事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

龍馬伝~第27話「龍馬の大芝居」

2010-07-04 | テレビ番組

Shangrilaj 第26話「西郷吉之助」はこちら

前回の視聴率は17.9%と急降下。W杯人気で、みんなドラマに食傷していたのかも。25日朝の狂騒は、日テレの視聴率を大幅に押し上げ、「ズームイン!!SUPER」まで16%を超える始末。でも「ゲゲゲの女房」は変わりなく20%越えを記録している。まあ、あの枠はW杯とはあんまし視聴者がかぶっていないような気も

視聴率ネタで無視できないのが、今日の午後5時59分からの地デジ恐喝放送(笑)。でもその直前にNHKはゲゲゲコンビで「いちごとせんべい」という、なんかいかにもなドラマで中和していた。向井理と松下奈緒という、日本ではめずらしい長身カップルがいい味を出しておりました。ほんとに、あの二人ってめちゃめちゃでかい。

さて、龍馬伝。今回はかなりフィクションが入ってます。吉田東洋暗殺犯は自分であると後藤象二郎に宣言する龍馬。後藤のようなタイプは、自分が肉体的ダメージをうけると見境をなくすので、龍馬の行動は効果的。久しぶりのピエール瀧がまたしてもいい味。

武市半平太(大森南朋)や岡田以蔵(佐藤健)への身体的、精神的拷問が、結果としてむしろ責め苦を与える方を腐敗させている状況が、この大芝居を収斂させていくのだろう。

龍馬が久しぶりに帰郷。女たちがいそいそと龍馬にご飯をつくるシーンはほほえましい(乙女姉さんはいつも実家にいるのね)。この状況で思い出されるのが「めぞん一刻」。新潟に帰った五代くんに、おばあちゃんが「くいなせ。やれくいなせ」と元気になるコマには泣けたなあ。

今回の視聴率はちょいと復活して19%と読みました。第28話「武市の夢」につづく。7月のこの時期に重要人物の死。「新選組!」を思い出すなあ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「人生画力対決」 西原理恵子著 小学館

2010-07-04 | アニメ・コミック・ゲーム

Saibara04 誰とは言わない。「東京ラブストーリー」や「島耕作」の作者のことだなんて言わない。「サーキットの狼」や「俺の空」だなんてまさか。ひょっとしてこの漫画家たちって、実は絵が下手なんじゃない?なんてことはとてもとても。

こんな暴言をあのサイバラが言うからこそ説得力がある(笑)。軽い気持ちで他の漫画家にケンカをうっていたら、出てきたのが藤子不二雄Aやちばてつやなどの大御所たち。こりゃ、完全に西原への挑戦であり、同時に彼女がどれだけ愛されているかの証左でもある。

まあ、孤独な商売だからどんな機会であってもセッションしたいのだとしてもね。いやはや笑った。それにしても、福本伸行センセイがあんなにさわやかな好漢だったとはっ!

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする