れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

シロバナタンポポ(白花蒲公英)アワブキ(泡吹)の冬芽・俳句鑑賞

2024-02-17 05:58:14 | 冬芽


シロバナタンポポ(白花蒲公英)
 <キク科タンポポ属>
多年性植物。
日本の在来種で道端などで普通に見られる。
タンポポより少し葉が大きく、葉の色が淡い感じです。


頭花は直径3,5~4,5センチほど。
白く見える部分は舌状花の花冠で、
中央部は花柱は黄色。




アワブキ(泡吹)
 <アワブキ科アワブキ属>
山地に生える落葉高木。
樹皮は帯紫暗灰色でツヤが無くくすんでいる感じ。


裸芽は、褐色の毛に覆われる。




4月に淡黄白色の花を多数咲かす。

<日記>
テレビで、高齢者の自動車事故の話が多く悲惨だ。
私もわんこの散歩で自動車通りの木陰をよくお散歩するが、
お年寄りの男性が片側に駐車して、
お買い物をしてくるおばあさんを待ってたりするのをよく見るが、
相当な年寄り風のようにも見えて、他人事じゃないな・と思ってみる。
そういう意味では、主人の免許返納はよかったことだったとも思うのだが・・
車が無いと本当に不便で、どこか遠くに出かける時、
全く、電車利用をした事が無かったので、
時間や乗り継ぎのバスやそこまでの行き方を調べるのが大変で
私は煩わしくなってしまう。
すっかり里山も遠出も無くなって、
近場の電車にも乗る事が無いので、
ここに来て・二人で出かけることが無いので寂しい限りです。
私は、せめて観察会などに出歩いています。

スズメ


スズメ


スズメ


セグロセキレイ


ジョウビタキ


アトリ


シジュウカラ


カワセミ


緑色のアブラムシ

       《俳句鑑賞は冬の季語鮟鱇(あんこう)》


            イエスより軽く鮟鱇を吊り下げる    有馬 朗人

     あんこうが十字架であるうすぐもり      山本 敏倖

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シンジュ(神樹)の花後と冬芽 あけましておめでとうございます💛

2023-01-01 09:15:19 | 冬芽

シンジュ(神樹)またはニワウルシ(庭漆)の花後の枯れ
 <ニガキ科ニワウルシ属>
和名の「庭漆」はウルシに似ているが、ウルシ科ではなくかぶれることも無く
庭木にすることもできることから。
「神樹」は英名のTree of Goterbaumを直訳したものと言われている。



川の近くに白い花後の後のようなものを見つけて、
なんだろうと思った。
調べたら、シンジュの花後のようだった。


▲シンジュ(神樹)またはニワウルシ(庭漆)の冬芽
仮頂芽の芽鱗はややつぶれた半球。


皮目が白く目立つ。

葉痕は大きくハート形でやや隆起する。


枝は極太で無毛、褐色系で白い皮目がある。
幹は縦に波状のしわがある。
中国原産でかつて栽培したものが河原や土手に野生化した。


       明けましておめでとうございます。
       今年もどうぞ宜しくお願い致します。🌸

 

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春を待つネコヤナギ(猫柳)と、キンギョバツバキ(金魚葉椿)

2022-02-02 04:39:48 | 冬芽

ネコヤナギ(猫柳)
<ヤナギ科ヤナギ属>
山野の水辺を好んで生える落葉低木。

枝は弓状に曲がって斜上する。

冬芽は帽子状になった赤褐色の1個の鱗片に覆われている。
赤い帽子が脱げると、暖かそうな白い毛に覆われた花序をつける。
春を告げる代表的なものだ。

 

 

                休憩


キンギョツバキの葉っぱ
突然変異により、ヤブツバキの葉っぱがこうなったと言われている。


よく見ると、
葉の先端が金魚の尾っぽのように分かれている。

突然変異によって生まれた園芸品種。


花は特に変わらない、ヤブツバキの赤い花をつけるそうです。

 

 

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ザイフリボク(采振木)の冬芽とミヤコアオイ(都葵)区役所からの夜景と日記と俳句

2022-02-01 07:12:46 | 冬芽

ザイフリボク(采振木)の冬芽
<バラ科ザイフリボク属>
山地に生える落葉小高木。
シデザクラとも言う。
今人気のジューンベリーは洋物だが、同じ種類だ。


もう、冬芽は我慢しきれなくなって、芽鱗の縁から長い白毛がでている。

冬芽は細長い水滴形で赤く艶があり美しいので
三大美芽の一つです。(コクサギ・ネジキ・ザイフリボク)


