れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ベニヒモノキ(紅紐木)・アリストロギアギガンティア・タッカ・シャントリエリ・俳句鑑賞

2023-01-31 06:58:41 | 温室の花たち

ベニヒモノキ(紅紐木)
 <トウダイグサ科アカリファ属(エノキグサ属)>
原産地は、西インド諸島。
花穂の長さは20~50センチ。
花穂の色は赤。


ベニヒモノキの白花
長い花穂が紐状をして垂れ下がったトウダイグサ科の常緑低木。




▲アリストロギアギガンティア
 <ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属>
ブラジルが原産地。
始めてみて面白いと思ったし、ウマノスズクサ属である事が、
なぜか親しみを感じた。(ジャコウアゲハの食草だから)


蕾は風船のように膨らんでいる。
花の寿命は短く、数日で落ちてしまう。


タッカ・シャントリエリ(ブラックキャツト)
 <タシロイモ科>
原産地はインド北東部・東南アジア。
草丈は70センチ~1メートル。
花の色は黒く見えるが、実は非常に濃い紫色です。
変わった形をした黒い花です。


蝶が羽根を広げたような苞葉の中心に垂れ下がるように小さな花を
沢山つけ、その周りに猫の髭のようなものが垂れ下がる。

(今回は温室の花の紹介でした。)

<日記>
月末なので、銀行周り。
部屋掃除。
超苦手でちっとも手伝ってなかった、
税金申告を主人に解説してもらい計算の手伝い。
う~む・・
我が家は子供がいないので、主人に何かあったら
私がやらなければならないことがどっさり。
まったく解らないことだらけなので、
少しづつ学ぶように努めることにした。
もう、そんな年代なんだと実感。


鬼太郎茶屋

      《今回は短歌になるのかな?》
       喫茶店での毎日新聞の欄より・
       (我が家はA新聞だから・)
    
     肋骨一つ一つに林檎の重さ湖の氷の薄さ  松澤 まもる   

 

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タラヨウ(多羅葉)の実(まだ冬)ハクモクレン(白木蓮)の蕾・俳句鑑賞

2023-01-30 07:28:50 | 木の実・木の花蕾・俳句鑑賞

タラヨウ(多羅葉)のまだ青い実
 <モチノキ科モチノキ属>
季節がおかしいのか?神代寺植物園のタラヨウの実がなっていて、
まだ中途半端に青い。

赤い実が撮りたかったけれど・・。
それにしても、なぜ今頃青い実なんだろう?
これから、蕾で花の咲く用意なら解るのだけれど・・・。
でも、タラヨウの木にはなかなか出会えないので掲載します。


この木の葉には、文字が書けます。


葉裏に、爪を立てて書きました。
すぐ茶色になって文字が浮かび上がります。
ワンコのまりは来れなかったけれど、まりの名前を書きました。


秋にはこんな風に赤い実がなります。



ハクモクレン(白木蓮)の蕾
 <モクレン科モクレン属>
落葉高木。
冬芽は若枝を取り巻く輪(托葉痕)がある。
花芽に長く白い軟毛がある。
花芽は大きくて卵形。


葉痕は縦幅のV字型。
維管維管束痕はばらばらにちらばる。
托葉痕は枝を一周する。

<日記>
気が付くのが遅かったけれど・・
K子ちゃんがまたブログに戻ってきてくれて、
昆虫の記録のブログを書いていたので
嬉しい一日でした。
Yさんと、2月の初め頃、昆虫写真展にご一緒できるのが
愉しみです。
ブログの中でも春の花の名前が(スプリングエフエメラル)
見えだしてきて、春が待ち遠しい。



昆虫には出会えず、自分の俳句も作れず・・
俳句鑑賞ぐらいはしないと・・・。

       《俳句鑑賞は、冬の季語寒林(かんりん)》
  冬木立と似ているが寒々とした冬の林・林と言う広がりを強調させた言葉。
       

      寒林を鳥抜け象形文字のまま  松井 国央
  
         松井先生、勝手に掲載してすみません。




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スノウドロップ(待雪草)・キンカチャ(金花茶)俳句鑑賞 クサカゲロウ?

