れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

オオバベニガシワ(大葉紅槲)・ユキヤナギ(雪柳)・春遠からじ・日記・俳句鑑賞

2024-02-04 11:06:35 | 冬芽・俳句鑑賞


オオバベニガシワ(大葉紅槲)
 <トウダイグサ科オオバベニガシワ属>
落葉低木。

葉は互生し、心円形で若葉は紅色で美しい。
雌雄同株。


12月には葉がまだついていて紅葉が綺麗でした。
(ついでの、赤い花は雌花です。)



オオバベニガシワ雄花です。


オオバベニガシワ雌花


ユキヤナギ(雪柳)
 <バラ科シモツケ属>
牧野庭園の帰り道、もう雪柳がちらほら咲き出していました。
落葉低木。
茎は弓状に曲がり、葉は互生。


まだ冬芽が多い中で、咲き出してきたものもある。




セツブンソウ(節分草)
 <キンポウゲ科セツブンソウ属>

牧野庭園の窮屈そうなプランターの片隅で咲いていた。



牧野庭園の植木鉢の中で咲いていた
バイカオウレン(梅花黄連)
 <キンポウゲ科オウレン属>

 <日記>
N美術館に作品が展示してあるのでYさんの絵を見に行く
約束をして美術館前で待ち合わせる。
アカボシゴマダラの一部は見ていたけれど、樹液に集まる甲虫たちは、
まだ見ていなかった。ルリタテハもいる。頑張ってカブトムシもいた。
(絵の中の虫の名前を教えてもらったのに、さっぱり覚えられない。)
やっぱり、虫好きなんだね♪

うふふ♪
相変わらず、バックにいっぱいぶら下がってて賑やか(#^.^#)
喫茶店が見つからないので、ガストで軽食をとる。

Yさんのこれからやりたいこと、「子供の詩を絵本にすること」
なんて素敵な事でしょう。
詩も読ませてもらって、感動する♪
これに絵をつけるなんて・
なんて素敵な事を次から次へと考える人なんでしょう!
私は本当は今日は野川公園に行く予定だったのだが、
東京は雨でたまに小雪も混じっているので、
公園に連絡したら、それでも観察会はやるようだったが、
私も年をとったなぁ~・・
お弁当はできていたけれど、この寒さと小雨で
行く気をそがれてしまい、欠席の連絡をする。
晴れていれば、セツブンソウが少しは咲いているのが見れたかもしれないけれど・
日差しが無いと開かないので諦めました。
今日は少し家で落ち着いて、やらなければいけない事の整理をしようと思っている。


   
         《俳句鑑賞は冬の季語霜柱(しもばしら)》

     

       くずれゆく自負の脆さや霜柱    平賀 扶人


 

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クマシデ(熊紙垂)の新芽・スイセン(水仙)・たぶん、ヒイロタケ・俳句鑑賞

2023-02-04 09:04:40 | 冬芽・俳句鑑賞

クマシデ(熊四手・熊紙垂)
 <カバノキ科クマシデ属>
冬芽は紡錘形で先は尖り、長さ6~11センチ。
頂芽は芽鱗が4列に並ぶ。


落葉高木。
樹皮は灰色で、浅い割れ目ができる。
皮目が多い。
冬芽は緑褐色~紫褐色で断面は四角形。


芽鱗に縦の細線が多い。葉痕は半円形~扁平形で、維管束痕は不明瞭。


果苞は長さ5~10センチもあるものがある。
熊四手と、図鑑には載っているが、
実は正月や神社の注連縄(しめなわ)に垂らす白い紙の下がりもの
熊紙垂(くましで)
(榊や串に垂らす紙片から名前の由来が来ているのだ
と教わったものだが。)


▲スイセン(水仙)
 <ヒガンバナ科スイセン属>
今の時期、どこの庭にでも咲いているので珍しくも無いのだが、
是非、香りをかいでみて下さい。
とても芳香があります。
海岸などに群生するが、真の自生ではない。
水仙の細長い葉は、間違って食べない事!猛毒で死に至ります。


<日記>
お天気がいまいち・・と、天気のせいにして、
せっかく電車に乗って出て来てたのに、
いつものM庭園にもS公園にも立ち寄らず、
(日が当たらないと花が開かない・・虫も来ない・)と、
理由をつけて、夕飯のおかずだけ買って帰宅。
なんか・・元気が出ない。寒い!だるい!
炬燵にぬくぬく入って過ごし、
朝は自己嫌悪に陥る日々だ。
問題があったDCカードを替えた。
支払っているところに報告しておく。

※昆虫が見つからないので、今日はキノコです。

たぶん・・ヒイロタケだと思うのですが・・

※ゆみこさ~~~ん💛
ヒイロタケであってますか?
宜しくお願いします(#^.^#)




