れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ヒガンバナ(彼岸花)オモダカ(面高)チヂミザサ(縮笹)ワカバグモ・オハグロトンボ・今朝のスズメガの幼虫・俳句鑑賞

2022-09-30 06:12:04 | 野の花日記と昆虫と俳句鑑賞

▲ヒガンバナ(彼岸花)
 <ヒガンバナ科ヒガンバナ属>
毎年、この同じ場所に彼岸花を見に来ている。
たぶん・40年は通ってる場所かもしれない・・
これが最後になるのに・(免許返納)去年、川が氾濫した事で、
大工事に入り彼岸花の路に入れなかった。
またの名の曼殊沙華の方を私はよく使う。


曼殊沙華はサンスクリット語で赤い花と言う意味。
花後に葉が出てきて、春の終わりごろ葉が枯れ、
開花期には葉が無い。


花茎の先に5~8個の花がつき、花の外に長く突き出た雄しべが、
真っ赤な花をさらに華やかに見せる。





▲オモダカ(面高)
 <オモダカ科オモダカ属>
矢じりのような形をした大きな葉。
この葉が高く伸びた様子を人の顔に見立てた名前。
葉の先端は鋭く尖る。


3枚の白い花弁の花が節ごとに3個づつ輪生して咲く。
花は1日花で朝咲いたら夕方には萎む。


浅い沼や池、水田に見られる。


▲チヂミザサ(縮笹)
 <イネ科チヂミザサ属>
縮み織りのように波打つ葉を持ち、葉の長さがイネ科の
草としては短く「笹」に似ているのでこの名がある。
風で花粉を飛ばす風媒花で花は地味な印象。



林内から、草地、道端など広い範囲でよく見られる。
葉や花序の軸などに毛の多いものをケチジミザサ、少ないものを
コチジミザサとすることもある。

             休憩

▲イボクサ
 <ツユクサ科イボクサ属>
水田や湿地に生える。先日掲載したので略します。
(なかなか出会えないので、懐かしかった。)


▲キクモ(菊藻)
 <ゴマノハグサ科シソクサ属>
浅い水の中に生える多年草。
水上に出た葉のわきに紅紫色の花をつける。

※昆虫コーナーはワカバグモ


餌を捕獲して食事中のようです。


イトトンボ


オハグロトンボ

※今朝のスズメガの幼虫

少しは大きくなりました。

もっと・もっと食べなきゃ蛹になれません。
この感じでは、来年まで成虫になる気はないのかな?🐝
とても静かな感じがします。


     俳句季語曼殊沙華(まんじゅしゃげ)
 彼岸花・死人花(しびとばな)・幽霊花・狐花・捨子花
       などと使う。

    眼帯の内なる眼にも曼殊沙華  西東 三鬼


 

 

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サクラタデ(桜蓼)ボントクタデ(凡篤蓼)モンシロドクガ・コバネイナゴ・今朝のスズメガの幼虫・俳句鑑賞

2022-09-29 07:32:22 | 野の花日記と昆虫

サクラタデ(桜蓼)
 <タデ科タデ属>
タデの仲間では花が大きくて美しい。
葉は披針形で長さ7~13センチ、短い葉柄がある。
両端は尖り、両面に短い毛がある。


鞘状の托葉は短い筒型で、縁に長く固い毛がある。


花穂は細長く、やや密に花をつけ、
上部は垂れ下がる。

萼は深く5裂し、長さ5~6ミリで淡紅色を帯びる。


花が美しいのでこの名がある。



ボントクタデ(凡篤蓼)
 <タデ科タデ属>
和名のボントクはポンツク(愚か者)の意味で、
ホンタデは葉に辛みがあるが、ボントクタデには辛みが無いのでこの名がある。
水辺や湿地に生える1年草。


茎は高さ50~100センチになる。
葉は広披針形で長さ5~10センチ、鞘状の托葉は筒形で縁に長い毛がある。


花穂は長さ5~12センチで、先は垂れてまばらに花をつける。

               休憩

センボンヤリの秋の閉鎖花
綿毛だけで、種子を沢山つけ乾くと飛んでいく。


ユウガギクとツルボ

※昆虫コーナーはモンシロドクガ


白い羽毛が美しく愛らしいが、
幼虫は毒針を持ち蕁麻疹のような皮膚炎をおこすので
要注意!



