可愛い。

でも、浅丘ルリ子が今川を代表して罠を仕掛けるあたりはうれしいかも。「花神」以来、四十年ぶり(!)の大河に、NHKはそれなりの役を用意したことがよくわかった。オランダおいねの危うさから幾星霜、彼女の眼光の鋭さだけは変わらない。いいものを見せていただきました。

今回はWBCがないので視聴率は上昇して……え、木村佳乃がイッテQでまた無茶するの?ひきつづき12%台でしょうか。

コメント   トラックバック (10)
この記事をはてなブックマークに追加

「リップヴァンウィンクルの花嫁」(2016 東映)

2017-03-18 | 邦画

気弱な中学の非常勤講師、七海(黒木華)。彼女はSNSで男性と知り合い、あっさりとベッドをともにし、あっさりと結婚を決める。男は教員で、母親(原日出子)と“親密”。結婚式に向けて準備が始まるが……

こういうタイトルなのだから、この結婚に至る過程のお話なのかと誰だって予想する。確かにふたりの関係は危うい。実は七海の両親は離婚しており(母親役の毬谷友子がぶっこわれていておかしい)、親戚も少ないことから、うさんくさい役者くずれ、安室(綾野剛)の紹介でエキストラをやとってその場をしのぐ。

この、披露宴が(わたしにとっては)拷問。流れが妙に達者なため、逆に居心地が悪い。うわあおれはよくこんなイベントをこなしたよな。

ということで、ここまでで見るのやめようかと思いました。マジ。

ところが、ここから話は急展開する。七海の夫が自分の妻と浮気をしていると主張する男が登場し、その男に襲われそうになったところを安室に助けられ……これらの動きの、どこからどこまでが誰によって仕組まれたものなのかで観客はとまどい、そしてヒロインがどん底に落ちるのは誰の意図だったのかが次第に明らかになる。ちょっと、面白くなってきました。

結論としては、ここまではすべて前ふりだ。

あまりに気弱なためにイライラさせられる七海が、真白(ましろ)という女性と知り合い、真の意味での花嫁となるまでがすばらしい。真白を演じたのはCocco。こんなすごい演技ができる人だったのかっ。ふたりがウェディングドレスを着てからむシーンはため息がでるほど美しい。岩井俊二が本当に撮りたかったのはここだろう。SNSや結婚式出席代行業などにコーティングされているが、本気は真白という名前にこめられた思いだ。

天使(黒木)と悪魔(綾野)のせめぎ合いの果てに、弱っちい天使を何者も汚すことができなかったというエンディングもすばらしい。序盤のたるさにめげないで見てね。後半は素敵だから。にしても、東映の番線にこんなタイプの作品がのるなんて。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

花子ちゃん

2017-03-17 | 受験・学校

合鹿製紙 五色鶴の花子ちゃん

卒業式の準備で、やたらに消費するのは五色鶴。お花紙ね。そしてその五色鶴用に、とんでもない道具があるのを知ってましたか?

あっと言う間に紙を折りたたむ、その名も花子ちゃん。読者に訊いてみたら

>花子ちゃんは、ずいぶん以前からあるんじゃないですか?

>花子ちゃんは、私の育休代の方が購入してくれてました。

>花子ちゃん。幼稚園ではマストなアイテムです。小学校でももちろん使っています。(我が校には2台あります。)

……そうだったのかあ。そしてなによりショックだったのは

>ところで、今や100均では折られた状態でお花紙が売られています。クオリティの高い花が誰でも作れるのです。

……どわっ。日本人の大いなる発明をもってしても、百均に負けちゃうかもしれないとは。うーん。

にしても、わたしはこの業界にいるから

・五色鶴

・ピンキングばさみ

・奉書紙

なんて存在を身近に感じているけれど、これに

・花子ちゃん

も加わったな。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

明細書を見ろ!2017年3月号 戦う交通安全!

2017-03-16 | 明細書を見ろ!(事務だより)

2017年2月号「魔が差した」はこちら

……(戦う交通安全!)というのは、戦隊シリーズで最低の視聴率を記録してしまった「激走戦隊カーレンジャー」の爆笑のフレーズですが、この時期は確かに、戦いでもしなければ交通安全は確保できないかもしれません。というのも、1年のなかで、わたしたちドライバーがいつも以上に慎重になるべき時期は以下の三つ。

①春と秋の交通安全運動期間

②月末

③年度末

交通安全運動期間中は文句なし。テントをはり、のぼりを立て、警察の威信にかけて違反の摘発に血道をあげています。それでは月末や年度末はなぜ?

