れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

スズメノエンドウ(雀豌豆)・カスマグサ(かす間草)・カラスノエンドウ(烏豌豆)・キイロテントウ・日記・俳句鑑賞

2023-03-31 07:18:17 | 野の花・日記・俳句鑑賞


スズメノエンドウ(雀豌豆)
 <マメ科ソラマメ属>
毎年、この時期になると必ず掲載する。
カラスノエンドウ、カスマグサ、スズメノエンドウがお決まりです。
よく見る、カラスノエンドウと比べて、花も葉も小形で、
スズメになった。


マメ科独特の蝶形花を3~7個咲かせる。
花は5ミリ程度で白紫色。



葉は12~14個の小葉からなり、先端に巻きひげがあり周りの植物に巻き付く。
小さな前のさやが付くが1つの茎からたくさんつき、
さやには豆が2つ入っている。


カスマグサ(かす間草)
 <マメ科ソラマメ属>
カラスノエンドウとスズメノエンドウの間の大きさなので、
カラスとスズメの間と言う意味で名づけられた。


つる性植物で,明るい林や草地に生える。
花茎の先に1~3個の淡青紫色の花をつける。
(結構スズメノエンドウなどの近くに生えているのでよく探してみよう)


カラスノエンドウ(烏豌豆)
 <マメ科ソラマメ属>
つる性の2年草。
よく見かける春の野草のひとつ赤紫色の花が目立つ。
3~5センチの細長いさやは、乾燥するとよじれて2つに裂け、
種子を弾き飛ばす。
この熟したさやが真っ黒なのでカラスの名前が付いた。

<日記>
久しぶりにKさんとコンビニのコーヒーを飲みながら
話す。大好きだった元気な年配の方が先に逝かれてしまって
本当に切ない限りで、内容は、深刻な話題だったので省く・・。
図書館に寄って、本を借りてくる。
今日は自由が丘まで眼科に行く。
医者はなんだか難しくなると逃げるようで
他の病院に紹介されるが、
ここまでやってきて最後まで責任もって処置してほしかった。

※昆虫は小さな小さなキイロテントウ虫


       《俳句鑑賞は春の季語春愁(しゅんしゅう)》
    春愁い(はるうれい)・春愁う(はるうれう)などと使う。


イロハモミジの花

       春愁をなだめてこんなところまで  大木 あまり

 

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カジイチゴ(構苺)またはキイチゴ・クサイチゴ(草苺)・日記・俳句鑑賞

2023-03-30 09:45:25 | 木の花と昆虫と俳句鑑賞


カジイチゴ(紅葉苺)
 <バラ科キイチゴ属>
ずっと、キイチゴと呼んでいて、
観察会に入って初めてカジイチゴと呼ぶものだと知った。
落葉低木。
葉は長さ10~20センチで掌状に3~7裂する。
ふちには鋸歯がある。


前年枝の冬芽から伸びた短い枝の先に直径3~4センチの白い花が
3~5個咲く。


果実は直径2センチで淡黄色に熟し食べられる。
幼い頃は、よくこの実をとって食べたものだった。



クサイチゴ(草苺)
 <バラ科キイチゴ属>
名前はクサイチゴだが、落葉低木
葉は奇数羽状複葉。
小葉は1~2対あり、長さ3~7センチの卵状披針形で、
先がとがる。


短い枝の先に直径4センチの白い花を1~2個開く。
花弁は5個。果実は直径約1センチの球形で赤く熟し食べられる。

<日記>
午前中、まりとちょっと遠出のお散歩へ。
和菓子の仙〇〇で、桜餅と蓬餅を買う。
S通りの桜は雨が続いて、だいぶ葉桜になっていた。
今年の花見にはわざわざ出かけずに終わってしまった。
夕方近く「ゆうゆう健康券」というのを
主人が貰って豊島園の「庭の湯」だったので、
そういえば‥暫く行ってないのと、
3月いっぱいが期限だったので
水着持参で(私は有料)でかけた。
何年ぶりだろう~。前の犬の時は
駐車場の車の中で待たせたものだが、
今のわんこまりはそれができないし、
免許も返納したばかりで、電車で出かけた。
やっぱり、温泉気分は余裕がでる。
あ~帰宅したら、まぁシートを引いて行ってよかったけれど、
まりはとシートの上で珍しくトイレしていた。