2023-01-29 10:01:33 | 野の花・木の花・俳句鑑賞

スノウドロップ(雪待草)
 <ヒガンバナ科スノウドロップ属>
スノウドロップを和訳すれば?雪の雫だ。
別名は雪の雫とも言う。
背丈は12~15センチと低く小さく花も可憐な白です。
一株に一花の純白の花を下垂して咲かせます。


花は閉じているときの方がより雫に見えます。
青みの強い葉はヒガンバナ科らしい特徴を持っています。


春を告げる花として人気があります。


キンカチャ(金花茶)
 <ツバキ科ツバキ属>
常緑低木。
中国とベトナ原産。
黄色い花のツバキで花の名に茶とあるが飲めません。


黄金色の厚手の花を咲かせ、花径は5~7センチ、
花弁数は9~11枚で、蕊は橙色をしています。

<日記>
午前中、まりの散歩へ。
紅梅が枝ぶりよく咲いていたりする。
まだまだ寒い。
ワン友もこの頃立ち寄らないのでなんか・
寂しい。時間が合わないと本当に何日も会わずじまいだ。
体を動かそうと、運動に行く。
皆さん、真面目だ。満員で順番待ちなんだもの。
帰りに買い物して夕方のまりのお散歩もして、
重たい荷物を背負って帰宅。
今日もお魚を焼いたくらいで、手抜き料理だ。
なんだか疲れて、知らないうちに寝ているので、
そのまま、布団の中に移動朝までぐっすりだった。



※クサカゲロウにまた出会った

羽が空けて写ってしまった・・

不思議でしょうがないクサカゲロウ・
<アミメカゲロウ目クサカゲロウ科>
食物はアブラムシ
クサカゲロウの卵は優曇華(うどんげ)とよばれる。

クサカゲロウの幼虫はアリジゴク?
クサカゲロウの幼虫は益虫。

クサカゲロウの幼虫が老熟すると、そのお尻から白っぽい糸をだして繭(まゆ)
を作ります。クサカゲロウの幼虫は、作った繭のなかで蛹になります。
クサカゲロウが蛹でいる期間は、だいたい15日くらいです。
クサカゲロウは、繭のなかの蛹の状態から直接成虫になって出てくるのではありません。
クサカゲロウは、繭から出てきて少し歩いたあと、脱皮して成虫になります。
             ( ウイキぺデアより)


クサカゲロウの幼虫
クサカゲロウは蟻地獄だという説もあったが、どうなのでしょう?


とにかく・・不思議な生態で、読んでいてもよく理解できません。
また、図書館ででも調べてきて書きたいと思います。
※himesijimiさ~ん
助けてぇ~!ちっとも理解できません・・・




     《俳句鑑賞は今朝のNHK俳句から玩具の兼題より》

      しりとりのプリンに終わる炬燵かな 
   
        読み人覚えておらず・・すいません。

 

 

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ミツマタ(三椏)・フユシャク・ゴイサギ・俳句鑑賞

2023-01-28 07:58:32 | 木の花・フユシャク・ゴイサギ他・俳句鑑賞


ミツマタ(三椏)の蕾
 <ジンチョウゲ科ミツマタ属>
落葉低木。
本来なら、3~4月頃、球形の花序をつけ、萼が筒状で先が4裂して
内側に黄色い花をつけ外側は白い毛が密生する。
また、その時期に掲載したいものです。


本来は葉は互生し、広披針形で薄く、裏面は粉白色。


黄色い花の咲いていない今もそれはそれで、風情がある。
樹皮の繊維を製紙の原料にする。
枝が、3つに分かれている。


※昆虫コーナーは、またフユシャクを見つけに出かけましたが、
同じ種類のものしか出会えませんでした。

フユシャク♀



フユシャク♀は、羽がありませんので飛べません。
何も食べることもせず、フエロモンを出して、
雄を誘い受精して卵を産んだら、生を終えます。

 

ウスバフユシャク♂
<チョウ目・シャクガ科>
フユシャクの活動時期に選んだ「冬」の戦略は変わつています。
天敵がいないし、ライバルもいませんよね。
メスに羽根が無いというのは、
寒い冬に熱を発散しにくいと言う事があります。



去年の画像から、産卵中のフユシャクのメス


翅の後が残っているナミスジフユシャクの♀


去年の画像より、フユシャクの卵


高尾山で出会ったフユシャク
ヒロバフユエダシャク?


これもフユシャクかな??

