れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

カリガネソウ(雁草)ヒオウギ(檜扇)アキアカネ・今日のアゲハ・今朝のアカボシゴマダラ・俳句鑑賞

2022-07-31 08:19:18 | 野の花日記と昆虫

カリガネソウ(雁草)
 <クマツヅラ科カリガネソウ属>
草だと思って、プランターに植えたことがあるが大きくなりすぎて、
移植をしたら・・駄目にしてしまった思い出がある。

花の形は好きなのだが、触れると草の臭いが苦手で(クサギは大丈夫なのだが)、
好きな花だったのが今では近くを通るのも気を使って歩く。

山地に生える高さ1メートルほどの多年草。
全体に強い臭気がある。


葉は対生し広卵形でふちに鋸歯がある。
上部の葉のわきから長い柄を持つ集散花序を出し、青紫色の花をつける。


花冠の先は5裂し、裂片の下側の1個が大きい。

萼は鐘形で5裂し長さ2~3ミリ。
和名は花の形から雁を連想するのでこの名がある。

 


ヒオウギ(檜扇)
 <アヤメ科ヒオウギ属>
山地の草原に生える多年草。
葉は広い剣状で扇形に並ぶ。
高さ60~100センチの花茎を出し、上部は2~3に枝分かれし、
へら状の苞葉がつく。


花は径4~6センチ、花被片は6個で水平に開き、楕円毛状へら形、
黄赤色で内側に濃い暗紅点が多数ある。


和名の檜扇は、葉の並び方が扇に似ているのでこの名がある。

昆虫コーナーは、ウスバキトンボ アキアカネでした!
 ヘムリンさん、ありがとうございます。
 
 


※今日の アゲハの幼虫
           

右端の葉っぱがお気に入りだったが、
珍しくこちらに移動、食べる時は戻るのかもしれない?

※今朝のアカボシゴマダラは、から小さな幼虫になっていました!
見つけるのに苦労しました。
新しい葉を置いてやるとその上の載ってくれましたが、まだ食べた気配はありません。
第一齢です💛

成長するのが楽しみです。

          俳句鑑賞は、季語蛾(が)
     は、子季語で火取虫(ひとりむし)・刺蛾(いらが)などと使う。

      白き蛾のゐる一隅へときどきゆく   飯島 晴子

 

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キセワタ(被綿)ヤブラン(藪蘭)ニジュウヤホシテントウ・今日のアゲハの幼虫・クワコの繭・アメンボウ

2022-07-30 06:33:40 | 野の花と昆虫

キセワタ(被綿)
 <シソ科メハジキ属>
去年も書いたことを思い出すが、
重陽の節句(菊の節句9月9日)から来ている名前で、
菊の花を綿で包み香を移し、その香りで体を拭いて
邪気を払う風習からきている。
物の上に被せてある綿の事をキセワタ(着綿・被綿)と言うので、
白い毛が花を覆っていることによる。


山地の草原に生える60~100センチの多年草。
葉は卵形でふちに粗い鋸歯があり、長さが5~9センチで毛が生えている。
茎は直立する。稜がありシソ科特有の断面が四角。



花は,2,5~3センチで葉の付け根に輪生する。
花は紅紫色(確か白もあった)で、緑色でつんつん生えているのは萼。
花冠は唇形で上唇と下唇に別れ、下唇は3裂し、紅紫色の縦の条がある。

 

ヤブラン(藪蘭)
 <ユリ科ヤブラン属>
山地の木陰に生える多年生。
葉は線形で長さ30~50センチ、幅8~12ミリあり、
深緑色で光沢がある。


花茎は高さ30~50センチになり、
8~12センチの花序に多数の小さな淡紫色の小さな花をつける。



珍しく白花に出会った。


ヒメヤブラン(姫藪蘭)
 <ユリ科ヤブラン科>
ヒメヤブランは根茎が短く葉の長さも10~20センチで
葉よりも短い花茎を出し淡紫色の花を上向きにつけ、
花被片は6個で楕円形で平に開く。
和名は姿が小さくかわいらしい事による。

              休憩

水面をへこませて♪アメンボ、スイスイ涼しそう♪

今日の昆虫コーナーニジュウヤホシテントウ🐞




※今日のアゲハの定位置♪

さすがに、右側の葉っぱにいたのだけれど、
葉を食べつくしたので移動しました。
これからは、ここが定位置になるのかな??

