れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ガマズミの花

2012-05-31 05:04:10 | 野の花日記

ガマズミの花
<スイカズラ科・ガマズミ属>
各地の山野にはえる落葉低木。
若枝は灰緑色で長い星状毛と腺点がある。
古い枝は灰黒色で皮目が散生する。
葉は対生し、
広卵形~円形で先端はとがる。
表面の脈に毛がある。
5~6月、
本年度の先端から散房花序をだし、
小さな白い花を多数開く。

 

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センダン(栴檀)の花

2012-05-30 07:25:49 | 野の花日記

センダン(栴檀)の花
<センダン科・センダン属>
別名<樗・楝(オオチ)>

暖地の海岸近くに自生する落葉高木。
樹皮は
紫黒褐色で縦に裂ける。
葉は大形の奇数2~3回羽状複葉で互生する。
5~6月、
新しく伸びた枝の葉腋から長さ10~15センチの総状花序をだし、
淡紫色の小さな花を多数開く。
花弁は5個、雄蕊は10個、
紫色の花糸が合着して筒状になり、
黄色の葯がつく。

<俳句歳時記>夏
楝(おうち)の花
<樗の花・栴檀の花・花楝・>
 
 どむみりとあふちや雨の花樗      芭蕉 

 地に書いて道を教えて花樗     松本 雨生

 旅人の旅に倦むとき花樗       森 澄雄

 日は西に樗は井戸に降りそそぐ  中村 苑子

 樗には樗の花の朝曇り       福永 耕治

 
 

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イボタノキの花

2012-05-29 06:06:34 | 野の花日記

イボタノキ(水蝋の木)の花
<モクセイ科・イボタノキ属>
山野に生える落葉低木。
枝は灰白色・
葉は対生し、長楕円。
5月~6月、
本年度の枝の先に白い花が総状に多数咲く。
果実は
長さ7ミリの楕円形で黒紫色に熟す。
イボタノキの樹皮には
イボタロウムシがつき、イボタロウが採れる。


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落し文(おとしぶみ)

2012-05-28 06:37:37 | 野の花日記

落し文(おとしぶみ)
オトシブミ科の
甲虫

画像は、野茨の落し文

体長は、3~10ミリ
頭部が細長い。
夏、広葉樹の葉を丸めた中に産卵して、
地上に落とす。
落とさずに、葉にくっついているものもある。
中の幼虫は、
内面を食べ育つ。

↓風で右下の方に写りこんでいる。
エゴの木に落し文

<俳句歳時記>夏
落し文(おとしぶみ)
鶯の落し文・時鳥の落し文(ほととぎすのおとしぶみ)
 
 落し文端やや解けて拾へとや     皆吉 爽雨

 落し文さだめのままに吹かれ落つ  松下 昌司

 落とし文懸想は白をつくしけり     河野多希女

 解きがたくして地に返し落し文    井沢 正江

 ひそやかに拾いて解かず落し文   薮内 柴火

 

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イイギリの花

2012-05-27 04:52:52 | 野の花日記

イイギリ(飯桐)の花
<イイギリ科・イイギリ属>

山地に生える落葉高木。
樹皮は灰白色で
太い幹を車輪状に広げる。
葉は互生し、卵円形で裏面は白っぽい。
4~5月、
枝先に長さ20~30センチの円錐花序をだす。
雌雄異株
花弁は無く、萼片は5個で緑黄色。

☆果実は秋に見事な赤い実をつける

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キンケイギク

2012-05-26 06:50:02 | 野の花日記

キンケイギク(金鶏菊)
<キク科・ハルシャギク属>
アメリカ原産のキク科の一年草。
葉は羽状複葉、小葉は楕円形。
夏、
鮮やかな黄色い頭花をつける。
周囲の舌状花は黄色で中央部は紫がかったものがある。

ちなみに↓は、ハルシャギク

☆毎年こぼれ種であちこちのプランターや植木鉢に
勝手に咲いてくれる元気のいい花たちです。

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ヤマボウシ

2012-05-25 22:09:30 | 野の花日記

ヤマボウシ(山法師)
<ミズキ科・ミズキ属>
各地の山野に生える落葉高木。
樹皮は暗朱紅色。
葉は対生する。
6~7月、
小さな花が、2~30個集まった球形の頭状花序をつくる。
白い花弁のようにみえるのは4個の総萼片。
果実は
球形で赤く
熟し食べられる。

<俳句歳時記>
山法師(やまぼふし)の花
<山帽子・山桑>

 山法師妻籠は雨に変わりけり   松本 陽平

 遥か見るとき遥かなる山法師   篠崎 圭介

 花ちりばめ人呼ぶごとし山法師  三ケ尻湘風

 山法師咲いて山向く風見鶏     ながさく清江

 

 

 

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スイカズラ

2012-05-24 07:01:20 | 野の花日記

スイカズラ
<スイカズラ科・スイカズラ属>
別名キンギンカ
山野にはえる半落葉つる性植物。
初夏、
芳香のある白色または淡紅色
唇形花を開きのちに黄色に変わる。

黒色の液果を結ぶ。
葉が冬でもしぼまないので忍冬の名がある。

<俳句歳時記>夏
忍冬(すいかずら)の花
<吸蔓(すいかずら)の花・金銀花(きんぎんか)>

  蚊の声す忍冬の花のちるたびに       与謝 蕪村

  すいかずらなだれ咲くとき世のかげり    村井 国男

  忍冬の花のこぼせる言葉かな        後藤 比奈夫

  すいかずら恋の迷路に入りしかな      坂巻 純子

  しろがねの雨脚ながしすいかずら      山内 侘助
  



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エゴノキの花

2012-05-23 05:00:53 | 野の花日記

エゴノキの花
<エゴノキ科・エゴノキ属>

別名チシャノキ
雑木林などに普通に生える落葉高木。
樹皮はなめらかな暗紫色。
夏に
白色の五弁の花を下垂する。
果実は小卵形球状で熟すと裂けて褐色種子を現す。

☆この実をすりつぶして川に流すと魚が死ぬと言う・

<俳句歳時記>夏
 えごの花(えごのはな)
<山苣(やまぢしゃ)の花・ろくろぎ>


  
点鬼簿のわが名確かむえごの花  坂本 

  えごの花散るや肋に乳房垂る    青木 薔子

  えご散って真珠めく夜を深眠り    伊藤 和
 
  夕空の碧まだ昏れずえごの花    畠中じゅん

  えごの花敷きつめてより穢はじまる 丸山しげる
  

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ニワゼキショウ

2012-05-22 08:40:59 | 野の花日記

ニワゼキショウ
<アヤメ科・ニワゼキショウ属>
日当たりのよい道端、
芝生などの中に生える北アメリカ原産の多年草
茎には扁平で緑の二個の狭い翼があり、
高さ10~20センチ。
葉は剣状で、
ふちには細い鋸歯がある。
茎の上部にへら形の苞が1~2個あり、
その間から細い花柄を散形状にだす。
花は
淡紫色(白色もある)で、次々に花を咲かせる。

和名は庭石菖。

↓は、白色の花もかたばみの黄色い花も見られる。

 

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