また、フユシャク探しに出かけたいものです。

<日記>
M病院へ、

朝方か夜に、ヒューヒューゼィゼイして咳が出る。
前回行った病院の薬で症状が益々、ひどくなったので、

他の病院へ行こうと呼吸器科のある病院への紹介状を
書いてもらうつもりで行ったのだが、
医師がそれではと、違う薬と吸入器を出してくれて、
これでよくならなかったら紹介状を書きますと言う事になった。
何だか説得力があって安心する。

これで駄目なら紹介状を書くと言うのだから、
信頼しようと思った。
そう言えば‥今朝は、少し楽になっているので不思議だ。(?)


ゴイサギ



カワウ


カワセミ(私のカメラではここまで)

         《俳句は冬の季語外套(がいとう)》


画像は関係ないけれど・・・カルガモ

            オーバー・コートなどと使う。

    
      外套の綻びて世に狎れゆくか  伊丹 三樹彦

 

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カワズザクラ(河津桜)・ヤエカンコウ(八重寒紅)・何の虫だろう?俳句鑑賞

2023-01-27 08:02:54 | 木の花・何の虫だろう・俳句鑑賞

カワズザクラ(河津桜)
 <バラ科サクラ属>
落葉広葉樹。
オオシマザクラとカンヒザクラの雑種。
蕾の時は濃い赤では開花するとピンク色になるが、
ここ(神代寺植物園)
の河津桜は少し色が薄い感じがした。
まだまだ、蕾でこれからが見頃です。


葉は倒卵状楕円形で、先端は尾状鋭尖形で基部は円形。







カンコウバイ(寒紅梅)
 <バラ科サクラ属>
え~~~梅は?バラ科でサクラ属なんです。
花は紅色で、一重又は八重咲の中輪咲き。
花弁の先は丸い。
花つきもよく、正月用の盆栽や庭木によく用いられる。


花期は1月~2月。

<日記>
朝からパソコンに色々解らないことがあったので、

Y電気のカスタマーセンターに電話するが10時からだというので、
チャットでできる相談に書き込みしたりしていたが、
有料”って私は、困った時に聞けるように毎月お金を支払ってるけれど・・
仕方ないかと・DCカード番号まで教えてしまったが、
何だか不安になって、カード屋に電話を入れたら
外国に代金が支払われている(大した金額では無いのだが・)
と言うのでなんか怪しいと思いカードを留めてもらった。
Y電気に聞いても、なんだか理解していないらしいので、
益々怪しい感じだった。
この頃、巧妙だからなぁ・・・。
機械に弱いから困ります。テクニカルサポートの人に
困っていることを伝えて、1時間のちとか待たされて・・
(それは仕方ないか・・)結局、夕方になってしまったが、
係りの人はよくやって下さって感謝でした。
携帯の方は、勉強会の予約は、全部埋まっていて駄目で、
料金をもう少し抑えようと思ったが、結局大した金額しか下がらなかった。
時間をかけてやるべきことなんだろうか?と疑問も持ちながら、
やるべきことはやれたからまぁいいかと言う感じで・
気分が重くなるから、体操しに行く。
そこで元気なYさんに出会って少しお喋りしたら気が済んだ。
そんなものだ・・
今日は病院へ診断書を貰いに行くが、そのまま新しい病院に行けるかどうか?
また電話で予約日を決めなければいけない。
なんか・・スムーズにいかない。
こんな風に手続きを踏んで物事が成立するのか・・なんて、
今頃実感している。

※これは何?何の虫?

触ったら、お亡くなりになっておりました。
ジョロウグモかなんか?かしら???


木にこんなものが・・・
何だろうか????


キカラスウリ(黄烏瓜)

       《俳句は冬の季語枯芙蓉(かれふよう)》


     芙蓉枯れあとにつづきて枯るるもの   下村 非文

 

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ツノハシバミ(角榛)・ムクロジ(無患子)の実・ウスバカゲロウ(実は・・)・俳句鑑賞

2023-01-26 07:45:55 | 木の実・ウスバカゲロウ実は・・俳句看守翁

ツノハシバミ(角榛)の実
 <カバノキ科ツノハシバミ属>
山地に生える。なかなか実がなっているのには出会えない。
(これは去年のもの)
落葉低木。
堅果は先がくちばし状の筒になり、毛の密生した総苞に包まれる。


まだ花芽が伸びきってないツノハシバミ。
(神代寺植物園にて)