       
   もう、マツバウンランが咲いていた。

    ※昆虫は水辺の昆虫を採取している最中に網でつかまえてくれた
     ツマグロヒョウモン♂
    不思議にツマグロヒョウモンは♀の方が派手な黒紋あり。
  

        《俳句鑑賞は春の季語春光(しゅんこう)》
         春の光・春景色・春色(春色)などと使う。

       春光にさらして角砂糖かわいい   木田 智美





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ミズキンバイ(水金梅)・オオカワジシャ(大川萵苣)・水生昆虫・日記・俳句鑑賞

2023-03-29 10:25:35 | 野の花日記・昆虫・俳句鑑賞

ミズキンバイ(水金梅)
 <アカバナ科ミズユキノシタ属>
池や沼の水中に生える多年草。
根茎は長く泥中を這う。


茎は20~50センチで柔らかい。
葉は倒披針形で互生し、付け根に1対の深緑色の腺体がつく。


(向こう岸に生えていたので・・ボケてるけれど)
花は黄色で約2,5センチで、花弁、萼片とも4~5個で長い柄がある。




オオカワジシャ(大川萵苣)
 <オオバコ科クワガタソウ属>
帰化植物。
水辺によく生えている。
根茎から茎を直立し、大きいのは高さ1メートルにもなる。
葉は長楕円形、対生する。


茎上部の葉は茎を抱く。
葉腋に穂状の花序をだし、直径5ミリほどの淡紫色~白色の
4深裂した花を多数つける。

  <日記>
Tさんから、楽しい手作りの絵本が届いた。
今年から、剣道をはじめると言っていた。
剣道を始めたばあちゃんの絵本だ。
さすが、出版の仕事をずっとやり続けてきた人だけに、
手作りだって味がある!
きっと、お嬢さんが絵を描いたんだね。
素敵!絵も白黒で優しい~。
彼女のジャージ姿は、(いつか道着に変わるね)
なんか想像できないけれど(笑)
鏡とか窓ガラスに向かって蹲踞の形をとって
ススス‥と歩んで竹刀でメーンとやるわけかな(#^.^#)
4月になったら会って、たくさん剣道のお話を聞かせてね💛

水中昆虫の収穫物

えびやら、オイカワやら・・



ヤゴも掬って見せてもらった!


オイカワ


カゲロウの一種?


       《俳句は秋の季語蔦(つた)》
        蔦紅葉(蔦紅葉)などとも使う・
    
       ツタは、ツタでもツタバウンラン
   
    寂しいと言い私を蔦にせよ   神野 沙希



 

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イチリンソウ(一輪草)・ニリンソウ(二輪草)・カワニナ・ツマグロヒョウモン・キクラゲ・日記・俳句鑑賞

2023-03-28 08:59:08 | 野の花・日記・俳句鑑賞


イチリンソウ(一輪草)
 <キンポウゲ科イチリンソウ属>
落葉広葉樹林の中や山麓の土手に生える多年草。
今年のS公園の自然園でのイチリンソウは見ごたえがあるほど
大きな白い花が沢山咲いた。


小葉は羽状に裂ける。茎葉の間から1本の柄をだし、先端に径4センチほどの
白い花をつける。

花びら状の萼片は5~6個ある。


和名の1輪草は、花を一つだけ咲かせることによる。


ニリンソウ(二輪草)
 <キンポウゲ科ニリンソウ属>
山麓の林のふちや林内、土手などに生える多年草。
以前はよく林の下に群生地があったものだが、
今はなかなか出会えなくなった。


根生葉は3全裂し、裂片はさらに深く2裂する。
茎葉は3枚輪生し柄がない。


春になると普通2本の長い柄を出し、先端に径1,5~2,5センチの白い花をつける。
萼片は花びら状で、ふつう5個ある。
和名の二輪草は、2個の花をつけることに寄る。
(ただし時間差で二輪目は蕾のことが多いし、1輪または3輪咲くこともある。)