         《俳句は冬の季語霜(しも)》

        強霜(つよしも)・霜晴(しもばれ)・
     霜日和(しもびより)・霜(しも)の声などとも使う。

        

    霜掃きし箒(ほうき)しばらくして倒る  能村 登四郎

 

 

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タラノキ(楤木)の冬芽・ドウダンツツジ(満天星)の冬姿・俳句鑑賞

2023-01-20 05:22:18 | 冬芽・俳句鑑賞

タラノキ(楤木)の冬芽
 <ウコギ科タラノキ属>
本当はもう少し経てば、タラの芽が出て
山菜として美味しく戴けるのだが、まだまだ寒い冬さなかです。
山野に生える落葉高木。
冬芽の頂芽は円錐形。

枝は極太で棘が目立つ。


葉痕・維管束痕は丸い模様で帯のように枝にぐるりと回つていて、
30個以上ある。


葉痕の下の刺が痛そうだ。


落葉低木で直立し、殆ど枝分かれしない。


ドウダンツツジ(満天星)の冬姿
 <ツツジ科ドウダンツツジ属>
東京などでは、花後の実も落ちてしまう事が多いが、
寒い地方では、実のなったあとまで、冬がれている。


ドウダンツツジの冬芽は、東京ではマツチの芯みたいな形で

先が赤いのが特徴だが、寒い所では、そんなに赤く色づかない。
長枝には稜があり、頂芽は水滴形。
葉痕は(私の画像ではよく見えないが)三角形なのだが
側芽はあまり発達しないので目立たない。


今回は花後のあとの方を愉しむ画像になっています。

<日記>
なぜか?ひどく疲れた感があった。

熱は無いけれど、咳が出て喉が痛かった。
病院に行きたかったが、消化器系の医師は休みの日だった。
インフルの注射はしたけれど、
先日、コロナの検査もしたばかりだが、
体操も休んで、今日も家で静かにしていた。
この頃、手抜きをすることが多くなったかな。
冬場のプランターに燻炭を入れたら、
水やりが少なくて済む。
亡くなった友人が最後に送ってくれた燻炭。
もう、全部使い切ってしまった。
東京で売っているかしら?

富士山


        《俳句は冬の季語大寒(たいかん)》

      

      大寒の一戸もかくれなき故郷   飯田 龍太


 

 

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センダン(栴檀)の冬芽と実・アカボシゴマダラの抜け殻・俳句鑑賞

2023-01-07 06:50:12 | 冬芽・俳句鑑賞

センダン(栴檀)の冬芽
 <センダン科センダン属>
なんとも可愛い貌に見える。(まだ若木です。)
よくお散歩するグリーンベルトに、生えていたから

センダンだとすぐ解ったが、緑色の木肌で一瞬アオギリかと思った。
こんなところに生えてきて、切られないといいけど、と思っている。
なんせ、成長が早いから。


ちょっとこれは目つきの悪い貌かな?♪



これはもうお猿(🐵)顔だね。
頭のてっぺんの瘤みたいなのが、冬芽で星状毛が生える。
貌?顔の部分が葉痕で、白く大きい。
枝は太くて緑がかり、小さなボツボツの皮目がある。


センダン(栴檀)の実
 <センダン科センダン属>
今はこんな状態で葉が落ちても木に実が残っている。

センダンの実は薬用になり、核は数珠玉に使われる。

<日記>
昨日は同業者の友人宅で新年会。
フリーの編集者をしている彼女だから、
知らないうちに本を出してたりする。
仕事だから、当たり前なのかもしれないけれど、
何でもない事のようになんでも器用にこなしてしまうのが
凄いなぁ~と思っている。
お料理もマメで、気張らない料理が嬉しい。
私の好みで美味しく戴く。
御主人はユニークな方だし、
我が家の主人も色々話題豊富に喋っているのを見るのは
何だか久しぶりだった。
それもこれも・ご夫婦がおおらかで居心地がよかったのだと
思った。感謝。


フウの葉がまだ紅色をして残っていた。


※昆虫に出会えないのでアカボシゴマダラの抜け殻

抜け殻だけはよく見つける。


       《俳句は新年の季語七種(ななくさ)》
   七草・七種(草)粥(ななくさがゆ
)・七日粥(なぬかがゆ)
  薺粥(なずながゆ)・七草打つ・薺打つ・七種(草)爪(ななくさづめ)
 などと使う。ちなみに、七草爪とは七草粥の中に爪を浸して切る風習で、
 万病や邪気を払うと言う言い伝えに寄る。
        
  

     七草粥笑いぐすりを少しまぜ  岸本 マチ子

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