※今日のクワコの繭

7月19日に繭化しました。
少し、黄色というか‥薄緑色になってきたような気がします。
私の予定では、8月初めの頃に羽化してくれる事を期待しています。


今日も変わらない・・たぶんアカボシゴマダラの卵。

          俳句は季語炎天(えんてん)
         炎天下(えんてんか)とも使う。

      炎天の遠き帆やわがこころの帆  山口 誓子

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ショウジョウソウ(猩々草)ナンキンハゼ(南京櫨)の花・ヤマトシジミ・マメコガネ・今日のアゲハ

2022-07-29 08:03:44 | 木の花・木の実・昆虫・俳句鑑賞

ショウジョウソウ(猩々草)
 <トウダイグサ科トウダイグサ属>
花期に頂部の苞葉が赤く色づき、園芸用に栽培されるが、
世界中の熱帯を中心に帰化植物として分布を広げている。
北アメリカ原産の帰化植物。

日本では散歩道や畑の畔に咲いているのをよく見かける。


毎年、お散歩道で見つけると嬉しい花だ。

 

 

ナンキンハゼ(南京黄櫨)の花
 <トウダイグサ科シラキ属>
これは、公園のナンキンハゼの花で、小さな実もついている。
昨日は、我が家のナンキンハゼの枝を切ったばかりだ。
昔から・ナンキンハゼとムクロジの実が大好きで、
小さな苗を植えたのは、数年前のはずが、成長がすごく早くて
もう、2階のベランダまで届いている。
裏庭の狭い場所で、お隣にはみだしていたので大分切った。
今年初めて、花が咲いたかもしれないのだが。


本来の花は黄色で長さ6~18センチの総状花序で垂れさがる。


雄花は花序の上部に多数つき、雌花は基部に2~3個つく。



紅葉のナンキンハゼの木


蒴果は白い蝋質に包まれた種子からロウや油を取る。


始めは黒い蒴果に包まれている。

昆虫コーナーヤマトシジミ

ちょっと、恥ずかしいので見られたくないの。💘


マメコガネもあちこちで仲良しさんしてました。💘

※今日も、定位置のアゲハ
何と、几帳面で頑固な性格でしょう♪
オスかメスかは解らないけれど、「男らしい!」「女らしい!」


大丈夫です!
他の葉も入れてあります。齧ったあとも見られますが・・
やっぱりなぜか?この葉”にこだわっています。
フンもしています。
このこだわりが、たまらない💛


この葉をどこまで食べつくすつもりなんだろうか?
定位置は?どうするのかな??


※アカボシゴマダラの卵、色が、白から褐色に変わってきました。

            俳句季語夏の空
           夏空(夏空)とも使う。

      夏空やシャチの耳骨に響く笛  河井 ゆずる

         昨日の「プレバト」の一位の作品です。
        夏井いつきさんが絶賛してましたね。(#^.^#)

 

 



             


 

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トチノキ(栃木)の実・イヌザクラ(犬桜)の実・ハゲイトウ(葉鶏頭)エノキ(榎)の幼木にアカボシゴマダラの卵・今日のアゲハ・

2022-07-28 07:22:41 | 野の花日記と昆虫

トチノキ(栃木)の実
 <トチノキ科トチノキ属>
トチノキは、冬芽から花・木の実まで楽しめる。

手間がかかるけれど、トチノミも食べられる。
街路樹にもよく植えてある。
落葉高木。
皮は灰褐色で、老木になると割れ目ができる。
葉は大形の掌状複葉で対生する。
小葉は5~7個あり、、長さ15~40センチの倒卵状楕円形で、
縁に鈍い重鋸歯がある。
裏面には赤褐色の軟毛がある。