枯れ木に生えたキクラゲ


食べられるキノコのキクラゲ

<日記>
日曜が雨だったので、矢川緑地の観察会が、
月曜日になった。観察員の方は、
湧水の中に長靴で入り、水辺の昆虫を教えて頂いた。
オオカナダモや、オオカワジシャ、クレソンの群れをかき分け
カワニナ、カゲロウ、ヤゴの幼虫、ヒルや
カワエビ、オイカワなど網で掬って見せて頂きました。
自然の残った公園で緑の中をたくさん歩いて
とても愉しい観察会だった。
胸の中のもやもやもすっ飛んでしまい、

摘んだノビルは、味噌をつけて酒のおつまみにしました。


※カワニナ



蛍の幼虫のえさになります。

    《俳句鑑賞は夏の季語罌粟(けし)の花》
    罌粟の花・芥子の花・雛罌粟(ひなげし)・虞美人草
    ポピー・コクリコなど。
      
        もうナガミヒナゲシが咲き出した。
   
    罌粟ひらく髪の先まで寂しきとき 橋本 多佳子


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ヤマブキソウ(細葉山吹草と芹葉山吹草)・ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)・キタテハ・日記・俳句鑑賞

2023-03-27 06:01:04 | 野の花・昆虫・日記・俳句鑑賞

ヤマブキソウ(山吹草)
 <ケシ科ヤマブキソウ属>
ヤマブキソウでいいのだが、セリバヤマブキソウに対して、
こちらは、ホソバヤマブキソウと言う。
ヤマブキの花に似ていて、木ではなく草なので、
ヤマブキソウと言う。
ヤマブキの花は5弁だが、ヤマブキソウは4弁で花も大きい。


ギリシャ語で「森のケシ」と言う。
鮮やかな黄色い花が明るく印象的だ。



▲セリバヤマブキソウ(芹葉山吹草)
 <ケシ科ヤマブキソウ属>
普通のヤマブキソウ(ホソバ)に対して、葉が深く切れ込んでいるので
セリバヤマブキソウと呼ばれる。


ここ(牧野庭園)のセリバヤマブキソウは花びらが6枚あるように見える。

もしかしたら?本来は4枚なのが、蕊が変化して6枚に見えるのかもしれないと

勝手にそう思った。セリバヤマブキソウは、花びらの変化が多い。
今度、行ったら質問してみようと思っています。


ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)
 <ケシ科キケマン属>
花の後ろの距を絡ませて引っかけあい競う遊びがあり、
こちらを次郎坊、スミレを太郎坊と呼ぶ。
また、茎を乾燥させた漢方薬をエンゴサクと呼んだのでこの名がある。
先端に筒形の花がまばらに咲く。
花の長さは1,2~2,2センチで、先は唇形状に開く。


花の色は紅紫から青紫まで変異があり、
まれにシロバナも見られる。


桜満開💛

<日記>

昨日は、一日雨降りでなんだかほっとしたような時間
だったが、心の中ではブログ仲間の方のことを心配していた。
でも、人にはいろいろ事情や状況があるから、
きっと、状況が変われば、また戻ってきてくれるだろうと
信じて待っている。
Yさんの絵画展にも、もう一度行きたかったのだが・・
S通りの桜は満開で雨でも桜祭りをしてるのに、
まりのお散歩がてらと思っていたので・
まりの足が止まったので諦めて帰宅。
天気だったら・自転車で一走りだったのに。
また、機会はあるでしょう。
元気なMさんの電話の声を聴いて、なんだかほっとした。
来月は、会えるわね。


今年初めて出会ったオドリコソウ

※昆虫は、ちょっと遠かったけれど・タンポポの花の上にキタテハ

キタテハ

          《俳句鑑賞は春の季語亀鳴く》


 本来カメは鳴く器官をもたないので鳴かないのに、季語になる不思議さ。

       亀鳴くといへばやさしき遠目せり   小檜山 繁子


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エゾノウワミズザクラ(蝦夷上溝桜)・ザイフリボク(采振木)・アオジ?・日記・俳句鑑賞