コバネイナゴ

※今朝のスズメガの幼虫

21日からなのでもう、1週間がたつと言うのに、
私から見ても少しも成長していない気がする。
やはり、スズメガの飼育は難しいと思う。
葉裏の葉脈が定位置と言う事で、
新しい葉をいれてもなかなか移動してくれない。
無理には触れられないので、フンのシートを替えて、
食草のボタンクサギの新しい葉を入れたら、
そっとしておく。
あとは自然に食べてくれるのを待つだけ。

    俳句季語小豆(あずき)
   新小豆(新小豆)とも使う。

   小豆箱すぐその横に来て死ねる  飯島 晴子

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ノダケ(野竹)ノハラアザミ(野原薊)トラノオスズカケ(虎尾鈴懸)ミズグモ・今朝のスズメガの幼虫・俳句鑑賞

2022-09-28 05:53:53 | 野の花日記と昆虫と俳句鑑賞

▲ノダケ(野竹)
 <セリ科シシウド属>
丈高く暗紫色の花が大きく咲くので、私の好みです。🌸
小さな暗紫色の花が茎の先にたくさん集まってつく。
まれに緑白色の花もある。)
草丈は高いと1メートル以上になり、
深く切れ込んだ小葉3枚からなる三出複葉。ふちには粗い鋸歯がある。


葉柄の基部は袋状に膨らんださやになり、葉が伸びた後もよく目立つ。


根は咳止め、痛み止めの薬として用いられる。




和名は、野に生育し、葉の付け根の鞘が、タケノコの皮のように見えることから
この名がある。


▲ノハラアザミ(野原薊)

 <キク科アザミ属>
乾いた草地によく生える。
草丈は40~100センチ、葉は羽状に深く裂けて、
ふちに鋭いとげがある。

頭花は直径2センチほどの紅紫色で、枝先に2~3個集まって
上向きにつく。
総苞片は斜めに立ち、触つても粘らない。

 

▲キセルアザミ(煙管薊)
 <キク科アザミ属>
広島の「深入山」では、ヒメシジミがよく吸蜜に来ると言うのを
NHKテレビの「さわやか紀行」で見たばかりで出会えた。

             休憩
 

 ▲トラノオスズカケ(虎尾鈴懸)
  <ゴマノハグサ科クガイソウ属>



※昆虫コーナーは
吃驚するぐらい大きかったミズグモ🕷



始めてみたので、吃驚した!

※今朝のスズメガの幼虫🐝

いつも、葉裏にいる。
もう少し、食べてくれるといいのだが・
新しい葉を入れてもなかなかなじまない感じ。

         

        俳句は秋の季語蝗(いなご)

   いつの日もとほき目をする蝗かな  藤田 あけ烏

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ヤマホトトギス(山杜鵑)フジウツギ(藤空木)モミジガサ(紅葉傘)ザトウムシ・今朝のスズメガの幼虫・俳句鑑賞

2022-09-27 05:19:14 | 野の花・昆虫・俳句鑑賞

ヤマホトトギス
 <ユリ科ホトトギス属>
9月半ばの高尾山はヤマホトトギスが迎えてくれた。
丈も低く愛らしい花がよく咲いていた。
葉は互生し長楕円形。
茎の先端と葉のわきに腺毛のある散房花序を出し、白色で紫色の斑点がある
花を開く。



花被片は6個で強く反り返る。



 

