れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ボタンクサギ

2008-06-30 06:51:23 | 野の花日記
ボタンクサギ
(牡丹臭木)
ベニバナクサギ・タマクサギ
落葉低木
<クマツヅラ科 クサギ属>

私がこの花に始めてあった時、
日陰に咲いていたためかもしれないが、
地味な花だと思った・・

今は、なんて綺麗な花なんだろうと思うから、
歳を経てから、
ものを見る目が違ってきたような気がする。

我が家の近くの駐車場の空地に咲いている。

一度、除草剤を撒かれて抜かれてしまったはずで、
がっかりしていたのだが・
今年も元気に咲いていたのだ。
それも、去年よりたくさん生えていた。

鎌倉でであったとき、
なんて美しい花だろうと思ったものです。

静かな、緑の中にポツンと咲いていると
それは風情のある花だと・つくづく思うのです。

クサギの花も、私は大好きな花の一つです。
臭い・と言うけれど、
私は、いい匂いとしか思えないのだが・・・。??
ボタンクサギも枝や葉が臭いと書かれています。

俳句歳時記には、臭木の花がでています。

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カヤの実

2008-06-29 09:38:44 | 野の花日記
榧(カヤ)の実
<イチイ科カヤ属>
常緑高木

久しぶりに行った公園に榧の青い実を見つけた。
私の好きな実の一つです。
人はどう思うかは、解からないけれど・
葉を触っただけでも清浄な香りがする。

山地や寺、神社などに見る榧の樹は、
巨木になるのが多く樹皮が青灰色で、
細長く尖った葉は、触ると痛いくらいです。

雄雌異株で、花は目立たないので見逃してしまう事が多い。
雄花は黄色の楕円形。
雌花は、緑色をしている。

果実は緑色の楕円で、翌年の秋に紫褐色に熟して裂けます。

緑色の中の実は硬いナッツのようで、
炒って食べられます。

「俳句歳時記」秋
榧の実・新榧子(しんかや)

  榧の実落つひとつひとつの行く末へ    山上樹実雄

  実を仰ぐ榧のその空澄めるかな      及川  貞

  踏みしとき榧の実とはかく匂ふもの    竹内万紗子








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オシロイバナ

2008-06-28 09:26:52 | 野の花日記
オシロイバナ
(白粉花)

日本古来のものかと思っていたら、
以外にも、熱帯アメリカ原産(メキシコ)だと言う。

日本に、渡来したのは、二百年前くらいだそうだ。

夕方に開き、翌朝萎む。
花後の硬い黒い種の中を潰すと、
白い粉のようなもの(胚乳)が出てくるので
幼い頃、
顔に塗って遊んだものだ。
実際に江戸時代には、
この胚乳を白粉に代用したそうです。

花色は、
赤・白・黄色・絞りなど交配されて、色んな色が在る。
いい匂いがする。

「俳句歳時記」秋
   おしろいばな・白粉の花・夕化粧・おしろいの花・おしろい


   白粉花妻が好みて子も好む      宮津昭彦
   
   おしろいの花咲くまでと寝ねにけり  林原来井

   おしろいが咲いて子供が育つ路地   菖蒲あや
   
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アメリカデイゴ

2008-06-27 06:34:38 | 野の花日記
アメリカデイゴの花
(カイコウズ)
マメ科落葉低木

日本には、江戸時代に渡来したそうだ。
葉は、細長く互生する。

枝先に、総状花序をだし目が覚めるような真紅の花をつける。
これは、昨日の上野に行った際、
西郷隆盛像のそばに、植えてあって咲いていたものです。

「俳句歳時記」
梯梧の花(でいごのはな)
海紅豆(かいこうず)

  予後の顔見られ歩めり海紅豆   角川源義

  海紅豆咲くや神々あそびし野   大島民郎

  散り敷きて焔くづさず海紅豆   米谷清二
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ジャノメソウの赤い花

2008-06-26 21:05:34 | 野の花日記
赤い花のジャノメソウ

本来は、黄色い花の中に、
赤い模様がつくのが、本来の花色。

毎年、ほんの数本だけ、真っ赤なジャノメソウが咲く。

私は結構お気に入りなのです♪

来年も咲いてくれると嬉しいのだけれど、
風まかせ♪
自然に任せている。

今朝は、gooのブログに繋がらなかった。
今日中に掲載できて~
ちょっとほっとして・・手抜きです♪
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ロウバイの実

2008-06-25 08:21:03 | 野の花日記
ロウバイの実
(蝋梅)
まだ寒い時期に、香りのよい蝋のような薄黄色い花をつけて、
春の訪れを一番に告げてくれる花だ。

今、花托は大きくなって、
長い卵型の青い実になっている。
少し青に赤みが差したりもしてきている。

中を開いたことはないので解からないのだが、
図鑑によると・・
中に紫褐色で、長楕円形のそう果が、1~4個あるそうだ。
種子は、5~20個。

見たことがないので・・
様子がわからない(笑)



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コメツブツメクサ

2008-06-24 05:44:42 | 野の花日記
コメツブツメクサ
(マメ科シャジクソウ属)

以前にも、見つけたことがあるのだが、
あまり小さな花だったので、その時は気にも留めなかった。
その後、
あまり見ていない。
これは、横浜の公園に生えていたものです。

ヨーロッパ、西アジア原産の一年草。
小型で黄色い蝶形の小さな黄色い花をつける。

シロツメクサを小さくしたような黄色い花です。


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ヘクソカズラ

2008-06-23 05:57:48 | 野の花日記
ヘクソカズラ
(アカネ科)

東京でも
公園や空地の片隅や駐車場の金網によく絡まって生える。

匂いから、へクソカズラなどと言う、
ありがたくない名前をつけられたけれど、
花は、真ん中が赤い白い小さな花で可愛い。

真ん中の赤いところが、お灸(ヤイト)の跡にみたてて、
ヤイトバナとも言う。

秋に緑の葉と黄色に染まる葉があって綺麗だ。

葉が落ちても、
橙色の小さな実が、金網によく絡まって残っていたりする。

「俳句歳時記」
  灸花(やいとばな)
       屁糞鬘(へくそかづら)

  雨の中日がさしてきし灸花    清崎敏郎

  灸花にも散りどきのきてゐたる  大澤ひろし

  外海が見えないへくそかづらかな 今瀬剛一



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栗の花

2008-06-22 06:58:22 | 野の花日記
栗の花
落葉高木

ちょっと時期が遅れた気がしたが、
里山に、栗の花が咲いていた。

あの、こな臭いにおいは、あまりしなかったが、
花の根元に、もう小さな栗の実の形をしたものが、
なっていました。
みえるかしら~♪

秋にあの棘に覆われた栗の毬になるとはとても思えないほど、
今は幼い青い実です。
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クサフジ

2008-06-21 06:16:35 | 野の花日記
クサフジ
(マメ科・ソラマメ属)
里山の河原近くで見つけた。
日当たりのよい草地や、山の林のふちに生えるつる性の多年草。
そういえば、
去年と同じ場所に生えていた。

葉は互生して羽状複葉で先端は巻きひげになる。
青紫の花を多数つける。
和名は「草藤」で、
花の形が藤の花に似ているからだそうだ。

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