ムクロジ(無患子)の実
 <ムクロジ科ムクロジ属>
深大寺のムクロジ(無患子)の実は、今が一番美しくて見頃だった。
(3粒ほど持ち帰って、鉢植えにしてみた。)
何と言っても思い出のある木の実だ。
(ブログを始めた頃、教えてもらった木の実の名前だから)


果実は直径約2センチの球形で、中に黒い種子が1個入っている。
種子は羽付きの球にする。


お寺の庭によく見られたりします。

<日記>
昨日は、やることすべてがスムーズにいかない日でした。
ドコモまで出かけて(予約せずそのままいった)
まぁ、自転車で一駅だから気になるほどではないが

寒い日だった。
料金が高すぎるので調整してもらおうとしたら、
予約するだけで20分待ちだった。
(こういう時は・・さっさと喫茶店で待つ私。)
時間になって行ったら、本当に予約だけだった。
今日の11時だそうだ・・。
以前からたまに咳き込むことがあったが、この頃は夜や朝方に

胸がゼーゼーなったりヒューヒューなって咳が止まらない。
去年、病院で吸入器を貰って一日2回やり始めたら、
以前よりひどくなったので、大きな病院に行こうと
電話したら、紹介状を貰って来て下さいとの事で、
電話をしたら、担当医は明日来院とのことで・・

明日、紹介状を書いてもらってからの予約と言う事になった。
物事はすぐにはいかないのだ。(紹介状が無いと7千円取られる)
仕方ないので、美容院に行ったら、髪染めは4時までの受付とのことで、
時間外で又断られた。こんな日もあるわ・・。
夕飯も手抜きで魚の香草バター焼きと、野菜炒めだけにしたら、
腐ってた私を慰めるかのように、魚が美味しいと珍しく主人は褒めてきた。
うんうん・・

デンドロビューム・ブルーバイオレット


  ※昆虫はウスバカゲロウ

緑色の翅ではかなげに見えるが実はね・・・
▲アリジゴク(まだ実際には本物は見たことがありません)で、
アリが細かい砂にはまる(罠)と、脱出出来なくなります。
アリジゴクはアリの体液を吸い、他の部分は捨てます。
1~2年で蛹になり、その後1か月で成虫になります。
▲成虫はウスバカゲロウで1か月以上生きるそうです!


ボタン

     《俳句はウスバカゲロウ(薄翅蜉蝣)は晩夏の季語なのだけれど》

    X氏が植えた4年目のケンポナシの木(何の関係性も無いけれど・)

      薄翅蜉蝣(うすばかげろう)幼虫が蟻地獄(ありじごく)である。
 
     うっかりのうしろにすんでうすばかげろう   山本 敏倖

        (敏倖さん勝手に掲載してすいません。)

 

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ウグイスカグラ(鶯神楽)の冬芽と花・クサギカメムシの卵の抜け殻・俳句鑑賞

2023-01-25 10:31:59 | 冬芽・カメムシ抜け殻・イセリアカイガラムシ・俳句鑑賞

ウグイスカグラ(鶯神楽)の冬芽
 <スイカズラ科スイカズラ属>
よく考えてみたら、全体の木の形などで冬芽でも何の木か
解るもので、私の撮った一部の画像で冬芽が理解されるはずもない事だと
つくづく思った。
特徴があるものなら、解り易いのだ。
ウグイスカグラと解り易いのは、勢いのよい太い枝には、
節に刀のつばのような托葉がつくのが特徴です。


冬に花が咲くこともある。)


ボケてしまいましたが、刀のつばみたいな托葉がある枝が生えています。



ウグイスカグラ(鶯神楽)の花
 <スイカズラ科スイカズラ属>
昨日、でかけた神代寺植物園では花が咲いていました。


まだ、葉も出ていません。


山野に普通に生える落葉低木。
葉は対生する。が(今は花のみが咲いている)
実は甘くて食べられる。


<日記>
40年近く乗った2台目の4WDの車を
売却。私としては勝手なのだが・・
これから必要とするはずなのに、予定外だった・・
事故を起こしてからでは遅いから・・
諦めた事でした。
じゃ、電車で行ってみようと言うことで、
彼は蕎麦が食べたいと言うので、
早めにまりの散歩を終えて、(一緒に行けないので)
神代寺植物園まで、バス・電車・バスで出かけた。
久しぶり・・
花は無かったけれど、早咲きの河津桜が咲いていた。
(温室では花盛りだったけれど)
懐かしいよく友人と待ち合わせた「鬼太郎茶屋」の前の
蕎麦を戴き、帰宅する。

※昆虫と言っていいのか?クサギカメムシ?の卵28個の殻

みんな元気に育ったかな?