ヤマジノホトトギス
 <ユリ科ホトトギス属>
ヤマホトトギスのように花が反り返らない。





フジウツギ(藤空木)
 <ゴマノハグサ科フジウツギ属>
落葉低木。河原や崩壊地などに生える。
葉は対生し、卵状楕円形で縁に鋸歯がある。


高尾山では珍しいが、花が美しいので、園芸用に栽培されているものが、

ブットレアである。

               休憩

▲モミジガサ(紅葉傘)
 <キク科コウモリソウ属>
春に、東北ではシドケと呼ばれて山菜摘みに行った。
おひたしなどにして食したものだ。味には癖が無い。

昆虫コーナーザトウムシ


ザトウムシ

※今朝のスズメガの幼虫

新しい葉を入れたが、食べた後が見つからない。
フンはしているようだ。
相変わらず、葉脈に沿った葉裏の定位置にいる。

      俳句は秋の季語水澄む
       川澄むとも使う。

   これ以上澄みなば水の傷つかむ 上田 五千石

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ネコハギ(猫萩)ノササゲ(野大角豆)トキリマメ(吐切豆)ヤブマメ(藪豆)メドハギ(蓍萩)ヤスデ・昨日羽化したナミアゲハ・今朝のスズメガの幼虫・俳句鑑賞

2022-09-26 07:05:11 | 野の花日記と昆虫と俳句鑑賞

ネコハギ(猫萩)
 <マメ科ハギ属>
日当たりのよい、やや乾いたところに生える多年草。

茎は長く地面を這い、軟毛がある。


葉は互生し3小葉を持つ複葉で小葉の両面に短毛がある。
花は白色の蝶形花で、葉のわきに3~5個集まって付き、長さ7~8ミリある。


萼は深く5裂し、長毛がある。
茎や葉に多く毛が生えるためこの名がある。



ノササゲ(野大角豆)
 <マメ科ノササゲ属>
つる性多年草。
林の縁などに生える。
小葉3枚の複葉が茎に互生する。



葉腋から長さ1,5~2センチの淡黄色の蝶形花が集まる花序がぶら下がる。


秋に美しい紫色の実がなる。



トキリマメ(吐切豆)
 <マメ科タンキリマメ属>
葉の先が尖っている。
全体的にタンキリマメより大きく毛が多い。

 

豆の鞘は赤く、種子は艶のある黒色。

 

 


ヤブマメ(藪豆)
 <マメ科ヤブマメ属>
日当たりのよい乾いたところや日陰にも生えるつる性の1年草。
葉は3出複葉で互生し、小葉は両面に毛がある。


花は淡紫色の蝶形で長さ1,5~2センチ。




メドハギ(蓍萩)
 <マメ科ハギ属>
茎の高さが60~90センチになる多年草。なかば低木状になる。
葉は3小葉を持つ複葉で密に互生する。


花は葉のわきに2~4個集まってつく。
花弁は7ミリ、白色で紫色の腺が入る。
(キタキチョウがよく卵を産みに来る)

※昆虫コーナーは嫌いな人は要注意かも🐝ヤスデ


ヤスデ(馬陸)
ムカデに似て、多足。

※昨日、ナミアゲハは羽化致しました!
私は用事で出かけていたので、
主人にもうすぐ羽化すると思うので、
「写真を撮ったあとで、逃がしてあげて」と頼んでおいた。


羽化の瞬間に出会えなかったのは残念だったが、
元気に飛んで行ったとの事で、よかった!

※今朝の気難しいスズメガの幼虫

フンはしているので、食べてはいるのだが、
こだわりがあって、葉裏の定位置で新鮮な葉を入れても、
移動して食べようとはしない。
育てるのは難しそうだ。

      俳句季語銀杏(ぎんなん)
  銀杏の実(いちょうのみ)とも使う。

  夜を散る銀杏確かな音であり  井上 かんな

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マルバツユクサ(丸葉露草)ツユクサ(露草)オオボウシバナ(大帽子花)コミスジ・今朝の羽化寸前のナミアゲハの蛹・スズメガの幼虫・俳句鑑賞