枝は細く赤みを帯びる。皮目は多い。
側枝は短くなりやすい。

下はミヤコアオイ(都葵)の花

ミヤコアオイ(都葵)
<ウマノスズクサ科カンアオイ属>
山地の林内に生える。
花は淡紅紫色または、暗紫色。
萼筒は半球形で、口部は著しくくびれている。


土と同じような色なのでつい見逃しがちです。


見つけて戴けましたか? ^^) _旦~~


葉は卵円形~卵状楕円形で長さ6~8センチ、鈍頭。
基部は心形で両側に耳状にはりだす。
表面に雲紋がでやすい。

             休憩
  
区役所からの夜景。

<勝手に日記>
展望台についたころは、まだ明るくレストラン内は人が少なかったので

久しぶりにちょっとディナー。
富士山が綺麗に見えて、夕日が右側に落ちていくのを眺めながら、
犬を置いてきての二人の食事になった。
別に、これが目的ではなく、私的に住民票や戸籍謄本を取ってくるだけの
用事だったのだが。
前日、私が我慢の緒が切れて久しぶりに布団をかぶって長い時間、
大泣きしたのが、応えたとみえて、いやに優しかった。

    俳句は季語蝌蚪
 晩春の季語だけど、オタマジャクシの事。
   蝌蚪の水日差しこんがらかつてをる  山田 諒子
    諒子先生の句集「透過光」より

    禅寺に孑孑浮くを見て帰る    れんげ
  
       もうすぐ春が来るわ。

 

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クロモジ(黒文字)の冬芽と日記とエサキモンキツノカメムシとムクドリと俳句

2022-01-27 07:41:53 | 冬芽

クロモジ(黒文字)の冬芽
<クスノキ科クロモジ属>
山地に生える落葉低木。
葉は枝先に集まつてつく。
冬芽は長い葉芽を中心に、丸い花芽が2~4個付く。
(花芽から少し花が咲きだしています)


葉芽は赤みを帯び細長い。
花芽は葉芽の横につき、玉葱形に丸く柄がある。

葉痕は半円形で、枝は暗い緑色~赤茶色で無毛。
枝や冬芽は日向にあると赤くなる。

果実は直径5~6ミリの球形で、9~10月に黒く熟す。

<日記のようなもの>

小さなお墓を買った。(まだ予約中だけど)
愛犬と入れるお墓だ。13回忌には合祀墓に入ることになる。
全額支払えば他に、支払いは無い。
犬のイラストと上手く行けば小さな花も掘ってもらえる。
一つ、肩の重荷が下りた。
姪っ子にあとは頼んだ。

           休憩


お尻を向けて失礼いたします。(=^・^=)
ムクドリです。

★昆虫コーナーはエサキモンキツノカメムシ

こんな寒い時期に出会えました。
何と言っても、背中の白いハートが魅力的な印象深いカメムシだ。
「エサキモンキツノカメムシ」

名前の由来は
昆虫学者の江崎さんの名前からエサキ、背中の紋が黄色で紋黄モンキ、
ツノカメムシ「角亀虫」はツノカメムシ科だからだそうです。
★親が生んだ卵や孵った幼虫を守ると言う子育てをします。

      俳句は季語冬晴(ふゆばれ)
     冬日和・冬麗(ふゆうらら・とうれい)
     寒晴(かんばれ)・寒日和(かんびより)


       誰の忌か岬は冬晴であった    柿本 多映

     柿本多映の句集を図書館に返さなくてはならず・
     忘れたくない句をちょっと引用。

       美術館に蝶をことりと置いてくる  柿本 多映

 <勝手に鑑賞> 美術館においてくるのかぁ・・
       蝶はことりと音はしないかも。

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コクサギ(小臭木)の冬芽とアオジ(?)と俳句

2022-01-12 06:14:31 | 冬芽

コクサギ(小臭木)
<コクサギ科コクサギ属>
まだ、か弱い感じの冬芽だったが、
こうして画像で見ると、しっかり紅色と白の二色の冬芽が良く解り、

所謂、「三大美芽」の一つだと納得する。
(ちなみに、ネジキ・ザイフリボク・ネジキと言われている。)


山野の林下や谷間などに生え、よく分岐する落葉低木。
葉のつき方は独特で、互生だが枝の同じ側に2個づつ続いてつく。

冬芽はやや長い水滴形。
側芽も縁の白いツートンカラーで、2個づつ互生する事を、
コクサギ型葉序(コクサギガタヨウジョ)と言われる。


芽鱗のふちは白く、稲妻模様。
枝は灰色がかつた褐色。


雌雄異株で、雌株の果実は4個の分果になる。


樹皮は薄い鱗片状にはがれる。

            
               休憩

画像の上部に、メジロがいます。
我が家にもリンゴやミカンを挿して待っていますが、
リンゴは啄みません。ミカンは減っていましたが、
まだきちんとメジロの姿を我が家の窓からは見ていません。

★鳥は私のバカチョンカメラでは無理なのですが、
たぶん、アオジだと思われます。
スズメぐらいで、初めスズメかと思ってしまいました。
鳥はド・素人なので間違っていたら、ご指摘宜しくお願い致します。



