れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

クワ(桑)の実・ナツツバキ(夏椿)ヒメシャラ(姫沙羅)フエイジョア・クサギカメムシ・俳句鑑賞

2022-05-31 05:08:34 | 木の花・木の実・昆虫・俳句鑑賞

▲クワ(桑)の実
<クワ科クワ属>
以前はよく里山に出かけた時に、桑畑を見たものだが・・
今は、まったくと言っていいほど、見られなくなった。
そして、これからは里山に出かける事も無くなるかもしれない。
自分の行ける範囲で・・

近場の公園を楽しみながら、ささやかにブログが綴れて行けばいいと思う。
落葉高木。
葉は互生し、卵形または広卵形で先は短く尖り、基部は円形または
浅い心形。質は薄く、縁に不揃いの鋸歯がある。雌雄異株。


今年は、実の付き方がすごいね。
黒く熟せば食べられる。







▲ナツツバキ(夏椿)
<ツバキ科ナツツバキ属>
落葉高木。
樹皮は黒赤褐色を帯び薄く剥がれる。
葉は互生し、長さ4~12センチの倒卵形でやや厚い質。
裏面にはまばらに毛がある。


葉脈に直径5~6センチの白い花を開く。
花弁は5個で、縁に細かい鋸歯がある。



★ヒメシャラ(姫沙羅)
<ツバキ科ナツツバキ属>
山地に生えるが、今はよく庭木として植えられている。
落葉高木。
樹皮は淡赤褐色で薄く剥がれる。
葉は互生し、長さ3~8センチの広卵形で洋紙質。
縁に浅い鋸歯があり、裏面の脈状に毛がある。


葉脈に直径約2センチの白い花を開く。
花弁は5個。

               休憩
 

  フエイジョア
  <フトモモ科フエイジョア属>
果肉はクリーム色で甘く食べられる。パイナップル味かな。

昆虫コーナーは庭で見つけたクサギカメムシ

クサギカメムシ
八重のドクダミの上で♡

           俳句季語初夏(はつなつ)
      初夏(しょか)夏初め(夏初め)・首夏(しゅか)
     などと使う。

       初夏の水を育てている汀  栗山 和子

     

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キキョウソウ(桔梗草)ヒナキキョウソウ(雛桔梗草)ショウブ(菖蒲)シモフリスズメ・俳句鑑賞

2022-05-30 05:03:44 | 木の花・野の花・昆虫・俳句鑑賞


キキョウソウ(桔梗草)
<キキョウ科キキョウソウ属>
以前、ある方のブログでキキョウソウにヒナキキョウソウと言うものが
あるのを知った。
いつか会ってみたいと思っていたのだが、今回、キキョウソウを掲載するに
写真を見たら、あれ?と思うものがあった。
キキョウに似た花を咲かせ、花は下から咲きあがってくるので
ダンダンギキョウとも呼ばれる。


※葉は柄がなく、直径1センチほどの幅広の円形で茎を抱いて互生する。


花は直径1,5~1,8センチの紫色で、先が5つに分かれている。
雄しべが花粉を出した後に雌しべが開き、

一人時間差性転換を行う。


ヒナキキョウソウ(雛桔梗草)
<キキョウ科ヒナキキョウソウ属>
写真を撮っていた時は、キキョウソウだと思っていた。
画像を見て・・あれっ?葉の形が違う!と思った。
そうだ、花もてっぺんに咲いているし、これが!
ヒナキキョウソウだと気が付いたのはつい先ほどの事です。

※花弁はキキョウソウと比べてやや細く葉も細く、茎を抱かない
これは石神井公園のボート池に沿って歩いているときに出会った
ヒナキキョウソウと思われるものです。
残念ながら、よく見るキキョウソウと思って1枚しか写真に撮って
おりませんでした。