2022-09-25 06:03:20 | 野の花日記と昆虫と俳句鑑賞

マルバツユクサ
 <丸葉露草>
ツユクサ科の1年草で帰化植物。
葉がツユクサより丸みを帯びて大きく、花はツユクサより小さく、
色はやや薄めのものが多い。
この頃は道端などにもよく見る。
茎は根元が地を這い、上部は立ち上がつて枝分かれする。
マルバツユクサは通常の結実の他、地下に閉鎖花をつけ、自家受精して、
種子を作る。


葉は互生し、長さ3~7センチ、幅2~4センチの卵形~広卵形で、

葉の縁はやや波打つ。
葉の基部は鞘状に茎を包み、上の縁に長い毛がある。


茎先に2つに折れた舟形の苞をつけ、その中に集散花序をつける。
総苞の下縁は合着して漏斗状となり、毛が生える。


花は普通2個が苞の外に出て咲く。
花弁は3個のうち2個は大きく、長さ4~5ミリで青色、1個は小さい。
雄しべ6個のうち花柱とともに長く突き出ている2個だけが完全なもの。


ツユクサ(露草)
 <ツユクサ科ツユクサ属>
3枚の花弁のうち、青色の2枚が目立つ。下の1枚は白色で小さく目立たない。
花は半日で萎む。


雄しべは3種類ある。
上側の3個のX字形雄しべと、下側のY字形雄しべは、花粉を出さない
仮雄しべ。一番下の2個が本物の雄しべです。


オオボウシバナ(大帽子花)
 <ツユクサ科ツユクサ属>
アオバナ(青花)と呼ばれ、日本特産の染料植物。
ツユクサ(径1センチ)より花弁が大きく(径4センチ)目立つ。
友禅染や絞り染の下絵の絵の具にする。
(水で絵の具が取れる)
 

              休憩


※昆虫コーナーはコミスジ  

コミスジ

※今朝の色が変わってもうすぐ羽化を待つ?

ナミアゲハの蛹9日目

 

※今朝のスズメガの幼虫

  大きくなった気はしないけれど・・
右上は、もしかして?脱皮殻かな・・?🐝

    俳句季語秋彼岸(あきひがん)
     後の彼岸(のちの彼岸)とも使う。

  さびしさは秋の彼岸のみづすまし 飯田 龍太

 

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クズ(葛)イシミカワ(石見川・石実皮・石膠)栗の実・イオウイロハシリグモ・今朝のナミアゲハ蛹9日目・シモフリスズメの幼虫・俳句鑑賞

2022-09-24 09:51:37 | 野の花日記と昆虫と俳句鑑賞

▲クズ(葛)の花
 <マメ科クズ属>
葛の蔓の葉はよく見ていたのだけれど、
花が見当たらなかった。やっと・千葉のお墓参りに行った時に、

葛の葉をかき分けて花を探したら、葉の中に隠れて咲いているものに出会えた。
山野のいたるところに生える大形のつる状草本で、
茎の基部は木質化する。
根は太く大きくて、多量のでんぷんを含み、葛粉がとれる。



葉は3小葉からなり、花は紅紫色。
甘い香りがする。



和名は大和(奈良県)の国栖(くす)が葛粉の山地になっていたことによる。




イシミカワ(石見川・石実皮・石膠)
 <タデ科イヌタデ属>
河原や田の畔などの湿つた場所に生える。
茎や葉柄に下向きの刺があり、これで他のものに絡みついて
伸びる。


まだ、色づいてないものが多かった。
果実をお皿に盛ったような姿。


三角形の葉や葉柄のつけ根にある丸い托葉が、特徴的。
花被が果実を包んで球形になる。




              休憩
 

栗の実


🌰栗ご飯も渋皮煮も美味しい季節です🌰


昆虫コーナーはイオウイロハシリグモ?スジアカハシリグモ?

イオウイロハシリグモのスジボケ型?