また見つけたユキヤナギの枝にイセリアカイガラムシ



凄い勢力で増加している。


ロウバイ

      《俳句は春の季語の菫(すみれ)》

      大地からなんとスミレの遠いこと   豊口 陽子


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ザイフリボク(采振木)の冬芽(よく似たジューンベリー)の冬芽・最初のユキワリイチゲ・ヒラタグモ・俳句鑑賞

2023-01-24 08:39:53 | 冬芽・最初のユキワリイチゲ・ヒラタグモ・俳句鑑賞

ザイフリボク(采振木)の冬芽
 <バラ科ザイフリボク属>
これで三大美芽が揃った。
コクサギ(小臭木)・ネジキ(捻木)・ザイフリボク(采振木)だ。
冬芽は細長い水滴形で赤く艶があって美しい。
芽鱗の間から白い毛がはみだしているのがまたいい。


冬芽のすぐ下の葉痕は細く隆起する。


枝は細く赤みを帯びるものが多く、皮目は多い。
則枝は短枝化しやすい。



よく似たものに
ジューンベリーがある。

▲ジューンベリー
 <バラ科ザイフリボク属>
我が家のを今撮ってきたばかりなのだが、
お天気が悪いのでよく写らなかった。


ジューンベリーは、花も実もザイフリボクによく似る。
ジューンベリーの方が花付も実も綺麗でたくさんなるので
好まれてよく庭に植えられてある。


ユキワリイチゲ(雪割一華)
 <キンポウゲ科イチリンソウ属>
今年初めてのM庭園のユキワリイチゲです。


日が当たらないと花は開きません。
また、群生した時にアップしたいと思います。

<日記>
午前中、Kさんも会館のヨガに行くと言うので
電話して現地で待ち合わせする。
終わってから、私は久しぶりM庭園でプランターだけれど
バイカオウレンが咲いていると言うのをブログで見ていたので、
逢いに行く。
いつもなら、S公園まで歩くのだが、
2日続けての観察会でフユシャクにも会えていたので、
今回はこれまでで帰宅。
出来上がりものの、カツを飼って夕飯の手抜き。
まりも元気で尻尾を振りながらお散歩できてよかった。



※昆虫コーナーはヒラタグモの巣
トタンに沢山、ついていた蜘蛛の巣。


この巣をIさんと、開いてみる。


なんとなく中にいる気配!


迷惑そうなヒラタグモが冬眠中?
起してしまい、吃驚して下に落ちて逃げた。


       《俳句は冬の季語凍滝(いてたき)》

冬滝(ふゆたき)・冬の滝などと使う。

        氷りたる滝ひっ堤げて山そそる  松本 たかし





 

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ハナイカダ(花筏)の冬芽・フユシャク・俳句鑑賞

2023-01-23 07:15:42 | 冬芽とフユシャク

ハナイカダ(花筏)の冬芽
 <ミズキ科ハナイカダ属>
冬芽図鑑を調べると、ハナイカダの冬芽は、
こんな感じにたくさんの葉痕が並んではいないのだが、
これが面白くて、写真を撮ったはずなのだが、
冬芽は難しい・・
間違っては無いとは思うのだが、図鑑とは異なっている感じ。
私の勘違いか?間違いかもしれないが、掲載しておく。


この感じが面白かったのだが・・。

私は、ハナイカダの木を撮ったつもりなのだが・・。
「冬芽ハンドブック」も、「冬の樹木」もなんか雰囲気が異なる。
枝は緑色~紫色で葉痕の両側から稜がでる。
枝先は曲げるとゴムのように撓む。


落葉低木なので写真に撮りやすい。
これもハナイカダなのでこちらで冬芽の説明とする。
芽鱗は無毛で卵形~短い水滴形。
葉痕は半円形で隆起する。


ハンノキ(榛木)