越冬季には平地から低山の明るい林の下やぶで生活し、
藪があれば、市街地の公園や庭にも姿を見せる。
群れで行動しない。
地上をはね歩いて草の実を食べる。

スズメかと思ったが胸の色が少し薄緑だつた事と、胸の縦斑があるので
アオジだと思った。

        俳句は季語水洟

     みずつぱな・鼻水などとも使う。

    水洟や鼻の先のみ暮れ残り  芥川 龍之介 

               銀ぎつね落葉のお札でセルフレジ  れんげ

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ニワトコ(接骨木)の冬芽

2021-02-13 06:41:28 | 冬芽

ニワトコ(接骨木)
<スイカズラ科ニワトコ属>

冬芽と言うよりは新芽だ。
はじめ、アワブキと間違って掲載した。
この丸い花芽はニワトコだつた。

落葉低木。
小枝は灰褐色で太く柔らかい。
冬芽は大きく対生する。

早春から芽が膨らみ緑色を帯びる。
落葉低木。葉芽は長卵形~卵形でほぼ球形。

おまけイラガ

基本的に成虫や繭には害がなく、
幼虫に刺されると激しい痛みがあるので要注意

   俳句は2月の生活の中から麦踏(むぎふみ)
   または、麦を踏むとも使う。
   
   裏に清流この家の人等麦踏みへ 金子兜太

   

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オオバベニガシワ(大葉紅槲)の冬芽

2021-02-12 08:09:27 | 冬芽

オオバベニガシワ(大葉紅槲)
<トウダイグサ科オオバベニガシワ属>
春の真っ赤な大きめの葉っぱは見てるだけで楽しい。
4月頃の若葉に雄花と雌花が違う幹から出るので
春になったら是非、見て下さい。


落葉低木で、丁芽だけでは解りずらいが、
春の若葉の赤い葉は鮮やかで、互生します。


右下の黒紫色は雄花の蕾です。
雌雄同株ですが、雌花は葉が出る頃にしか咲かないので今は見られません。

下は4月に撮った赤い葉が目立ち、雄花も咲きだしています。


雄花の雄しべは薄黄色で、8個で反り返る。(4月)


上は雌花で、花柱で3個ある。紅色の糸状です。

 おまけは我が家のミカンを差して呼び込んだメジロです。

 
 
 近くにいると、口笛で呼ぶと、つがいで遊びに来ますが、
 ただ見ている分には逃げないのですが、
 カメラを向けると逃げてしまいなかなか写真に撮れません。

  俳句目白(めじろ)で選んでみました。
  季語は春かと思いきや、夏の季語(他の歳時記では秋)です。
 
   目白の巣我一人知る他に告げず 松本たかし 
   川は名を替えて目白に別れたり 川名つぎお

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サンショ(山椒)の冬芽

2021-02-11 09:35:59 | 冬芽

サンショ(山椒)の冬芽
<ミカン科サンショウ属>
別名、ハジカミとも言う。
サンショの葉は若葉を摘んで和え物にしたりするととても美味しい。
サンショの枝は擂粉木(すりこぎ)に使います。


山椒の実はピリリと辛い。
もう中身は無くて殻のみ残っていた。
落葉低木。




刺は葉痕部に対生する。
冬芽は裸芽で、球形。


樹皮は灰褐色でコルク質が発達し、トゲやコルク質のいぼ状の突起がある。


一年枝の皮目は白つぽい。

刺は対生で鋭い。幹にトゲの基部こぶ状にふくれて残る。

実はセツブンソウ(節分草)に出会っているのだが、
もう少ししたら、栃木の星野の山に見に行こうかとも思っているので
掲載はその時まで取っておこうかなぁ~とか思って悩んでいる。


牧野庭園にも、野川公園にも咲いています。

俳句は木の芽(このめ)で選びました。
他に名の木の芽(名の木の芽)、芽吹き,
芽立ち(木の芽時、木の芽雨、木の芽風)などがある。

   ふるさとは遠くして木の芽    種田山頭火
           木々芽吹く風を許したところから 秋尾 敏

    

 

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ウグイスカグラ(鶯神楽)の冬芽

2021-02-10 08:50:06 | 冬芽

ウグイスカグラ(鶯神楽)の冬芽
<スイカズラ科スイカズラ属>
なぜ?この木の名前がウグイスカグラなんだろうかと言えば、
ウグイスが鳴く頃に花が咲き始め、ちょうどウグイスが隠れ(かくれ)
るのに都合がいいからとか。
まだ、寒い日もあるので、隠れるには葉が無いし、
枝も詰んでいたり、太いわけでも無いけれど・。

冬芽は卵形、芽鱗は膜質でやがて破れて裸芽状態になる。

普通、枝先に丁芽が1個つく。
枝は普通無毛。勢いの好い枝は太く、節に刀のつばのような托葉がつく。↓


少し太い枝には丸い刀のつばのようなものがつく。



2月7日の野川公園では、もうウグイスカグラの花が咲いていました。
☆枝に腺毛があるものはミヤマウグイスカグラ(深山鶯神楽)と言う。

おまけ我が家で冬眠中のアカボシゴマダラの幼虫です。
5月頃まで、元気に冬眠していて欲しい。


 俳句の季語に、鶯神楽(ウグイスカグラ)は無理なので
 鶯(うぐいす)で選んでみました。
 他に春告鳥(春告げ鳥)初音(はつね)鶯の谷渡り、鶯笛などとも使う。

  うぐいすの来し僅かなる日を記す  石川桂郎

  鶯のこゑはるかより虚栗      飯田龍太

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