答は「ノルマ」と「歳入確保」

あまり大きな声ではいえませんが、警察というのはとにかく上下関係が厳しく、上の言うことには絶対服従の傾向があります。そして警察署長たちは“他の署に負けないように”取締り件数の目標をかかげて署員にハッパをかける。で、署長の言うことは絶対だから署員は渋々出かけることになるというわけ。しかもこの目標は月ごとに

「駐車違反○件」

「速度違反○件」

「信号無視○件」

と、違反の種類ごとに定められているとか。未達となれば翌月に上乗せされる署もあるというからおそろしい。こうなると月末や年度末があぶない理由はわかりますね。ノルマ、という表現を使わなくても、警察においては「目標」すなわちノルマなのでしょう。

もうひとつ「歳入確保」はこんな理屈。違反者が納めた反則金は、まず歳入として警察庁に集められます。そこから総務省にわたり、地方交付金として各自治体へ。自治体はその交付金で標識や信号機、カーブミラーなどを整備するルートになっています。そして、この歳入はおそろしく細かく予算化されているそう。

それだけでなく、前年度の取締り実績が翌年度の警察予算確保のための実績として評価される仕組み。こりゃ、意地でも“歳入予定どおりに”違反を取り締まらなければならないわけです。しかも、標識などを整備する会社が警察OBの天下りとなると……

おわかりですか、交通安全は戦闘行為なのです。今年の春の交通安全県民運動は4月6日(木)から4月15日(土)まで。必勝を祈る

画像は「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」
主演:エヴァ・グリーン、ジュディ・デンチ

この忙しいのに映画なんか見てる場合じゃない。でも監督は大好きなティム・バートンだしもうすぐ上映は終わっちゃうし……我慢できずに行ってしまいました。久しぶりに彼の本領発揮なひねくれ具合。全然子ども向けの映画になってないのも頼もしい。満足。

しかも、窓口で互助会の補助券を使ったのでほぼ無料。何を言いたいかおわかりですね。山形県教職員互助会員の補助券有効期限は3月31日。「今年も使えなかったー!」という人がよくいますが、無駄にするくらいなら映画館に行け。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

森友学園事件PART7

2017-03-15 | ニュース

PART6はこちら

「(小学校の)目の前に自宅を購入した人もいる。ぜひ認可を」

「設置が許可されないことがあったら、どうしてこの小学校に行けないのか、子どもの前で説明していただきたい」

……森友学園が開校をめざしていた小学校に入学させる予定の保護者が大阪府に対して(朝日新聞より)。

少なからず驚き、いやいや普通のことなのかなと思う。ことここに至っても、森友学園の小学校に子どもを行かせたい親はいるのだ。

さまざまな報道の中で、突出して異様だったのは理事長の奥さんだ。今月9日に行われた大阪府教育庁による実地調査において、私学課の職員に

「マスコミに資料を出しているのはお前だろう」

と詰め寄り、顔を撮影しようとしたため(のちにブログにアップする目的だろうと推察された)、この実地調査は中止されている。

実力行使である。

他にも彼女に関連した異常な行動は多数語られているが、どれひとつとってもそのファナティックさは際立っている。ために多くの退園者が出たのはお伝えしたとおりだが、それでもまだ志望者はいるのだ。さすが、カルトかなと失礼ながら考える。

小学校の開校はひとまず見送られた。しかしもしも開校していたとして、定数を大幅に下回る状況で、はたして事業を続けていけたのか。

そしてこれだけは言っておきたい。どうしてそんなに小学校をやりたいんですか、と。

ありもしない推薦枠でPRし、土地は政治家と役人を使ってダンピング、そして違う金額の契約書がいくつも出てくるなど、要するに籠池夫妻は法律や条例などどうでもいいからとにかく学校を開きたかったのだ。自らが信じる教育をやりたいから?いやいや、わたしはこんなときにぴったりな言葉を知っている。