 
            休憩

ショウブ(菖蒲)の花
<サトイモ科ショウブ属>

★昆虫コーナーは、嫌いな方は見ないでね💘

私は、「やったぁ~♪」と思いました。
少しづつ虫の目になってきました。
私はシモフリスズメだと思うのですが・・
アオダモの木におりました。
いつも助言して下さった方がお休み中なので・・
間違っていたらご指摘ください。

        俳句季語ソーダ水

      恋すれば言葉少なしソーダ水 吉屋 信子

 




 

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ガクアジサイ(萼紫陽花)ニワゼキショウ(庭石菖)イラスト(やぐちゆみこさん)ナミアゲハの旅立ち・俳句鑑賞

2022-05-29 06:08:57 | 野の花・昆虫・俳句鑑賞

▲ガクアジサイ(萼紫陽花)
<ユキノシタ科アジサイ属>
今日子ちゃんに教えて戴いたやぐちゆみこさんのイラスト展を見に
石神井公園まで出かけた。
やぐちさんとは初対面。
絵もお人柄も明るくて、愉しい虫と花のイラストを見てきました。
今日子ちゃんに一番に伝えたかった事だよ。

落葉低木。
葉は広卵形または倒卵形で、質は厚く光沢がある。


枝先の散房花序に小形の両性花多数と装飾花をつける。
花の色は淡青紫色・淡紅色・紫色・白色もある。






ニワゼキショウ(庭石菖)
<アヤメ科ニワゼキショウ属>
日当たりのよい道ばた、芝生の中などに生える北アメリカ原産の多年草。
茎には扁平で緑色の2個の狭い翼がある。
葉は剣状でふちには細かい鋸葉がある。


茎の上部にへら形の苞が1~2個あり、
その間から細い花柄を散形状にだす。


花は径約1,5センチ、花被片は淡紫色で6個。
一日花で、次々に花を咲かせる。

 

           やぐちゆみこさんのイラスト展
  
  石神井公園、オリエンタル・アートギャラリーで5月27日~6月1日まで
     

             

  優しい、心温まるイラストです。「虫たちと花」が生き生きと描かれています。
gooのブログ内で、親しくしてくださった方から教えて戴いて出会いがありました。

 

  この日の朝、ナミアゲハの蛹は蝶になって飛んでいきました。
        不思議なご縁ってあるものです。


      朝が早くて、よく写っていないけれど。
「ありがとう」元気で飛んで行ってね(#^.^#)
 

モンシロチョウ

 


ゴイサギ


アオサギ

 

       俳句季語蝶(ちょう)
    蝶々・初蝶・紋白蝶・黄蝶‣胡蝶などと使う。
    
   遮断機がないおずおずと蝶わたる  小島 裕子

  てふてふが一匹韃靼海峡を渡って行った    安西 冬衛

   安西冬衛のこの句を挙げたかったのだが、
        これは俳句では無くて短歌だった。
    
  

  
   

 

 

 

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タイサンボク(泰山木)シモツケソウ(下野草)クサイチゴ(草苺)の実・ヘビイチゴ(蛇苺)春のジャコウアゲハ・俳句鑑賞

2022-05-28 06:50:46 | 木の花・野の花・昆虫・俳句鑑賞

▲タイサンボク(泰山木)
<モクレン科モクレン属>
今年は出遅れた。
新宿御苑の泰山木はもう、散っていたし気に留めていた三六通りの
花は、形の良いものが無くて、下の方の枝のものはまだ蕾だったりした。
葉は長さ12~25センチの長楕円形で革質。
表面にはさび色の毛が密生する。


直径12~15センチの芳香のある白い花が咲く。
花弁は6個、まれに9~12個。萼片は3個で花弁状。
雄しべは多数。花糸は紫色。





シモツケソウ(下野草)
<バラ科シモツケソウ属>
葉は大形の羽状複葉。
頂小葉は長さ5~10センチで5~7裂し、
先は尖り縁に不揃いの鋸歯がある。
側小葉は多数あり、下部のものほど小さくなる。