※今朝のナミアゲハの蛹8日目

少し背中の方に色の変化が??
まだ、特に変化なしの8日目。

※気難しいスズメガの幼虫

葉裏が原点と言うか・・定位置🐝
よく、逃亡するのは、私がボタンクサギの葉を
たくさん入れるので臭いのかも・・と思い
まだ幼虫なので定位置の葉1枚にしてみた。
空気の事も心配なので、逃亡の籠の穴にセロテープを、
貼っておいたが、葉を逆さにして葉裏に置いたので、
静かにしているので、セロテープは全部はがした。
もう、逃げないでね・・・。デリケートな奴だ🐝


      俳句は秋の季語秋の海
 秋の波・秋濤(しゅうとう)・秋の浜などと使う。


   打ち寄せしものをまた引き盆の波 白濱 一羊

 

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ヒロハホウキギク(広葉箒菊)ユウガギク(柚香菊)ムラサキルエリア・クサギカメムシ・シモフリスズメの幼虫・俳句鑑賞

2022-09-23 09:59:29 | 野の花日記と昆虫と俳句鑑賞

ヒロハホウキギク(広葉箒菊)
 <キク科シオン属>
数年前から、石神井公園のボート池沿いの道に生えている。
花がとても小さくて愛らしい。

帰化植物で多年草。
草丈は50~100センチ。

葉は狭長楕円形で先は尖る。基部は楔形(くさびがた)で茎を抱かない。
(同属のホウキギクは茎を抱く)


8~10月頃、形7~9ミリ程度の頭花をつける。
花色は淡桃紫色。花後に舌状花は外側に巻き込み、
冠毛は伸びず、殆ど見えない。




 

ユウガギク(柚香菊)
 <キク科ヨメナ属>
葉は薄く、下部の葉は羽状に浅く、あるいは深く裂ける。
茎の上部で細長い枝を四方に広げ、枝先に3センチほどの
白い花をつける。



               休憩

ムラサキルエリア
キツネノマゴ科で、園芸品種として売られている。
一日花だが、次々と花を咲かせる。

昆虫コーナーは、石神井公園でカラムシの葉に
フクラスズメを見つけた。
少し、悪戯してかまったら、葉をビヨン・ビヨン揺らして
威嚇された🐝

フクラスズメ


クサギカメムシに出会う🐝

 

※今朝のシモフリスズメの幼虫

籠の細い穴からよく逃亡する。
仕方ないので・穴をセロテープで塞ぐ・・。
逃亡歴、3回目。
ボタンクサギにいたのだから食草だと思うので、
ボタンクサギの葉を餌にやっているのだが、
気に食わないのかなぁ・・
でも少し小さなフンはしているのだから
食べてはいるはず。🐝

今朝のナミアゲハの蛹は、8日目
   変化は見られない。

       俳句秋の季語梨(なし)
   洋梨(ようなし)梨狩・梨売などと使う。

    わが聞いてわが嚙む音の梨の秋 皆吉 爽雨
  

 

 

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ゴキヅル(合器蔓)カリガネソウ(雁金くま草)カワミドリ(河翠・川緑)コバネイナゴ・今日から育てますシモフリスズメの幼虫?今朝のナミアゲハの蛹7日目・俳句鑑賞

2022-09-22 04:18:43 | 野の花・昆虫・俳句鑑賞

ゴキヅル(合器蔓)の花
 <ウリ科ゴキヅル属>
今年もやっと会えた小さな花なので見逃しそう。
水辺に生える1年草のつる草。
葉は長さ5~10センチ、幅2,5~7センチの三角状披針形で先端が尖る。



雌雄同株で、夏から秋にかけて、葉のわきに小さな黄緑色の花をつける。
花序の上部に雄花が総状につき、基部に雌花が1個つく。
花は5全裂し、裂片は細長い。
萼も同じ形なので、花びらが10個あるように見える。
雄花の中心部には5個の雄しべがある。


雌花は雌しべの周りには退化した雄しべがある。

 

果実は秋に長さ1,5センチの卵形となり、
下半分に突起があり、上半分には無い。
種子は黒褐色で8ミリほど種子が縦に2個並んでいる。
果実が上半分が蓋のように離れ、中の種が零れ落ちる。
和名の合器蔓(ごきづる)はこの形に寄る名前である。