蒴果は直径焼くセンチほどの円錐形。

熟すと3つに裂ける。




イヌザクラ(犬桜)の実
  <バラ科サクラ属>
山野に生える落葉高木。
葉は互生し長さ5~10センチの長楕円形で洋質紙。
先は鋭く尖り、仏には細かい鋸歯がある。


4月頃、総状花序を出し、直径5~7ミリの白色の花を多数開く。



果実は卵円形で黄赤色から紫黒色に熟し、基部に萼が残る。



             休憩

▲ハゲイトウ(葉鶏頭)
 <ヒユ科ヒユ属>

※昆虫コーナーは、榎の幼木の葉にアカボシゴマダラの卵


先日、何度も卵を産む姿勢でアカボシゴマダラの蝶のお母さんが、
飛び去ったあとを調べたが、見つからなかったのだ。
昨日の夕方、買い物途中で環状線の内側に生えてる榎(エノキ)を見ていたら、
あ!小さな卵が見えた!!
榎の幼木だから・・アカボシゴマダラの卵と思うけれど・・。

※今日のアゲハの幼虫

今日も今日とて・定位置のアゲハの幼虫です。
葉っぱも食べてるし、フンもしてるので、まず順調に育っています。

       俳句季語葉鶏頭(はげいとう)
   かまつか・雁来紅(がんらいこう)などとも使う。
     
    すこやかに鶏頭昏れぬけふも凡  塘 柊風

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クサギ(臭木)の花・リョウブ(冷法)の花・アカボシゴマダラ・今日のアゲハの幼虫

2022-07-27 06:57:01 | 野の花日記と昆虫

クサギ(臭木)の花
 <クマツヅラ科クサギ属>
クサギの名誉の為に言っておきますが、確かに葉や枝に触れると
悪臭がありますが、花の匂いはとても優しい、いい香りです。🌸
葉は対生し、長さ8~20センチの三角状心形または広卵形で、
先は尖り
基部は円形。
葉柄は長い。枝や葉に触れると悪臭がある。


枝先の葉脈から長い柄のある集散花序を出して、直径2~2,5センチの
白い花をつける。
花冠は長さ2~2,5センチの細長い筒状で、先は5裂して平開する。
雄しべ4個と雌しべ1個は長く花冠の外に突き出て
先端は上向きに曲がる。






リョウブ(令法)の花
<リョウブ科リョウブ属>
リョウブの木は木肌でよく解る。すべすべして百日紅に似ている。
落葉高木で、樹皮は薄片となつて剥がれ、茶褐色でなめらか。
葉は枝先に集まつて互生し、倒披針形で長さ8~13センチ。
先は尖り、縁に鋸歯がある。


枝先に総状花序を円錐状にだし、小さな白い花を密につける。
花冠は直径5~6ミリで深く5裂する。
雄しべ10個、雌しべは1個。



               休憩

▲トチノキ(栃木)の実
 <トチノキ科トチノキ属>

※昆虫コーナーは、アカボシゴマダラ

エノキ(榎)の幼木にアカボシゴマダラが、
卵を産む姿勢でいたので、暫く見ていた。
飛び去ったあとに、卵を探したのだが・・・
残念ながら、見つからなかった。


どう見ても・・卵を産んでいるようなのだが・・。

いくら探しても・・卵は見つからなかった・・。

※今日のアゲハの幼虫。

いつも同じような位置にいるので、きちんと食べているのか
心配しているのだが、細かいフンはそれなりにしているので、
安心している。


※昨日の葉よりここの部分が無くなって食べていることが解る。

 

        俳句季語夏の蝶(なつのちょう)
   夏蝶(なつちょう)・揚羽蝶(あげはちょう)・梅雨の蝶(つゆのちょう)
   黒揚羽(くろあげは)などと使われる。
     
      回廊の終わりは烏揚羽かな  柿本 多映

 