花は径4~5ミリで散房状に多数つき、花弁は淡紅色で3~5個。


クサイチゴ(草苺)
<バラ科キイチゴ属>
草とあるが、実は落葉低木。
地下茎で増える。
葉は奇数羽状複葉。小葉は1~2対あり、長さ3~7センチの卵状披針形で
先が尖る。


果実は直径約1センチの球形で赤く熟し食べられる。


短い枝の先に直径約4センチほどの白い花を1~2個開く。
花弁は5個。萼片は先が尾状に伸び、短い毛が生える。

              休憩
   
  ▲ヘビイチゴ(蛇苺)
     <バラ科ヘビイチゴ属>
  花は黄色い。つやのない淡紅色で食用にならない。

   

 

    ★昆虫コーナーは春型のジャコウアゲハ 



※間違っていたら、お知らせ下さると有難いです。 

           俳句は季語苺(いちご)

     顔寄せて傷つきやすい箱苺  利根 美代   

        

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ニワトコ(庭床・接骨木)の実・ハチジョウキブシ(八丈木五倍子)の実・柿の花・枇杷の実・トホシテントウ虫・俳句鑑賞

2022-05-27 06:28:58 | 木の花・木の実・昆虫・俳句鑑賞

ニワトコ(庭床・接骨木)の実
<スイカズラ科ニワトコ属>
つい先だって迄、春の芽出しや蕾を楽しんでいたのに、
、もう実になっていた。こんなふうに季節は移ろうわね・。
落葉低木。
枝や幹の黒焼きは接骨、打ち身の薬になるので、
別名、接骨木(せっこつぼく)とも言う。
葉は奇数羽状複葉で互生する。
小葉は2~3対あり長さ5~15センチの長楕円形または広楕円形で
先端は尖り、基部は円形。ふちに細かい鋸歯がある。


4月高尾山にて▲花
若葉と同時に本年枝の先に円錐花序をだし、
淡黄白色の小さな花を多数つける。


果実は直径3~5ミリの卵球形で赤く熟し、中に種子が3~5個ある。
種子は長さ2ミリの広楕円形。





ハチジョウキブシ(八丈木五倍子)
<キブシ科キブシ属>
落葉低木。
キブシの変種で枝が太く、葉も大きくてかたい。
長さ10~17センチ広卵形または長卵形で、基部は円形または
浅い心形。裏面はやや白っぽい。


果実は長さ8~15ミリの楕円形が多くぶら下がる。

 

 


▲カキ(柿)の花
<カキノキ科カキノキ属>
落葉高木。
葉は互生し、長さ7~15センチの広楕円形~卵状楕円形で
先端がとがる。

黄緑色の花をつける。
花冠は壺形で4裂し、裂片は反りかえる。

                  休憩


 ▲ビワ(枇杷)の実
 <バラ科ビワ属>
あともう少しで食べられそうでした。

 昆虫コーナートホシテントウ虫

 

  トホシテントウ
  <甲虫目テントウムシ科>
    食草はカラスウリなど。
    
           俳句は季語柿(かき)
     渋柿・富有柿・次郎柿・柿日和(かきびより)などと使う。

         ダーウインのずっと前から柿を干す 森 由紀子

        懐かしい~!きっと元気にお過ごしでしょうね。
        この句は心に残りましたよ。

 

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ユリノキ(百合木)マルバチシャノキ(丸葉萵苣木)の花ハンカチツリー(手布木)の実・アジサイハバチの幼虫・俳句鑑賞

2022-05-26 05:15:40 | 木の花・木の実・昆虫・俳句鑑賞

▲ユリノキ(百合の木)
<モクレン科ユリノキ属>
やっと、新宿御苑のユリノキに出会うことが出来た。
御苑のユリノキは大きいけれど、下の方にまで花が咲いているので嬉しい。
別名ハンテンボク(葉の形が袢纏に似る)ヤツコダコ(奴凧)の木、
軍配のようにも見えるので、軍配の木(グンバイノキ)、
花がチューリップに似るのでチューリツプツリーとも呼ばれる。