布教

本日の1冊は「新編 われわれはなぜ映画館にいるのか」小林信彦著。われわれにとってこの本が教科書であることは確かです。新たに加わった芝山幹郎氏との「仁義なき戦い」をめぐる対談は必読。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

森友学園事件PART6

2017-03-14 | ニュース

PART5はこちら

話をちょっともどして3月2日の、羽鳥が司会をやっているワイドショーのことを。ほぼ時間いっぱい森友学園の特集。コメンテーターはテレ朝の記者と高木美保(この人は冷静ですねえ!)。そして、政治記者歴数十年というふれこみの田崎なる人物。

共産党の小池書記局長が、ある自民党議員(まだ鴻池の名は国会に出ていなかった)に森友学園の籠池理事長夫妻がコンタクトをとったのではないか、という件がメイン。

小池参院議員の質問がいかに破壊力を持っていたかは、閣僚たちが虚勢もあって薄笑いをうかべ、小池氏に一喝されていたことでもわかる。勘所をついたのだ。

結果として鴻池元防災相が逆ギレしたような会見を開いたことで、この接触が事実だったことが証明された。

この質問への田崎氏のコメントはとても奇妙なものだった。彼の論旨はこうだ。

・議員に都合の悪い来客についての記録を、議員事務所が残しておくはずがない。

・残していたとしても、その記録が日本共産党に渡ることはありえない。

つまり2日朝の段階では仮定の話にすぎないのだから、これ以上この話を掘り下げても仕方がないというのだ。

あれま、と思いました。これまでも彼は政権寄りの発言をいろいろな番組で繰り返していたらしいので、まあそういう人なのだろうとは思ったが、それにしても。

おかげでテレ朝の記者とは険悪なやりとりになったし、むしろ高木美保の冷静さが際立つ展開になった。にしても、だ。これだけ露骨に政権のためならどんな理屈も持ち出して見せる“コメンテーター”が各局に登場していること自体、どうにも薄ら寒いものを感じる。

現政権は批判的な番組それ自体を批判する手法をとってきたので、こういう御用評論家が重宝されるのだろう。森友学園の事件はそんな惨状もまた、教えてくれたのだ。ありがたい話である。それにしたってもうちょっと上質な人物はいなかったのかなあ。以下次号

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

森友学園事件PART5

2017-03-13 | ニュース

PART4はこちら

仕事もがんばったし、今日はわたしのフランチャイズで一杯やろう、と職場近くの居酒屋へ。カウンターに座ってテレビを見上げると、ちょうど森友学園の理事長が会見するという。おお、すばらしいタイミング。

不機嫌そうに会見に臨んだ彼は、いつものように自説を開陳した。会場が、ホームグラウンドの塚本幼稚園であるあたり、“謝罪”会見でなど毛頭なかった。要旨は以下の通り。

・土砂の搬出が遅れたのは報道のせい

・なかでも朝日新聞と、産経(近親憎悪ですか)の報道が突出していた

・この問題の情報が漏れたのは、自治労などの労働組合がやった

・おかげで寄付金が集まりにくくなった

・安倍首相夫妻をはじめ、口利きの事実はない

・首相と面会したこともない

・(開校に)ふたたびチャレンジする

……ご意見を拝聴し、感銘を受けた。ここまで何でも他人のせいにできるのか。でも報道陣からの質問にどれだけ耐えられるのだろう、と芋焼酎を飲んで待ち受けているとニュース速報。首相が自衛隊を南スーダンのPKO活動から撤退させると。

このタイミングで表明?

偶然だと考える人は多くないはず。こんな露骨なことまでして理事長のライブから世間の目をそらしたいのか。

わたしはひねくれ者なので、逆にこの奇矯な人物に言いたい放題をやられてはよほど困る事情でもあるのかと勘ぐってしまう。

「ネットではさ、別の名前も出てるんだ」

カウンターのとなりにすわった客が、ある人物のことを。なるほど、鴻池は彼の腹心だし、財務局とはどこの部局かを考えれば……

ああ今回もコメンテーターの話にならなかった。以下次号

本日の1冊は高橋源一郎「ぼくらの民主主義なんだぜ」(朝日新書)
この、民主主義の真逆にあることが典型的な事件を、高橋はどう見ているだろう。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加