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ウバユリ(姥百合)キツネノカミソリ(狐剃刀)ハゴロモの幼虫・オオヤマトンボのヤゴ・キイトトンボ・ウチワトンボ・夏みかんにナミアゲハの幼虫・俳句鑑賞

2022-07-26 05:26:21 | 野の花日記と昆虫

ウバユリ(姥百合)
 <ユリ科ユリ属>
まだ、少し時期が早かった。
貴重な数本が咲いていただけでした。
花盛りの頃には、根元の葉が枯れて無くなる事から、
葉のない(歯無し)の姥に例えた名前。
でもそうでもなくて葉が残っていることも多い)


茎は高さ60~100センチになり、
葉は茎の途中に集まつて付き、卵状長楕円形をしている。


茎の先端に数個つく花は水平にでて、長さ7~10センチあり
緑白色をしている。

高尾山の姥百合は此れからが見頃です。


▲キツネノカミソリ(狐剃刀)
 <ヒガンバナ科ヒガンバナ属>
山野に生える多年草。
葉は夏には枯れ、その後30~50センチの花茎を出し、

橙色の花を3~5個つける。
 

花被片は6個、雄しべは花被片より短い。
(ちなみに、花被片より長い雄しべがあるのがオオキツネノカミソリ)



             休憩

▲カワウ(河鵜)
 <カツオドリ目ウ科>


※昆虫コーナー
は、会いたかったハゴロモの幼虫


残念ながら・・これじゃ解りませんが・・
確かに白い粉の中から飛んできました。
でも出
会えたので満足です(#^.^#))>


オオヤマトトンボヤゴの抜け殻


※しっぽの先が丸くなってるでしょ?
なかなか止まってくれないウチワヤンマ
<トンボ目サナエトンボ科>

(準絶滅危惧種に指定されているそうです。)


▲キイトトンボ♂
<トンボ目イトトンボ科>
尻尾の先に黒い縞があるのが♂



▲イチモンジカメノコハムシ

いつも、ムラサキシキブの葉裏で出会う♪


何だかワンコの貌みたいに見える
これで忘れられなくなった🐝

※クワコの幼虫はいくら探しても見つからなかった・・
まだ小さすぎて・近くにクモがいたから?食べられた?
籠の蓋の穴から出ていなくなった??


▲図書館に本を変換しに行った途中で、夏みかんの木にアゲハの幼虫みっけ!
まだ小さいけれど、これを育てよう(#^.^#)

25日、夕方。
野暮用で忙しい一日だったけれど・ランチも取れたし、
かき氷も途中で食べて帰宅したので、愉しく仕事をこなせた。
やっぱり、ご褒美って必要!


7月26日,朝、元気で、小さな細かいフンをたくさんしていたので安心!

      俳句季語狐剃刀(きつねのかみそり)

     娶るべしキツネノカミソリ科のおんな 豊口 陽子

     「かあ」とそれきり千年声を喪う鷹  豊口 陽子

      星空は抱卵の魚のさびしさ      豊口 陽子

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アキノタムラソウ(秋田村草)キジョラン(鬼女蘭)ムサシアブミ(武蔵鐙)の実・ハシリグモ・俳句鑑賞

2022-07-25 05:55:19 | 野の花と昆虫

アキノタムラソウ(秋田村草)
 <シソ科アオギリ属>
長い花序の小さな紫色の花が咲く。
山野の草地に見られる。
草丈は20~80センチで、茎はシソ科特有の四角。


枝先に長さ10~25センチの花序をつけ、
長さ1~1,3センチの筒形で先端が上下に分かれ青紫色の花を
数段輪生する。


雄性先熟で、初めは雄しべ上に突き出すが、
花粉を出し終わると下向きに曲がり、次に雄しべが開いて受粉に備える。





キジョラン(鬼女蘭)の花
 <ガガイモ科キジョラン属>
常緑樹林内に生える多年草のつる性植物。
葉は対生し、卵円形。


葉のわきからでる花柄に、淡黄白色の小さな花をつける。


和名の鬼女蘭(きじょらん)は袋果が割れて、中から白毛のある種子の、
この白毛を鬼女の髪に例えた事からこの名がある。


キジョランの実

              休憩

▲ムサシアブミ(武蔵鐙)の実
 <サトイモ科テンナンショウ属>


▲タマゴタケ
 <テングタケ科>
まだ幼菌?