落葉高木。
葉の形を色々なものに例えて呼ぶ、愉しい木でもある。


直径5~6センチで黄緑色のチューリツプに似た花を咲かす。
花弁は6個で基部に橙赤色の斑点がある。



マルバチシャノキ(丸葉萵苣木)
<ムラサキ科チシャノキ属>
落葉小高木。
樹皮は灰色でコルク質で長方形に裂ける。
葉は長さ6~17センチの広楕円形。
先端は急にとがり、縁には不規則な鋸歯がある。質は厚い。


表面はざらつく。


枝先に散房花序をだし、芳香のある小さな白い花をつける。


果実は直径1~1,5センチの球形で黄色に熟す。



ハンカチツリー(手布木)の実
<ダヴィディア属>
19世紀の神父ダヴィデアにより発見された。
ちなみにダヴィデア神父はジャイアントパンダの発見者
としても知られるそうです。


果実は長楕円形で少し曲がって褐色に熟すが、
今は青い実。



ハンカチツリーの白い総萼片の花

 

             休憩

★ハナイカダの実
<ミズキ科ハナイカダ属>
花後のまだ青い実がついていました。

昆虫コーナーは、アジサイの葉を食い散らかしていた
アジサイハバチの幼虫


アジサイハバチの幼虫


         俳句夏の季語ハンカチ
        汗拭いなどとも使う。

      たわむれにハンカチ振って別れけり  星野 立子

 

 

 

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ヤマブキショウマ(山吹升麻)サイハイラン(采配蘭)ユキノシタ(雪ノ下)ドクダミ(蕺草)アオモンイトトンボ・俳句鑑賞

2022-05-25 04:31:48 | 野の花・昆虫・俳句鑑賞

▲ヤマブキショウマ(山吹升麻)
<バラ科ヤマブキショウマ属>
ヤマブキショウマの名前の由来は、葉が山吹に似ていることによるのだが、
はじめ、どうしてこれが山吹なのか?考えてしまった。
3出複葉の小葉の一枚は確かに山吹の葉に似ているが、
紛らわしい名前だと思ったことだ。

山地に生える雌雄異株の多年草。
葉は2回3出複葉で9枚の小葉からなる。


円錐状に総状花序を作り、白色または黄白色の小さな5弁の花をつける。

(今度は、アツプで見てみよう。なんだかめんどくさい花のようだ。)
雄花の雄しべは花弁より長い。
雌花の雄しべは花粉をつけず、子房は3個で、熟して袋果となる。


私には、トリアシショウマとそっくりに見える。



サイハイラン(采配蘭)
<ラン科サイハイラン属>
高尾山でよく見るのだが、公園で育ったものだ。
山地の木陰に生える多年草。
地中にラツキョウ大の偽球茎がある。


葉は狭長楕円形で長さ15~35センチ幅3~5センチ、
※通常1枚がつく。


花茎をだし、淡紫褐色の花を10~20個密につけ、
一方に片寄って下向きに咲く。


名前の由来は戦場で指揮をとるのに使った采配に見立てたもの。



ユキノシタ(雪の下)
<ユキノシタ科ユキノシタ属>
湿ったところや岩の上などに生える多年草。
よく栽培もされている。

紅紫色で糸状の走出枝をだし、新しい株を作る。
茎や葉に赤褐色のあらい毛がある。
葉は根生し、長い柄があり、掌状に浅く裂ける。


多数の花をまばらにつける。
花弁は5個あり、上の3個は小さく卵形。淡紅色で濃い斑点がある。
下の2個は大きい。

              休憩


八重のドクダミ

★昆虫コーナーは、アオモンイトトンボ

アオモンイトトンボ
<トンボ目イトトンボ科>
頭と尻尾が美しいブルーだったのだが、画像には映り込まず残念。


           俳句季語蜻蛉(とんぼ)
       蜻蛉(とんぼう)・あきつ・
     やんま(鬼やんま・銀やんま・塩辛蜻蛉(しおからとんぼ)
       八丁蜻蛉(はっちょうとんぼ)などと使う。