2023-03-26 06:27:33 | 木の花・日記

エゾノウワミズザクラ(蝦夷上溝桜)
 <バラ科サクラ属>
山野に生える落葉高木。
葉は4~10センチの倒卵状楕円形で基部は丸く、ふちに細い鋸歯がある。


下部に葉のある総状花序に直径1,2~1,5センチの白い5弁の花を開く。


ウワミズザクラより花びらが大きくて美しく見える。





ザイフリボク(采振木)
 <バラ科ザイフリボク属>
冬に花が無い時、冬芽を毎年、3大美芽でここのザイフリボクの
冬芽を使う。
(ジューンベリーはよく似た種だが、
花の数が多く華やかだ。
ジューンベリーと言う名の通り6月頃、赤い実がなるが、
ザイフリボクは、9月~10月に、赤い実がなる)
山地に生える落葉小高木。
枝先に白い花を密生して咲かす。
花弁は5個で長さ1~1,5センチの線形。


牧野庭園入り口右に生えています。
果実は直径約6ミリの球形で粉白黒紫色。

<日記>
S通りの桜が満開だ。
雨の中で桜祭りをやっていて

出店が出ていた。
たまにはお昼の手抜きで、

お好み焼きを買って帰る。
私はお好み焼き屋には行かない。
(だって・小麦粉にキャベツと豚肉と卵があれば、
いつだってできるから)
でも、ここのお好み焼きは専門店でいつも
横目でわんこのお散歩で通るお店。
出店をしていたので、買って食べたらやっぱり、
美味しかった。

アオジでいいかしら?

       《俳句鑑賞は春の季語鶯(うぐいす)》
   匂鳥(においどり)・春告鳥(はるつげどり)・初音(はつね)
   などと使う。
   
  キツネノボタン
  
      鶯が来てる!冷たい化粧水  池田 澄子

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ヤマシャクヤク(山芍薬)・ラショウモンカズラ(羅生門葛)・ハナアブ・日記・俳句鑑賞

2023-03-25 09:11:35 | 野の花・日記・俳句鑑賞

ヤマシャクヤク(山芍薬)
 <ボタン科ボタン属>
どうしたことだろう・・。
いつもの年なら、4月の後半に咲いていたはずだ。

まさか咲いているとは思わなかった。
蕾に出会うことがあっても4日の命だから、
大体散った後を見ることが多かった。
他の蕾が咲いていてくれることで出会っていたのだから。
多年草。
茎の先に径4~5センチで白色の花を1個、上向きにつける。


はなびらは5~7枚で、中心にたくさんの雄しべと2~4本の雌しべがある。
雌しべの先の赤い部分(柱頭)は、やや曲がっている。
花びらは雄しべや雌しべをを抱くように咲く。


葉は3~4枚。
茎に互い違いにつく。3~7枚の小葉で一つの葉が形成される。
小葉の形は楕円形ないしは倒卵形。
和名は山に生え芍薬(しゃくやく)に似ていることからこの名がある。


ラショウモンカズラ(羅生門葛)
 <シソ科ラショウモンカズラ属>
京都の羅生門で渡辺綱に切り落とされた鬼女の腕に似ているのが、
名前の由来。
これもまさか咲いてるとは思わなかった。
いつもならせめて3月の後半じゃないと見られなかったから。
長さ4~5センチの花は紫色の唇形で、ほぼ同じ方向に茎につく。


花の下唇は3つに分かれ、中央のものは大きく、濃い紫色の模様がある。


葉は卵形で縁に切れ込みがあり、先がとがる。
草全体にさわやかな香りがする。


今年初めての筍(たけのこ)

<日記>
用事を終えて、
牧野庭園まで足を延ばした。
牧野博士がモデルのNHKの連続テレビ小説
が5月から始まるので、この頃はいつ行っても
人が多い。ヤマブキソウが満開で、
大好きなエゾウワミズザクラも咲いていた。
(明日、掲載するつもりだ。)
いつもなら、一駅歩いて石神井公園まで
出るのだが、この頃は体力がない。
せめて植物園までと電車で一駅。
やっぱり、行ってよかった。
(牧野庭園にもヤマシャクヤクもラショウモンカズラも
    あるはずだけれど、気が付かなかった。)
自然の花では無く植えたものだけれど・・
今の私にはここまでだから咲いてくれていたのがとても嬉しかった。


袴を取って、醬油とごま油で炒めた。


ほろ苦さが絶妙!

※昆虫は、庭に来たハナアブかな?

