れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

イソギク(磯菊)

2019-12-31 05:28:33 | 野の花日記

イソギク(磯菊)
<キク科キク属>
今日で令和元年も終わり。
早かった1年でした。


海岸の岩石地や崖などに群生するが、
公園などに植えられていたりする多年草。




葉は密に互生し、倒披針形で厚く長さ4~8センチ、幅1,5~2,5センチ。
上半部は羽状に浅く裂けるか、または切れ込みがない。
表面に腺点があり、表面には銀白色の毛が密生する。

 



頭花は黄色で多数散房状につく。
普通、舌状花はなく、筒状花だけからできている。



栽培菊との交配種もあるそうだ。
属名は「金の花」と言うギリシャ語起源のラテン語だそうです。


”最初はGOO”からよちよちで始めたブログでした。
少しやりづらくなったりしているけれど、
ここまで来れて、また新年も続けていけることに感謝。
ありがとう。(#^.^#)

 

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アメリカイヌホウズキ(亜米利加犬酸漿)

2019-12-30 05:00:07 | 野の花日記

アメリカイヌホウズキ(亜米利加犬酸漿)
<ナス科ナス属>
星形の小さな花と、艶のある黒い実。
イヌホウズキには他にオオイヌホウズキ、テリミノイヌホウズキ、
カンザシイヌホウズキ、ケイヌホウズキなどがあるが、
この見分け方も難しいので、
多分そうではないかと思われるアメリカイヌホウズキとした。




北アメリカ原産の帰化植物。
畑や道端で見られる。

 

 

枝分かれして横に伸び広がる。
葉はとがった卵形で、不揃いの鋸歯がある。
花は直径4~6ミリで、
淡紫色や白花も見られる。



花冠は5つに裂けた星のような形をしている。



果実は球形で黒く艶がある。



本種の果実のつけ根は1か所に集中する。

 

 

 

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メタセコイヤ

2019-12-29 05:49:33 | 木の実

メタセコイヤ
<スギ科メタセコイヤ属>
中国の四川省で発見され、生ける化石として有名になった。
落葉高木。
樹皮は赤褐色で縦に裂ける。



枝や葉は対生し、小枝は秋に葉と一緒に落ちる。

 

 

今はもっと葉は散っているでしょう。

 




これは12月23日の画像です。

 

 

球果は長さ2~2,5センチの卵状球形で、成熟して褐色になる。




葉は対生する。


よく似たものにラクウショウ(落羽松)別名ヌマスギ(沼杉)があるが、
葉は互生する。
上がラクウショウ。下がメタセコイア。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

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マルバフジバカマ(丸葉藤袴)

2019-12-28 06:46:53 | 野の花日記

マルバフジバカマ(丸葉藤袴)
<キク科マルバフジバカマ属>
北アメリカ原産の多年草植物。
太い根茎から、数本の茎を直立し高さ1メートルほどになることもある。



茎は上部でよく分岐し、短い毛が生える。
近くにもうすっかり綿毛になったものと、
まだまだ元気に咲いているものがあった。

 

葉は卵形、鋭鋸歯がありややざらつき、短い柄があつて対生する。

 

 

これらは今も咲いているものだが、
普通は秋に5ミリほどの、白色の筒状花からなる頭状花を多数つける。

 

 

近くにそう果の白色の冠毛の冬姿が見られた。

市街地などにもよく見られる。

 

 

本当はキミノシロダモを探しに行ったのだが、
今年は多く伐採されて(もう落ちたのかもしれないのだが・)
一つも見当たらず、ここで咲くネコハギを楽しみにしていた場所は、
整地されていた。

 

 

 

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マルバシャリンバイ(丸葉車輪梅)

2019-12-27 06:58:40 | 木の実

マルバシャリンバイ(丸葉車輪梅)
<バラ科シャリンバイ属>
本来は海岸の岩場などに生えるが、排気ガスに強いので、
よく街路の植え込みなどに見られます。


枝は車輪状に出る常緑低木で、
強い剪定にも耐えるので庭木にもよく植えられる。

 




葉は枝先に密に輪生状に互生し、質が厚く表面に光沢がある。

 

 

5月頃、枝先に白色の直径2センチほどの5弁花を多数つける。

 

果実は球形で黒紫色に熟し、白粉をかぶる。

葉が細長いのはシャリンバイまたはタチシャリンバイと呼ばれ、
大島紬の染料になるようだが、
東京近郊で見られるのはマルバシャリンバイが多いようです。

 