      あの頃へ行こう蜻蛉が水叩く  坪内 稔典

 

 

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センダン(栴檀)サラサウツギ(更紗空木)シモツケ(下野)ナナカマド(七竈)ホシミスジ・俳句鑑賞

2022-05-24 05:31:20 | 木の花と昆虫と俳句鑑賞

▲センダン(栴檀)
<センダン科センダン属>
先日から気になっていて、
早く掲載しないと季節が過ぎてしまうなと思っていた。
葉は大形の奇数2~3回羽状複葉で互生する。


花は淡紫色の小さな花を多数開く。
花弁は5個、雄しべは10個り、紫色の花糸が合着して筒状になり、
その上部内側に黄色の葯がつく。






サラサウツギ(更紗空木)
<アジサイ科ウツギ属>
この時期になると、一度は会いたいと思う石神井公園のサラサウツギだ。
全体は白い花なのだが、時々淡いピンクがかかる。
ユキノシタ科とずっと辞典を見て書いてきたが、
今は、アジサイ科に変わっている。
若い枝は赤褐色を帯び毛がはえる。
葉は対生する単葉で、卵形~卵状披針形。
葉の両面には星状毛が生えてざらつき、縁には細かい鋸歯がある。


花は八重咲で、花弁の内側が少し紅紫色を帯び、内側は白色で、
一見すると、殆ど白い花にしか見えない。

萼には星状毛が密に生える。





シモツケ(下野)
<バラ科シモツケ属>
落葉低木。
葉は長さ1~8センチの披針形、卵形、または広卵形で先は尖り、
ふちには不揃いの鋭い鋸歯がある。
裏面は淡緑色または粉白色。




枝先の複散坊花序直径3~6ミリの花を多数開く。
花の色は濃紅色、紅色、淡紅色、白色などがある。
花弁は5個で雄しべより短い。雌しべは5個。

                休憩

 ▲ ナナカマド(七竈)
 <バラ科ナナカマド属>
葉は奇数羽状複葉。小葉は4~7対あり、長さ3~7センチの披針形または
長楕円状披針形で先は尖る。


枝先に複散房花序をだし、直径6~10ミリの5弁の白い花を多数開く。


昆虫コーナーはイボタノキに止まったホシミスジ

コミスジかと思ったが、観察員の方裏を見ると翅のつけ根に黒い点がある。
裏を見ると翅のつけ根に黒い点がある。
まだまだ、素人には、昆虫も植物も奥が深いなぁと実感する。


サラサウツギに来た、ホシミスジ
★裏に黒点がある。

       俳句季語楝(おうち)の花
   花楝(はなおうち)・樗(おうち)の花・栴檀(せんだん)の花
     
       地に書いて道を教へて花楝  松本 雨生

 

 

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サクラソウ(桜草)オオヤマブスマ(大山衾)アメリカオニアザミ(亜米利加鬼薊)クリンソウ(九輪草)シロシタホタルガ

2022-05-23 06:51:42 | 野の花・昆虫・俳句鑑賞

▲サクラソウ(桜草)
<サクラソウ科サクラソウ属>
八ヶ岳薬用植物園に立ち寄るが、花はそれほど咲いていなかった。
この、桜草だけが入り口で可愛い花を見せていた。
山地や河畔の野原に群生する多年草。
葉は根元に多数集まり、楕円形でふちは浅く切れ込む。


長い花茎を直立し、5つに深く裂けた紅紫色の花を数個つける。


日本のサクラソウ類の代表。



オオヤマフスマ(大山衾)
<ナデシコ科オオヤマフスマ属>
山地や草原に生える小形の多年草。
茎は細く上部で多少枝を分け、高さ10~20センチになり細毛がある。


葉は対生し、楕円形または長楕円形で長さ1~2,5センチ、
両面に細毛がある。


細長い花柄の先に小形の清楚な花を開く。
花弁は5個で長倒卵形、萼の2倍の長さがある。
萼片は卵形で5個。





▲アメリカオニアザミ(亜米利加鬼薊)
<キク科アザミ属>
都会で見るオニアザミは、刺ばかり目立って憎々し気だ。
これは雑草の生えたそこだけ踏みしめられて路が出来たような場所だった。
緑の中だったからかもしれないが、とても色が濃くて、