昆虫コーナーシロスジカミキリ・ハシリグモ


シロスジカミキリ
コナラやクリ、ヤナギ類の葉柄などを食べる。



 黒目がちが何とも言えない🐝

 

※(蜘蛛は、昆虫では無いけれど・・)
ハシリグモ
キシダグモ科

        俳句は季語昼顔(ひるがお)

     昼顔のあれは途方に暮るる色  飯島 晴子      

 

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ヤマユリ(山百合)ヤマトウバナ(山塔花)マイマイカブリ・また見つけたけれどクワコ?俳句鑑賞

2022-07-24 06:22:16 | 木の花と昆虫と俳句鑑賞

ヤマユリ(山百合)
 <ユリ科ユリ属>
少し時期は遅れたけれど・今年も満開のヤマユリに出会えた。
高さ1~1,5メートルの日本特産のユリだ。
花は大輪で径15~20センチもあり、強い芳香がある。
近くに咲いているだけで、香りが漂って来る。


白い花の鬱側には赤い小点がある。
花びらの真ん中に黄色い線がある。


花が重たくて、どれも茎が垂れている。


 

ヤマトウバナ(山塔花)
 <シソ科トウバナ属>
山地の木陰に生える多年草。
葉は卵形または、長卵形で両面にまばらに毛があり、
長さ6~15ミリの柄を持つ。

枝先の花穂に白い小形の唇形花をつける。
花冠は長さ8~9ミリ、萼にはまばらに短毛が生える。




             休憩

▲シオデ(牛尾菜)の花
 <ユリ科シオデ属>
液果は黒く熟す。

※昆虫コーナー
マイマイカブリ


▲マイマイカブリ(蝸牛被)
 <コウチュウ目オサムシ科オサムシ亜科>
日本の固有種。

※昨日も見つけた?!クワコの幼虫?
(卵からうまれたて?赤ちゃん♪二匹)


  よくも見つけたものだと自分でも関心するのだが、
   昨日の夕方見つけたが、今朝も同じ姿勢のままで、
    大丈夫かなぁ?と言う感じです。

         俳句季語噴水(ふんすい)

        噴水の力ゆるめばやや青む  岡本 瞳
   

 

 

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イワタバコ(岩煙草)ムラサキニガナ(紫苦菜)ギボウシ(擬宝珠)キノコとラミーカミキリと俳句鑑賞

2022-07-23 08:22:28 | 野の花日記と昆虫

イワタバコ(岩煙草)
 <イワタバコ科イワタバコ属>
前回は蛇瀧まで、見に行ったが、
今回は琵琶瀧方面の
岩場に咲くのを見に行った。ちょうど、これからが見頃です。

山地の湿ったが岩壁に生える多年草。
大きな葉が1~2枚つく。
葉は楕円状卵形で、質はやわらかい。


花茎を伸ばし2~20個の紅紫色の花を散形花序に咲かせる。
花冠は径1,5センチほどで、下部は短い筒となり上部は5裂する。


葉は根生して垂れさがり、冬は葉を小さなボール状に丸め休眠する。


和名は岩煙草(いわたばこ)で、岩の上に生え、葉が煙草の葉に似てる
事による。






ムラサキニガナ(紫苦菜)
 <キク科アキノノゲシ属>
時期がずれてもうすでに綿毛になっていたので、残念だった。
それでも、ほんの少し紫色の花が下向きについていた。
山林内に生える60~120センチの多年草。
茎は中空で直立する。