カリガネソウ(雁金草)
 <クマツヅラ科カリガネソウ属>
山地に生える高さ1メートルほどの多年草。
初めてこの花に出会った時は、大好きな花になり
また会いに行きたくて、この花が咲く同
じペンションに泊まりに
行ったほどだったが、
今は・どうしたことか・この草の匂いが駄目で、
園芸店で買って植えたカリガネソウは抜いてしまったほど。
花に罪はないのに‥これだけは匂いが臭くて苦手です。
全体に強い臭気がある。


葉は対生し柄があり広卵形。ふちに鋸歯がある。
上部の葉のわきから長い柄を持つ集散花序を出し、青紫色の花をつける。


花冠の先は5裂し、裂片の下部の1個が大きい。
萼は鐘形で5裂し長さ2~3ミリ。
和名は花の形から雁草(かりがねそう)になった。


              休憩

カワミドリ(河翠・川緑)
<シソ科カワミドリ属>


野川に会いに行った時にはもう花の時期は過ぎていた


 

※昆虫コーナーはコバネイナゴ

コバネイナゴ

※今日から飼います♪

我が家のボタンクサギの葉裏にいたシモフリスズメの幼虫?


尻尾の突起に魅せられて🐝
まだ小さいけれど、形も色ももうシモフリスズメ!

育てます🐝シモフリスズメの幼虫🐝

※今朝のナミアゲハの蛹7日目

元気そうに見えます。
いつ、羽化するかな?

    俳句季語稲妻(いなずま)
  稲光(いなぴかり)とも使う。

  いなびかり北よりすれば北を見る 橋本 多佳子

 

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アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)ヌスビトハギ(盗人萩)フジカンゾウ(藤甘草)キイロテントウ・俳句鑑賞

2022-09-21 06:57:32 | 野の花日記と昆虫と俳句鑑賞

アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)
 <マメ科ヌスビトハギ属>
本来なら、一番にヌスビトハギを持ってくるべきだと思うのです。
アレチヌスビトハギは黒米原産の帰化植物なのですから。
今や、ヌスビトハギを凌駕して蔓延っているし、

何と言っても花色が鮮やかで大きく目立つ。
荒れ地や道端に生え、草丈1,5~1メートル。


豆果はかぎ状の毛が生え服や毛皮にくつつく。


果実には毛が生えてヌスビトハギの豆は盗人の足跡のように2個だが、
アレチヌスビトハギは3個以上5個もある。



▲ヌスビトハギ(盗人萩)
 <マメ科ヌスビトハギ属>
果実の実の数でアレチか本来のヌスビトハギかが見分けられる。
葉は3枚の小葉に分かれる。

果実の形が盗人の足跡に見立てたのでこの名がついた。
(他にサングラスと言う人もいます)簡単に2つの節に分かれている。


 

 


▲フジカンゾウ(藤甘草)
 <マメ科ヌスビトハギ属>
花がフジ、葉っぱの茂る形がカンゾウに似ているのでこの名がある。
葉は互生し、2~3対の小葉を持つた奇数羽状複葉で、
小葉は長卵形。
ヌスビトハギやアレチヌスビトハギとは、この葉の形で違いが解る。)

茎の先端と葉のわきから花序を出し、淡紅色で長さ8ミリほどの
蝶形花を多数つける。
節果は2節で、半円形で長さ1~1,2センチ。



              休憩

白い(淡い黄色)のヒガンバナ(彼岸花)または、曼殊沙華

※昆虫コーナーは、キイロテントウ

キイロテントウ

キイロテントウの仲良しさん💛

キイロテントウの幼虫🐝

 

※今朝のナミアゲハの蛹
 6日目

特に変わりなし6日目のナミアゲハの蛹
  

    俳句は秋の季語鰯雲(いわしぐも)
      鱗雲(うろこぐも)とも使う。

    鰯雲人に告ぐべきことならず  加藤 楸邨


    

 

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