雄花


雌花

<日記>
昨日もS公園の別の観察日だった。
鳥が中心だったが、私は鳥が苦手で、
なかなか覚えられなかった。
終わってから一人でフユシャク探しに三宝寺の斜面の上を上がって
木枠の古い柵の上をさがし、数匹見つけた。
それも明日か明後日、画像を処理してから
掲載つもりでいる。
昼を少し過ぎたて家に電話すると
まりの調子が悪いと言うので、
なんだかすっかり心配性になって・・
こんなに色々な事が重なって、「まりが死んだらどうしよう」
まで考えてしまった。日曜日でも獣医はやっていたので、
病院に連れて行くことが出来て、薬ももらって一安心。
食欲も出て、抗生物質が効いたのかよく寝ていた。
それでなくても、どちらかと言えばスマートすぎる子なのに
体重が2キロも減っていてちょっと心配だ。

※昆虫コーナーはフユシャク

フユシャク♀
(ウスバフユシャクのメスかなぁ)


フユシャクのメスには翅がありません。
フユシャク<冬尺>
冬に出現するシャクガ(尺蛾)の仲間


ウスバフユシャクの♂
(雄には羽があります。雌の出すフエロモンにつられて出会い交尾します。)


去年の画像より
交尾中


卵(去年の画像より)



ブナの新芽

         《俳句は冬の季語寒卵(かんたまご)》

画像は関係ないけれどブナの木

     寒卵どの曲線もかへりくる  加藤 楸邨
     
     引っ越しの朝の匂いや寒卵  
     (日曜日の俳句の時間にて読み人知らずですいません)

     広島や卵食ふ時口ひらく   西東 三鬼
    (私の勝手ですが、大好きな三鬼の好きな歌の一つです)

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マサキ(柾)の実・斑入りマサキの実・ツルマサキ(蔓柾)の実・オオカマキリの卵嚢・俳句鑑賞

2023-01-22 05:11:27 | 木の実・オオカマキリの卵嚢・俳句鑑賞


マサキ(柾)の実
 <ニシキギ科ニシキギ属>
常緑小高木。
葉は長さ3~7センチの楕円形または倒卵形でふちに鈍い鋸歯がある。
厚い皮質で光沢がある。


蒴果は直径7~8ミリの球形で淡紅紫色に熟し3~4裂すると、
橙赤色の仮種皮に包まれた種子が現れる。





斑入りマサキ(柾)の実
 <ニシキギ科ニシキギ属>
葉のふちに斑の入った園芸種のマサキ(柾)もある。
垣根などによく使われる。


ツルマサキ(蔓柾)の実
 <ニシキギ科ニシキギ属>  
山地に生える常緑つる性。
葉から気根を出して他の木や岩に這い登る。
葉は密に対生し、長さ2~7センチの楕円形または長楕円形。


蒴果は直径5~8ミリの球形で熟して裂けると、橙赤色の仮種皮に
包まれた種子が現れる。


イカル
嘴が太くて黄色いのでよく解る。

<日記>
S観察会に出かける。
冬芽も今は愉しい。
リーダーの方がいつも解り易く資料を作って下さるので、

後からみても思い出せる。
鳥は苦手なのだけれど、ケヤキの木にイカルがいた。

水鳥は色々いてやっぱり好きなのは哲学者風のゴイサギ。

ヤツデにはいつものようにクロスジホソサジヨコバイがいて、
今年初めてのフユシャクの♀にも♂にも出会えた。
オオカマキリの卵嚢も見つけたし、
可笑しかったのはトタン塀にいたヒラタグモの巣を、
Iさんと開いて寝ている蜘蛛を脅かしてしまった事だった。
全部は覚えられないけれど・・
クサギカメムシの卵の抜け殻を見つけて、
卵が28個産み付けれれているのを知る。
Sさんとイタリアンのランチを摂って、
結構長話してから帰宅する。


※昆虫コーナーは、オオカマキリの卵嚢

オオカマキリの卵嚢
小さな稲荷寿司のようと書いてあって、

カマキリの卵嚢の違いが解らない私には、いい表現をしてくれたと感心!


(オオカマキリ・ハラビロカマキリ・コカマキリ・・。)

蟷螂の卵は200~300個集まっている。
大きさは3~4センチ。
低木の枝やススキなどの草の茎、フエンスなどに産み付けることが多い。



          《俳句は季語冬》

オオサギかなぁ~


    コップの冬磨いて鳩と虹に遭う  金谷 サダ子
  





 

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