葉は互生し、下部の葉は普通羽状に裂けるが、上部ではしだいに
披針形になる。
綿毛の姿もまた、愉しい。


頭花は紫色で1センチほど、下向きにつく。


本来はこのように咲く。
(去年の6月30日のもの)



              休憩

▲ギボウシ(擬宝珠)
 <キジカクシ科リュウゼツラン属>
山間の湿地などに自生する多年草。



※今日は少しキノコも🍄

写真では解らないかもしれませんが、とても大きな🍄でした。
ミヤマトンビマイと、教えてもらいました。
私の山渓カラー名鑑の「日本のキノコ」は殆ど開かれたことが無い図鑑です。
図鑑ではミヤマトンビマイタケとありました。



カンゾウタケと教えてもらいましたが、
図鑑とはちょっと形が違うのでどうでしょうね。


これは、教えて下さる方とお別れしたので解りません~🍄

※昆虫コーナーは、会いたかったラミーカミキリ🐝


※ラミーカミキリ
<コウチュウ目科カミキリムシ科>
中国大陸から輸入されたラミーと言う植物(カラムシの変種)と
一緒に上陸したものが広がった。


この姿が忘れられなくて🐝
これは数年前に高尾山で出会ったラミーカミキリです。


▲緑色がとても美しかった!

アオドウガネでいいのかな?
そう・・それにしてはメタリックじゃないのよね。

★アオハナムグリっぽかった!(-_-メ)
  himesijimiさんに教えて戴きました。

         俳句夏の季語ボート

    こつんとボートボートこつんと一回り  作者不詳

    私の好きなボートの句でしたが・作者がどなただったか
    忘れています。ごめんなさい 。

 

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イチビ(莔麻)マメアサガオ(豆朝顔)キバナコスモスにヒメアカタテハ・クサギカメムシ・ツマグロヒョウモン・俳句鑑賞

2022-07-22 08:31:03 | 野の花日記と昆虫

イチビ(莔麻)
 <アオイ科イチビ属>
始めて、里山でイチビに出会ったとき、実の形が奇妙な感じがしたので、
きっと、帰化植物だろうとは思った。
里山に出かける事も無くなって、お散歩道の空き地で見つけた時は、
何だかとても懐かしい気がした。
インド原産の一年生草本。
高いものは1m以上に育つ。短い軟毛がある。
葉は互生、心臓形で長さ8~10センチ、

長い柄があり、両面、軟毛が多く手触りはビロード状の感触がある。
異臭がある。


果実は12~15の袋状の分果に分かれる。

中に3~5個の種子があり、種子は直径3ミリほどで毛がある。
果実に沢山の虫が訪問しておりました。
★himesijimiさんから、カメムシの幼虫と教えて戴きました。🐝


ちょっと奇妙な形の果実は黒く熟す。


直径,1,5~2センチほどの黄色い5弁花をつける。



マメアサガオ(豆朝顔)
 <ヒルガオ科さつまいも属>
北アメリカ原産の帰化植物。
葉は先の尖った長卵形から心臓形で3裂し、長い葉柄があり互生する。


葉腋に1~2本の花茎を出し、

直径1,5センチほどの淡紫色から白色のロート形の花を1~2個つける。
花柄にはいぼ状の突起が密生密生し、稜がある。


                休憩

   「フアーブル昆虫記の虫たち5」

   虫や花は、明日のことを思いわずらったり、
   昨日のことを悔いたりしません。
   ただ現在のみを懸命に生きている。
   私もその虫や花達と同じ「いのち」を生きているのです。

                        熊田 千佳慕

※昆虫コーナーは、ヒメアカタテハツマグロヒョウモンクサギカメムシ


キバナコスモスにヒメアカタテハ♂かしら?



翅の痛んだツマグロヒョウモン♂かしら?


クサギカメムシ

        俳句季語風鈴(ふうりん

       風鈴や路地奥にある染み抜屋  加古 宗也
   

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