アメリカオニアザミとは思えないほど美しかった。
他の新しい帰化植物かと思ったが、やはりアメリカオニアザミのようだ。


普通、アメリカオニアザミは花も刺がある茎も葉も大型なのだが、
これは大ぶりに咲く薊では無かったので、
何か新種の外来種かと思ったほどだ。


写真で見るとやはり、とげとげしくて清楚だとは言い難い。

             休憩

  
  ▲フウロ
   
  
  ▲フウロ 

★昆虫コーナーは、クロバエかな・?


 ▲クロバエ


         俳句は季語薊(あざみ)
     花薊(はなあざみ)・野薊(のあざみ)などと使う。

       野薊と別の時間を開封す   松井 国央

         国央先生の句をお借りいたしました。









 

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ミヤマザクラ(深山桜)イヌザクラ(犬桜)ヤマフジ(山藤)アカバナサンザシ(赤山査子)ラグバグ(毛蠅)俳句鑑賞

2022-05-22 04:47:30 | 木の花と昆虫と俳句鑑賞

ミヤマザクラ(深山桜)
<バラ科サクラ属>
八ヶ岳の麓のロッジに泊まった。
周辺の朝のお散歩で初めてミヤマザクラに出会った。
北国の深山に生える落葉高木。
樹皮は紫褐色、皮目は大きく横に長い。
葉は互生し、長さ4~8センチで先は尾状に尖る。
ふちには鋸歯がある。
両面とも短毛があり、基部近くに腺点がある。
葉柄は1~1,5センチ褐色の毛が密生する。



直径約2センチの白い花を開く。
花弁は5個あり、先はまるい。


小花柄と花軸には褐色の毛が密生する。
果実は1センチほどの球形で紅紫色に熟す。






イヌザクラ(犬桜)
<バラ科サクラ属>
今年は会えずじまいかと思っていたら、出会えたので嬉しかった。
山野に生える落葉高木。
葉は互生し、長さ5~10センチの長楕円形。
先は鋭く尖り、ふちには細かい鋸歯がある。

前年枝から総状花序をだし、直径5~7ミリの白色の花を多数開く。
花弁は5個。雄しべは12~20個あり、花弁より長い。




ヤマフジ(山藤)
<マメ科フジ属>
こちらでは、藤の花の季節だった。
高い所に巻き付いて、垂れている様は見事であちこちで見られた。
山野に生える落葉藤本。
(藤に関しては、藤本と言ういい方がある事を知る。)
つるは左巻き、葉は奇数羽状複葉。
小葉は4~6対あり、卵形または卵状長楕円形で両面に毛がある。


長さ10~20センチの総状花序を垂らし、紫色で長さ2~3センチの
蝶形花をほぼ一斉に開く。


  

              休憩

アカバナサンザシ(赤花山樝子)
<バラ科サンザシ属>
西洋サンザシの変種


サンザシ(山樝子)
<バラ科サンザシ属>
サンザシだと思うのだが・・。
この辺の白い花はよく似ているので、
葉っぱで見分けるしかないと思うのだが・ちょっと自信が無い。


昆虫コーナーは毛蠅属のヒイロトゲナシケバエラグバグ)

 ヒイロトゲナシケバエ(ラグバグ)
  交尾しながら飛行するユニークな姿で海外では

   ラグバグと呼ばれている。

            俳句季語桜
     染井吉野・朝桜・夕桜・夜桜・老桜などと使う。

     さまざまの事思ひ出す桜かな  松尾 芭蕉
    

 

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