※himesijimiさ~ん
ハナアブにも種類があってナミハナアブでしょうか?
フタスジヒラタアブにも似ているかしら?
お時間のある時に見てくださいませ。
アシブトハナアブと教えて頂きました。


《俳句鑑賞は春の季語蛙(かわず)》
    蛙(かえる)・初蛙(はつかわず)・遠蛙(とおかわず)
      夕蛙(ゆうかわず)・蛙合戦(かわずがっせん)などと使う。


画像は関係ないがクレソン 

        遠蛙疲れすぎても眠られず   鈴木 真砂女





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ミズバショウ(水芭蕉)・ヤマブキ(山吹)・ナミテントウ(紅紋型)・日記・俳句鑑賞

2023-03-24 08:32:50 | 野の花・木の花・俳句鑑賞

ミズバショウ(水芭蕉)
 <サトイモ科ミズバショウ属>
北国に多く葉より先に純白の仏炎苞を立てて咲く。
湿原や流水べりになどの水湿地に群生する。


葉は開花時には小さいが、長さ80~100センチ、幅30センチほどの

大きな楕円形成長する。





ヤマブキ(山吹)
 <バラ科ヤマブキ属>
山地の谷川沿いなどによく自生したり、
庭などによく植えられる落葉低木。


前年枝から伸びた枝の先に鮮やかな黄色の花を1個つける。
花弁は5個で先は丸くてわずかにへこむ。
雄しべは多数。

<日記>
小雨の中、千葉までお墓参りに行く。
犬の絵の刻まれた小さな私のお墓へ。
(主人は海洋葬を希望しているので。)
近くの自然園を散歩。
静かで人もほとんど見られない。
花はなかったけれど、このぐらいの小雨なら
かえって気持ちよかった。
父母のお墓は、我が家のそばにあったのだが、
墓じまいして姉の子の近くに姉夫婦用の新しいお墓を買って
前年からそこに入っている。
墓所は近くなのだが、私のお墓とはお寺が違うので
姉の子が(姉を載せて)自動車で待っていてくれた。
お墓参りを済ませて、いつもなら姉の家に寄るのだが、
この頃は、すっかり姉の子の家でお昼を戴くようになった。
料理もケーキも得意な子なので、食後も手作りケーキ
を美味しく戴き帰りのお土産にもいただく。
姉は元気にしているのだが、足は思うようには動けない。
そうはいっても、毎日1万歩以上、2時間もかけて
歩いている頑張り屋だ。
ここしばらくは、手先がしびれて箸が思うように持てなかったり、
洗濯ばさみがつかめなかったりするようだが、弱音を吐かない。
そんな姉に対して、私はいつも反発する妹でした。
帰りも姉の子に車で駅まで乗せてもらって、帰宅。


小雨の自然園


※昆虫は我が家の庭に遊びに来たナミテントウのたぶん紅紋型かな。




        《俳句は春の季語蕨(わらび)》
    早蕨(さわらび)・初蕨(はつわらび)・干蕨(ほしわらび)
    蕨摘むなどと使う。

     
      画像は桜ならやっぱり山桜が好き💛

            丘にきて風の動かす蕨摘む  秋元 不死男

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ムラサキケマン(紫華鬘)・クサノオウ(草黄・瘡王)・傷んだ蝶・日記・俳句鑑賞

2023-03-23 07:05:38 | 野の花・日記・俳句鑑賞


ムラサキケマン(紫華鬘)
 <ケシ科キケマン属>
華鬘(けまん)は、仏像の胸に飾る装飾品の事で、
それに似ることに寄る。
葉は2~3回、羽状に細かく裂け、長さ3~8センチ。


花序は直立し、花茎の上方にびつしりつく。
花は紅紫色で、長さ1,2~1,8センチの筒状で、先端外側は上下に開き
後ろは距になり内側には蜜腺がある。

 