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シャクチリソバ(赤地理蕎麦)

2019-12-26 07:02:51 | 野の花日記

シャクチリソバ(赤地理蕎麦)
<タデ科ソバ属>
高さ40~100センチほどの多年草。
地下に木質の根茎をもつ。



茎は直立して、よく枝分かれし中空で、時に褐色を帯びる。



葉は互生の三角形~心臓形で、しわがある。

上部の葉腋から総状花序をだし、径5~6ミリの
花弁のない、白い萼が4~6裂し花弁状に目立つ。
雄しべの葯がピンク色。

 

果実は3陵のある三角錐状の痩果で、黒褐色に熟す。
こんな時期にめげずに咲いていたシャクチリソバでした。

 

ブログがこの頃、とても使いづらい。
なかなかうまく直せず苦労してアップしているこの頃です。

いつまで続けられるかしら・

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ハンノキ(榛木)の実

2019-12-25 06:55:43 | 木の花

ハンノキ(榛木)の実
<カバノキ科ハンノキ属>
堅果は去年のものが、残っています。
湿った所によく生える落葉高木。



今は雄花が咲いています。
雌花を探しましたが、雄花の先に紅紫色の小さな穂先がつくはずなのだが・・
雌花は写せませんでした。

 




雄花序は尾状に垂れ、葉腋に赤い雌花序がつく。

 

 

葉は互生し、長さ5~13センチの長楕円状卵形で、
基部は広いくさび形。
縁には鋸歯がある。

 




去年の果穂が残る。

 

 

堅果は長さ3~4,5ミリの広楕円形。
クリスマスリースにも使えて楽しい実だ。

 

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ヒメウズ(姫烏頭)

2019-12-24 07:48:09 | 野の花日記

ヒメウズ(姫烏頭)
<キンポウゲ科ヒメウズ属>
もしかして・・と思ってS公園の秘密の場所に立ち寄ったら、
咲いていました。
日差しが弱いので蕾状態でしたが、もう、春が待ちきれずに
春の妖精のスプリングエフェメラルの一つのヒメウズが、咲いていました。



山麓の草地や土手、道端にも生えているので、
見つけることがある多年草。

草丈は20~30センチ。
春に茎を伸ばして白い花を咲かせる。





ほんのり紫がかった高山に生えるオダマキ類に似た
直径5ミリほどのとても小さな白い花を下向きにつける。

 

 

下向きの花なので、
ちょっと中を覗かせてもらいました。

 




根生葉は長い柄のある3出複葉で、
裏面は紫色を帯びる。

 

葉茎は2回3出複葉で葉柄は短く、基部は茎を抱く。

 

 

花弁は長さ2,5ミリほど。

頑張って咲いてくれていました。
これから霜や雪に当たらないといいけれど。

 

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ツキヌキニンドウ(突抜忍冬)改め ハニーサックル

2019-12-23 06:42:30 | 木の花

ツキヌキニンドウ(突抜忍冬)
<スイカズラ科スイカズラ属>
観賞用に各地で植えられている北米原産の常緑つる性植物。



よく分岐する。
葉は対生し、長さ5~9センチの卵形で表面は灰緑色。
裏面は粉白色。

花のすぐ下の2個の葉は基部部分が合着して1個になり、
茎が葉を突き抜けている。

 

 

本来は5~9月、枝先に総状花序を出して、黄赤色の花を多数開く。
花冠は長さ3~6センチの長い漏斗状で先は5浅裂する。
雄しべ5個、雌しべ1個は花冠から突き出る。

 

 

我が家の近くでは、まだこんな風に咲いていました。

↑は、ハニーサックルのようでした。
ツキヌキニンドウはこちらです。

 

 

 

 

 

 

 


 

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ハゼノキ(黄櫨)の実

2019-12-22 05:47:56 | 木の実

ハゼノキ(黄櫨)の実
<ウルシ科ウルシ属>
山野に生える落葉高木。



本当は紅葉した葉も美しいのだが、
曇っていて紅葉した色が出ていないのが残念です。
奇数羽状複葉で、互生し小葉は4~6対あり、
長さ5~10センチの披針形または、卵状披針形で先端はとがる。
裏面は緑白色。





5~6月、葉脈から長さ約10センチの円錐花序をだし、
黄緑色の小さな花を多数開く。

 

核果は直径1センチの扁球形で白くて光沢がある。

 

 

果皮からロウをとる。

 

 

雌雄異株。

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