クサノオウ(草黄・瘡王)
 <ケシ科クサノオウ属>
茎や葉を切ると黄色い乳液(有毒)から、「草の黄」

または皮膚病や鎮痛剤、消炎剤に使うので「瘡の王」
だとの説がある。



柔らかそうな、2センチほどの鮮やかな黄色の花を数個まとまって咲かせ、
草丈30~80センチほどになる。


茎や花の前の蕾には、縮れた毛が多くついているので、白っぽく見える。

<日記>

昨日は新宿御苑まで観察会に行った。
我が家から新宿3丁目迄地下鉄だと
15分で行く。以前だったら信じられない。
いいお天気とあって、今までこんな混んでいる御苑は見たことがない。
桜も満開で、外国の方たちも大勢来ている。
本来なら、お弁当を食べてからゆっくり一巡りしてくるのが
常なのだが、観察会が終わって人出はもっとすごくなって、
入口の列の最終がどこなのかわからないくらい・・
こういう時はさっさと帰宅。
直木賞の「しろがねの葉」千早茜が久しぶりに面白い。
ブログの「あたこの柿畑日記」のあたこさんから

教えてもらった絵本「てんさらばさら・てんさらばさら」も楽しい。
今日は千葉までお墓参りへ。


※昆虫は、羽がボロボロになっていた蝶で名前が特定できなかった。

一瞬、青色が見えたような気がして・・ムラサキシジミかと疑ったが・?
※himesijimiさんが仰るように、ウラギンシジミの♀にも思えます。



こんなに羽が傷んでも、頑張ってよく私の庭に飛んできてくれたと思った。


                《俳句は春の季語蝶》
    蝶々・初蝶・紋白蝶・黄蝶・蜆蝶・蝶の昼・蝶生るなどと使う。

    

     画像は辛夷(こぶし)
    
        まぼろしの蝶生む夜の輪転機 寺井 谷子




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ミヤマカタバミ(深山酢漿草)・ヒトリシズカ(一人静)・ツマグロオオヨコバイ・日記・俳句鑑賞

2023-03-22 07:17:55 | 野の花日記・昆虫・俳句鑑賞

ミヤマカタバミ(深山酢漿草)
 <カタバミ科カタバミ属>
山地の木陰に生える多年草。
葉はすべて根生して3小葉からなる。


花は白色で淡い色のすじがある。


7センチほどの花柄の先に径3~4センチほどの白い花を咲かせ、

目立たないけれど、可憐で美しい私の好きな花です。
 


葉柄、葉の裏側、花柄に軟毛がある。



ヒトリシズカ(一人静)
 <センリョウ科センリョウ属>
山地の林下や日の当たる草地に生える多年草。
茎が多数直立し、茎の先に4枚の葉が輪生状に対生する。



白色で長さ1~3センチの穂状花序を1個つける。
和名の一人静(ひとりしずか)はこの姿による名前です。

<日記>
昨日はWBCの野球の話題でもちきりの日だった。
テレビの前で動けない状態。
野球の解らない私でも、試合運びに熱狂して興奮した。
よくやったね。
何といっても、チームの雰囲気がいい。
監督も選手を信じての采配が当たった。
本当に気持ちのいい試合でした。
テレビが終ってから、
まだカタクリは1割程度とのことだったが、
白子川の清水山の森にでかけた。
桜ももう、7~8部咲きだ。
カタクリの花色がこの森のはちょっと薄い感じがした。
ヒトリシズカや、ニリンソウも咲いていた。
稲荷山の方へも少し足を延ばす。
こちらのカタクリはまだ咲いていません。
帰りは石神井公園まで出て、駅前の飲み屋で
(私はお酒は飲めません)黒おでんと焼き鳥
を食べて帰宅。

黒おでん

※昆虫は、お散歩途中の公園でなぜかたくさん飛んだりと待ったりしていた
ツマグロオオヨコバイ

たぶん、恋の季節で集まっていたのだと思います。


交尾しているのにも出会ったが、写真は撮れませんでした。


アベリアの枝に沢山飛び交っていました。
ツマグロオオヨコバイ
(恋の季節だったみたいです)


       《俳句鑑賞は春の季語桜(さくら)》
   染井吉野(そめいよしの)・朝桜・夕桜・夜桜・老桜(おいざくら
  などと使う。
    
    
       昨日の白子川の桜

      さまざまの事思ひ出す桜かな  松尾 芭蕉

      
さきみちてさくらあをざめゐたるかな 野沢 節子

      さくら見て空見て今日の一歩かな   沖 みゆき

コメント (4)
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